ユンタ(^-^)の気付き日記

ユンタ(^-^)の気付き日記

その2


その土地の木で作った家が一番の贅沢って言うことでしたが
こういう例がいっぱいあります。


例えば、漁業の盛んな港町。
こういうところは近くに段々畑のみかん畑がよくあったりします。
お魚の毒消しにはみかんなどの柑橘系が良いんでしたよね!

そして、今度は山がちな所。
海の幸というよりは山の幸が豊富なところでは
猟りをして獣の肉を食べることも多いでしょう。
するとお肉の毒消しにりんごがいいんですね。
どちらかというと山の中のりんご畑のほうがイメージしやすいんじゃないでしょうか?

まぁ、これはどちらかというと・・・というのが付きますが
その土地の手に入るものというのはうまくバランスが取れて育っている
というある例にはなると思います。

その土地その土地にふさわしいものが育ちやすいし
その土地で取れる食べ物と相性の良いものが感性的に食べたくて
そういった作物を昔の人たちを中心として人間たち(動物たち)は
広めていったのかもしれませんね。

それにしても動物だろうと植物だろうと
人間からしたら食べ物として命をいただいているんです。
本当に感謝して食べなければなとこういう文章を書いているといまさらながら思います。


・・・むかし、ある研究者がこんな発表をしたと聞いたことがあります。

植物というのは人間が例えばすぐ傍で怪我をした、あるいは病気になったとき
それから数分でその人(動物)の身体を治癒するのに有効な成分を合成しているということです。
だからある意味では、食べられたり薬にされることを前提に用意してくれているということです。

よく犬が身体の調子が悪いときにそこら辺の草を食べたりしますよね。本能的に知っていることなんだけれどもやっぱりあるんですね。

怪我をしたらそこら辺にあるヨモギをくしゃくしゃにして傷口に当てると早く治る
とか言って僕らの子供の頃はやっていましたが(年代がばれるでしょうか 笑)、
何もヨモギじゃなくたって良いんだなとそのとき思いました。
ということは当然それを食べることも理に適っているんだと。

結局は、動物さんたちは納得して食べられているかというとそうではなくって
やはり嫌がって食べられていると思うんですね。(これは勝手な考えかもしれませんが)

ところが反対に植物さんたちは人間に食べられる(命を与える)ことに
喜びを持ってくれているということなんです。
僕はこの話を聞いたときに感動しました。
「あぁそうなんだ」と、本当にありがたい話やなぁと思いました。
人間に命を与えることで人間と共生しているってことなんだなぁ・・・と。

ですから、なるべく近くで育った作物を食べさせてもらえるということは
本当にすばらしく贅沢なことなんだろうなと思います。
ましてや、自分のところで取れた作物を食べさせてもらえるということは
その家の氣を受けて育っていますから、
その家族のためには最高の薬ということになるでしょうね。

そして、その家族の方で無いとしても
愛情込めて作られた作物というのは
必ず愛情を込められた分だけのエネルギーを持っているということです。

大量生産、効率重視で安くて綺麗な作物よりも、
どんなに高くて、見てくれが悪くっても、食感が悪かろうと、
そしてどんなに離れたところで作られた食材であろうと
作った人の想い、エネルギーのこもった作物というのは
ある意味何かを超越していると思います。

いろんなことを考えて食事の前に感謝をするって言うのは大事なことかもしれませんね。


僕も出来ませんが
こんなことを考えていたら植物さんたちとも動物や人間と同じで
話が出来るんじゃないかなと(本当は出来ると思いますが)
真剣に思いますね。




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