クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

クレスタの日常劇場♪亜米利加☆じゃぱレス見聞録

クレスタっていったい何者?!


いまさら、自己紹介って言うのもなんですが・・・

ワタシは今から17年前に
当時米海軍に所属していたアメリカ人と知り合って
日本を離れてはるばるアメリカに嫁いで来ました。

私たちの間にはかわいい二人の息子をもうけましたが
96年に離婚

それまで完全専業主婦をしていたワタシは
一転して近くの日本食レストランで働きはじめました。

自分で食べていくだけが精いっぱいのワタシが
二人の子供を連れて、慰謝料をもらっても
じゅうぶんに養って行けるはずも無く
子供は泣く泣く父親の方に引き取られて
ワタシは休む暇もなく毎日がむしゃらに働きました。

こんな悲しい事があっても日本に帰らなかったのは
やっぱり子供たちが居たからこそ。

でもそのうちニホンジンのオーナーと意見の食い違いが
出て来てここでも働きづらくなってきました。

こんなことなら、自分のやりたい事が自由にやれる
自分の店を持ちたいと思うようになり
その想いは日々にだんだんと強くなって来ました。



やがて、それがまるで自分に課された運命なのかもしれないと。



自分で言うのもなんですが、人懐っこい明るい性格、
この自慢の笑顔と抜群の記憶力(特に一度名前などを覚えると
絶対に忘れない)興味を持ったものにはとことん探求する好奇心、
それに語学には非常に興味を持っていて、ごく簡単な
挨拶程度の会話しか出来ませんが、スペイン語、フランス語
イタリア語、韓国語、中国語など数カ国語、あのタモリ氏と
同格(笑)くらいの才能があります。(爆


それはこういった国々の人々がひしめき合う
“人類のるつぼ”と呼ばれるアメリカに
居るからこそなのですね。
こうした色々な国の人々と友達になるので
そうなると挨拶くらいの会話はしたいですものですから。

そして、つい最近わかった事なのですが
ワタシには生まれつき備わった特殊な能力が
ある事に気がつきました。

それは他の人の心が読めるということです。


特殊な能力だなんて・・じつはタネを明かせば
簡単なことなのですが、ワタシは人と話す時
相手の目をじっと見ながら話します。

人はよく「まるで吸い込まれれるような眼差しだ」と
言いますが、“目は心の窓”
その人の目を見れば何を考えているのかわかるものです。


そしてこの事をわからせてくれたのは
小さな黒人の男の子でした。

ワタシは至る所で子供の姿を見つけると
すぐに目が行くのですが
この子の時は他のことに気が取られて
彼のことに気づかなかったのです。

「どうして僕のこと見てくれないの?」

ワタシを遠くからじっと見詰めるその瞳が話し掛けて来ました。
その子の心の叫びがはっきりと聞こえたのです。


なるほど、子供の心は大人よりも
とってもピュアです。

あちらからどんどん話し掛けて来てくれます。


するとだんだんと周りの大人の心も読めることに
気がついたのです。


人の心を一度掴んだらもうこちらのものです。

“かゆいところに手が届く”
これがワタシの自慢する武器ともいえる賜物です。



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