演 奏 会 の 旅

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元帥閣下

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元帥閣下 @ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下 @ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
June 29, 2024
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テーマ: 吹奏楽(3424)
カテゴリ: 吹奏楽

場所  :南条小学校音楽堂

坂城町音楽愛好会・坂城町公民館が主催する音楽団体の音楽会に行ってきました。

プログラム
第1部
​1.坂城コーラス[混声合唱]​
  ・島唄
  ・世界がひとつになるまで
  ・この星の名前は地球

​2.坂城ミュージックベルの会[ベル演奏]​
  ・野菊
  ・びっくりシンフォニー
  ・星に願いを
  ・威風堂々

​3.坂城小学校合唱部[合唱]​
  ・遠き山に日は落ちて
  ・Believe(ビリーヴ)
  ・ひろい世界へ

​4.アルストロメリア[コカリナ合奏]​
  ・どこかで春が
  ・さくらさくら
  ・花
  ・生まれいずる朝
  ・荒地のレクイエム

​5.村上小学校合唱部[合唱]​
  ・気球にのってどこまでも
  ・風になりたい
  ・Wish~夢を信じて

第2部
​5.さかきハッピーブラス(南条小・村上小・坂城小)[金管合奏]​
  ・荒野の七人
  ・365日の紙飛行機

​6.坂城オカリナ教室[オカリナ演奏]​
  ・車にゆられて
  ・竹田の子守歌
  ・通りゃんせ
  ・エデンの東
  ・星に祈りを

​7.童謡・唱歌を楽しむ会[合唱]​
  「小さな四季」メドレー
  ・春がきた
  ・こいのぼり
  ・たなばたさま
  ・海
  ・虫のこえ
  ・冬の夜
  ・どこかで春が

​8.坂城町吹奏楽団[合奏]  ​
  ・名探偵コナンメインテーマ
  ・銀の龍の背に乗って
  ・異邦人

レポート
コーラスを皮切りに、合唱、ハンドベル、コカリナ、オカリナ、金管バンド、吹奏楽と音楽愛好会に相応しい様々なジャンルの団体が出演し、日頃の活動の成果を発表する舞台としての音楽会と感じました。その中でも坂城町吹奏楽団についてレポートしてみたいと思います。

​​​坂城町吹奏楽団 ​​
昨年10月21日に上田市交流文化芸術センターサントミューゼ小ホールにて結成40周年記念演奏会を開催しました。41年目となる今年は、さる5月18日にこの南条小学校音楽堂において春の定期演奏会2024を開催し、この納涼音楽会ではその演目からよく知られている3曲を抜粋しての出場となりました。

名探偵コナンメインテーマ
アニメソングらしくないサスペンス風の楽曲ですが、いろいろ調べてゆくと意図してそれを狙って作られたとのことで、作曲者があの太陽にほえろのテーマを作った大野克夫氏であることから納得がゆくところです。そして今回演奏されたのは山下国俊氏による編曲版で、音の厚みがしっかりあって吹奏楽らしい重厚感があり、後半にはアルトサクソフォーンのカッコ良いソロの見せ場もあって、1曲目としてまず聴き手の気持ちをしっかり引き付けるにはもってこいの曲と感じました。

銀の龍の背に乗って
最近NHKの新プロジェクトXが話題になっていますが、そこでクローズアップされているのが、地上の星ということで、にわかに中島みゆきブームが起きている感がありますが、この銀の龍の背に乗っては、中島みゆきの曲の中でも少しマイナー感はあるものの、聴くとその世界観に引き込まれるとても熱い曲!という印象がありました。またこの曲は、Dr.コトー診療所のテーマ曲として知られている訳ですが、離島医療の難しさについて医師だって生身の体なのだから、いつ何があるかわからない…という命題をつきつけられたところで、曲の深さを改めて感じました。

異邦人
この曲は最初は暗い雰囲気の1メロでスタートするのですが、2メロになった途端パーッと光が差したような明るい曲調に変化するのが、とても特徴的と感じるところがあります。音楽的には転調がかかっているのは間違いないところですが、楽譜上は、フラット2つのまま変わらずで明るくなる部分は臨時記号で対応されています。このあたり、編曲者の山里佐和子氏が意図的にそのように書いたのは間違いないところですが、どのような目的でそうしたのか…難易度を易しくするため?あえて臨時記号にすることで奏者に変化を知らしめるため?など真相を知りたい興味にかられました。余談ではありますが、P.スパークの曲は、いわゆるフラットやシャープがない無調で書かれていることが多い印象がありますが、これもどうしてそうしているのか…調性による音楽の色の変化をあえて隠すことで、別の何かが生まれてくる?などと思いを巡らせたひとときになりました。

まとめ
坂城町音楽愛好会に所属する団体の交流演奏会という位置づけになる納涼音楽会ですが、今回新団体である坂城ミュージックベルの会が加わり、より幅広い音楽を楽しむことができるようになりました。また昨今、街を歩いていても、子供たちを見る機会がめっきり減ったり、過去は大編成だったスクールバンドが小編成になっていたりと、少子化の進行を肌で感じずにはいられないところなのですが、そんな中で4団体の元気な子供たちの音楽を拝聴できたことが、とてもうれしいこととして感じられました。





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Last updated  June 29, 2024 10:53:58 PM


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