全1378件 (1378件中 1-50件目)
現在は ライブドアブログ大きな国でで ブログを紡いでいます。御用のお方は 「大きな国で」 で・・
2009/06/01
コメント(25)
日本が金メダルをとったとき・・・一番 心配していたことがあった。そのため、内柴選手が金メダルを取った・・・時のメダル授賞式を見ていた・・・。『日の丸掲揚』と『君が代』が流れた時に・・・中国人から ブーイングがおこらないのか・・・心配だったのだ。ここで、ブーイングしたら 中国は 世界の恥さらしだ・・と思っていた。重慶でのサッカーの試合などは・・・ブーイングの嵐で・・その上 破壊活動までしたのだから・・・オリンピックでどうなるのか?開会式の入場行進で 中国国旗と一緒に自国の国旗を持っていたのは日本選手団だけだった。中国に対して 『敬意』 を表すということをしているのだ。始まった 日の丸の掲揚・・・静かに 穏やかに 日の丸は上がり・・君が代も演奏された。ブーイングはなかったのだ・・。ホッと、した。内柴選手とった金メダルを 晴れがましく見ることができた。内柴正人のブログ五輪観戦のマナー配布『オリンピックの観戦マナー普及のためのイラストや説明などの入った時間割の配布セレモニーが25日、北京市東城区の東四九条小学校で開かれた。東城区の生徒と教員によって作られたこの時間割には、オリンピックの競技場や観戦マナーなどを紹介するイラストや説明がついている。東城区の小学生に1人1枚ずつ配られる予定だ。』小学生に徹底というところがいいなぁ。『践行文明』(文明を実行しよう)観戦マナーは『1 中国チームを一方的に応援せず、相手の好プレーに拍手を送り、相手の失敗を喜ばない2 とくに中国がリードしている場合は応援を控える3 仮に期待に反する成績になっても、中国選手を責めない』というものらしい・・・どうも、中国のテレビが・・一方的な応援しているような気がする。男子体操の決勝試合は・・・観戦マナーは 守られていないような気がするが・・。ただし 北島選手が金メダルをとった場合は・・・北京で復活したトビウオ 北島康介のなかで 北京の報道を伝えている『記録を塗り替えて金メダルを獲得した北島は本当に観客に感動を与えた』(新京報)『(14日の)二百メートル平泳ぎこそ、蛙王北島が奇跡をみせる時だ』(京華時報)『北島は日本にとって永遠の英雄だ。四方を海に囲まれている日本だから、水の中で最強となるのかもしれない』(第一財経日報)というものだ・・・水泳は 欧米人が強い・・・という定説にアジア人である 北島康介選手が 堂々金メダルをとったのは・・・中国人でもできる・・・と考えているから絶賛している という。観戦マナーも 自分たち(中国人)中心であることは変わらないようだ・・・。
2008/08/13
コメント(0)
今日 昆明市内の人民西路で朝 7時と8時に バスが 2台 爆破された。死者 2名 重軽傷者 14名座席に縛り付けられた 時限爆弾の爆発による犯人は捕まっていない。このようなテロが 昆明で起こるとは・・・オリンピックを前にして・・あやしい 雰囲気が・・・雲南テレビでは 盛んに報道している。
2008/07/21
コメント(0)
2009年からビニール製レジ袋を全面禁止―雲南『中国では6月1日から物品販売店でのビニール製レジ袋の無償配布が禁止となった。南部の雲南省では2009年からこの規則を更に厳しくし、省内でのビニール製レジ袋の生産、販売、物品販売店と飲食店での使用を全面的に禁止する。』中国は恐ろしい国である。レジ袋ばかり多くて、なんと言う過剰な包装と思っていた矢先・・・6月1日から レジ袋が 廃止になった。はじめは 家楽福(カルフール)だけのことかと思っていたらいろんなところで始まった。家楽福で買い物するときには カバンを持っていくことにした。それでもちょっと立ち寄って、買い物する時は不便だった。『袋をくれ』というと 0.2元 払わなくいけない。家のそばの 小さなスーパーで 缶ビールを10本いつも買うのであるが・・6月前は レジ袋を2重にしてくれた。袋が 破れるといけないからだ・・。6月に入ったら、レジ袋は 1枚になった。これだと破れるからというと・・『レジ袋は廃止なんですよ。突然では 困ると思って 1枚にしてるんです。』となじみの姉ちゃんが言う。ふーむ。昨日、そこに、ビールを買いに行ったら、『レジ袋は、なしだ・・・』という。おい。おい。缶ビール 10個 もっていけないだろう。姉ちゃんにお願いして・・・やっと、レジ袋を1枚もらう。『次は、ないからね。』 といわれる。ある人と話をしていたら、『もやしを買ったら レジ袋なしで持ってけ』といわれた。困ったよ・・・という。2009年から 雲南では、生産、販売が・・・全面禁止とか。ふーむ。環境に配慮する処置とはいえ・・極端に 物事は進む。
2008/07/04
コメント(0)
昨日 昆明の映画館で見る。シネマコンプレックスになっていて中国とは思えない 清潔感あふれる映画館だった。いすも少しリクライニングできる。大人 35元 子供 20元という料金でした。小学校は夏休みで、日曜日でしたので、子供たちがたくさんいました。実に、子供たちの反応がいいので・・何か楽しめました。吹き替えのほうを見ましたのでよくわからなかった。けれど、楽しめました。これが、中国ではなく ハリウッドで作られているということに驚きました。ハリウッド仕立てのストーリーでした。ドリームワークス 2008年作品熊猫(パンダ)の表情が 実に豊かで 実際の熊猫はこれまでできないだろうと思う。熊猫は メタボリックにかかっていて・・・起き上がるにもなかなか起き上がれない。やっとのことで 起き上がるところで、子供たちの笑い声が・・・たくさん起こる。映画館だと どういうところで笑うのかがよくわかって面白い。メタボリックな熊猫には大変たくさんの階段を上る・・とにかく、5から6段の階段を上るところで、もうくたばってしまうのだ・・ようよう上り詰めたら・・・門は閉まって 中に入れない・・・・。中にいるのは 豚が多いのが目に付くのであるが・・功夫の達人たちが集まって カマキリ、ライオン、サルなどが集まって平和の谷を脅かす 極悪非道な タイランに 戦う 功夫の達人を選抜するのである。そこで、熊猫が選ばれる・・功夫の師匠が 熊猫は食べることに 興味を持っているところから功夫を教える というところが ミソ ですね。四川地震があったなかで・・・熊猫(パンダ)が主役の物語をタイミングよく 作ったものです。ハリウッドの 商売根性には、驚くばかりです。目当ては 北京オリンピック向けということですが・・。最後に 熊猫に みんなが拍手して・・・熊猫は鍋をかぶって出てくるところが面白い。四川地震のために 四川にいたパンダが 北京動物園にうつされてたくさん見ることができるという・・・。
2008/06/30
コメント(0)
やっと、世博園 近づいたようだ。人がたくさん集まっているおまわりさんも 一生懸命 何か怒鳴っている。野次馬のようにみんな見ている・・子供を肩車をしている人もいる。警官が中にロープを張って 入れないようにしている。これ以上いけない・・・沢山の人でいっぱいである。結構 格好まで決めている。カメラを向けたら・・・ピース女子は 中国国旗をまとっている。とにかく、人が・・・みんな聖火ランナーを見たいが みれない・・・。で、文句を言っている。見ることができない聖火ランナーに応援を送る若者たち・・・まるで、お祭りである。来た人たちは みんな帰っていく・・・私は 『聖火ランナー見れないのか?』ときいたら・・・おまわりさんが『世博園にははいれない。 家に帰って、テレビを見ろ。 実況中継している』といっているとのこと・・・はぁ。なんのこっちゃ・・・一般の人は見れないのか?しかたがなく もどって テレビを見ました。聖火ランナーが走っていたのは・・・民族村の中。民族衣装を着た人たちが声援をおくる。とにかく、両側に 警官が 5mおきくらいに並んで、ロープが張ってある。何で、そこまで、警備する必要があるのじゃ。聖火ランナーが 走るのが 20mくらいで次々に バトンタッチ。おい。おい。聖火ランナーって そんなに少なく走るだけなのか?どうりで、聖火ランナーの人数が3ヶ所で 624人と多いわけだ。私は、伴奏者も入れての数だと思っていた。走るおじさんは偉い人たちなのだろう・・おじさんは 見事に、メタボリックスタイル。あーぁ。中国人がやせているとは誰が言った。若い女性は 軍の人のようだ。敬礼がうまい。聖火ランナーは 手を振っているが・・一般の人が沿道にいるわけではない警備している人に手を振っているのかテレビの実況中継に手を振っているのだろう。最後に 赤じゅうたんの上を 小太りの中年のおばさんが走る。・・・そして、会場へ。そこには 待ち構えた人でぎっしり・・。ちゃんと、前もって人が集めてあるのですね。昆明市長の挨拶昆明市の共産党の書記の挨拶・・・ふーむ。これが、『聖火ランナー』の儀式なのか?『籠の鳥』状態ですね。そうか。北京のメインスタジアムは 『鳥の巣』だった。
2008/06/10
コメント(0)
6月9日は、昆明で 聖火ランナーが走る と聞いた。野次馬根性が出た・・。聖火ランナーを見に 街に出かけた。出発点 世博園(花博会場)と 終着点 民族村で ある。どうも、北京路を走るようだ・・・という情報にもとづいてタクシーに乗って 北京路に 向かったが、タクシーの運転手は言う・・・・『聖火が走るのは、世博園と民族村の中でしかない』・ ・・え?道を走るのでなく 公園の中を走るだけ?おい。おい。なんじゃそれ・・・。なんという 聖火ランナー・・・まるで、檻の中で、走っているみたいじゃないか。じゃ。『世博園に向かって』とタクシーの運転手に頼んだ。運転手は言う 『行っても無駄。世博園には多分入れないよ』という。私は いいから行ってくれと頼む。タクシーは 向かったが・・・・世博園に向かうクルマの中は 鉢巻した人や 旗を持った人がいっぱいである。バスも満員の様子・・・。世博園に行く道は渋滞に巻き込まれた・・・・。タクシーのラジオは 世博園の開会式が始まってしまった。おいおい。世博園につくのはどのくらい『よくわからない。』みんな、タクシーや バスを降りて 歩き始める。『世博園までどのくらいかかる?』といったら、普通だったら 歩いて 20分くらいといわれるので・・・ふーむ。仕方がない 歩くか・・・と決めて タクシーを降りる。道は あるく人がいっぱいなのと・・・沿道の物売りでいっぱいなのである。この商売熱心さは どこから来るのだ・・。旗が 中国国旗、オリンピック国旗 それぞれ1元。顔に貼り付ける ワッペン、Tシャツ を売っている。Tシャツの値段は 25元。値段的には、まずますかな・・・みんなは それを買っている。とにかく、みんな歩いているのだ・・中には急げといって 走っている人もいる。もう近くなっているようだ。
2008/06/09
コメント(0)
地震雲という、中国のネットで地震雲の画像が載っていたので ひろってみた・・中国の地震雲は どう見えるか?この写真は 四川地震が発生する前の5月10日に山東省でとったというが・・ほんとだろうか?ふーむ。うろこ雲は みたことがあるが・・こんなけったいな雲は、みたことがないなぁ。
2008/06/02
コメント(0)
突然 ライブドアの管理ページに入れなくなってしまった。なぜだろう・・・・いまは、四川地震の予兆はどうだったのか?ということを調べているところで・・・とりあえず・・・表ブログに アップすることにしよう。楽天ブログは 『中国語』を一切受け付けないので、こまるなぁ。スパムはきちんと受け付けるのに・・・・地震の前触れに・・・地震雲が現れるというが・・地震雲とは何か?ウィキペディアによれば・・・(画期的なことに ウィキペディアがみれるようになった)『地震雲について、日本地震学会は「地震研究者の間では一般に関係性はないとされているが、関係が皆無であると断言はできない」としている。気象庁は「気象庁では地震雲について科学的根拠が確認されていないため、関連性があるかについて回答はできない」としている。科学者や政府・行政の公式的な見解の背景には、『報告された地震雲の中には地震と関係のない雲も含まれており、その観測や報告には正確性について疑問が残るものもあるうえ、地震雲と地震との関係性が明らかになっていない現状で、「地震雲」を積極的に肯定することには弊害が伴う』という考え方があり、総じて否定的な見解が多く見られる。』ふーむ。あんまり、地震の前兆であるという考え方はないのですね。地震雲の発生の仮説1 震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響を与える。 震源周辺には大きな圧力がかかり、それが電磁波と磁場を形成する。2 高エネルギーの電磁波は 気体分子をイオン化させる。 イオンが凝結核となって、雲の成長を促進する。3 強い磁場で、反磁性体の雲粒や凝結核ができ、それが地震雲を作る。これは、仮説の域を出ていない。地震雲の特徴は『比較的低い位置(低い高度)に発生することが多い。 風に流されない(流されにくい)。 長時間形を変えず消えない。 大地震だけに限らず、小規模な地震の前にも地震雲が発生する。 雨天や曇天など、空が広く雲に覆われている時には、地震雲とそうでない雲の判別が難しい。』ウィキペディア地震雲と間違えやすいのは 巻雲、高積雲、層積雲、飛行機雲地震雲の形状『断層型 - 雲と空があるラインを境にくっきりと分かれるような雲。断層状あるいは層状などと形容される。 筋状・帯状 - 地面と平行に細長く伸びる雲。すじ状、帯状、糸状、笏などと形容される。 洗濯板状 - 洗濯板の凹凸のように、細長い雲が平行に多数並ぶもの。 肋骨状・波紋状 - 広がる波紋のように、同心円状に複数の弧が並ぶ雲。魚の骨にも例えられる。 放射状 - ある点から広がるように、放射線状に広がる筋状・帯状の雲。 弓状 - 1つの弧の形をした雲。鎌(カマ)にも例えられる。 竜巻型・螺旋状 - 地面に対して鉛直あるいは斜めに伸びる、竜巻の漏斗雲のような雲。竜のようにくびれをともなったり、蛇のように螺旋状になったりするものもある。 稲穂型・鞘豆型・レンズ状 - 細長く尾を引く、稲穂あるいは彗星のような形状の雲。鞘豆のように短く尾を引くものもある。また、レンズ状に固まったものもある。ウナギ、UFOなどにも例えられる。大きく固まったものもあり、「熊のジョン」とも呼ばれる。 (色関連) - 夕焼けや朝焼けなどのときに、空や雲の色、色彩やコントラストが異常なものとなるもの。赤、紫、黄色、金色などがある。』ウィキペディア地震雲は いろいろあるんですね。
2008/06/02
コメント(0)
四川地震は巨大な地震であったことは 被害の大きさから見ても 明らかだ。被災者数が 4555万人・・・日本の人口の半分に当たる。死者は 8万人をこえ9万人近くとなる予想。被害の原因が「自然災害」なのか 「人災」なのかということが四川地震の 中心的な焦点になっていくのだろう中国が 毛沢東の 明日があるが、みんな貧しいことはいいことだ。力をあわせて よりよい明日を作るのだ。だから、貧しいところに 行って豊かにするのだ。という 下放政策をとった・・・・そこには、結果として官僚主義がはびこりでたらめな 『増産報告』で、机の豊かさを謳歌した。トウ小平が 3度の失脚をばねにして『貧しさ』から『豊かさ』をめざした。白い猫でも黒い猫でも 儲けるやつがいいのだ・・・という 言葉は 計算高い中国人の心を動かした。深セン、上海などの 沿岸部は 急速な発展をして『豊かさ』が形成され、繁栄を 産み出した。中国を抜きにして、経済を語ることができなくなった。オリンピックさえ誘致することができた。反面、中国の中にはおおきな格差を生み出したが・・・オリンピックは、先進国の仲間入りなのである。2008年は 驚異的な経済伸張をしている中国の輝かしい 年になるはずだった。今年はじめから 『中国産農薬入り餃子事件』で、たとえ、一部の悪しき者の企てとしても・・・中国の持つ 『食の安全性』が問われることになった。ドッグフード、おもちゃなどが 危険なものとして世界で認識されるほどだった。3月には チベット問題として 中国における民族の自治権を揺るがす事件が起きたダライラマが中国から亡命した49年目の出来事だった。人権という言葉が 中国にはまだ存在しない状況が、垣間見られた。世界の人々は 神秘性を持つチベットに 共感を示した。希望のともし火ととなる 聖火が・・・イギリスやフランスで批難を受ける存在になるとは中国首脳は考えも及ばなかったかもしれないが中国のひずみが・・・世界にさらされた。『格差』があるのは、中国だけではなく世界の先進国にもあることなのだから・・・5月12日 四川大地震がおこった。まさに、『貧しさ』に直撃したのだ。北京や上海でもし大きな地震がおこったならそれは、中国政府に再生不能な大きな打撃を与えただろう。中国の『貧しさ』に・・・直撃したので、中国首脳は チャンスと考え、透明性のある 地震報道を はじめて試みた・・・学校や病院の倒壊という『豆腐渣工程』が、明らかになったが・・・テレビでは 瓦礫にうずめられた人の救出のシーンと中国首脳の 復旧に専心する姿を映し出し・・・日本、朝鮮、ロシア、シンガポール、ドイツなどの国際的な支援も受けている姿を示した・・『感動中国』を演出するドラマを報道する。はては、日本の自衛隊にまで支援を要請するというパフォーマンスを演じた。『加油中国』は、オリンピックに向けられた 言葉だったが震災の復興にも その言葉が使われ・・・5月19日 黙祷の日には天安門広場に 群集の『加油中国』のシプレヒコールが響き渡った・・・。天安門広場に、群衆が集まっても当局は始めて許可した。異例なことだ・・。巨大な地震を受け止め、復興し・・・そのなかで、民族の祭典 オリンピックを迎える。禍を 転じる 中国の首脳の シナリオが8月8日夜8時の オリンピックの開幕式まで実を結ぶことができるのだろうか?オリンピックの開幕式に日本の天皇が出席するよりも、ダライラマが出席すれば・・・それは、サプライズな演出として・・・記憶されることになるだろう。胡錦濤主席は チベット自治区の書記を1988年から1992年の間 つとめたこともあるので、その人脈はあると思うけどねぇ。●四川地震関連ブログ温家宝首相 八大魅力中国は地震大国シャロンストーン炎上走る走る先生戦略的外交心理ケア格差の悲劇四川の思い出おから工事 最初に言った人
2008/06/02
コメント(0)
北川県での母親の遺言(ダイイング・メッセージ)「愛するわが子よ もし生きていたなら 私があなたを愛していたことを覚えていてね。」(中国語の記事を訳しました)『5月13日 昼 救援隊員が彼女をみつけた頃 彼女はすでに呼吸をしていなかった。積み重なった廃墟の隙間をとおして 彼女が地面に両膝をついて 上半身を前に丸めて、両手で身体を支えているのが見えた。・・・救援隊員が空隙より手を伸ばして 彼女がすでに死んでいるのを確認した。そのとき、廃墟に大きな声がこだました。何回も。これは地震後の北川県でのこと。たくさんの人が救援を待っていた。救援隊はもうひとつの廃墟に向かって歩いた。隊長はなにかに気がつき 突然走って戻り、彼は苦労して地面に手を伸ばし、彼女の身体の下を探った。かれは、「子供がいる、まだ生きている」と大きな声で叫んだ。難しい努力をしたのち 救援隊は子供を救出することができた。子供は赤地に1本の黄色い花のちいさなかけ布団にくるまれ、ねそべっていた。大体生まれてから3から4ヶ月の大きさで、母親の身体にかばわれていたために、子供には傷はなかった。随行した医者が子供を検査しようと準備をしたら、くるまれた掛け布団におしこまれた携帯電話が見つかった。医者は携帯電話のスクリーンを見た。携帯電話のスクリーンには ひとつのメールがかかれていた。「愛するわが子よ もし生きていたなら 私があなたを愛していたことを覚えていてね。」生死の離別をみなれている医者でも、涙がこぼれた。携帯電話はみんなに回されて、そのメールを読んだ人はみな涙を流した。』ブログでは・・・偉大な母 偉大な母の愛・・・と褒めている。死ぬ 最後の一瞬まで 子供を思う母親の愛。
2008/06/01
コメント(0)
中国の地震は なぜ被害者 死者が多いのか?(今の時点で 20000人の死者が確認されている。ということは・・・ 『中国にはニンゲンが多いからだ』 と私は単純に思い込んでいた。そうではない。中国産餃子事件でも感じた『ズサン』が、結局は 建物をつくるときにも現れているのである。前から 建物を建てているのをみて、地震がおこったらどうするのだろうと心配でしょうがなかった。上海の人などは 『上海に地震はない』と言い切る。雲南の人も 『あまり地震は知らない』という。確かに、地震のサイクルは 毎年ではなく 30年とか 50年のサイクルで大きな地震がおこるのだから覚えているわけではない・・・地震で家が壊れるだろうという心配が そのとうりになったに過ぎない。家屋の倒壊で死ぬ人が多いのだ。そのこと中国首脳はどう思っているのだ・・・地震だから 家が倒壊するのは当たり前と思っているのだろうか?だとしたら、怖いなぁ。(日本では、火災による死者と土砂くずれの死者が多いが・・レンガを積んでいくだけの家では、大きな地震が来れば壊れるのは当たり前だ。中国には 『建設基準』がないのだろうか?今回の地震をみていて 地震の被害者の増幅に手を貸したのは『中国政府 住居と城卿の建設部』だろう。このような大きな地震がおこっても、地震がおこる可能性のある地帯の『建設基準を見直す』ということが未だに報道されない。四川のウェンセンの問題だと思っているのだろう。中国には 『他山の石』という言葉はないのだろうか?もうひとつの『ズサン』は 救援技術があまりにもなっていない。軍隊や武警が投入されているが・・・生き埋めになっている人を助けるのは・・・2から3人で 後は、その周りで、見ているのである。おい。おい。なにしてんねぇ・・・という感じである。目に前に見える 生存者だけに目を奪われて、もっと中にも生存者がいるはずなのだが・・たくさんの人たちは、救助隊ではなく 見物人化している。そして、たった一人が救助されると・・・拍手したり、歌を歌ったりする。おい。おい。違うだろ・・・救助の方法も『ズサン』なのである。救援するためのマネージメントができていない。中国の軍隊は、たぶん戦争においても・・・十分なマネージメントができないので、戦争には弱いだろうな。確かに、軍隊は行進していく姿はうまいのであるが・・偉い人に見せる 表面的なことだけはよくできている。救助能力がひくすぎる・・・と想う。日本の救援隊を受け入れるのが遅すぎる。日本には、もっと救援能力やノウハウを持っていると思う。死者は 20000人を超えた。行方不明が 1400人 生き埋めが 12300人。救助は 地震がおこってから 72時間をすぎた。救援黄金時間は 『72時間』といわれる。(報道では 13日目に救助された人もいるという昔話を取り出している。あほか!といいたい・・・)このままでは、死者は 30000人は超すだろう。確かに迅速に人を派遣したが・・・・『ズサン』のうえに『ズサン』を重ねて、死者を増やしている・・・・。中国の『ズサン』が、改良されるのはいつのことだろう。繰り返していうが・・・1月に 中国産餃子事件3月に チベット問題5月に 四川大地震 、このまま8月のオリンピックを迎えることはできないかもしれない。7月には何かまた大きな事件が起こるのでは・・飛行機事故だったり、サーズ型事件だったり・・・。中国が 一路順利 であってほしいと想う。●四川地震 関連ブログ四川地震 『ズサン』が原因四川地震 19996人死亡四川地震 に怒る四川地震 16505人死亡四川地震 への疑問四川地震 軍隊救援活動四川地震 竜門山断層四川地震 3日前カエル移動四川地震 特徴四川地震 報道四川地震 12012人死亡四川地震 8533人死亡
2008/05/16
コメント(2)
四川大地震の特徴は 少なくとも情報が公開されている。通信技術の発達で もはや隠すことはできない。ただ、報道の仕方はちょっと違う。日本では1万2千人以上の死者が出ているということは報道されているが、中国のテレビでは、ほとんどその被害者数は 報道されない状態である。中国テレビ CCTV1は『抗震救災』という視点で報道される。地震がなぜおこったのか?被災者がどうなっているのか?被害の実態はどうなのか?は、ほとんど報道されない。胡錦濤主席の強いリーダーシップの元に救済活動がおこなわれ、軍隊、武警が大量に投入される。空から 空軍が落下傘部隊で、被災地に舞い降りるという 史上初の大救出作戦と報道される。確かに、温家宝首相はよく現場で励まし続けているのは、認めるけど・・・(温家宝首相は実によく働く)●河北省 唐山地震から学ぶべきもの唐山地震1976年7月28日、唐山はマグニチュード7.8の直下型地震である唐山地震に襲われた。周囲の建築物は皆倒壊し、市内で14万8000人、全体で24万人という史上最大の犠牲者を出す大惨事となった。(情報公開がされておらず 実際はもっと多くの犠牲者がでたといわれている。)大地震といわれる中でも飛びぬけて多い・・・なぜそんなにたくさんの人が死んだのか?唐山地震は 当初被害者の数が公開されなかった。『人民日報は新華社と共同してこの事件を報道した。「唐山で強烈な地震が発生した。災害地域の人民は毛沢東の革命路線に従い革命的精神を発揮して災害に立ち向かっている」』『79年11月17日、中国地震会議が開かれ、その場で死者の数が公表された。 会議の翌朝、人民日報は「唐山地震の死者は24万人以上」』と報じた・・・通海地震に関しても被害者数を公表しなかった。通海地震30週記念の際に詳細がわかったという。どうも、このような情報に対する残渣が残っているような気がする。●大地震といわれるもの1923年9月 1日 関東大震災 →M7・9 死者14万人1960年5月22日 チリ地震 →M8・5 死者 1700人1964年3月28日 アラスカ地震→M8・4 死者 178人1966年3月8日&22日 刑台地震→M7・2 死者 8064人1970年1月 5日 雲南通海地震→M7・7 死者15621人1995年1月17日 阪神淡路地震→M7・2 死者 6402人2008年5月12日 四川地震→M7・8 死者12012(5月13日段階)中国では 20世紀の地震の大きいものは唐山地震 通海地震 刑台地震 の3つがあげられる。●地震の予兆・・・・唐山大地震がおこる前に 動物たちの異常が見られた。7月25日 長湖で魚が大漁、羽根トンボ、虫、雀、蝶、バッタ、大軍で簡単に捕まえられた。 イタチが午前中に100匹大移動。飼い犬たちはほえ、主人を家から引き釣り出そうとした。など・・・さまざまな前兆があった。●地震の予知と予防対策がない・・・今回もカエルが3日前に大移動をしていた。その予兆を 地震と結びつけるということはなかった。それは、科学的とはいえない・・・一番大きな問題は 竜門山断層が あるにもかかわらず、警告などはほとんどなかった。今回の被害をみているとウェンセンが震源地であるが・・都江堰、綿竹、北川の被害が大きい。それは、竜門山断層の上に のっかている街である大きい。つまり、地震がおこる可能性が強い地帯なのである。図は 竜門山断層よりこの竜門山断層近辺では1786年 M7.51933年 M7.41955年 M7.4がおこっている。CCTV1の地震報道を見ていると 地震の分析がほとんどなされない。国家地震センターの人が出るが 要領を得ない。一方的にしゃべって、アナウンサーに制止される感じである。地震科学者がいないのだろうか?日本から 地震蚊学者を派遣すべきである。●学校が全壊役所は残って、学校がつぶれるとは・・・いかにも中国の予算がどのように配分されているのかがよくわかる。今度の被害者の中では 児童学生の比率は高いはずである。あまり、その報道がされず、わずかに救出された児童のことだけが報道される。●建設基準・・・?果たして、地震にたいする建設基準なるものがあるのだろうか日本では 姉歯問題が起こったが中国丸ごと 姉歯方式の 建築ではないだろうか?上海を見ていて 今上海万博のために取り壊ししているが鉄筋がほとんどクズとして出てこない。レンガで造られている・・・。1月30日 中国産餃子事件3月14日 チベット問題5月12日 四川大地震オリンピックは輝かしい中国の年になる予定がどうも、ダーティ中国のイメージは付きまとう。8月8日までに もうひとつ大きな事件が起きそうだ。四川大地震がおこっているのに聖火ランナーがにこやかに走っているのは一体どういうことだという意見のブログの声もあがっている。
2008/05/13
コメント(1)
遺伝子組換え(以下 GMOという)作物の栽培は 毎年伸びている。1996年から商業生産が始まって わずか11年の間にGMOの栽培面積は 1億ヘクタール(日本の全国土面積の3倍)を超えた。世界の栽培面積(約15億ヘクタール)の 7% 近くになっているという。発展途上国の栽培が急速に増え、栽培農家は1200万人を超える。品種ごとに見ればダイズは 世界の栽培面積の 63%まで GMOとなっている。ワタが38% トウモロコシは18% ナタネが17%。ワタは インド、中国で 急速に伸びている。黒いところが 全栽培面積赤い部分が GMO作物の栽培面積単位は 万ha である。遺伝子組換えを栽培している 国は、23カ国になっている。そのうち アメリカが 50%を超えている。アメリカ アルゼンチン ブラジル カナダ インド 中国で95%をしめている。多くの国で栽培されていない。その中で、南米とインド、中国の伸びが激しい。何ゆえに これだけの栽培面積が増えたのか?そして、この勢いは今後も続くのか?農業の質を大きく変える 時代となってきている。GMO作物の増加の要因栽培が楽である。増収が見込める。バイオエネルギーの利用も広がり、作物の価格が上昇している。農薬の使用量を減らすことができる。
2008/04/25
コメント(0)
オリンピックの聖火ランナーの流れが少しづつ変化してきている。4月26日 長野の善光寺からのスタートは善光寺が辞退して 4月26日には3月14日で犠牲になったヒトへの供養をする。と、仏教の教えから言えば 最善の手をうったと思う。4月20日は 世界各地で 『暴力反対 不公平な報道反対』という集会とデモが開かれ オーストラリアでは 6000人が集会をしたという。そのプラカードの中では『中国には 56の民族がいる』というのが印象的だった。ケネディはかって『国があなたに何をしてくれるのか ということだけでなく あなたが国に何ができるのか? を自問してほしい』といった。ケネディらしい名言である。中国に対して、バッシングがある。中国国内にいる中国人は 十分な報道に接していないので、あまり 感じないだろうが海外にいる 中国人は日常的に報道にされされているので、食の安全、中国製おもちゃの問題など・・・中国の危なさを報道されているので肩身のせまい想いをしていることだろう。4月20日の 世界各地で行われた 中国人によるデモと集会は何らかの統一した指示があったのだろう。『暴力反対 公平な報道を』というプラカードは実にタイミングのいいキャッチフレーズである。中国人へのバッシングが 中国人を結束させているような気がする。それは、中国人が国に何かをしようとしている行為のようにも見える。しかし、それが高じて 上海の反日運動のようなものになることをたぶん政府は恐れているのだろう。カルフールの不買運動も 異常な集まり方をしている。それは、中国に不満を持つヒトがそれに乗じて騒ぐ傾向もあるのだろう。人民報は、『真の愛国主義とは』という記事さえだしている。今日、中国人の知人と『チベット独立』についてどう思うかを聞いてみた。知人は言う 『中国は大きくなりすぎて問題がありすぎる。少し分けたほうがいい。チベットは貧しい省なので、独立すれば中国政府は負担が少なくなっていい。しかし、独立して成り立つのだろうか?何もないのだから・・・ネパールくらいの国になるのだろう。それよりも、上海が独立したほうがもっといいのではないか。中国政府も困るかもしれないが国として 経済的にも成り立つし 香港よりよい国なるのではないだろうか。』・ ・・・ふーむ。まったく、考えてもいない視点がだされて・・・おもしろい・・・中国はやはり 奥が深い。●チベット関連ブログカルフール不買運動チベットの痛み(3)チベットの痛み(2)チベットの痛み
2008/04/22
コメント(1)
4月19日 パリ ロンドン ロサンジェルスで、中国人が集会をしたという。『オリンピック支持 報道の不公平反対』というスローガンイギリスのテレビ放送 BBCに抗議する 中国人留学生・・・・チベットで暴動が起こって 罪のないヒトが殺されたのになぜ 報道では チベットの暴動に肩を持つのか?ということなのだ。4月19日 カルフール不買運動が急速に起こる。チベットの独立反対オリンピックを支持する人々が カルフールに怒るカルフールが、チベット独立を支持している という話が メールやブログで急速に広がる。そこから、不買運動が・・・・メールに送られた・・・カルフール不買の呼びかけ不買運動 写真が削除されて 百度には小さい写真だけが・・・警備する人たちカルフールの総裁は 4月20日『オリンピックを支持しており ダライラマを援助していない』と表明。
2008/04/21
コメント(1)
味千ラーメンは 中国では、日本のラーメンとして有名である。上海では 南京路にあり、行列ができている。上海にいるときには 私もよく『味千ラーメン』を利用する。ラーメンのツユは あまくて、ちょっとなじめないが・・・『餃子』がおいしい・・・『サンマの竜田揚げ』もいける。『サンマの竜田揚げと餃子』とビールという注文をするだけである。その『味千』が 『千味』という ファーストフード店を訴えたのだ。中国だったら、そのままの名前で出すのが・・・当たり前なのであるが・・その中国人はちょっと 知恵を使って 『千味』としたのだ。JETRO北京センター知的財産部によれば・・・味千が 勝訴したとのこと・・・これは、快挙である。中国は 中国よりの判断をしがちであるが・・全文転載『 ラーメン店チェーン「味千拉麺」を経営する日本の重光産業株式会社が、商標権の侵害であるとして中国企業を提訴していた訴訟の判決が、このほど安徽省の蕪湖市中級法院(裁判所)であった。法院は原告の主張を認め、被告に賠償金の支払いなどを命じた。重光産業は1997年7月に中国国家商標局に「味千」の商標とマークを登録。北京、上海、重慶などの中国の大都市で、「味千拉麺」の店舗を多数出店しており、すでにある程度の知名度を確立している。 被告は安徽省の自営業者で、2007年6月26日に「蕪湖市千味日式面館」(日式面館:日本式ラーメン店の意)の企業名を登録し、ファーストフードや飲料の生産?販売を手がけていた。被告は目立つ箇所に「千味拉麺」の看板を掲げ、卓上のプレートやメニューには「味千」の商標を無断使用していた。このため、重光産業は被告を提訴した。被告の使用した「蕪湖市千味日式面館」の屋号は、「味千」の名称ではないものの、二字の漢字を逆にしたのみであり、展開する業務も同種で、しかも目立つ箇所に商標を使用していたことから、蕪湖市中級法院は、被告の行為が人々に誤解を与えうると判断した。判決では、原告の登録商標「味千」に対する専用権侵害の即時停止のほか、権利侵害行為の内容や、原告が権利侵害行為の抑止のために支払った調査・証拠収集費用、交通費、弁護士費用などを総合的に考慮し、5万元の損害賠償が命じられた。判決後、双方はいずれも控訴せず、和解協議で合意に達した。(知的財産権報 2008年3月6日)』味千ラーメンもやりますねぇ。昆明市に 味千ラーメンが できたのこと 一度は行かなくっちゃ。
2008/03/26
コメント(0)
世界の人口の 20%近くを要する 大国である中国は・・・社会実情データ図録によれば・・・対世界の消費の推移は、以下の図に示される。図は 社会実情データ図鑑より引用。中国が 世界の半分近くの 豚肉と野菜を消費していることになる。1990年をきっかけとして 牛肉の消費が伸び始める。表の説明『1970年代まではいも類の消費が大きく拡大した。腹を満たすことに重点がおかれた様子がうかがえる。1985年頃をピークに穀物の消費が大きく拡大した。いも類よりは食味のよい米や小麦といった食品の消費へのシフトが進んだといえよう。80年代後半から90年代、21世紀へと急拡大してきているのが、肉類、野菜、水産物、果実といった品目である。所得上昇に伴って、よりおいしく、多様な食生活へと向かう動きは、世界共通の法則のようなものである。特に豚肉の消費は1950年代後半から世界の半分を越え、2005年には56.2%という驚くべき世界シェアとなっている』と述べているが・・・・この表を見ていると中国人の胃袋のスケールの大きさに 驚くばかりだ。中国のエンゲル係数は・・図は 社会実情データ図鑑より引用安徽省、福建省、海南省が、高いのである。広州や上海が高いと思ったが そうでもなくなっている。家やクルマの購入などで、変化しているのだろう。
2008/03/25
コメント(0)
福井教授のコラムを読みながら・・・『比較産業論』というべきか・・・・水産業界と花き業界の類似点日本から サカナ屋さんが消えていったように花屋さんが 消えていくのではないか?という視点で、かかれていた・・・それを 実証する『表』は、とても納得する内容だったので、引用して 理解を深めたい。図は 福井教授作成を引用外食費がのびて・・・『調度用品』(加工食品)が増えている。これを見ていると サカナ を料理するという手間の問題なのだろうか?『骨なしサカナ』の登場は・・・驚異だった。世界の海からサカナが中国に集まり 中国で骨ナシにして日本に運ばれる・・・。この場合は、中国産というべきなのだろうか?下の図は 急激に お客さんはスーパーに引き寄せられている。図は 福井教授作成を引用鮮魚店が昭和62(1987)年 34%が、平成15(2003)年に15%。わずか、16年のあいだのことである。活きのいいサカナ屋の掛け声が街から消えた。図は 福井教授作成を引用1985年から1995年 バブルがおきて・・・崩壊するあいだにサカナブームが巻き起こっている,ブームが生まれる中で 鮮魚店が減っていくという現象があった。そして、1995年をピークにサカナも停滞状況が生まれる。その日本の消費停滞のあいだに・・・中国が大きく躍り出た・・。この中国の食の大きな変化をどうとらえるかは、興味がある。図は 福井教授作成を引用若い人たちは サカナを食べなくなった・・・・団塊の世代が サカナ好きのようだ。小学校のアンケートで、好きな食べ物が『すし』になったと聞いて日本の食生活も変化したなぁと思ったのですが・・・サカナを摂取する量は 確実に減っている。図は 福井教授作成を引用世界の魚の消費動向を見ると・・・・圧倒的に 中国 のサカナの消費量が増えていることがわかる。とにかく、恐ろしい勢いなのだ。1962年 日本 484万トン 中国 338万トン1982年 日本 769万トン 中国 590万トン2002年 日本 845万トン 中国3332万トン20年間で、日本は、あまり変わらないが・・・中国は サカナ消費が 6倍になっている。 図は社会実情データ図録より肉の消費量について・・・1962年 日本 91万トン 中国 305万トン1982年 日本 364万トン 中国1632万トン2002年 日本 590万トン 中国6836万トン1962年から1982年のあいだに日本の肉の消費は4倍で急激だった。1982年から20年間で、日本は、あまり変わらないが・・・中国は 肉消費が 4倍になっている。 図は社会実情データ図録より日本では・・サカナの消費量に肉が追いつこうとしているようである。それよりも、その急激な変化の中でサカナ屋が、スーパーに とってかわり・・・スーパーでは 直送やマグロの解体ショーまでなされているという。サカナ屋が消え サカナ屋の持っていた雰囲気をスーパーがするという 現象は、ハナでも起こるのだろうか?●サカナ 関連ブログ中国依存体質・・・輸入調理食品加工の国別冷凍加工食品・・・調理加工食品の輸入 1997年より
2008/03/24
コメント(0)
北海道大学の高井潔司教授の中国情報局のコラム 『犯人の思う壺にはまった両国世論』は、ジャーナリストの視点を持っているがゆえに、おもしろい論調になっている。高井教授は言う『この事件が、当初日本の新聞などで大きく取り上げられた残留農薬の問題ではなく、また製造過程で誤って混入した事故でもなく、何者かが意図的に農薬を混入させた犯罪であることは、おそらく両国の捜査当局の一致するところであろう。』農薬入り中国産餃子事件は、犯罪であるという認識正しいように思う。しかし、中国の公安当局も『犯罪』として、認識したのか?というのは なかなかむつかしく、悩ましいことだ。迅速に 捜査されるべきことが なかなか進んでいない事を見れば、どうも公安当局に何らかの圧力があるように見える。質検総局は早くから『中国での可能性が少ない』と主張していた。公安当局が出れば 進展するかに見えたが ほとんど 進まなかったような気がする。日本の警察官の偉いヒトが行ったあたりから、公安当局から出る内容は メンツをつぶされたような報道が多かった。多分、この時点から 事件の捜査ではなく政治的問題に発展したのではないか と思う。高井教授は『メディアによってあぶり出される「国籍」』というなかで、報道の暴走ぶりを指摘する。これは、どっちもどっちという感じで 論じられるがメディア論をしている 教授らしくない 上っ面な論調である。中国と日本を対立的にするという構図や農薬を悪とする構図のなかから、『中国の殺人毒餃子』と発展していくなかで、日本のマスコミがなぜそのような暴走ぶりを示すのか?分析がないようにも思える。食の安心という問題は 日本人にとってきわめて重要なテーマである。というより、今の世界的な流れが かんべい氏が指摘するように、スモールポリティクスに入り込んでいるのであり、自分に直接係わり合いの持つ『事柄』に強い関心を持っているというなかで、マスコミがその部分を暴走していく。日本で鶏インフルエンザ事件が起こったとき その経営者が自殺したのはまさに、『報道のチカラ』によって・・・なされたような気もする。報道の人々は 誰もそのことの責任は存在しないかのようだった。高井教授は・・・『いたずらに食に対する国民の不安を煽ったり、反中国をここぞとばかり煽る記事や番組が一部週刊誌やテレビのワイドショーで目立っている。』というが、なぜそうなのかの分析をやめている。メディア論から見れば ここがポイントだと思うが・・・高井教授は・・・『どちらの国が被害者でどちらの国が加害者かと、「国籍」が頭をもたげる。』という 指摘は 本質的なところを抜きにしてしまった。メディアの論調をそのまま認めるだけなのである。そして・・・高井教授は・・・『2月28日になって、中国での混入を否定する中国公安省高官の記者会見になる。何の根拠も挙げずに「他の国で購入された殺虫剤が日本に持ち込まれた可能性も排除できない」などと、一切中国と関係がないという推理まで披露する始末だ。』そうなると・・・高井教授は『政治、外交となれば政府を擁護するしかない中国のマスコミ』と平気で言う始末。これでは、メディア論をやっている意味がないのである。ただ 日本における『農薬入り中国産餃子』のマスコミ報道の多さによる日本の国民の中国製品買い控え状態と中国においての『農薬入り中国産餃子』の報道は極めて少なく・・・十分に、中国の国民に知られておらず日本に関心のある中国人のブログで、ささやかに書かれているだけで、中国世論というものが実在しないと同じくらいなので・・比較にならない状態を 同レベルで論じているところに高井教授のまやかしがありそうなのである。イヤー。この論調の落とし前は・・『日中の世論』は『犯人の思う壺』とすりかえてしまう。ちがうんだよ・・・公安当局がきちんと捜査する事が必要であり、真実を明らかにすることなのだ。中国人が犯人としたら・・・犯人自体がここまで大きな問題になると想定できたのか?といえば・・・無理なのであろう。また、もっと大きな混乱を導き出すならばそれは、日本人が犯人だったらきつね目男の手法で明らかにした・・推理のほうがましである。仕方がなく 餃子事件のコラムを書いたのだろうが・・・『ギョーザ事件を癒してくれる風変わりな一冊』をよんでも、あれあれ・・・なんでそれで癒されるのかよ・・・と思ってしまう。癒され方がちがうのである・・。北海道大学 高井潔司教授は『痛み』がないようだ。傍観者としてのコラムははいて捨てるほどある。競馬まとめ●農薬入り中国産餃子 関連ブログキツネ目男の手法今頃 メタミドホス工場閉鎖メタミドホス保持逮捕?農薬入り中国産餃子(12)・・・質検総局が日本への輸出をストップ農薬入り中国産餃子(11)・・・被害の実態中国依存体質農薬入り中国産餃子(10)・・・工場のレイアウト農薬入り中国産餃子(9)・・・中国の言い分 日本の言い分週刊誌の報道ニセモノ農薬殺鼠剤入りラーメンメタミドホス こんなのアリ?責められるべきは日本日本産手作り餃子毒というもの食品の安心とは何か?パラチオン?ジクロルボス農薬入り中国産餃子(8)・・・日本で農薬汚染があった。中国報道農薬入り中国産餃子(7)・・・解決済み?例外的なこと・・・伊藤洋一氏ブログより日本の食文化の衰退我々は最大の被害者・・・天洋食品工場長会見女性が蒸される・・・天洋食品事件農薬入り中国産餃子(6)・・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産餃子(1)・・・事件の発表
2008/03/23
コメント(0)
あれあれ・・・日本に持って帰ったら、農薬法違反ですよ。メタミドホス携帯で逮捕される以下引用『中国製ギョーザによる中毒事件で、中国国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副総局長は28日の記者会見で、「日本人記者が2月15日、農薬メタミドホスを購入し、持ち出そうとしたため、地元の警察に摘発された」と発表した。中国のインターネットで大反響を呼び、ギョーザ事件は「日本人の仕業」の大合唱になった。摘発されたのは共同通信中国総局の記者。共同通信によると、発売禁止のはずの農薬が入手可能かどうかを確認するために購入した。ギョーザ製造工場がある河北省から北京に戻る途中に検問で止められ、約3時間にわたって拘束され事情聴取を受けたという。同農薬は2008年1月1日から中国国内で生産、販売、使用、所持が禁止されている。共同通信の伊藤修一編集局長はこの件について「取材上の行為が中国の法律に反したことは遺憾だ」とのコメントを発表した。しかし、中国の一部ネットメディアは犯人が逮捕されたかのように報道した。大手ポータルサイト「捜狐ネット」は「毒が入れられたのは日本国内 日本人記者が取り調べを受ける」との見出しで、「日本人記者が農薬を日本へ持ちだそうとしたため逮捕された」と誤解を与えるような記事を掲載した。新華社ネット版も同様の記事を掲載した。各ネット掲示板にも日本を非難する書き込みが殺到。「河北省の警察はよくやった。ついにホシを挙げた」「毒ギョーザ事件は最初から日本人の自作自演だと思っていた」「日本人記者の動機と手口を含めて、徹底した真相究明を求める」といった内容がほとんどで、中国人の多くが「事件は解決した」ときめつけている様子がうかがえる。』おい。おい。話が違うだろ・・・メタミドホスを売っていることのほうが、問題ではないかい。本末転倒というべき 中華的な発想だ。よくぞ・・・・質検総局がそれを発表するねぇ。売った業者を逮捕せよ。中国よ。大いなる勘違い アハ!!
2008/03/11
コメント(0)
農薬入り中国産餃子事件は、さまざまなところに影響を及ぼす・・・中国側 質検総局は厳重な検査という名目で 日本への輸出を大幅にコントロールし始めた。これが、オリンピックまで続くといわれている。つまり、これ以上日本で騒いでほしくはないのだ・・・輸出しなければ 文句は出ないだろうという安易な考え方なのだろうか。このことによって、日本に直撃する。その間に、日本はどこまで、自給率を高めたり、ほかの国に移転することが可能なのか?興味ある出来事である。中国産野菜、輸入量が4割減以下 引用・・・・『中国産野菜の輸入量が、中国製ギョーザ中毒事件が発覚した1月末以降、急減したことが6日、農林水産省の植物検疫統計(速報)で分かった。2月の第1週から第3週までで、輸入量は前年同期比39・7%減の2万704トンと大幅な落ち込みを示した。中国が輸出時の検査を強化したのに加え、流通業者も中国産を敬遠したのが影響したとみられる。主要品目のうち、キャベツが66・7%、サトイモが65・7%と減少幅が大きかった。輸入量が最も多いタマネギは30・4%減、2位のショウガは15・3%減、3位のネギは34・4%減と、軒並み2けたのマイナス。 輸入量の週ごとの推移でも減少傾向は顕著。今年1月の第4週は1万668トンだったが、ギョーザ中毒事件の発覚後、2月第2週は6461トン、第3週は4331トンと減り続けている。』考えてみれば、中国において如何に『安全安心』の体制を作るかにある。日本の自給率は、急激に減少している自給率を増加させるためには、国内向けへの増産だけでなく、世界に輸出していく方向性を持たなくてはいけない。日本人はもっとコメを食べることと・・・肉食を減らすことが鍵を握っている。図説:中国製冷凍ギョーザ中毒事件より図を引用中国依存を脱却できるかといえば・・・かなり困難であろう。輸送的に明らかに有利であるからだ。図説:中国製冷凍ギョーザ中毒事件より図を引用ベトナムやインドネシアが安全かといえば、中国においてもそうであるが、農村社会は未発達、未成熟であり、同じような問題を抱えているのはいうまでもない。図説:中国製冷凍ギョーザ中毒事件より図を引用日本においても格差社会は生まれていて、共働き、低所得、母子家庭など・・・生活の貧困層もあり時間的な余裕がなく 冷凍食品に頼らざるを得ない現状がある。中国においても格差社会は、さらに進んでいて、富裕層が日本製の安全・安心を求めると同じである。
2008/03/11
コメント(0)
農薬入り中国産餃子事件がこう着状態になった。日本側と中国側と意見がかみ合っていない。毎日新聞のサイトに中国製冷凍ギョーザ中毒事件の図説が載っていてわかりやすい。図説:中国製冷凍ギョーザ中毒事件 より 下の図を引用ここで、何がポイントになっているのか?は、きわめて はっきりしている。中国側が 中国での混入は極めて可能性がうすいという立場を崩していないことだ。早期に解決すると思ったが、残念ながら オトシどころを中国当局と日本は見誤ったようだ。このコラムがおもしろい。林 志行の「現代リスクの基礎知識」 中国製ギョーザ農薬混入事件 国内安全安心体制の確立を日本の国の縦割り行政が今回の事件を早急に回避できなかった。生協のリスク管理が、同じように縦割りだった。日本のメディアいい加減にしろよ●農薬入り中国産餃子 関連ブログ農薬入り中国産餃子(9)・・・中国の言い分 日本の言い分週刊誌の報道ニセモノ農薬殺鼠剤入りラーメンメタミドホス こんなのアリ?責められるべきは日本日本産手作り餃子毒というもの食品の安心とは何か?パラチオン?ジクロルボス農薬入り中国産餃子(8)・・・日本で農薬汚染があった。中国報道農薬入り中国産餃子(7)・・・解決済み?例外的なこと・・・伊藤洋一氏ブログより日本の食文化の衰退我々は最大の被害者・・・天洋食品工場長会見女性が蒸される・・・天洋食品事件農薬入り中国産餃子(6)・・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産餃子(1)・・・事件の発表
2008/03/10
コメント(0)
私が気になるのは 『農薬入り中国産餃子』の日本側のメディアの報道の仕方である。日本から来た方が持ってきた最近の週刊誌を見て愕然とした。週刊誌ってこんなにいい加減な編集をするのか?なんと興味本位の記事なのだろうか?とおもった・・・週間ポスト 2月15日号子供の命が危ない!『これが食べてはいけない中国殺人食品カタログだ』13p「ギョーザ」ばかりか「チャーハン」「ラーメン」「ソーセージ」まで回収食品を食卓に流通させた3つの大罪を追う週間ポストが指摘する『3つの大罪』は・・・ 1 いい加減すぎる中国の管理体制である。2 日本の検査基準の問題 細菌検査をして、農薬検査をしていないこと3 昨年末の時点で被害が確認されていたにもかかわらず それが 1ヶ月も放置されていた。・ ・・ふーむ。これが『大罪』といえるのか?日本側の追求のほうが多い?大げさな表現に 原因がまとも・・・。表題が『中国産の食品への不信は増す一方だ』となっている。週刊現代 2月16日号『表示ナシ中国産猛毒食品全リスト』163p殺人餃子より怖い・・・・とあおっているが・・『農薬入り中国産餃子』は、事故ではなく事件であるが、このようなカタチで あおるのは どうなのだろうか?『実はわれわれは昨年秋から業者向けに内々でまもなくとんでもない中国産餃子が日本に出まわるだろうと警告してきました。中国では旧正月に餃子を食べる習慣がありますが今年は中国国内用の餃子の需要が急増したために、餃子の需要が急増したために、餃子の具が不足し、現地の工場は、それこそどんな危ないブローカーからでも原材料を買い漁っていました。今回の農薬餃子事件は起こるべくして起こったのです』164p大手商社 中国産食品輸入担当者この談話はかなり論点がずれている。日本向けの餃子の材料は契約農家から買うものであり、中国の需要増大と関係は薄い・・・そして、事故と事件をまったく区別できていない。しかし、この輸入担当者は、自分の仕事につば吐きかけている。この仕事をやめたほうがいい。椎名玲氏は言う『中国で天洋食品だけが毒薬食品を作っていたとはとても思えず 中国産の食品はすべて疑ってかかったほうが懸命です』と 不安をあおる・・・こういう 不安煽情ジャーナリストはイマこそ 飯を食うタネだと思っているのだろう。フライデー 2月29日号中国 食品テロリスト 「半日分子の正体と動機」この記事は 上海での反日運動と絡めて 報道している。ギョーザ事件と反日運殿写真が並んで編集されている。作為のある編集技術は、さすが、フライデーである。『中国当局は今回の事件の背景に「反日感情」などの思想的感情があり、これをきっかけに第2、第3のギョーザ事件が発生することを何よりも恐れているんです。』89p報道は 推理小説仕立てですねぇ。何かが違うのである・・『毒入り餃子事件を中国人は本当はどう見ているか?』というコラムは 上海に住んでいる人なので、きわめて冷静に 『農薬入り中国産餃子』にかんして論じている・・高田勝巳さんはいう『日本のメディアの中国に関する報道の特徴を挙げてみます。1. 中国政府が中国側の非を認めない、日本サイドの責任にするというシナリオを膨らませることにより、中国対日本という対立構造を煽る。2. 中国のネット上の書き込みのうち「日本製品ボイコット!」、「南京虐殺の報復だ!」「日中戦争の再発だ!」といったラディカルな書き込みを取り上げて、対立気分を盛り上げる。3. 中国で報道された中国国内で発生した食品安全の問題を例にあげて、それらが日本向け輸出製品と同じという文脈で、中国食品は危険という認識を強調する。4. 餃子以外の食品についてもリスクを分析する。5. 日本政府の悠長な対応を批判する。』マスコミが 『中国と日本の対立』を意識的にあおり感情的な部分を強調する手法は、穏当な報道ではなく『食の不安』を意識的に作り出していく・・・食の不安は 昨年の牛肉に豚肉を混ぜた、賞味期限を改ざんしたり、中国産を日本産と産地を偽ったりした・・・日本における食の不安という延長線上に今回の事件が発生したので、格好の材料だった。今回の事件は中国の報道ではあまり取り上げられていない。日本に関心のあるヒトが ネットおよびブログで論じている。日本の報道を とらえて 中国語で翻訳して ブログに書くというような 小さな動きとしてとられられている。質検総局の動きは 機敏であり、日本への輸出する加工食品に対して、厳しい検査や調査が行われている。中国国内向け食品と 日本向け食品の政府の対応は明らかに違うのである。日本と中国のギャップがありながら、視線を 日本人のままで伝えるのかが重要な気がしている。●農薬入り中国産餃子 関連ブログ週刊誌の報道ニセモノ農薬殺鼠剤入りラーメンメタミドホス こんなのアリ?責められるべきは日本日本産手作り餃子毒というもの食品の安心とは何か?パラチオン?ジクロルボス農薬入り中国産餃子(8)・・・日本で農薬汚染があった。中国報道農薬入り中国産餃子(7)・・・解決済み?例外的なこと・・・伊藤洋一氏ブログより日本の食文化の衰退我々は最大の被害者・・・天洋食品工場長会見女性が蒸される・・・天洋食品事件農薬入り中国産餃子(6)・・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産餃子(1)・・・事件の発表
2008/03/02
コメント(0)
2007年1月より メタミドホスの製造、販売が中止されていた、ところが、2008年2月25日 湖北省の高速道路で メタミドホス満載のトラックが横転した。瓶詰めであり・・・流出したら大変!!ものものしい 処理。メタミドホスはイマ一番 大騒ぎしている餃子事件の主役中国当局は 中国国内では 可能性が薄いといっているが・・こうやって、製造販売されておれば・・ありえないことではない記事転載・・・[メタミドホス]中国・湖北省で運搬トラック横転、流出2008年03月01日 【上海・大谷麻由美】中国湖北省の高速道路で2月24日、有機リン系殺虫剤メタミドホス約5トンを積んだトラックが横転し、半分のメタミドホスが路上に流出した。中国地方紙「武漢晩報」(電子版)が報じた。中国では今年1月、メタミドホスの生産、販売、所持を厳しく取り締まる規制強化の通達が出されている。 河南省ナンバーのこのトラックは、瓶詰のメタミドホスの入った約300箱を運んでいた。横転事故で、消防当局が防護服を着用して処理し、高速道路は約7時間閉鎖された。メタミドホスによる人や環境への被害は今のところ出ていないという。・・・・・・・おい。おい。中国 さんよ・・・メタミドホス
2008/03/01
コメント(0)
2月28日から29日の朝まで 雪が降った。2月29日 昆明は雪景色だった・・・政府関係のビルにある庭がきれいだった。写真を撮っていたら、守衛さんにしかられた。情緒がないのぉ。昆明 雪景色大きな木は きれいである。満開だった サクラの花に、雪がすっぽりと春と冬の まじりあいは、自然というものの・・・厳しさ・・その前にたたづむと・・わずかな瞬間に とけてしまいそうな美を感じる。雪に埋もれた ポリアンサスポリアンサスは・・・雪をどけて春を告げたそうだ・・。公園が・・・雪で埋もれる。つつじも 春を告げて 早く咲いたのが・・つつじは、雪が降ることを予想しなかった。自分の身体は もう春だと思ったのであるが・・
2008/02/29
コメント(1)
中国の報道も元気がいい「責められるべきは日本側」=肉まん・カツの殺虫剤検出 2008/02/23-中国紙 記事を転記します・・・『【北京23日時事】中国各紙は23日、日本で有機リン系殺虫剤が検出された中国製の肉まんと冷凍カツについて、山東省にある「日本の単独出資企業」で生産されたことを強調し、「原料仕入れの管理が十分でなかったのが原因」とする国家品質監督検査検疫総局の見解を一斉に伝えた。検疫総局は「日本の基準に従って生産され、日本側の駐在人員が監督管理に責任を負っている」と指摘しており、英字紙チャイナ・デーリーは「責められるべきは日本側」との見出しを掲げた。また、共産党機関紙・人民日報海外版は「中国食品を故意におとしめようとしているのではないか」と疑問を呈する記事を載せ、ギョーザ中毒事件で高まる中国批判にいら立ちを表した。』ふーむ。中国の対応は 想定内のことであるが・・どうも、論点をずらして・・・日本側の責任と いうところに・・・。責任がどうのこうのというより原因究明がなされるべきであるのだ・・問題がそこではないよ・・・といいたいのであるが・・。
2008/02/25
コメント(1)
日本の餃子屋は言う・・・『当店の餃子は中国製ではありません』『当店の餃子は中国産ではありません』『餃子』とは、どこでつくられ・・・『餃子』が、日本にやってきたのは・・・?餃子『日本で餃子といえば、焼餃子が一般的である。しかし中国では、「水餃子」や「蒸し餃子」が一般的である。中国の家庭では、旧暦の大晦日に餃子を食べる風習がある。餃子は、昔のお金“元宝銀”の形に似ていることから、金運に恵まれるという縁起のよいものとされている。中国の春秋時代(紀元前6世紀)の遺跡から“餃子の化石”と思われるものが発掘されている。餃子の皮の材料である小麦が中国で栽培されたのは、紀元前3000~2000年頃。餃子らしきものが書物に表されるのは漢の時代(紀元前206~紀元220)である。この餃子が一般的な食べものとなったのは唐の時代(618~907)。小麦の三毛作が始まり、西域から水車を使う製粉方法が伝来し小麦が量産されるようになっからである。「餃子」という名前が登場するのは、明の時代(1368~)。日本に餃子が伝来した正確な時代は不明だが、江戸時代に水戸藩の「朱舜水談綺」(1709)に、初めて餃子のことが記されている。日本で初めて餃子を食べたのは、元禄二年(1689)に水戸黄門・徳川光圀公と言われている。水戸の「大塚屋」には、喜永二年(1849)に、のちの第15代将軍・徳川慶喜公に“福包”という名で鴨肉入りの餃子をふるまったという記録が残されている。』餃子のあれこれ餃子 百度 中文『餃子は中国で作られ,日本に伝わった』日本の餃子屋は言う・・・『当店の餃子は中国製ではありません』『当店の餃子は中国産ではありません』餃子の材料(30-40人分)小麦粉 5kg(強力粉と薄力粉半分半分) 豚挽肉 3kg 白菜 3束 ニラ 10束 剥きえび 2kg 玉子 30個 生薑 150g 葱 500g サラダ油 1000g ゴマ油 300g 醤油 750g 塩 300g 味の素 150g 酢 500g・・・あれ!この餃子はにんにくを入れないのですね。日本の餃子の特徴は にんにくを入れるのですが・・●小麦粉は・・・どこの国で作ったのだろう。図は 小麦のはなし より図は 同上 より小麦粉のはなし『日本で1年間に消費される小麦の量は、約623万トン。世界でも有数の消費国です。わが国の小麦消費量のうち、国内生産小麦は約13%、残りは輸入でまかなわれています。国別の輸入割合はアメリカ約56%、カナダ約23%、オーストラリア約21%、その他0%。わが国の国民1人当たりの小麦消費量は、年間約31.8kgです。(2006年)』ふーむ。よかったですね・・・中国産の小麦粉でなくて・・・『当店の餃子の小麦粉は アメリカ56% カナダ23% オーストラリア21%の輸入の小麦粉で作られている可能性は87%です。運がよければ 13%は、日本産です。』●豚挽き肉豚肉の自給率は 53% 飼料自給率 9.7%このことから カロリーベース 自給率 5% となる。図は 豚肉輸入国データベース より『当店の餃子の豚肉は 53%が日本産の可能性があります。』●野菜ニラは、高知県がダントツ・・・ニラが高騰・・・ちょっと高いけど野菜は国産のものにしよう。『当店の餃子は小麦粉は13% 豚肉は53%の日本産の可能性があります』日本の餃子屋は言う・・・『当店の餃子は中国製ではありません』『当店の餃子は中国産ではありません』つまり、餃子は 中国から輸入した冷凍加工食品『手作り餃子』ではなく、当店で 手作りした 餃子です。安心して食べれるワイ・・・?
2008/02/25
コメント(0)
毒という言葉が 頻繁に使われている。中国の 毒餃子 とか・・・・毒の定義は1)『少量~微量で致命的な問題を起こす物質』広義では2)『生命または健康を害するもの』1の場合は 量によって 規定されている。大量に摂取すれば 毒になるものもありこの量を規定にしたほうが より鮮明になる。2の場合は 広い意味であり・・毒の意味の拡散がある。たとえば 中国毒食品 という表現は『少量~微量で致命的な問題を起こす物質』のことを言うのではなく、『生命または健康を害するもの』のことを言っているのだろう毒とは 量によってきまる。大量に摂取すれば それは、毒となるものが多い。当たり前のことである・・。マスコミは・・・少量としても大量に摂取すれば毒になる可能性を含めて『毒』といっているので、混乱は広がっている・・。中国野菜は毒菜毒草は薬草となる青酸を含む植物イマの論調は中国産ということも ひとつの大きな悪となっているが、それよりも 『農薬』が『毒』となり、悪となっている・・・2つの『悪』がかさなっている・・・・不安は 増殖する。専門家の間では『メタミドホスは、農薬ではない』といわれる。なぜか、『農薬の承認を得ていない』という理由から・・・である。農薬とは 農業のクスリ・・・なのだ。離婚した奥さんを 妻とはよばない。元妻というならば、メタミドホスは 『もと農薬』 とか 『前農薬』 とか言わないといけない・・・私のブログにも 『農薬入り中国産餃子』とかいているが本来ならば 『もと農薬入り中国産餃子』というべきなのかもしれない。
2008/02/23
コメント(0)
今回の農薬入り中国産餃子事件では 死にいたらなかったことは本当によかったといえる。被害にあわれた方は、JTフーズ、生協のブランドであったので、『まさか』 思われた方が多かったのではないか。日本で、かなりの衝撃をもって受け止められたのは・・・マスコミのいたづらで センセーショナルな報道もあるが、『中国産はなるべく選ばないようにしている』と思っていても、知らずに 中国産を食べていることがわかったことが大きなことかもしれない。冷凍食品の材料がそれぞれ どこの国の生産であると表示しないでもいいということからきている。また、加工食品の表示もあるが・・・外食産業、学校給食など 『コストパフォーマンス』が要求されているところは 日本産という食材にこだわることができず、輸入した農産物、加工食品に頼らざるを得ない。『知らずに食べている』という事実の前に食の安全とは一体どうしたらいいのか?という不安が一気に拡大したと思える。今回のような 事故でなく 事件の場合にどうやって防ぐのか?ということは、かなり高度な管理技術が要求される。それは、犯罪が成立するためには、いかにチェックの眼を潜り抜けるかという 知能的なセンスがいるからである。このような犯罪を防ぐには 輸出国と輸入国の捜査連携がいる時代となった。『踊る大捜査線』を見ていても、警察の管轄が違えば、情報が共有されないという 日本国内でさえ縄張りがある。まして、国が違えば、当然縄張りだけでなく、メンツもかかわってくる。国際的な犯罪は 国の壁をうまく利用することにある。グローバル化時代には国同士の連携が必要な状況が生まれているのだと思う。今回の回収された商品を大量に検査したら・・・ただ、メタミドホスの量が多かったというだけでなく、そのほかの農薬も検出されているらしい。これは、ポジティブリストの範囲内か、基準以上ということが問題であるが 健康に影響を与えない範囲内の基準もあり、ポジティブリストそのものの数値にも大きなかかわりを持っている。これを、日本の輸入時に 全量検査することができるかというと難しい状態である。水際作戦では やはり、防ぎようもない。何か、江戸時代の物語や『武士の一分』を思い出してしまう。殿様の食事を食べる前に 毒見役がいてその人たちが食べて、問題がなければ 殿様が食べる・・・・殿様は 作り立てではないので、おいしくないだろうが。そういうときに 使われた毒薬が 砒素で、食べても、劇薬ではないので、微量な量を継続的に食べさせてじっくり死に至らしめる という毒見システムを破る仕組みもある。まさに、真綿で締めるように、殺すのである。日本人が食べる前に ちゃんと『毒見役』がいるような時代というべきだろうか?自分の中で、自己防衛できる能力を失わないようにするというようなことも求められているのかもしれない。以前もブログに書いたが 『安全かコストか?』という選択ではなく『安全であり、コストも安く』という食品の流通をイカに実現するかが問われている。私は、今回のような 『マル投げ生産委託』は中国のような国ではまだまだ、問題が生まれやすいとおもう。ひとことでいえば、中国はズサンな国だからだ。それは、食品加工工場の生産管理だけでなく食材としての農産物までも 生産管理するシステムを作らないと 実際何が起こるのかわからない・・・日本人による一貫管理が、何よりも必要だと思う。『例外?』というブログに書いたのであるが・・中国においては、人的な問題が多発するがゆえに 余計 きちんとした管理マネージャーがいるのである。もっと大きな視野で見た場合に中国の水の汚染、土壌汚染など・・・日本では、当たり前に使っていいものが使えないものが存在していて、それをきちんと吟味することが何よりも大切になってきている。中国の国にある衛生観念や作業姿勢など生産する『こころ』の問題まではいっていかない限り日本のクオリティが、確立できないことははっきりしている。日本産の農産物が高くてもいい と思ってくださる方が多くなることは、日本の農業にとって喜ばしいことであり、今は、日本の農業にとってもチャンスである。日本のクオリティを確立するということはそれだけ歴史とコストがかかっているのであり、中国で作ることは決して安くなるとは思えない。食とは つまり、価格競争ではないともいえそうな気がする。●農薬入り中国産餃子 関連ブログ知らずに食べている現実パラチオン?ジクロルボス農薬入り中国産餃子(8)・・・日本で農薬汚染があった。中国報道農薬入り中国産餃子(7)・・・解決済み?例外的なこと・・・伊藤洋一氏ブログより日本の食文化の衰退我々は最大の被害者・・・天洋食品工場長会見女性が蒸される・・・天洋食品事件農薬入り中国産餃子(6)・・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産餃子(1)・・・事件の発表
2008/02/22
コメント(1)
最近 一番不思議なのは、トラックバックの内容が変わってきている・・・・ブログに 『ジクロルボス』の言葉が含まれるブログを書いた農薬入り中国産餃子(7)に 対してトラックバックされているのであるがそこに行くと 『ジクロルボス』についてかかれたものがトラックバックよろしく 集まっている。●『今日の話題』ジクロルボス商品名 とでる。『毒餃子VS人間』・・・yahooの知恵袋になっている質問が問いかけられている。『毒餃子VS人間 人間も小さいところから見ればすべて小さな原子が結合して様々な分子を作っていますよね毒といわれる物質も同じだと思いますなのにどうして死ぬほどの反応を起こすんですか?』答えが『人体内には、アセチルコリン、ドーパミンなどのようないくつかの神経伝達物質が、興奮あるいは安静時に分泌されています。アセチルコリンの場合、興奮を引き起こし筋肉を収縮させます。しかし、筋肉が収縮したままではまずいので、アセチルコリンを分解する酵素(コリンエステラーゼといいます)がアセチルコリンの量を調節します。コリンエステラーゼはアセチルコリンと結合することでその働きをします。ところが、毒性のある有機リン化合物(クロルピリホス、メタミドホス、ジクロルボス、サリン etc...)はどれもリン酸エステル(またはそれに準ずる)構造をもっていて、コリンエステラーゼをリン酸化してアセチルコリンが結合できないようにしてしまいます。この結果、アセチルコリンがたまって筋肉が収縮したままになって死に至るのです。もちろん、人体に対して毒物とされる物質の作用の仕方は様々です。しかし、神経のようなデリケートな部分に効いて毒性を発現するものは多いようです。でも、一方でその「毒」にお世話になっていることを忘れてはいけないと思います。まあ考えようによっては世の中の物質全てが危険になり得ますが。』と答えが出ている。農薬の機能について さりげなく書いてありオヌシ なにものか? と思わせる。農薬の授業なみなのだ。確かに私もベストアンサーである。質問力が大切だといわれるが、こうやって、回答が出てくれば・・今までは、自分で調べていたことが yahooの知恵袋を使えば結構、楽になる・・・。●『ジクロルボス、使用せず=しめさば加工元-中国』デンマーク産のサバを 中国で加工して 日本に輸入したシメサバ より ジクロルボスが検出されたらしい。中国の加工元では ジクロルボスを使用していないという。ふーむ。こうやって見るとジクロルボスの問題はグローバルな展開となっている。●『中国産冷凍サバのジクロルボス混入問題、現在調査中』記事内容 転記 『中国産冷凍サバから殺虫剤成分「ジクロルボス」が検出されたとの日本のメディアの報道を受けて、関連会社の山東省威海市の宇王水産食品有限公司は19日、消費者の健康や安全に対する責任を考慮し、直ちに保護措置を取ったと発表した。関連製品の輸出の一次停止といった措置も含まれる。どの段階でジクロルボスが混入したかについては、なお中日双方による調査が必要だ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。日本メディアが伝えたところによると、中国で加工し輸出した冷凍サバ製品を日本の民間検査機関が調べたところ、ジクロルボスの混入が確認されたため、同製品の回収作業がスタートした。同公司の苗強董事長(会長)が同日述べたところによると、同公司は混入情報を受けると、まず日本の取引先に連絡を取り、問題製品が同公司の製品であることが判明したため、直ちに緊急マニュアルを発動して調査を開始した。しかし同製品は輸出から8カ月が経過し、これまでに倉庫、輸送、販売など多くの段階を経ており、状況の解明は容易ではない。このためどの段階で混入したかを明らかにするには、中日双方の密接な連携による詳細な調査が求められる。同公司の調査では、問題製品は2007年6月13日に輸出された「炙りトロ〆鯖スライス」で、デンマーク産サバを原料とし、食塩以外の補助調味料はすべて日本の香西物産が提供したものを使用している。香西物産は今年2月8日、輸入会社の神港魚類や同公司には通知せず、独自に2パックを日本のバイオ・医療情報システム会社のビー・エム・エルに送り295項目にわたる残留農薬の検査を行った。うち294項目は基準をクリアしたが、ジクロルボスは基準値を超過していることがわかった。香西物産は17日、自社サイトで問題製品の回収を発表し、翌18日には記者会見を開いて問題を公にした。苗董事長は次のように述べる。長年にわたり、宇王公司は検査機関の監督・指導の下、中日両国の食品の安全・衛生に対する要求を厳格に守りつつ生産を行ってきた。同製品の生産加工技術は香西物産から提供されたものであり、香西物産から派遣された社員が生産加工の現場を監督し、指導している。同公司はこれまでジクロルボスを購入したことも、貯蔵したことも、使用したこともなく、生産現場ではいかなる殺虫剤も使用していない。さらなる調査のために、原材料や補助材料、包装材料、消毒剤、洗浄剤など18種類のサンプルを提出してジクロルボスの混入を調べたが、いずれからも検出されなかった。苗董事長は、宇王公司は香西物産に対し関連検査の結果をまだ確認しておらず、さまざまな可能性がいずれも排除できない状況下で、取引先が一方的に同公司製品を店頭から撤去し、回収するというやり方には不満であるし、こうした事態を拡大するようなやり方は受け入れがたいとしている。苗董事長は「私たちは日本の関連企業が科学的で事実を重視する態度で問題に対処するよう切に望むとともに、関連会社とともに問題を適切に処理していきたいと考えている」と述べた。』(人民網日本語版)この問題は 見つかったものがおそいが・・・対応などから見るとある程度システムができている。どこかに ズサンな管理があるのだろう。日本と中国の情報が早くなっている・・・。ただ危機管理マニュアルがあるが 広報に対する危機管理マニュアルがない。●『サバ加工品 県内15業者、5000パック納入』『同課(県生活衛生課)によると、今回のジクロルボスの検出量はサバ加工品1キロ・グラム当たり0・14ミリ・グラムで、人の1日の摂取許容量(0・2ミリ・グラム)より低く、食べても健康に影響はないとしている。』ふーむ。気に食わないのである・・・食べても、健康に影響がない という言葉が・・・なぜ、それが排除されるのだ。つまり、基準が どこかがおかしい・・!!●『食の安全で意見交換 徳島農政事務所が懇談会』『とくしま生協(本部・北島町)が回収した冷凍ギョーザから有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が極微量検出された問題について、同生協関係者が「『出た』『出ない』だけで判断し、検出された量が何を意味するのかよく考えずに情報発信するのはおかしい」と県の対応に不満を述べた。』ふーむ。どうも生協関係者が 指摘している方向が違う。マスコミの編集の仕方も問題があるのでは・・・という風に ジクロルボス の問題が集中してつかめる。不思議な機能だ・・。どうやって、作るのだろう・・・この『今日の話題』 カテゴリー別にしていないのが残念である。
2008/02/22
コメント(0)
あれ・・・またちょっとおかしいなぁ。あたらしいな報道が・・『日本生活協同組合連合会(日生協)は20日、中国・天洋食品で製造され、みやぎ生協(宮城県)が回収した「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」の袋から、高濃度の「ジクロルボス」とともに、同じ有機リン系殺虫剤で微量の「パラチオン」を検出したと発表した。中国製ギョーザ問題検出量は、ジクロルボスが180ppm、パラチオンが1・6ppm。パラチオンと組成が一部異なるパラチオンメチルも1・1ppm検出された。日生協によると、検出された商品は、昨年6月3日製造。10月に購入者から「薬品のような味がした」と苦情があり、輸入元のジェイティフーズの親会社・日本たばこ産業が袋を検査し、トルエンなどを検出。有機リン系殺虫剤の検査は行っていなかったため、改めて日生協が調べていた。パラチオンは、一連の中毒事件で検出された殺虫剤の中で最も毒性が強い。日本では農薬使用が禁止され、厳重に取り扱う「特定毒物」に指定されている。6月3日製造の「手作り餃子」では、福島県喜多方市のコープ店舗で販売されたギョーザの皮からも、110ppmのジクロルボスが検出されている。今回の検査では、袋を刻んで調べたため、袋の内と外のどちらに付着していたかは不明。中身のギョーザは検査しないまま廃棄されている。』ふーむ。今頃 なんで・・・こんなことが。発表が遅いのか?隠していたのか?●農薬入り中国産餃子 関連ブログジクロルボス農薬入り中国産餃子(8)・・・日本で農薬汚染があった。中国報道農薬入り中国産餃子(7)・・・解決済み?例外的なこと・・・伊藤洋一氏ブログより日本の食文化の衰退我々は最大の被害者・・・天洋食品工場長会見女性が蒸される・・・天洋食品事件農薬入り中国産餃子(6)・・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産餃子(1)・・・事件の発表
2008/02/21
コメント(0)
『梅里雪山 17人の友を探して』の 著者 小林尚礼さんからメールが入った・・・『テレビ番組のご紹介を送らせて頂きます。この1年間、中国・梅里雪山のドキュメンタリーの制作に関わってきました。その番組が、本日(2月21日)(12分)と、3月2日(90分)に放映されますので、お知らせ申し上げます。これを機会に、中国の自然や、チベットの文化に関心を持つ方が増えてくだされば嬉しいことです。お時間ございましたら、ぜひご覧ください。小林尚礼/フリーカメラマン』日本でやるのか・・・・中国では見れないのは 残念です。ぜひ、見てみたいです・・・◇◇◇◇◇中国・梅里雪山に関するテレビ番組◇◇◇◇◇★ニュース番組「NEWS ZERO」での特集 『梅里雪山』(全国放送)日本テレビ系列にて、2月21日(木)22:54~23:58の内の12分間 (番組の前半を予定)*本日朝刊の番組表に、掲載されています★ドキュメンタリー特別番組『梅里雪山 十七人の友を探して(仮)』日本テレビ(4ch)にて、3月2日(日)13:25~14:55 (90分間)【内容】中国雲南省の梅里雪山(6740m)で起こった、史上最悪の山岳遭難。そこで亡くなった17人の友を、探し続ける男がいる。美しい雪山を背景にして、厳しい遺体捜索活動、遺族との旅、チベット族の村人との交流を見つめる。原作は、『梅里雪山 十七人の友を探して』(小林尚礼著、山と溪谷社)。俳優・小栗旬が、ドキュメンタリー初ナレーション。【番組紹介ホームページ】*3月2日の放送は今のところ関東だけですが、今後、日テレ系地方局での放送が決まってゆくそうです。・・・・・・・・・・・・・・ぜひご覧になってください!!!●『梅里雪山』 関連ブログ『梅里雪山 17人の友を探して』『梅里雪山』の著者 小林尚礼さんにあった
2008/02/21
コメント(0)
中国で、日本のことに興味を持っている中国人は 『農薬入り中国産ギョーザ』については、ある程度 情報が伝わっている。しかし、なんかおかしいのである・・・中国人は言う・・・『農薬は 日本で入れたと聞きました。 もう解決したんでしょ。』『えっ』と私。よく聞いてみたら 徳島の生協で起こった微量のジクロルボスが、ギョーザの袋の外側についていた事件が・・・日本の害虫業者の ミスだったということが・・・伝わっているのだ。インターネットで話題になっているとのことだった。問題は メタミドホスの事件がまだ解決していない。工場は 全面否定 『我々は最大の被害者』質検総局は 『中国では混入の可能性が低い』と、中国側は、問題がないと 突っぱねている。その中国人にジクロルボスとメタミドホスの違いを説明してもよくわからないようだ・・。ふーむ。どうも、わずかなことで 中心的な問題点がおかしくなってきている。おい。おい。生協さんよ・・・もうちょっとしっかりせんかい。話が、見えなくなるじゃないの・・・。農家には トレーサビリティを要求していて、自分ところでは トレーサビリティをしてないのかよ!!!その同じようなことが・・・産経ニュースの 福島香織さんが記者ブログで書いていた・・・『食の安全学再び』●農薬入り中国産餃子 関連ブログ例外的なこと日本の食文化の衰退女性が蒸される農薬入り中国産餃子(6)・・新たにわかったこと眼に余る報道 『殺人餃子』冷凍加工食品食品テロリズム農薬入り中国産餃子(5)・・・事故ではなく事件農薬入り中国産餃子(4)・・・中国のブログから先入観農薬入り中国産餃子(3)・・・役者がそろいすぎ農薬入り中国産餃子(2)・・・対応のまずさ農薬入り中国産・・・事件の発表
2008/02/20
コメント(0)
日本の食文化の考察は 結構面白い。人間は 毎日食べている。その食べていることが 文化にかかわるとは文化というものが もっとも身近な存在なのである。地域の活性化を 食で起こそうとするところがちょっとちがうのである・・・宮崎県の 農業の振興は まったく違った手法で行われた。そのまんま知事が セールスマンとなって 販売促進している。マスコミに 身体をさらし 宮崎、宮崎と 宣伝カーの要領で・・・連呼し続けている。そのまんま知事には、『地産地消』という言葉のかけらもない。県外に打って出ることに 全力を上げている。まさに、営業力である。地域の食のネットワーク作りが大切であるが農業を育てるには・・・販売力しかない。政治とは、パフォーマンスである。アメリカからの日本への農業自由化攻撃はアメリカ大統領をはじめとした 販売攻勢だったことははっきりしている・・・。アメリカの牛肉販売は、政治的パフォーマンスの力とも言えそうだ・・2月14日に 女性記者団からバレンタインデーのチョコレートを贈られて・・・福田康夫くんはいった『恐ろしいなあ、大丈夫?え、大丈夫?どこ製ですか。持ってっていいの、本当に』といったそうである。チョコレートの原料は カカオであるが日本で作れるわけはない・・・・しかし、製造は 日本の会社であれば 日本製とでも言うのであろうか?ここに、今の食品の抱えている大きな問題が潜んでいる。福田くんのいまの対応はあまりにもお粗末である・・・食の不安をあおっているのである・・・そのまんま首相になったら・・・日本の農産物を世界中に販売に行くだろうと思う。日本で、今年の流行で、旦那に贈る ものは・・・餃子のカタチをした チョコレートが一番人気だったとか・・・(ウソ・・・福田くんのもらったものは餃子のかたちをしていたに違いない。食の不安は トップから始まる。
2008/02/20
コメント(0)
伊藤洋一氏の 日経エコマネジメントでの『ギョーザで考えた4つの視点』について、コメントしてみよう。伊藤氏はいう『今回の(農薬入り中国産餃子)事件は例外的なことか?』農薬入り中国産餃子事件に関して言えば、農薬を混入した犯人が捕まれば、事件としては収束する。しかし、投げかけた問題は大きい。伊藤氏は言う『中国は今回の事件を「例外的なこと」として収束できるかもしれない。』『例外』 と割り切ることができるのか?というと やはり、割り切れない・・『今後起こらない』という保証はない・・・。このような事件は 繰り返されるに違いないと思う。事件が発生する要因があるからである。そのために、どうするのかが重要になってくる。日本の食品偽装事件が これまで起こったことが例外的なものではなく繰り返されるということと同じようなものである。伊藤氏のいう4つの視点1 人件費が安い 人海戦術の国である。 天洋食品の職員は 1年間18万円である。2 貧しい農村から人が来ている。3 人の入れ替わりが激しい。4 工場の職員教育では追いつかないほどレベルが低い。だから 安いから事件はおこる・・・といっている。ここで分析されているのは『生産における人間力』の問題が中心である。私も、農業をやって、一番驚いたのは 農薬の扱いである。農薬を希釈倍率するときに、計算ができない。そのため、希釈倍率を間違えて 植物を殺してしまったという事件がおきた・・・。目も当てられない事実。実際、農薬の希釈倍率を確認して、今度は希釈させるときに平気で、手でかき回す・・。おいおい。そんなことしたら、自分が危ないよ。最後に 適量かけるということがよくわからず葉がたっぷりとぬれたような状態でないと満足できない。そして、自分にかかっても平気という神経太さ。こりゃあかんわいと、毎回 研究室のほうではかり タンクに1つ入れなさいと指示して。かきまわぜるときの棒を用意してマスクもきちんとつけさせて、撒くときに技術者が立ち会う方式で やっと正常に農薬が撒けるようになった。作業レベルの簡便化と管理者の立ち会う方法がきちんとすれば上記の問題は 解決できると思う。詰まり、生産マネージメントが重要で・・・本質的には人間力の中で欠乏しているのは 管理マネージメントである。伊藤さんが言うには、『管理マネージメントを受け入れる工作者の水準が低い』といっているが、それよりも 管理マネージャーの質が低いのである。Made by Japnese が必要なのは 生産の管理部門である。中国が抱えている問題は・・・・いろんなところで 噴出してくる・・・つまり格差が 例外を生み出すというところが大きいのだろう・・・工場でおこる問題で困るのが 『コソドロ』である。とにかく、いろんなものがなくなるのである・・・これは、仲間意識もあって、犯人がなかなか見つからない。メタミドホスは、2007年で、生産販売中止になった・・それでも、現在でも手にはいるのは 不思議だ・・メタミドホスが、安くてよく効くというのが、残っている。農薬が高いやつほど効かないと思っている人もいる。(確かにそんな側面もある。環境にやさしい農薬とは効果が薄い?農薬の偽者の横行、許可なくして生産する会社、など・・・ずさんなのである・・。そして、不満を持っている人が実に多く・・・愉快犯ならぬ、犯罪にはいっていく・・・・。役人の中で、賄賂がなくならないように・・・・そのために、どう対応するのか?大変なんですよねぇ。今回のような マル投げ生産委託の方式では 今回の事件が 例外ではないとは はっきり言えそうだ。
2008/02/19
コメント(0)
日本の食文化を守る?農薬入り中国産餃子の問題がおこってから・・・『食の安全か コストの優先か』がとわれるとともに『日本の食文化が衰退している?』といわれている。前者の問題はゆっくりと検討することとして『日本の食文化が衰退している?』という意見は、おもしろい意見である。『餃子くらい自分で作れよ』という短絡的な話になっている・・・。家で餃子をつくれば 食文化が守れるのか?と考えたくなる。『野菜くらい日本で作れよ』という話にも広がる・・・。もっと過激にあれば 『野菜くらい自分でつくれよ』という話である。ごまめの歯軋り さんは、いう『食の安全と云う観点では家庭で作るのが一番信用できる。忙しいからといってレトルト(冷凍食品)をチンして食卓に出す習慣は子供の食文化と家族の教育にとって余りにお粗末過ぎる。お母さんはサボっている』という意見である。これが、日本の男の代表的な意見といえるのかな? ふーむ。まずここには、料理するのは母親だけ という前提で書かれている。私も、日本では 実際はそうしてきた。私は、料理をつくらなかった。上海では、父親が作るのが当たり前で 父親の味が 伝承される・・・。忙しければ 『父親がつくってもいいよ』という話が欠落して 『お母さんはサボっている』とは、あまりにも口が裂けてもいえない言葉ではないだろうか?忙しい日本の中で、時間を節約するというのは最も、重要なことだ。今は、共働きの家庭が多い。ここで言えば お父さんもサボっているのである。お母さんが手作りすれば 食の文化が守れるというのだろうか?食文化というのは そういうものだろうか?一般家庭においてすべてが 冷凍加工食品ではない。確かに、包丁のない家庭があるとも聞くが・・お手伝いさんがいて、食事を作ってくれば、食の文化が守れるというのだろうか。食の文化を守るためにお手伝いさんを雇えばいい。しかし、お手伝いさんとなると、フィリッピン人や中国人の可能性になるが・・・。そういうことが、日本の家庭で実現できようもない。シルバーパワーで、おじいちゃん、おばあちゃんが作ればいいかもしれない・・・。中国で作る食品は 中華料理ではなく日本人向けの商品になっているのである。日本の食のテイストにあった 商品がつくられている・・・そうでなければ、日本では売れない。中国で食べる餃子と 日本で食べる餃子は明らかに違う。今回の餃子の場合でも 小麦のとぎ汁を絡めてあって、ぱりっと食べれる餃子が作られるようになっている。ごぼうは 中国で食べるものではなかったが、中国で生産され 中国から日本に行く。中国人が少しづつ、ごぼうを食べるようになっている。かぼちゃは トンガで食べるものではなかったが、日本に輸出されで食事される。わさびなども日本の食生活に不可欠なものであるが・・・日本の食文化は 食材がグローバルになってこそ初めて守られるようになっているのではないかと思っている・・・。すしブームや日本食ブームは そのグローバルな中で広がっていて、海外にいてもおいしい日本料理が食べられるようになっている。地産地消であれば 日本の食文化が守れるというのは幻想に過ぎないのではないだろうか?グローバル時代の日本の食文化のありようがあるはずである。たとえ、一部に 加工冷凍食品を使ったとしても・・・。
2008/02/17
コメント(0)
ライブドアニュースから 転記します。『パナマ政府は14日、2006年に中国の無許可工場で製造された輸入かぜ薬を服用した115人がこれまでに死亡したとの報告書を発表した。報告書の作成担当者は米ニューヨーク・タイムズに対し、「地方住民の被害状況は正確に報告されておらず、実際の被害規模はさらに大きい」との見方を示した。 報道によると、問題のかぜ薬には不凍液などに使われる工業用原料のジエチレングリコールが含まれていたという。中国政府は当初、法的な根拠がないとして、問題のかぜ薬を製造した工場を処分しなかったが、国際社会の圧力を受け、昨年閉鎖させていた。 一方、15日付米ウォールストリート・ジャーナルは、中国製の医薬品原料を含んだ米国製の血液凝固阻止剤「ヘパリンナトリウム」を使用した患者4人が死亡、300人以上がアレルギー症状を訴えていたことが分かったと報じた。問題の医薬品は米バクスター・インターナショナルが生産したもので、中国製原料が原因だという証拠はないが、米食品医薬品局(FDA)は中国の原料工場に対する訪問調査を実施する方針を固めたもようだ。 同紙によると、中国は310億ドル規模に達する世界の医薬品原料市場でシェア14%を占めている。中国は同市場で2005年にインド、イタリアを抜き首位に立ち、世界の大手製薬会社向けに出荷しているという。 米製薬大手ファイザーは、2006年から中国製薬大手の上海医薬集団と原材料を調達に向けた協議を進めたが、品質が基準に満たなかったため、調達契約は一件も結ばれなかったという。中国では最近、上海医薬集団の子会社華聯製薬廠が生産過程のミスで汚染物質が混入した白血病治療薬を流通させ、5歳児を含む200人余りが全身まひなどの重体に陥っている。』出所は 朝鮮日報中国が世界の医薬品原料の14%のシェアーを握っているということに、驚いた・・・。今回の事件は 中国の歯磨き粉事件で登場したジエチレングリコールである。なぜ、その薬にそんな成分が入ったのか?その工場は どうも、無許可の工場であったらしい。無許可の工場が 生産していること自体問題である(中国では、よくあることであるが・・・風邪薬を飲んで死んでいては、目も当てられない。医薬品ほど重要なものが ずさんな管理の下で、生産され 世界に向けて販売されていくことは大きな問題となるだろう。上海華聯製薬廠の事件は医薬品に毒物が混入したという事件である。生産許可書が取り上げられ、関係する責任者は刑事事件として拘留されているという
2008/02/17
コメント(2)
言うべきでない言葉が 中国の天洋食品の工場長よりでた。『われわれは最大の被害者である。』と。中国の対応が そうなるであろうとは予想される。自分の面子だけを守って そのほかのことを考えないという危機管理のなさは やはり中国であろう。日本のマスメディアにこのような発言をするのは飛んで火にいる夏の虫のようなものだ。この記者会見に対して 日本側の双日や、JTフーズはきちんとかかわっているのだろうか?日本への広報についての管理ができていないといわざるを得ない。原因が究明されていない段階でのこの発言はやはり許されないだろう・・・今の段階では 『原因を究明したい』と答えなくてはいけない。自分の工場から出たら もうあとは 人の責任という考え方が中国の工場の中の責任者の中にある。今回は、如実に表した結果である。食品工場の使命が抜け落ちている。少なくとも、自分のところの 製品から検出されたことに一番素直に受け止めなくてはいけない はずなのだ。製造工程が きちんとしていることは わかっても、問題は、なぜ メタミドホスが発見されたかにあるのである。あーぁ。日本人の工場長であれば このような発言は一切しないだろう。なぜ中国が嫌われるか?それはいろいろなことがある・・立派な設備でもある・・・しかし、・・・それは、自分のことしか考えないからである。
2008/02/16
コメント(4)
農業経営者 4月号のコラム 投稿完了本文は 農業経営者で見てください。 今回は 『農薬入り中国産餃子』 についてかこうと思っていましたが原因究明の途中経過であり、日本の報道が過熱しているのでちょっと書きづらいことがありました。どうなるのか と言うことが、もっと鮮明にならないと月刊誌では きちんととらえることができないところがあると思っている。この件は 落ち着いてから、かきたいと思う。この問題への切り口はたくさんありそうな気がする。 そのために 『農薬入り中国産餃子』が、中国の生産現場でどんな影響を与えているか?ということを、雲南の切干大根をつくっている戸田さんの奮闘ぶりを通じてかきたいと考えました。農業経営者の made by Japnese のテーマにそえばとおもった。 雲南での切干大根生産を開始した時期からさまざまなトラブルをへて 今日まで至っている アウトラインとポジティブリストへの対応中国で検査し、そのうえ日本でも検査するが農薬の種類は223品目も検査している。今回の『農薬入り中国産餃子』を契機に現状の農薬の扱い 中国当局の迅速な対応など 少しでも書くことができたことで、意味があると思う。今は中国産のほうが日本の農家よりもハードルが高いことを知ってもらいたいためです。中国においても、きちんとやっているんだと言うことが、何よりも大切なポイントだと思う。 天洋食品の 製造工程は 中国を想像するような工場ではない。今回の事件は、明らかに『犯罪』ですので、ことの性格が違うと、私は、ブログで書いてきた。 日本側においては、中国でのマル投げ委託生産はよくない と言う指摘をしています。日本人がいても 犯罪を防ぐことは難しいかもしれませんが、日本人がいたら 原因究明は早いと思う。そこに、made by Japnese の意味がある・・・投稿完了しました。
2008/02/12
コメント(1)
農薬入り中国産餃子について 日本の報道がどうなっているのか?を知るために、ニュースのチェックがかかせない。現在は 二つのサイトを見ている。TBS動画ニュースこれは、ニュースが動画で見れるので、臨場感がある。もうひとつは時事ドットコムこの二つで、日本のニュースの概要がわかる。徳島の生協の店舗で中国産餃子の袋の外側から微量のジクロルボスが検出されたのは、店舗の害虫駆除で使用したとのことふーむ。ありえる話である・・・しかし、それはちょっと・・・と言う感じである。中国側の反応として 依然中国 国家品質管理総局 魏伝忠 副局長が『工場の管理は各段階ともに厳格であり、中国での汚染の可能性は極めて低いと考える』といっている。公安局が本格的に調査しないと無理なんだろう。『安さ』と『安心』 どちらを選ぶのか?雲南料理の店が 東京池袋にあることをしる。
2008/02/11
コメント(0)
どこまで本当?中国語のブログの中に 衝撃的な事件が日本語で書かれていたどこまで本当なのだろうか?転記・・・・・・・・・・・・・作者:基里巴斯国 日期:2008-2-5 20:30:23 中国製ギョーザ中毒事件 天洋食品で2007年、19歳の女性従業員が死亡する事故 ------------------------------------------------------中国製ギョーザの中毒問題で、ギョーザが製造された「天洋食品」で2007年、蒸し器のある施設に閉じ込められた女性が蒸気をかけられ、死亡する事故があったことがわかった。天洋食品をめぐり、FNNの取材で、衝撃的な証言があったことが発覚した。2007年、天洋食品で働いていた19歳の女性が、事故で亡くなったという。女性の母親は「(死亡事故はいつ起きた?)過ぎたことだから、もう言いたくない」、「(工場の対応は?)騒ぐのはもうやめて。もう終わったこと。過ぎたことだから」などと話した。かたくなに口を閉ざす母親に代わり、友人の女性が証言した。事故死した女性の友人は「彼女は工場の設備の中に入った。現場に入っていったのよ。蒸すところに。生の肉よ。肉を入れて蒸すの」と話した。女性は、蒸し器のある施設に忘れた携帯電話を取りに入ったのだという。そして、中に女性がいたことに気づかず、蒸し器が稼動された。事故死した女性の友人は「彼女が中に閉じ込められて、出られなくなりました。そこに蒸気がかけられ、翌日ドアを開けてみたら、彼女はもう死んでいたんです」と話した。天洋食品側は遺族に賠償金を支払い、表ざたにはならなかったのだという。この件について、元従業員は「(死亡事故のことを知っている?)聞いたことある」と話した。天洋食品の社員は「すみません、その件については、わたしの責任では答えられませんので」と語った。・・・・・・取材は 日本のFNNらしいが 本当だろうか?もし本当としたら、天洋食品は 管理がきわめてずさんといわざるを得ない。それにしても、なぜ蒸し器に携帯電話を忘れたのだろう?携帯電話を忘れたということを誰が知っていたのだろう?携帯電話がみつかったら、閉じ込められたときに電話すればいいのにねぇ。蒸し器はなぜ夜から朝まで蒸されたのだろう。そんなに時間をかけて蒸す必要もない。おかしなことだ。話自体がおかしい?ニュース源FNNニュース(追加)中国で犯人が拘束されているというニュースが出ていますね。
2008/02/08
コメント(1)
農薬入り中国産餃子は かなり、深刻ですね。この間 3つのことが明らかになった。1)袋に穴が開いてないものに 農薬の混入があった。このことから 中国側の事件であることが言える。2)袋は穴があいてなくても外側から浸透させることができる。穴を開けなくても浸透するのであれば中国側の事件と単純にいえない。一体、どんな袋を使っていたのだろう?3)別の殺虫剤ジクロルボスの発見『日本生協連がギョーザを検査した結果、皮から高濃度の110ppm、具からは0.42ppmのジクロルボスを検出した。』『この商品は、天洋食品が同年6月3日に製造。5日後に中国・天津を出港し、同月中旬に横浜港に入港したという。日本生協連はクレームが出た昨年11月、輸入元の日本たばこ産業(JT)子会社のジェイティフーズにギョーザとパッケージを送付。要請を受けた外部の専門機関「食品環境検査協会」がパッケージを検査し、トルエンやキシレンを検出した。しかしギョーザ自体は検査しなかったという。』なぜ、パッケージだけの検査なのだろう。このときに、もっときちんと検査しておれば・・・。それにしても、6月の製造となれば かなり厳しい状態になるのであろう。天洋食品の工場管理が 問題にならざるを得ない。日本側の問題をあえてあげるとすれば、日本人を工場の管理工程の中にきちんと配置することが必要だったのではないだろうか?マル投げ 委託生産の 食品加工品には問題がある。
2008/02/08
コメント(0)
眼に余る報道 『殺人餃子』中国では 殺人餃子を作っているらしい?それを日本に輸出している?違うだろ!!どうも、日本の報道は 恐ろしく過激である。不安や恐怖をあおることが好きなようだ。『殺人毒ギョーザ』『食品テロか』『いまも農薬食品は「野放し」状態』『戦慄、続々報告される死亡例』『恐怖の食品工場』という見出しが 週刊朝日に 載っているようだ。事故ではなく事件となっている 食品問題に・・・これほどまでに 中国の食品にたいして 恐怖をあおることは マスコミとして いいのだろうか?まだ 事件の全体が解明するには時間がかかりそうであるが、『穴の開いた袋』からの検出だけでは、中国側か日本側か よくわからないところがある。『穴の開いていない袋』からの検出であれば、明らかに 中国側の問題となろう。そのことが、解明されていくと 『犯人』も見えてくるに違いない。今日のライブドアニュースはそういう点で見識ある表現を使っている。『原因が確定しない段階で中国製品のすべてが危ないと思わせるような報道は慎むべきです。可能性は低そうですが、もし原因が中国側でなかったらどうするんだろうと、他人事ながら心配です。』『モラルと使命感を捨て、販売量だけを考えれば、こんな週刊誌ができ上るのでしょうか。もし、すべてを承知の上での恐怖の煽動記事なら、悪質です。反対に使命感に基づく恐怖報道ならば、見識が疑われます。』こういう声が 小さい声になっていることに日本という国のもつ危うさであろう。噛みつき評論
2008/02/07
コメント(1)
新年快楽!身体健康生活美満工作順利大吉大利万事如意2008年 新年の挨拶の中で『万事如意』という言葉があります。『すべては意のまま』・・・望めばすべてができるという意味ですが、中国らしい言葉であり、日本で聞かれなくなった言葉です。『万事如意』をかみしめながら新しい年を迎えたいと思います。
2008/02/07
コメント(0)
中国での反応はどうなのか?を ウェブを調べてみる・・・中国においても ブログは普及している。ただし、情報がきちんと伝わっているとは言いがたいものがある。ブログが やはり一般的な意見を 理解することができる。翻訳は、私がしましたので、不十分な部分がありますので、御容赦ください。(誤訳がありましたら 指摘してください)楽天ブログは 中国語は文字化けしますので、日本語のみ 載せます。中国語原文は ここ でみれます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・shahu 2008年1月31日中国の『命を奪う』餃子で 日本で十数人が食物中毒になった日本の水曜日の夕方に報道された。 千葉県 兵庫県で、10人が農薬成分の入った中国製冷凍餃子で命にかかわる事件がおきた。ことは重大である。日本の福田康夫首相は その晩に記者たちに伝えた。関連する責任者に緊急に処理するように命令したと。毒餃子の製造した会社は中国河北省の食品輸出入集団天洋食品会社である。中国の国家質検総局はこの件の検査を開始した。聞くところによれば 2004年7月この会社は日本に出荷した肉製品が、大腸菌の検査で陽性となり、返品された。yadang419メタミドホスは中国においては生産量が最大の農薬で効率よく毒性が高い有機りん系の殺虫剤で 害虫が接触したら殺す、胃に対して毒性があり 呼吸と一定の薫煙作用があり ダニ類とそのタマゴに殺す作用がある。効果の持続性は比較的長く アブラムシ ダニには10日間 ウンカ、ヨコバイには 15日間の効果がある。高齢の幼虫には防治効果がある。殺虫するには乳液を水で希釈して散布する。イネ、ワタ、サツマイモ、ダイズ、観賞用植物の多くの害虫の防除に使う。殺虫剤を種子に混ぜることにより または餌としてまいたり、土にまいたりで 地下害虫の防除となる。メタミドホスは、人畜に高い毒性をしめし、鑑賞用植物、野菜、お茶 タバコ、薬用植物に使うのはよろしくない。施設での作物で使用する場合は厳格に安全な期間を守らなければならない。稲や麦の収穫の1ケ月前には使用はやめる。電動機械での噴霧はやめて、低容量の散布はしない。2008-1-31 09:44 guojin 日本人の薬剤耐性は大きく違うのはおかしいなぁ。中国人は長年食べているが問題はない。・・・現在私たちは完全に農薬を使用した食品は使用しない基本的にはありえない。人は誤ってたべない。少しも問題はない。中国国内はこのことはよいことだ。日本のZFは大概 (ちょっと訳せない意味不明)2008-1-31 12:29 寂寞的鷹; 今日の朝の新聞を見ると 天洋食品は、日本で有名となった。最近の話では 24人も被害を受けている。日本の大きなスーパーは天洋食品の冷凍食品を緊急に撤去している。ああ。大変なことだ。2008-1-31 12:45 一号衛隊 これは、超限定された戦争のひとつで 毒をまいたのだ。2008-1-31 12:59 ○人天下 これは、まだ実証されていないことですか?2008-2-1 00:28 lfsoftware 故意に 中国の製品に 汚水をまいたと推定する中国国内で販売される餃子は輸出される餃子の量の差がある。消費は大変大きな量がある。このようなことは、この数年に類似の中毒事件がおきているか。それゆえ 日本人が故意に 中国の製品に汚水をまいたと推定する険悪な世の中じゃ。2008-2-1 00:52 寂寞的鷹; お。日本のニュース報道は不完全だとおもう。何年も日本のテレビを見ていると 感覚的に日本のマスコミはなにかを伝えようとしている。首相から 企業の部長にいたるまで、マスコミの焦点を合わせることができる。日本のマスコミの大部分は右よりである。中国に対して喜んでいる。今年もそうであるが、日本の中国の食品問題に対するニュースはとても多い1年だ。(去年は 中国の反日教育を喜んで報道していた。)ある事件で、私は英語のウェブで探して その源を探すことができなかった。私個人の感想では日本が 中国のSK2の販売禁止に対しての一種の報復である。それからもうすぐオリンピックになるよ。2008-2-1 00:59 sctj 董事長は張○○であるか?2008-2-1 01:07 老水兵 簡単に言えばでたらめで LZの知能指数は問題がある。メタミドホスは猛毒の農薬で、中国では使用を禁止している。 現在、小量のメタミドホスを探しても、きっと難しいです。このメタミドホスを食べるのは、当然できないでしょう。食べて中毒になった原因はあなたの家で生産したのだろうか?あなたが餃子にその農薬をおきましたか!2008-2-1 02:44 第15楼 aizihui89 私たち中国人は体質がよく 日本は・・・(訳せない。)・・・・・・以上ですが・・中国人の一般的なスタンスがわかる。中国では 餃子を食べているのに なぜ日本人は 中毒を起こすのか?日本で メタミドホスを入れたのではないかという論調があります。メタミドホスについては農業部・国家発展改革委員会・国家工商行政管理総局、国家質検総局 など第4部委員会発布 第632号 (2006年4月)中国全土においても 2007年1月1日より 全面使用禁止になっている。輸出食品会社は 原料などの農薬使用の台帳を義務付けられており、2007年1月1日からは メタミドホスを使えば 厳しい行政処分がある。
2008/02/04
コメント(0)
私は『農薬入り中国産餃子』について考えれば考えるほどなにか、意図があるような気がしてならない。私は この件は最初から事故ではなく 事件であると思っている。常識的にありえないのである。この事件は 役者がそろいすぎている。双日食料,JTフーズ、生協、という 日本で言えば、食品に関してのトップレベルの『安心と安全』を売りにしている面々である。メタミドホスが、2007年1月1日から 中国においては全面的に 生産および使用禁止になっている。これは、国際的に メタミドホスを使用禁止にする流れから、中国の政府が決めた内容である。中国全土においても 2007年1月1日より使用禁止になっている。現在 メタミドホスは、中国において、使用することができない。それまで、中国においての農薬は50%乳液、25%乳液、2%の粉剤が販売されていた。今回の餃子に 粉剤が使われていたら・・中毒症状が出るのが 0.2gとしたら粉だけで、10gを摂取しないと 中毒症状が出ないはずである。その場合の 犯人をあげてみるとしたら二つの場合が考えられる。ひとつは 中国人が混入したもうひとつは 日本にいる誰かが混入した。いずれにしても このことは 『食品テロリズム』である。考えてみれば 日本でも ある事件が思い出される。和歌山における 『カレー事件』 である。その劇物は 『砒素』 だった。そのとき、一体誰がやったのか?わずかな時間に混入した ということが事件の解明の鍵だった。しかし、不思議なことに・・・そのときのカレーは どこの会社であるか?ほとんど報道されなかった・・・・もし万が一 そのカレーが H食品のカレーだったらH食品のカレーで中毒を起こした・・・という 報道になったのだろうが・・・そのことは、ありえなかった。今回 私は 注意深く 『農薬入り中国産餃子』と命名したが日本のマスコミでは 『毒入り中国産餃子』『殺人中国産餃子』という言葉が踊っている。いいのか? マスコミ・・・論理が飛躍していないか?そして、ネットにおいても『あなたは中国産餃子を食べますか?』というアンケートがなされている。今の日本のマスコミをみていると『たべます』と答えるのは よほどの変人だろう。事故ではなく事件であったら・・・・マスコミは どれだけの責任を負うのであろうか?そして、食品テロや 愉快犯(そのような言葉は使いたくない)だったら、どうなのであろうか?仮に 後者の日本での作為であったら・・・中国政府は 黙っていないだろう・・・そのことを考えるだけでも おそろしい、想像もできない。ある目的を持った もしくは こんなに大騒ぎになると思わなかった犯人がいるとしたら、・・・・中国の食品に問題がないとはいえない部分があるが、しかし、犯人が出てきたときに マスコミはどう謝罪するのであろうか?また、コメンテーターとして マスコミに登場した 『中国食品はあぶない』といっている人たちは、『そうでしたか』ですまされるのであろうか?事件に対しては 慎重でなくてはいけないと思う。食品テロリズムは 1kgも農薬があれば日本をいつでも恐怖のどん底に 陥れることができる。ある方からメールで、消費者庁を設置したいという政府の思惑に絶妙のタイミングで起こる餃子事件 国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」というメルマガを紹介していただいたがどこかが なにかの意図があると疑わざるを得ない。
2008/02/03
コメント(2)
2日間 夜は 雫亭で ちがう日本人と食事をしながら『農薬入り中国産餃子』について、話しをした。『これは残留農薬ではなく、明らかに事件だ。』ということで、一致した。考えられるのは 『労使問題でこじれ 退職させられた職員の嫌がらせである』ということかな・・・と。もう少し生々しい意見もあったが、推測以上なので省略します。天洋食品は、輸出入の食品の政府の許可をとっている。このことから ある程度施設ついては基準をクリアーしている可能性が強い。天洋食品の記者会見では 『工場側は過失なし』としている。仲介商社が、双日食料でしたね。 今回の事件では メタミドホスが 130ppm検出されたということですから(この場合の分析は 中身だけの分析か 全部の分析かわからない。これは、やはり残留農薬の範疇を超えています。残留農薬の基準は ニラで0.3ppmで、ニンニクで1ppm。餃子 1個が 20gとすれば 2.6mg。餃子 10個で 野菜の重量が 45gだそうです。10個分の45gの130ppmであれば 5.8mgのメタミドホス。今回 何個食べたのかわかりませんが・・こうめのワインさんは言う『メタミドホスのADIは0.04mg/kg/dayです。 ADIとは一日許容摂取量の事で、簡単に説明すると、産まれてから死ぬまでの一生涯毎日、一日あたりこれだけのメタミドホスを接種しても健康に対して何の影響もない』ということを考えれば・・・50kgの人で、メタミドホスを 2mg食べるだけでは問題にならない。実際農薬中毒を起こしたのは もっと量が多かった可能性がある。ニラに混入したといってもニラの栽培においては あまりアブラムシなどはつかないので、農薬を使うことはあまりない。では・・・小麦粉ではないか・・・というのがありますが。それも、小麦粉に入るには ちょっと無理がある。食べてはいけない中国側のブログも 事件の全容報道がない中で『中国人は長年 餃子を食べている餃子を食べて 中毒を起こすとは 日本人はなんと言う虚弱体質だ』という意見まで噴出。問題の筋が違っているが・・
2008/02/02
コメント(0)
何故ウェブには既に知っていることしかないのか『オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究者らは、インターネットではたくさんの有用な情報が探せるが、人々は自分の先入観に合った情報に、 より注目することを発見した。正しい情報を読んでも、人は自分の見解を変えようとしない。このことは人々に正しい情報を提示するだけでは十分でないことを示す。』ヒトには ある先入観が 生きてきた経験から頭の中に形成されている。ウェブ上で 検索する場合もなぜその記事を選ぶのか は、自分の中にある先入観が 選択になっている。つまり、自分の先入観に 納得のいく内容を探しているに過ぎない。正しい情報に対して自分の中の先入観と戦おうとしない ことが現状だ。食の安全においても『中国の食品はあぶない 安全性がない』という先入観からすべてもの物事を見てしまう。そのため、『残留農薬基準がオーバー』という報道にオーバーに反応する。現在のポジティブリストが 0.01ppmという限りなく微量で、健康に問題とはいえない内容であってもそれは、廃棄すべきだ・・・という風になる。中国の農産物だとしたら・・・部分が 全体となり・・・『中国はよくない』という話になる。そのため、日本の販売業者は『中国産を日本産に偽装すること』で、安心したような気になる。偽装が起こる背景は・・・多くは、先入観が寄与しているのかもしれない。今回の『農薬入り 中国産餃子』も・・・冷静に考えてみれば、残留農薬の基準を超えた範疇ではない。また、JTフーズ が指導しているので、当然ポジティブリストに関しては 徹底されていることは考えられる。日本で登録されない農薬使用に関しては 使ってはならないと 指示してあるはずなのである。誤って ということではなく『事件性』が感じられる内容である。そういう部分を見つめないで、報道が一人歩きして・・・いるような気がする。中国の農産物や加工食品をまったくなくしていわゆる チャイナフリー ということを実施することは現状の日本においてかなり厳しい状態であることは必須なのである・・先入観 でしか見えなくなっている 現状を憂うしかないのだろうか?
2008/02/01
コメント(0)
メールマガジン を半年ぶりに出したら、(今日出さないと 廃刊になるということから出したのであるが)『元気そうですね』という、電話が複数以上かかってきた。(上海の携帯電話は、番号が前から代わっていないので、つながるという わたしにしては珍しい。)メールも送っていただいたりした。日ごろブログで、アクセスされている方は私が どんなことを考えているのか?がよくわかるとおもうが・・・、メールマガジンでの 『農薬入り 中国産餃子』と『本当に そうなのか?』という二つを送ったが、やはり、ジェイティフーズと コープの組み合わせは、役者がそろいすぎているので、両者とも『安心』が、食品の中の大きなコンセプトであるということで、大きな話題となっているのだと思う。餃子に殺虫剤が入っていたということであるが、餃子を食べて 『すぐさま 吐き気を催す』ということ自体が考えることができない。通常 農薬は 1000倍から 5000倍ほどに薄めて使うもので、農場でニラに散布されたとしても、その濃度はきわめて 薄いものになるはずである。雲南で、カップラーメンを食べて 4人の子供が死んだ事件があったが、それは、殺ねずみ剤であった。殺ねずみ剤の使用は ねずみが食べて死ぬような状態で散布するので、製造工程の中に 殺ねずみ剤が 誤って混入するということは、ありうる話であるが、今回のような 殺虫剤は、なかなか現状では、想像できない。少なくとも 粉のまま 入れ込んだのか希釈倍率が 低い 10倍とか20倍くらいで、うすめて 入れたのか ということになり、それは、『犯罪性』のある・・・事件になる。肉まんに 農薬を入れて、殺人を図ったという事件が中国であったが、それは、殺人を目的としていた。農薬入り 中国産餃子の真相を つかむには中国公安当局が本腰を入れないと解明できないことになるだろう。工場では、『その農薬は 日本で入れたに違いない』 とか、『出荷時点では、そのような問題はなかった』 という形でしか説明されないだろう。中国では、『まず謝罪する』ということから始まらないから・・・『何でや?』というレベルでの対応になって・・・ますます、日本において 中国産の食品のイメージを悪くすることになるのが必須の様相である。
2008/01/31
コメント(0)
全1378件 (1378件中 1-50件目)