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私が小学生のころ、FMラジオで「サントリー音の本棚」という番組がありました。
古典から流行ものまで、様々な文学作品を20分ぐらいのラジオドラマにして、1週間で完結するというものでした。
もう、これが最高に面白くて、私と弟は夢中になって聴いていました。
いまだに覚えているのが
井上ひさし原作 「モッキンポット師の後始末」
椎名誠原作 「さらば国分寺書店のオババ」
聴きながらゲラゲラ笑っていました。
文芸作品では、
アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ原作 「オートバイ」
「オートバイ」は、『大人のセカイ~』ってドキドキしました。
女性主人公が黒革のジャンプスーツを着てバイクに乗って、カフェで
「キルシュ(酒)をちょうだい。」って言うところには、子供ながら憧れました。
文学作品に耳で触れると、文字で読む以上にイマジネーションがどんどん広がっていきますね。
私も弟も本好きの活字中毒なのは、「音の本棚」のお陰です。
最近の子供たちの本離れにストップをかけるためには、小さい頃から本に親しむこと。
これは、基本中の基本。
書籍だけでなく、朗読のCDも数多く出版されているので、試してみられるのもいいかもしれません。
子供部屋やリビング、寝室で音を流しっ放しでも、ちゃんと心には響いていますから。
そこで私が持っているのは、
松本清張原作 「天城越え」「金環食」
(楽天ブックスには、在庫がありませんでした。興味のある方はアマゾンで探してみてください。私は、紀伊国屋書店で購入しました。)
ベテラン俳優の朗読が素晴らしい。書籍と比べてお安くはないですが、値段だけの価値はあります。 FEBE
からオーディオブックをダウンロードするのもおすすめ。こちらも、文学作品のコンテンツがあるようです。
本好きな子供にするためには、ママのお膝の上での絵本の読み聞かせが効果絶大だと思います。
でも、働くママだとそうも言ってられないのが現実ですね。なかなか、時間が確保できません。
そこで、提案。
働くママは、産休に入って少し時間の余裕が出来たら、ご自分の声で本の朗読をされて、録音して貯めておいてはいかがでしょうか?
プロの朗読のように上手でなくても、そこはご愛嬌。ママの声なら、子供たちも安心することでしょう。産休明けのお仕事復帰後も、お夕食の支度やお掃除の間に朗読を聴かせておけますね。 テレビをつけっ放しにしておくより愛を感じます。日本の知性をキープするために、もっともっと本好きな子供増やしたいものです。
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