・・・好き。

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2006年12月18日
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ステーションの奥の奥

小学6年生の陽太は学校の作文で「将来の夢は吸血鬼になること」と書くような男の子。
テレビで東京駅の改築のニュースを見て、夏休みの自由研究のために叔父の夜之介と一緒に取材に出かけます。
そこで見つけたのは無残な死体。さらに密室殺人が起こり、夜之介は行方不明になってしまいます・・・

山口雅也は大好きな作家の一人なので、新作が出たら大概買うのですが、今回は
「講談社ミステリーランド」(子供向け)であること
子供向けなのに値段が高い!
の理由から、図書館で借りて読みました。

「講談社ミステリーランド」はなんとなく今まで読むことがなかったのですが、
読んでみると、本当に子供向けなの~?という感じ。
大人向けと同様な殺人が起こったりするので、子供にはちょっときついかも・・・?
内容もちょっと難しいかもしれません。
そういえば、友人は子供の頃読んだ子供向けの「 エジプト十字架の謎 」の首が切られた死体がとても怖かったので、大人になってからもエラリー・クイーンは全然読まなかったんだそうです。
(でも私も読んだけど、全然平気でした。想像力が貧困だからな?クイーンは好きだし。子供にも個人差があるということですね。)

それでもこの本はとても山口雅也的で、私はかなり楽しめました。
陽太が6年生の割に大人びていてやたら難しいことを言ってるのには笑っちゃうけど、まあ読書家ということで許していいか。
人によっては「こんなのミステリじゃない!」と言う人もいるかもしれないけど、私はこういうのもありだと思うし。

ところで、あとがきでも書いてあるけど、
「親族の中で、勉強以外の面白本を紹介してくれるような人物を探すとしたら、おじさんあたりが、適役なのではないかと思っている。おじ・甥(姪)の関係というのは、特別なものがある。叔父さんは、親とほぼ同じ経験をつんでいる大人だが、自分の子供ではない甥や姪に対しては、<教育>を押し付ける義務がない。だから、よい意味で無責任に、「面白いもの」を惜しみなく与えてくれる場合が多々あるのだ。」
ということで、これは私もそうだったなぁ・・・と思ったのでした。
うちの父親と兄弟だとは思えないくらいすごく気楽で面白い人で、子供相手にいろいろと遊んでくれてました。
新しい経験もたくさんあったし、私が飛行機好きなのは明らかに叔父の影響だと思われます。
私達姉妹はアーサー・ランサムの「ツバメ号とアマゾン号」に出てくるアマゾン海賊ナンシーとペギイのおじさんに模して、うちの叔父も「フリント船長」と呼んだくらいなのです。

最近の子供達、身近にそういう大人がいるのでしょうか?
何かあったとき親には言えなくても相談できるような、身内だろうが他人だろうが、そういう大人がそばにいるっていうことは、子供にとっては必要なことだと思います。


ということ。











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最終更新日  2006年12月19日 20時55分15秒
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