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余裕のない日々を過ごしていた。月さえ見上げる隙間もなく雨の音を理由にして目の前のことをさばく為だけに息をしていた。取り入れた酸素は身体を巡るまでなく吐き出されその役割を果たすに足らず空気に紛れて行った桜が散り始めて知った春の訪れは、これはこれで寒くて雨の多い春をいつか思い出す時の付箋になるのだとおもう。まだ依然として動けないことは変わらないけれど満開のさくらは、まぶし過ぎてしんどいからここからの花筏、青もみじがちょうど心地よいかと。
April 11, 2024
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まだ蕾にもなっていない時の桜の枝を聴くのが好き遠足の前みたいにこれから始まる賑やかな眩しさを思うだけで少しだけしあわせになれる。当該時季はきっと眩しすぎて避けてしまうその枝下に立って季節がくる前触れを身体で受け止める。春をつくる音が聴こえる。新聞飾る記事には、見送るようにエールをもう離れた世界のことバトンは渡した次に向かう場所へ
February 27, 2024
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天気予報に反して雲が切れてきた日曜日の午後積み残しの仕事が嫌になってソファーに寝っ転がった。風に揺れる洗濯物を見ているだけでそれだけでしあわせその幸せは日常の忙しさがあるから価値を知ることができるこのソファーの時間を確保するため日々の多忙の極みが必要でニワトリが先か卵が先か、そんなぐるぐる結論はない、明日の自分を救うためにもうちょっと頑張ろう
February 18, 2024
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目覚ましのアラームが今朝はいつもより10分遅く鳴ったあれ?一回目のアラームに気づかなかった?自分を疑う。 暫くして思い出したわざとこの時間に設定したこと。昨日の疲れと今日の段取りから少しだけ寝れるよう昨日の私からの優しさ受け取ったエールを抱いて少しだけ元気に玄関を出よう。
January 24, 2024
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とにかく、言葉を届けたかった。字数の少ない手紙に心を込めた。優しいことば、あたたかいことば、鮮やかな景色の見えることば、美しい結晶を生むそのことばたちを科学的にも証明された結実をそして、しあわせの波動がたくさんの人に届きますよう託して
January 10, 2024
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混み合った通勤バスの人の隙間から窓を通して見えた空もマンションと雑居ビルの隙間から電線に区切られて力ない青い色をしていた。冬らしさを感じれない中途半端な寒さに着るものも振る舞いもなんだか手持ちぶさた気候の温暖化や優しく生きる世の動きに沿って乗ってなびいていくことが生きる方法のひとつと思うけどなんとなくズレをおもう。
January 17, 2023
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年を拓いて新しい明るさがあけるそれは年々、眩しさを増しもて余してしまう部分が多くなって晴れがましいキモチになる消極的ではない経年変化に沿うようにいきたいと思うだけ言葉を変えながら言い訳にしないよう心がけ光を調節して並んでいくいつまでも胸を張って進むために
January 6, 2023
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夜明け前のまだ暗がりの空の方が残り月が美しく映えるから好き明けようとしている新しい日こそ素敵な一日であるように彩られた赤い空に願うアプリを立ちあげている間に秒ごとに表情を変え心奪われた色は手に入らずに消えてしまう。思うようにいかないこともこんな風に瞬時のことで時間がその輪郭をぼやかしていつか記憶の端っこに追いやられるいいこともわるいことも。いいこともわるいことも、またやって来てはきっと通りすぎるだから、静かに受け止めて静かに喜んで哀しもう。
December 21, 2022
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今年はじめての窓いっぱいの結露を見て師走にかかったことを今さら思い知る光に反射した雲の波しぶきを上げて空を渡る航空機今朝はいつもより5センチ近い疲れはロングコートの中に隠して高い方のヒールを選んだ自ずと伸びる背筋頭の天辺をさらに空に近づけて仕事の山に腰かける勢いでこんなときだからこそ笑顔でマスクの下の口角を上げよう
December 12, 2022
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季節の変わり目をその色合いから辿る曖昧にでも確実に間違いなく移っていくことを見てまだ私は、命が止まることはどういうことなのかいつまでも分からずそのバトンが来たとしても受ける実感も無いままに消えていくのだろうとだからこそもう今しかない今、ただこの時だけが事実で実体なら、先を考える時間は無駄になるかもしれないからもう止そう今日だけ幸せに過ごそう。そして、それを毎日思おう。
October 20, 2022
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断続的に豪雨が続いている照りすぎた夏の頭を冷やすには、もう十分なくらいの雨量で子供達の自然での学びが減り手加減を知らなくなったと嘆いても人間に対抗すべく自然も加減を知らずに及びその無力さを改めて叩きつけるおかしいと変化してると警鐘をならす基準が古いのかもしれないと誰が気付いていようそもそもその定規は小さすぎるどんなことも変わり行く何億年昔に恐竜が居たようにちっぽけな私は自分の経年変化をひとつひとつ赦して最新の自分を更新しその思いで目の前を眺めているけれど。
August 18, 2022
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子供たちを守ることで自分を支えてきた。今、私がここに居ることかできるのは子供たちが私を連れてきてくれたから。そんなことを不意に発言していた。まだ幼いお子さんのママとの会話で。不意にでもそれは本意。がんばりというのは、私は誰かのためにならできる気がする。自分のためになら遠退いてしまうことでもそれが我が子ならなおさら彼らが見せてくれたこの素晴らしい景色をもっと見続けようそしてまだ背伸びもできるならなおさら
June 24, 2022
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私たちは、半歩でも前に進めただろうか私は進む彼女の力に少しでもなれているだろうか想像力が造り出した、透明の腕は、其方に向かい伸びるも届くことなく、朝日に消えてしまう在りものの形を追わずじつは、その過程が遺産であり、実りであるのかもしれない。だけど、まだ足掻いてみるつもりだ軌跡を奇跡にしないために。
June 10, 2022
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今夜の月は、私の好きな色満月から少し過ぎた欠けはじめた次に向かうツキ全部満ちてなくていいその方が少しラク目の前の日常は目まぐるしく小さな事で右往左往している度々に反応せずに心の視線を月くらい遠くに置いて日常は、日常と少しだけ俯瞰しながら日々を紡いでいこうとおもう
April 20, 2022
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誰からの光を借りることなく夜の闇にすくと際立つその真っ白は春の夜の言い難い刹那とざわめきをさらに助長してまた巡り来た少しこ寒い肌触りと一緒に。昔、側にいたものすごく背が高いそれではないけどどこにいてもその気配が私の春
March 28, 2022
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日増しに明るさを増す日差しに桜の蕾が踊る気配が伝わる引っ越しのトラックを見ては時間をもう一度刷り込む浮かれて躓いてしまいそうで足下を確認してしまう色んな覚悟を見ては自分に照らし身が縮む陽射しに急かされて落ち着かないざわつきと新しい何かが迎えに来てくれる様な勝手な期待多分、去年もその前もそうやって私は同じことを思い同じことを話してきたのだろうだけど、それは永遠ではない桜は毎年咲いたとしてもだからこそ今年は今年の春を生ききろう来年は知らない永遠も知らない
March 24, 2022
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何でもないピンク色に反応してそれは重症だと苦笑いどんなこともそれがやって来るのを心踊らせ待っている時が好きで届いてしまうと刹那さえおもう憧れは叶えるためのマイルストーンそうしてやって来た今まで、たどりたどり気づけばそこに立てていたこれからは出来ていたことができなくなるそれも前向きな算段でここからの自分が向かう場所に心地いいモノを目指して誰かに、誰にでも優しくそしていつよりも美しく毎朝見上げる私の標準木の蕾はまだ固い幹の中に拡がる鮮やかなピンクを心に描く一番幸せかもしれない時間
March 9, 2022
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凍える朝に色を足す朝焼けが晴々し過ぎて背にして見上げた空に寛容な月が身を透かしていた。先日、美容室で言われた「去年も君は同じこと言っていたよ」という言葉が繰り返される巡る季節に毎年、同じ思いを辿りながら時間を重ねていく事の穏やかな景色がとてもいいなぁと思ったそれが誰にもわからなくても自分が大事にしていくことが尊くてうれしい。
February 23, 2022
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いよいよ夜明けに追い越され明るさに目覚めてその冷たさに春を感じる深く深く屈伸をして低くなるほどにこの先の伸びをはかる目の前の哀しみと閉塞感にはひととき目を閉じて軽やかに歩みを進める次の季節を思い描いてその季節は必ずやってくる今が、つらく冷たければ冷たいほどに鮮やかな季節が。
February 17, 2022
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少しずつ、少しずつ目の前の景色が手に負えなくなり想定でことを進めるこうやって、ページをめくる速度を緩めてまた戻っては、同じ節を読んでから気づく明確でない自信の無さが、優しさに代わり歩む速度を落とすと道端の小さな幸せに気づく事ができたりして見えていなかったモノを見えない目でみつけるなど、なんかうまく出来ているなぁっておもうこの頃。
February 15, 2022
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ここから、突然に明るさがやってくる気がする。なぜだろう、向かう気概に背中を押される。動物的直感は僅かでも残っていたならとても嬉しいいきものの欠片として、存在していく価値を少しでも身につけていれたなら春の声を聴こう明ける感じを嗅ぎとって笑顔になれる明るい方へ
February 4, 2022
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自分の声で夢から覚めた。こんなことはそうない。いい加減、辟易。目覚めている時の暮らしにはもうあと影もなくしているというのに潜在的なものには手が届かなくともそこまでこの両手で覆えるようにこちらの暮らしを輝かそう日ごとの新しい光を浴びて毎日を浄化しよう向かいたい場所をイメージして夢見よう夢見ることは、きっとそうなんだとおもう。
January 13, 2022
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晴れがましい日を越えクールダウンして少しほっとする。画面には、希望的今年の目標や誓いが並ぶそれらと少し色を変えたかった。それをベットの上から見てる友人や休み叶わず働く人達がいて皆が一斉ではないことを思った。世の中を牽引していく人たちがいてそうでなくも頑張っている人たちの多くとそれを見守る優しい人びとと。優しく在りたいと思うからまずは自分に優しくあることが今年の第一歩
January 4, 2022
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ずっと、なにもない顔をしてずっと、探している。ここではない何処か本当にあう仕事まだ会えていない誰かより良い明日をもう朝日の時間が 次の芽生えに移行して春に向かっている寒さはこれから増していくけど地上は少し遅れぎみ理科で習ったように季節の指針をたどりながら続いて行こう朝陽を倣いながら
December 28, 2021
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一年で一番日が短い日一年で一番夜が長い日同じ1日も違う視点をもつ今年も両手で足りる日数になり昔から開ける晴れがましさより暮れる愁いの方が好きな私は好きな時節を惜しみ憂いなんだか本末転倒装飾のないシンプルなもみの木も好きでいられるのもわずか。
December 22, 2021
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誰にも云われるのは、「貴女は多分、大丈夫。」そう、昔から、今でも。しなることが出来るらしい、折れることなく、雪の重みにも耐え、夏の日差しに伸びる竹の様に。最大の誉め言葉だと心に落として前を向くその重みは、いつか溶け落ちる事を知っている弓のようにしなった反動でバネのように跳ね返し太陽に手をかざす。明日を感じられたらまた前に進める。
December 17, 2021
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お日様より起きるのが早くなって、 毎日、日の出を見ながら思うのは 次の休みまでのカウントダウン 近くばかりを見ていたら 車酔いするから 目線は遠景を見なさいと よく父親に言われたことを思う 大きいビジョンを描かなくなったことに 老いを知らされも だからこそ見える 秀逸な濁りを 気付けることに喜びを抱き もうちょっとだけは反省して 目線を飛ばそう。 息の長い道程を
December 9, 2021
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12月の雨 そんな歌があったなぁ そう思って電車待ち 年の暮れは 何もかも印象的で 何かと思い出の多いもの。 晴れがましくまぶしい年明けより、 暮れ泥む年の瀬が好き しずかにしずかに 心穏やかに 終焉にむかっていくに 冷たい雨も一役。
December 8, 2021
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今年初めて、 窓が涙を流した朝は、 まだ空高い月が朝深し 姿を透かして、 さりげなく空に佇んで 何を見届けているのか いつかの天体ショーとは裏腹に 小さな画面を覗き込む 丸めた背中を高みの見物 新しい空気を吸うには 胸を広げないと そんなメッセージを 受け取ったのは私だけかな。
November 25, 2021
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ようやく冬が届くらしい 子供の頃の固くて痛い冬は 自分の手で、 柔らかで甘く変えた。 新しい時間を上書きして 自分のものにする 悪いことは良いことに 良いことはもっと良いことに 凛とした寒さに 目を覚まして 今年も自分らしい冬を重ねたい
November 21, 2021
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目まぐるしい平日を終えたら 目まぐるしい休日が来る リセットを何処でしようか。 月が救いの日曜日。
November 8, 2021
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積み残しに取り掛かって、 キリをみてようやくPCを閉じて 布団に潜り込むも 働いている脳が覚醒したまま 休ませてくれない 浅い夢を繰り返し 綿の肌触りの感覚だけで ねじ伏せてみる 毎日、 不確かなものでしかない夜は 今日は果てのない海底のよう それならそれで もう永遠でもいいと思いながら 海底での暮らしを描いてみよう あたたかな海がいいな。
October 23, 2021
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満月だそうだ。 こないだ、新月だったのに。 週単位ではなく、 もはや月単位で時が廻る、 だから、 目が回っているのね、きっと。 この頃は、 お日さまより早起きだけど、 冬はお日さまがお寝坊だから 必然的にそうなるわけで なにも私は変わらない。 ただ、 このところの磁気嵐が ぐるぐると人を惑わせないように そんな風におもう。
October 21, 2021
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目覚めた空が心を映すように 小さな波が続く毎日 時々生まれる波間の青空を たどりたどり。 向こうの静寂まで行こうと 小さなジャンプをしたら 足を挫いてしまった。 捻挫で済んでよかった。 いい面を拾って 思いを取り直して 穏やかな気候に癒されたなら、 優しい方の自分で
September 29, 2021
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今夜の月は あまりにも明るくて苦手。 声無く滝のように 涙を流す彼女は、 また薬を探しに出掛けた。 何度こんな夜を過ごせば 本当に笑えるんだろう。 指紋がなくなるかと思うほど 擦る背中には まだ下ろせない荷物が 懲り着いて襲う 今夜だけは静かに眠れますよう その場しのぎの 気休めの呪文を 聞こえないように呟く
September 21, 2021
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帰り道 眉月が手を振ったと思ったら あっという間に 沈んで行ってしまった。 この頃は日も早い。 夕闇が姿を隠してくれるから、 誰ともすれ違わない路地に マスクを外して歩いてみる そんな些細な事が 冒険のように 世界が小さくなってしまった。 出来ないことを思っても仕方ないから 出来ることを片っ端から 楽しみにかえていこう 月が満ちるまで その先に欠けるまで 先ずは手の届くところに視点を置いて
September 10, 2021
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バス待ちに fesの定番曲が イヤホンから流れてきて 思わず見上げた空が眩しい 日傘をさして お日様から隠れるような朝に 忘れ物を見つけたような気がした。 この空は、 大切な人の空と ちゃんと繋がっているから 今日も頑張ろうと思えた。 こうなったら、 もう何でも勝手に 味方にしてしまえばいいよ。 力に換えられるものすべて。
August 4, 2021
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押さえ込みは北風 じゃぁ、太陽はなんだろう。 北風は限界。 太陽を探そう。
July 30, 2021
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歩道橋の上から カメラを向ける人が何人もあった。 その姿にほっとさせられた。 スマホの画面ではなく 空を見上げながら 電車に揺られてほしい 車窓から、 途切れ途切れに繋がる空は 何処までも続いていて 明けたり暮れたりを 当たり前に繰り返して 見せてくれる鮮やかな色を その瞬間しかない景色を 今日の出来事に透かしながら
July 28, 2021
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ソファーの定位置から 同じ時間に見上げると 月の位置が少しずつちがう 近く大きく優しかった姿は、 どんどんと小さく離れていく ひとときとして留まらず 新しい時を重ねるたび 形を変えて。 変わるということだけが、 変わらない事実。 見える見えないは別として、 その存在は必ずそこにある 強みに思えることだけを取り出して 盾ではなく、 繋がりの手だてに。
July 27, 2021
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夕焼け空に浮かぶ 上弦の月が とてもキレイだった。 梅雨が明けたとみられる なんて、 発表があった。 「明けました。」 ではない近年。 昔は梅雨のことも、 男性的なとか女性的なとか 言っていた。 いろんな事が自由になったり いろんな形が保護されたり、 認められたり、 たけど、 その分、 なにか神経を尖らせて、 息苦しくなることもあったりして 何が良いことか 時々見失ってしまう。 だから、 大胆な事が 起こらなくなるのではと 風の時代におもう。 だから、 夕焼け空の尊さが 際立つ気がする。
July 18, 2021
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本当に久しぶりに 自分の休日だった。 一番空に近い部屋で 大切に過ごした。 遠雷に心を捕まれたから 結局、何も手つかずで 空を見上げていた。 平らに見えるキャンバスは、 高層の白い雲と 手が届きそうな所で 動きの早い雨雲が、 その奥行きを作り出す 遠目にはミストのような雨が 近づくと実は大きな粒が屋根を叩く ひとり、声を出して笑った 漫画のような安易さに。 案外、そんなもんで こわいことも 近づいたら、 笑えるといいな 私たちは勝手に 悪いことだけは 想像力が豊かなだけかもしれないから。
July 12, 2021
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私のスマホは、 天気予報をこういった。 明日の天気は 雨ときどき止む その言いようがとても好き。 梅雨時の空は暗い、 でも、 雨だって降りっぱなしじゃない 時々は止んで そう、 休み休みでいい。 時々でもいい。 ずうっと晴れが続くわけもない。 空のままに 目の前のままに
June 19, 2021
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雨が降ったので、 ようやく訪れることができた 静かで密やかなカフェで 物語を一章だけ読んだ。 昨日届いた訃報を 纏うようなその話は、 暫くぶりの小説としては、 役割を果たすものだった。 庭の青もみじが ずっと朱くならなければいいな そう思って眺めていたら、 予定通りに雨が降ってきて 今頃濡れているだろう自転車を思う。 今日のお買い物どうしよう。 そんななんでもない悩みが ほのぼの嬉しい日曜日の夕方 それは、 恐ろしく山盛りの仕事があるから 思える嬉しさだと、 励ましながら、 一番嫌なひとときを逃そう。
June 13, 2021
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ただよう空気が 重いものを含んで、 未来への視界に陰りを持ち それを写すかのように 人の気持ちにまで及んでいる。 この景色をここそこに感じ、 信じられない報も届く。 負けるな、 なんて励ましは 思いを逆方向に向ける 振り絞った欠片を 繋いで道を作ろう 未来は、彼処にある たいそうなことは要らない ただ彼処へ行ければいくだけたのだ
June 13, 2021
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月が早くに沈もうとするから、 雲が波のように引き込んだ。 海底から、 蛍烏賊のように 光を放つ 静寂の波紋を分けて これを見上げることができる 心の平穏に何よりも感謝 このところ荒れていた 風雨が暮らしをも乱していたから、 久しぶりの静かなギフト 安らかに みなも癒して
May 23, 2021
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異常なほど早くの梅雨入りは 何かの予感を勘ぐってしまう。 こういうとき、 人は無理矢理理由を作る 神さまが仕向けた事と称することが 沢山生まれる 外に出たくならないようにと、 空気をたっぷりの雨で洗うんだと、 思えば、 何かの言い訳を いつも探している 私の毎日も同じ 自分の小心を担保するように 後付けの理由を探すようになったのは、 生き延びる知恵だったんだ。 自分を肯定し続けるために。
May 18, 2021
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数秒でこの景色は ガラリと変わる。 瞬く間。 瞬間というのは、 どのような状況下でも同じ。 さっきの事が、 今は通用しない。 柔軟に、柔軟に 形にはめず、 こうでしかないなんて思わないで
May 9, 2021
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良い雨ですね。 先生からの そのメールの一文が 優しく響いた。 雨は土の香りを充満させ どこかに置いてきた 遠い懐かしさを連れてくる。 毎日の疲弊から 視点を変えるべきなのかもしれない。 世界を遮断する この雨の孤独に 快く浸り、 この一文を纏う。
May 1, 2021
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休日出勤の朝は、 少し早く会社に着いてしまいそうで 時間稼ぎに 近くの公園でcoffeeを もう藤がたわわに蕾をつけ、 初老の男性がひとり 掃き掃除をしている。 たった5分の静かなベンチ 明るい空を眺めた。 青空は相変わらず高い 地上の悩みも知らないで 木々の芽吹きも 山の彩りも 風のあたたかさも 変わらずに巡る 天を目指す命を摘んだ エンドウの蔓は、 ちぎられてもなお 花を咲かそうと背伸びをする みな、 健気に、 惜しみなく、 歩みを進めている。 まだまだ序の口。 まだまだ笑える。
April 11, 2021
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