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  こんにちは、御嶽山の噴火による犠牲者は死者12名、心肺停止者が10月1日11時現在

 新たに7人増え31名となりました。心肺停止者の内11名が病院に搬送されました。今なお

 懸命な救助作業が行われ、また今まで捜索していなかった場所にも捜索の手を広げて他に

 遭難者がいないか確認しています。亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り致します。

 まだ救助されていない方々の一刻も早い救助を願います。

 私も今年から山登りを始めようかなと思った矢先の悲しい自然災害です。

 日本の活火山は全部で110あるそうです。活火山は「過去1万年前以内に噴火した火山

 及び現在活発な火山活動のある火山」と定義されています。

  110の活火山の内、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」と選定

  されている火山が上記の47活火山です。この中には世界文化遺産に登録され毎年多くの

  登山客が訪れる富士山も含まれています。

  富士山の噴火は江戸中期、1707年(宝永4年)、宝永大噴火が歴史上最後の噴火となって

  います。300年以上噴火が起きていませんが、それ以前には100年に一度程度噴火しており

  活発な活火山の一つだったそうです。300年以上沈黙しているほうが珍しく、いつ噴火が起き

  てもおかしくない状況にあるとも言われています。

「週刊江戸」より

 こちらが宝永大噴火の資料です。

 この時の噴火は溶岩の噴出を伴わないブリニー式の噴火で噴石や火山灰が火山ガス

 とともに噴煙柱となって吹き上がったそうです。

 これは今回の御嶽山の噴火と同じような噴火だったと思います。

 今回の噴火は水蒸気爆発による噴火でマグマ噴火と違って予知が難しく予見出来なか

 ったとされています。

 最近の例では2000年の北海道有珠山の噴火で、北海道大学名誉教授で地球科学者

 の岡田弘氏がこの噴火を的確に予知しました。また火山の静かな時から地元の住民へ

 の密着した啓発活動を行ったことで、噴火前のスムーズな避難を成功させ一人の犠牲

 を出さずにすみました。

 岡田氏の専門は火山物理学、火山予知、火山災害でこの災害時に自治体防災機関の

 人達と連携し、防災対策に的確な助言をしたことが高く評価され、2001年度防災功労者

 内閣総理大臣賞を受賞しています。このことで「有珠山の主治医」とも呼ばれています。

 過去に例をみないとか未曾有の災害とか、今までの常識では考えられないようなことが

 実際に起きています。

 重要なのはこのような災害を徹底検証し、今後の災害予知の精度を高めることだと思い

 ます。

  

 来年登って見ようと思っています、旭岳、十勝岳も47の活火山となっており、登る際には

 十分に下調べをして、また装備もしっかりとして登りたいと思います。

 それでは今日はこの辺で、行方不明者の一刻も早い救助を願っています。捜索活動を

 されている皆様は2次災害に注意してください。






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Last updated  2014.10.01 17:48:47
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