2013年1月成績 0
全3件 (3件中 1-3件目)
1
特集「みえた100円への道」【概要】▼緩やかに100円程度まで円安に進むのが政府にとっての最良のシナリオ。この水準が続けば日経平均1万4000円に押し上げる資産もあり。▼日本における対外証券投資は約6兆円。円安が始まった05年の16兆円には遠く及ばない。輸出産業は為替予約を手控えている。円の先安観から円買いを急ぐ必要性も薄れている。▼円安の持続は米の容認がカギ。試金石となるのが22日の日米首脳会談。▼物価が2%上がる世界では地価は20%上がる。都心から郊外へ「ミニバブル」の気配、地価に先高観あり。【感想】 先週のG20を受け、ドル円は93円半ばまで下落。今後、緩やかに円安に振れるという前提であれば、株式相場は円安の恩恵を受ける好業績銘柄を中長期的に保有するほうが良いと言える。昨今、為替と日本株の相関関係は0.98とも言われていて、これまでのような急激な円安という場面が出現しないということであれば、当面日本株は揉みあい、ということになりそう。不動産も中期的には視界良し、といったところか。
2013.02.17
特集「グレートローテーション」【概要】▼リーマンショック後における各国の株式相場の騰落率はインドネシア、フィリピン、タイなどのアジア新興国が抜けている。日本は、フランス、スペインとともにマイナス圏内。▼世界年金基金の株式の投資比率99年に比べ14ポイント低下している。▼円先安観で海外勢が備え。オプション市場ではプット買いが膨らみドル円は95円から100円を目指す。▼現状円安一服で日本株はもみあいだが、相場は健康的な調整。ドル円95円なら、来期3割程度の経常増益になる。【感想】 紙上では「あおり?」とも思われるぐらい一貫して強気予想で、そのまま鵜呑みにするのも?という印象。 円安によるデメリットとして燃料費の上昇などがあるが、これをヘッジするための石油・非鉄などへの投資も必要かと考える。また、株価下落要因になりやすい中国問題についても、軍事・防衛関連銘柄特集など興味深い内容だった。週明け以降監視銘柄を広げていきたい。
2013.02.10
特集:外国人どこまで買うか【概要】▼日本株の上昇を支えている外国人の買いは短期筋によるもので本格的な買いはこれから。郵政相場なりの買いが入れば日経平均は1万6000円を突破する計算▼ドル建てベースでみる日経平均は昨年秋から10%しか上昇していない。これは世界平均の上昇率と比べても全く突出していない。▼日経平均は約PER19倍だがPBR1.1倍であることから日本株は割安。このことはROEが低いという証左でもあり、今後ROEの改善余地の高い企業が注目される。【感想】 今後、本格的な外国人の買いが入るとすれば、日経平均・TOPIX100などの大型株がよいか?また、高ROE好きな外国人、というのであれば、13年予想ROEが急回復する企業で、かつ数年前に比べて外国人保有比率が低くなっている銘柄の中から投資候補を選定するのも面白いやり方かもしれない。 ちなみに、昨年ROEが高く、3年前と比べ外国人保有比率が低下した銘柄をTOPIX100に限定して調べたところ、丸紅、三井物産、住友商事及び三菱商事などの総合商社並びに小松製作所、ヤマダ電機あたりが該当していた。 ジャスダックなどの新興市場も堅調だし、資金の振り分け先に悩ましいことになりそうです。
2013.02.03
全3件 (3件中 1-3件目)
1