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2010/07/23

プラスのストローク

カテゴリ：人材育成　企業版

今日はある会社さんで人材育成のセミナーをさせて
いただきました。

TA（交流分析）のエゴグラムです。

皆さん真剣に受講いただき、コミュニケーションで
一番最初の自己理解を深めていただきました。

自分のことは一番関心がありますが、
自分がよくわかっていない！と思います。

相手から見た時に自分はこういう人間に日々の行動では
見えているということを理解し、気づき、行動変革に
進んでほしいと思っています。

そしてTAの基礎理論の中の、ストロークの勉強を
しました。

ストロークとは、TAでは、

人の存在を認めるすべての行為をいいます。

プラス（肯定的）ストロークとは

自分は相手にとって大切な存在なのだと確信すること

やる気・元気・勇気はわいてくるものです。

最も効果的なプラスのストロークは
無条件であるということです。

逆のマイナスのストロークでは、わかりますよね？

やる気を失わせる、反発反抗的にさせるストロークです。

職場で考えてみましょう。

いい職場とは、このストロークのいっぱいある職場です。

たとえば、プラスのストロークが０％、マイナスのストロークが１００％の
職場を思い浮かべてみましょう。

どんな職場でしょうか？

自信喪失の状態で、無気力、諦めにあふれ、逃避的な雰囲気に満ちます。
やる気がなく、一人一人の心に重苦しい空気が充満している状態です。

マイナスのストロークの交換しか行われていないわけですから厳しいです。

１８０度変えて、

プラスのストロークが１００％　マイナスのストロークが０％の職場は
どうでしょうか？

先ほどの逆で、気力が充実して、夢や希望が膨らみます。
喜びや幸せが実感できます。生きがいを感じ、自信に満ち、すべてに建設的に
なります。そんな職場の状態です。

コミュニケーションをとることを心から楽しみ、職場や周りに感謝の心を
持ちます。

想像しただけでもすばらしい職場であり、目指したい職場です。

それだけ、プラスのストロークは大切でひとりひとりの心の
持ち方、言葉の出し方、行動にかかっていると思います。

今回の研修では、そんなお話をしました。

ストロークは、まず『あいさつ』から始めませんか？

あいさつも毎日のストロークで基本的で簡単にできます。

相手の目を見て、笑顔で、大きな声で。

それだけでも違った朝を迎えられ、そして職場に朝から

よいエネルギーを充満させること間違いないですね。

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