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4月の保有銘柄は以下の通り。 メガチップスは、PF11位で保有。PF4位以下は殆ど投資金額が同じなので、株価の増減により簡単に順位が入れ替わります。4月の売買は、武田薬品工業を一部売却(約3分の1)。メガチップスを新規買い。東京製鐵のナンピン買いを行いました。東京製鐵の平均単価が高く、上手い買い付けが出来ていません。これは反省事項です。月間成績は-2.1%、年初来成績は+4.2%でした。4月半ばの株式市場の調整は、もっとダラダラ下げると思ったんですが、思ったより下げませんでした。少し拍子抜けです。相変わらず、大型株が冴えませんね。今後に期待したいと思います。
2005年05月01日
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今日は4月の成績を書くつもりだったんですが、日興ビーンズのサービスが一時停止しているので、成績が詳しく判りません。で、別の話題を取り上げたいと思います。先日konatsuさんのブログで、「ピーターリンチの株で勝つ」が話題になっていました。その中で葬祭関係の会社に投資をして成功をする話が載っています。私は日本にもこの条件は当てはまるのではないか?と考え、二匹目のドジョウを狙って、一度調べた経験があります。ちなみにこの本を読んだのはかなり前でして、内容をかなり忘れています。もう一度読み返してみようと思います。konatsuさんのブログで名前の挙がっていた会社を見てみました。 以前に調べたのは、この中のニチリョクです。結構きちんと調べました。本来なら、調査まで行かないような財務状態です。ニチリョクに関しては、財務の質の悪さが目に付きました。流動資産の多くが棚卸資産なんですが、その多くが土地(お墓)なんですね。販売には年単位の時間がかかるし、数字自体も良くありません。それと、定性面でも少々気になる事が。この会社、社長の言葉を毎月「以石伝心」と言うコラムで読めるのですが、このコラムを読む限り、社長の資本政策に疑問があります。あまり財務が悪い事を問題視していないようなのです。考え方が古いな、と思いました。私は小さい会社で最も重要なのは、経営者だと思っているので、これではこの会社は買えないなぁと思いました。調査を実施したのは、もう1年以上前です。このとき買っていれば、かなり利益が出ましたが、後悔は無いです。今後もこの会社は買わないでしょう。その他の会社を見ると、定量面では平安レイサービスが良く見えます。でもまぁ、今の所、買うところまでは行かないでしょうね。今後この分野は、高齢化に合わせて数量ベースは拡大するでしょう。でも、需要増えて欲しいって事は、人の不幸を望むと言う事で、少し複雑です。業界の拡大を素直に喜べない業界ですね。
2005年04月29日
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気が付いたら、もう月末です。今月は時間が過ぎるのが早く感じられます。4月は色々と、株式に関することを考え続けました。今までの私と比べると、投資に掛ける時間が長くなりすぎています。もう少しマッタリと行かないといけないと、今になって少し反省です。ところで、来月22日のKENさんのセミナーに、参加できる事になりました。初めてのセミナー参加で、今から非常に楽しみです。もし会場で私に声を掛けても良いと言う方がいらっしゃいましたら、メールをいただけないでしょうか?
2005年04月27日
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タナベ経営、本日急騰しましたね。ホルダーの方、おめでとうございます。私は参戦見送りとなりました。本日、雑誌ZAIを購入。四谷さんとシンさんが紹介されていました。「株で2億円作る」と言う企画でしたが、なかなか楽しめます。で、何故2億円かと言うと、「経済的自由は、2億円で得られる」と言うのが、この数字の根拠となっていました。この数字は、私の考えそのものです。私もラットレースから抜け出したと判断できる資産規模は2億円と以前から考えていました。当然、退職までの資産規模の目標値は2億円です。ま、先は長いですけどね~。ただ、決して不可能とは思っていません。(5年前なら、こんな数字考えもしなかったでしょう)そういった意味で、複利の威力を「知る」だけで、世界が変わるのが実感できます。ところで、ZAIには「理論株価」の一覧表があります。その中で、割安な株をランキングしてますが、今月号の割安度一位は、洸陽フューチャーズでした。その他の銘柄でも、ランキング内に結構バリュー投資サイトでお馴染みの銘柄が並びます。「このランキング、使えるんじゃない?」正直思いましたね。理論株価の算定方法はイマイチはっきりしませんが、DCF法を基礎としているようです。面白いので、少しこのランキングを参考にして、銘柄を見てみようかと思います。ちなみに、私の持ち株の中で100位以内にランクされているのは以下の通り20位に丸誠、86位に東京製鐵、92位にベルーナでした。監視銘柄でランクインしてるのは、それこそ「たくさん」です。(10は越えてます)
2005年04月25日
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タナベ経営、改めて調べてみました。 修正利益の財務データは、04年9月中間期のものを使用しています。過去の株価は、基本的に過去の高値近辺の数字を使って見ました。私は他の同業他社との評価を、「横の比較」。自社の過去との比較を「縦の比較」と勝手に呼んでいます。今回は縦の比較をやってみました。見てみると、ずっとネットネット株だったんですね。きちんと黒字営業してるのに、こんなに評価が低かったんだと言う感じ。実はこの会社、2月の「投資に役立つ企業分析レポート」で初めて知りました。もう少し早く知ってれば、確実に買っていただろうと思います。(この銘柄は、保有しておりません)その後急騰したので無視を決め込んでたんですが、最近は少々調整してるようです。チャンスかな?(ホルダーの方、ごめんなさい)この会社に関しては、ROEを上げる方向の資本政策を期待したいところです。
2005年04月24日
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最近つくづく思うのですが、投資では「人と違う」と言うことが平気な人が成功するんだろうなと思います。バリュー投資を志す人は、「人と違う会社に投資」=「不人気」=「美味しい」と言う等式が成り立つと考える人が多いと思いますが、実際自分だけで調べてこれをやるのは、凡人である私には精神的な部分でキツイものがあります。不安になってしまうんですね。しかしこれではいけないと思い、ここの所少々違う視点で、バリュー投資サイトに出ていない企業も調べてみました。「どんな感じかなぁ」って事でいくつか見ていったんですが、これがまた大外れ。スクリーニングにはお馴染みの企業がいくつか引っかかり、その他の企業を中心に4つばかし見てみました。はっきり言って、「お馴染み銘柄」の方が良く見えます。考えてみれば当たり前で、同じようなスクリーングをすれば、出てくる企業は同じものになるし、その中で注目されてる企業と、調べて注目されない企業に分ければ、注目されてる企業のほうが魅力的なのは当然です。スクリーニングを少し考える必要がありそうです。最近、ヒルコさんの日記を熱く見ております。精力的に調査されていて、かなわないと思ってしまう。正直、人が調査した会社を再調査するほうが、圧倒的に合理的なので、ついついそちらに流されてしまいます。ま、私は暫くこのままで行く事になりそうです。今日はムトーとタナベ経営のHPでも覗いてみます。ところで先日、大型ショッピングセンターに行った時の事。ペットショップにメガチップス製のサーフィールが置いてありました。子犬達の映像を、ネット上で公開しているようです。調べたばかりの会社の製品を思いもかけない所で見かけて、少し嬉しくなってしまいました。頑張ってるな~と思ったら、単なる会社のデモカメラでした。私はシステム分野のライブカメラは、防犯対策や自宅の様子見(例えば高齢者の様子見)がメインになるものだと思っていたんですが、会社の宣伝にも使えそう。頑張って売って早めに黒字化してね~。
2005年04月24日
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inatoraさんが景気循環株について書かれていました。一度循環株について私見を書こうと思っていたので、良い機会なので買いとこうと思います。私の持ち株の中では、まず一番に名前が挙がるのは、「東京製鐵」、続いて「日本郵船」辺りが景気循環株と言えると考えてます。一般的には、化学株や紙パルプ株が代表格として挙がるようです。。参考私としては、これに電機株も入れたいですね。半導体関連は、シリコンサイクルに合わせて、株価もジェットコースターのように動きます。以前、大手の電機株でそこそこ儲けさせてもらった事がありますが、あまりの値動きの大きさに嫌気がさして、それ以来一度も買ったことがありません。今も「半導体」と聞くと少し嫌なんですが、「メガチップス」は買ってしまいました。日本郵船は、01年からの付き合いになります。アメリカ同時テロ直後に買って、初めて買ったときのPERは23倍、株価は340円ほどでした。一度益出しして、その後04年に買い戻しました。予想PERは8.5倍、株価は438円でした。現在価格は608円、来期予想PERは8.4倍くらいです。景気循環株は、PERで判断する事が難しい株式です。不況下でPERは上がり、好況期でPERが下がります。つまり、「株価の天井時のPERが、一番低くなる」可能性のある会社であると言うことです。この様な会社の株を、PERで判断して買うと、高値掴みをする可能性があります。3月の成績コメントで、日本郵船、そろそろ降り時か?と書いたのは、この様な考えが背景にあります。何せ、海運株は、稼働率が下がると途端に運賃価格が急落し、利益率が激減します。その意味で、長期投資にはイマイチ向いていないと思います。(安心して長期で持ってられない)実は東京製鐵も事情は同じと考えてます。今のPERは6倍台ですが、私はこれを手がかりにこの会社の株を買ったわけではありません。どちらかと言えば、定性面での評価が購入のきっかけです。(人の尻馬に乗っての投資です。)循環株は不況期に買う株だと思います。今は景気拡大が始まって2年以上が経過して、この様な株を買うのはリスキーだと思います。今回の海運業界の景気拡大は、期間的には戦後最長だそうです。「根拠あるフィーバー」なんて言葉が新聞に載った事もありますが、あまり当てにしたくない。そろそろ売りたいとこですが、現在の価格では売る気はないです。
2005年04月21日
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昨日は良く下げました。ま、定期的にこの様な下落はありますから、常に市場に参加し続けている人間にとってはしょうが無い事です。私は今回、殆どキャッシュの無い状態でこの日を迎えてしまったので、あまり動かない事になりそうです。ところで、中国のデモの鎮静化の兆しが見られません。私も日本人ですので、一連の報道を見ていると、正直面白くありません。中国人の主張が、あまりに一方的な物言いと感じる人も多いのではないかと思います。特に、領事館に対する投石や、日本車や店舗に対する破壊行動は明らかな犯罪であり、どんな理由があろうともこれを正当化する事は出来ません。それを、外相会談で指摘したにも関わらず、謝罪を拒否する姿勢は、非常に腹立たしい思いです。参考背景に様々な歴史的、感情的な軋轢があるのは判りますが、政府首脳の早期の事態収拾を期待したいところです。参考中国側とすれば、このまま国際社会の信頼を損なうのは得策ではないが、謝罪してしまっては、国民感情的に受け入れられないと言った所でしょうか?私の保有銘柄の中では、日本郵船や東京製鐵は中国関連などと言われ、ニュースに株価が反応しているように思います。個人的には、日中両国の相互依存度は非常に高くなっているので、事態収拾に中国側が乗り出すのは間違いないと考えてます。慌てて売る必要性はないですね。
2005年04月19日
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アシックス商事、下方修正出ましたね。下方修正は予想通りだったんですが、思っていたより悪い数字が出てしまいました。こちらのほうは意外でした。予想経常利益18億5千万円→13億7千万円です。第三四半期時点での予想経常利益に対する進捗率は約68%(12億6千万円)でしたので、第四四半期は殆ど儲かっていない計算です。やれやれですね。進捗率から言って、もう少し良い結果が出るものと思っていました。最終利益9億円で、株価1370円で計算すると、PERは13.45倍です。動くかどうかは、今思案中です。結構お気に入りの会社なんだけどなぁ。株価の方は、インサイダーと思われる売りが出ています。こう言うのは、腹立ちますね。株価は随分下がりましたが、買いたいと思っている会社の株はなかなか下がりません。ま、それ以前に、キャッシュが無いんですけどね。キャッシュを増やさなきゃと思っている矢先の下落だったので、少しがっかり。日本郵船を売り切るのと、武田、日産、ベルーナの一部売却を考えていたところでした。買いたいと思う株が充分下落しているようなら、乗換えを考えたいトコですが、充分下げてる株が見当たりません。動かない可能性の方が高いです。
2005年04月17日
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ここの所良く下げますね。まあ、気楽に相場を見てますが、やはり上げ相場の方が楽しいのは確かです。以前日記に書いた、田崎真珠を売ろうとタイミングを見ているのですが、権利取りの買いが入るどころか、相場の地合に合わせてだらだら下げています。少し見込み違いでした。まあ、下がり続けるなら、そのまま権利取りをします。ところで、富士変速機がえらい勢いで上がっていますが、何か材料でも出たんでしょうか?少し調べたんですが、理由がわかりませんでした。実はこの株、600株だけ持っていました。いくらなんでも、短期で上がりすぎだと思ったので、今日の午前に売ってしまいました。まさか終値400円いくとはねぇ。実はこの富士変速機、2月に買おうと何回か指値を入れていました。しかし、出来高少なくて、欲しい株数買おうとすると、自分の買い板で壁を作ってしまう。1000株注文入れて、100株だけ出来たりしたら、手数料率がバカ高くなってしまって、やってられません。(実際に、これ起こりました。)私は日興ビーンズで売買してるので、手数料が一日定額制(2625円)です。このくらいの低位株なら、せめて売買単位は1000株にして欲しいものです。しかし、バリュー投資はこの様な株を手がける事も多いと思うので、今度楽天証券で口座開設しようかと思っています。5月から、売買手数料改定があるみたいで、非常に割安です。低流動株に投資する場合、証券会社は選ばないといけないですね。
2005年04月14日
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私は今、あちこちのサイトで取り上げられている銘柄の再評価を中心に行うようにしています。企業評価の能力を手っ取り早く上げるためには、上級者の真似をするのが一番手っ取り早いと思うからです。メガチップスもこの様な考えからの投資です。元々成長分野の企業には投資したいと考えていましたし、以前には実際に投資していました。ただこの時の投資は、自分を信じられなくて、かなり早く降りてしまった経緯があります。今回は、自分なりに成長株の評価法を持ちたくて、調査を実施しました。平九郎さんの評価内容を自分の調査で裏付け出来るか?と言うのを、一つテーマにしました。全部の裏付けは取れませんでしたが、投資するだけの価値があるとの判断に傾きましたので、今回の購入となっています。私がこの会社を買うことを決心した一つの要素として、成長分野の企業であると言うことが、まず第一に挙がります。具体的には、産業用セキュリティシステムや地上波デジタル放送機器用LSIは、これから大きく市場規模が大きくなるだろうと思います。(この点は、ほぼ確実視してます)T・ロウ・プライスと言うアメリカの著名投資家(故人)が居ますが、彼は「成長が期待される沃土(分野)にあり、かつ経営がしっかりしている会社を選び、その会社を買う。そして、成長株の定義から外れてきた事が明らかになるまでずっと持続する」「そうすれば、訓練も無く、また投資運用に費やす時間も無い素人投資家でも、まずまずの成果を上げられるはずだ。」と言っています。私はこの会社を調べたとき、この言葉を思い浮かべました。問題は、この会社は成長分野にはあるが、プライス言う所の成長株の要件を、全く満たしていない事です。今後成長株になれるのか?が、一つ悩んだところです。そこで、業界内の当社の売買シェア(第三世代携帯、セキュリティ・システム、デジタル放送用LSI)と業界内での地位を、IRにメールで質問して見ました。これで他社に対して技術優位性があるとわかれば、成長株になる条件が満たされると考えたからです。しかし、残念ながら、これらは機密に属する情報だそうで、教えてもらえませんでした。しかし取引先企業を見ると、判っているだけで、ニコン、松下電器、三洋電機、セコムと言った一流企業が並びますので、これをもって技術力があると判断するに足りると判断しました。また、足元の業績も、明らかに最悪期を脱したと判断できます。システム部門のリストラは、前期で終わっていますし、オーディオ・オーサリング部門も04年に売却し、成長分野に経営資源を集中する姿勢を鮮明にしています。第三四半期の開示情報を見ても、年間業績予想を上方修正していますが、その修正売上高に対する第三四半期までの売り上げ達成率は81.9%になります。IRに問い合わせしたところ「売り上げの季節変動はありません」との事なので、普通に考えれば、この修正業績予想はかなり保守的だと思います。私は決算発表は、上方修正されると考えています。システム部門が黒字化するだけでも、かなり会社の評価は上がるでしょう。現在の株価は割安ではありませんが、面白いタイミングでの投資だと思いました。先日の日記にも書きましたが、2~3年で業績がかなり大きく上がりそうな気がします。(気がすると言うのが弱いですが)長い付き合いになりそうです。楽しみですね。
2005年04月13日
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最近話題になっているメガチップス。本日購入しました。もちろん、vis2004さんやKENさんが買ったのがきっかけです。 顧客専用LSI主力の、ファブレスメーカー。04年3月期のPERは100倍越えです。今期の業績予想では、さすがにPER100倍は越えません。過去2年の最終利益が低いのは、システム事業の特別損失が原因です。財務は良いですね。でも、売り上げの変動が激しく、全く安定していません。売り上げの約70%が任天堂向けで、同社のゲーム機器の売り上げに大きな影響を受けるようです。売り上げが安定しないのは、ロームも一緒です。かなり激しい循環株なんですね。当然、会社側も新しい収益の柱を育てるべく努力しているフシがあります。産業用セキュリティシステムや地上波デジタル放送機器用LSIは、現在収益貢献できていませんが、2~3年後には目処が立つのではないか?との印象を持ちました。この2分野は、これから需要が大きく伸びるであろう分野で、将来楽しみです。昨日の日経新聞一面に、携帯の世代交代に関する記事が出ていました。昨年末時点で、第二世代の加入者は6000万人弱、第三世代は2600万人弱。これが年内に両世代とも4500万人前後で並び、早ければ年末に逆転する見通しとの事。任天堂ゲーム機も、任天堂DS向けが期待できそう。どちらの要因も、足元の業績を下支えてくれそうです。正直、四季報の業績予想は、これらの要因を考えると少々保守的に感じます。今回、vis2004さんが日記で紹介された平九郎さんの日記の影響を強く受けまして、勉強を兼ねて投資してみようかなと思いました。書かれている事の裏づけを取ろうと先週末努力してみたんですが、これがなかなか難しく、全部は取れませんでした。完全に人の尻馬に乗る形での投資です。個人的には、3年くらい持てば美味しい事になるんじゃないかと思っています。今回は、定性的な分析結果が投資判断の基準になっています。しかし、私は自分の定性分析を信用していないので、自分だけでの分析だったら、絶対に投資していなかったでしょう。買いは、押し目を狙うと買わなくなりそうなので、本日朝一の成行で買いました。私にとっては打診買いとは言えない額です。幾つもの自分ルール違反を犯しましたが、今回は納得づくです。
2005年04月11日
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今日は桜を見に、昨日の日記に書いた海軍道路に行ってきました。人が多くて参った。早々に退散しましたが、桜は見事でなかなか楽しめました。やはり春は良いものです。ところで、私が尊敬する投資家のKENさんが、5月22日に投資セミナーを開催されるそうです。ものすごく行きたい。でも、その日は仕事だ~まあ、何とかやりくりして行きたいと思いますが、かなり厳しい。何せ、6月に旅行に行くので、かなり無理めの休暇をこの間頼んだばかりです。今まで私は、投資セミナーと言うものに参加したことがありません。過去2回ばかり参加しようと思ったのですが、どちらも仕事の都合が付かずに参加を断念しました。少し間が悪いです。しかし、今回は行きたいな~。
2005年04月09日
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今日、家の近所の桜が、見事に満開でした。気候も良いし、花見には良い塩梅です。今週末、花見をする人も多いでしょうね。私は今年、花見の予定はありませんが、明日にでも子供を連れて、桜を見物に行こうと思います。私は横浜在住ですが、いつも行くのは、米軍上瀬谷通信隊の広場です。ここには、通称「海軍道路」と呼ばれる3キロくらいの直線道路がありまして、ここに桜並木が続きます。芝生の広場は、米軍の敷地なんですが、普段は一般解放されていまして、休日など結構人で賑わいます。この広場に来ると、米軍基地も悪くないと思ってしまう。しかし、周りは調整区域に指定され、見事に畑しかありません。結構平坦な広い土地が、全く開発されずに残っているのは、少しもったいないですね。車の便が結構良いところで、東名高速の入り口まで、ほんの3キロほどです。返還予定は無いのだろうか?そろそろ暖かくなってきたので、釣りに行きたくなってきました。4月は風が強いので、ベストシーズンではありませんが、良い季節です。
2005年04月08日
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今日の日記は懺悔日記です。お恥ずかしい話ですが、過去の日記で使っていたEBIT倍率の計算方法が、間違っていました。私はEBITは営業利益の事なので、単純に、EV/EBIT倍率=企業総価値(EV)/営業利益(EBIT)と考え、計算しておりました。しかし、10月14日のinatoraさんの日記を読むと、EV/EBIT倍率=企業総価値/営業利益*(1-実効税率)で計算しているではありませんか。それも、ただし書きで、「税引き後営業利益を使用していることに注意してください。」とあります。お恥ずかしい~。inatoraさんの日記を全部読んでいないのがモロバレです。実は、今まで計算結果がvis2004さんのキャップレートと整合しない事に気付いていまして、一度メールで質問しようかと思っていたのです。ごめんなさいと言う事で、過去の書き込みは数字を割り引いて見てください。以下は、inatoraさんの日記を見ての修正事項です。・今まで私は、EVの計算を「株式時価総額-現金預金+有利子負債」で計算していましたが、これを「株式時価総額-現預金-有価証券+有利子負債」に改めます。・実効税率を、一律40%として計算します。・今後、キャップレートとして、パーセンテージで表記する事にします。以上三点、修正したいと思います。inatora日記を、初めから読み直そうと思います。初歩的な勉強不足を自覚させられました。
2005年04月07日
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昨日の日経新聞のコラム「日本経済、再浮揚の足音」で日産の事例が紹介されていました。今まで日産は、ゴーン社長の指導の下で、「系列解体」を進め、購買費を削減、保有する系列企業の株式を売って負債を減らしてきました。それが一転、系列強化に動き始めたとの事です。一言で言えば、技術の囲い込みを始めたようです。株主の私としては、歓迎したいと思います。自動車各社はここ数年、取引先企業数を絞って調達コストを引き下げると言うことをやってきました。しかし、トヨタなどを見ると、明らかに系列解体と言う感じにはなっていません。これは技術力のある企業は系列として取り込み、技術の囲い込みを目指していたのだと思います。日産はその点、コスト削減を優先してきた印象が強く、ここに来ての方針転換はプラス要因だと考えました。一時的に利益率は下がるかもしれませんが、長い目で見れば、技術と言うのは利益を生み出します。日産は昨年12月、一時鋼材不足のため、工場の操業停止に陥りました。これはゴーン改革に伴い、鋼材の仕入先を絞ったのが原因と言われています。安定供給を受け続けるためにも、調達先の多様化は必要な事なのでしょう。記事中の日産首脳のコメントが印象的でした。「技術の囲い込みと考えれば買収も設備投資と変わらない」3~4年前とは様変わりしましたね。
2005年04月05日
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本日、リンクさせていただいてるブログを見て回って思ったこと。「やっぱ、俺が一番成績悪い」予想通りで、笑ってしまいました。ま、あんま気にせず、今までどおりやっていきます。人との競争ではありませんから。基本的に私は、収益力が低いが、資産的にバリューであると言う会社は、あまり好きではありません。時間の経過が必ずしも味方にならないからと言うのが、その理由です。真っ先に見るのは、やはりPERになっちゃいます。これは好き嫌いの問題ですね。ここ暫くの市場の動きを見ていると、この考えが揺れますが。昨日、田舎父さんさんに書き込みいただいた、ユニフォーム関連銘柄を調べて見ました。 ボギメディカルは、手術着など医療用不織布用品トップです。同業他社とは言えないと思いますが、一応参考まで。正直、どの会社も私の投資基準から外れています。四季報見ていて、一番いいなと感じたのは、やはりボギメディカルです。その分事業価値が市場で高く評価されていて、チョット手が出せません。資産的に面白そうなのは、ヤギコーポレーション。収益的に割安そうなのは、自重堂ですが、どちらも営業利益の増減が激しく安定しない上、資産効率も非常に悪い。食指は動きませんでした。四季報見るのは、結構楽しいですね。今後も少しずつ見て行きたいと思います。
2005年04月03日
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私は以前から、会社の同様他社との比較をしなければと考えていたのですが、なかなか手間がかかるので、やらないでいました。今回、四季報のデータを使ったフォーマットを考え、エクセルで比較表を作成してみました。テストとして丸誠を使って評価してみたいと思います。 以前に日記に書いた、EBITDA倍率とEBIT倍率が間違っていました。最終利益の数字を使ってしまっていた。ごめんなさい、ここで修正をしておきます。同業他社の中でも、PERの低い銘柄をピックアップしました。丸誠割安と感じていたのですが、白青舎の方が、数字を見る限り割安です。知らんかった。やはり同業他社との比較の必要性を感じました。白青舎は、大丸系のビル管理会社です。売り上げ依存度は、30%弱くらい。有報読んだわけではないので、詳しくは判りませんが、調べてみる価値はあるでしょう。私としては、丸誠を仕込んでしまったので、このまま行きます。今後はこの様な比較もしていこうと思います。比較データの内容は、もう少し考え、修正する心算です。「この数字入れたほうが良い」との意見がありましたら、是非書き込みをお願いします。
2005年04月01日
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3月末の保有銘柄は、以下の通りです。 結局、丸誠は買い増しをしまして、主力銘柄の仲間入りをしました。少し早まったかも知れませんが、良しとします。800円越えで買った人が結構居るようなので、時間がかかるかも知れませんね。PF10位以下で保有していたトヨタを、色々考えた末売却しました。約一年間の保有で、+10%のリターンです。今年に入ってからの成績は、1月+1.0%、2月+1.3%、3月+4.0%の、合計+6.3%です。他のサイトの人たちの成績に比べると、ショボクて少し恥ずかしい。まぁしかし、私にしてみれば、悪くない成績です。一応、私の目標は、5年平均のリターンが、複利で10%を超えることです。少なくとも、5年くらいのスパンで投資成績を考える必要性を感じています。武田薬品と日産、それにトヨタの成績が振るわず、私のPFの年初来の成績低迷の原因となっています。この3銘柄で、PFの約40%を占めますので、影響は大です。特に武田のウェイトが突出して高くなっているので、そのうち売却します。4~5月に売り場を探そうと思っています。郵船も、そろそろ降りる頃合かな?
2005年04月01日
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最近地震が多いですね。昨年の新潟、スマトラ沖地震や、今年に入って九州、そして再びのスマトラ沖地震。特に関連は無いのでしょうが、そろそろ関東に来てもおかしくないと思い始めました。我が家は、RC造の某大手分譲マンションに住んでいますので、地震により倒壊する心配はしていませんが、家具が倒れて下敷きになる可能性が大きい状態です。寝室にしている部屋に、大きな家具が二つ。たんすとスチール製の棚があります。下敷きになっても、大人なら死にはしないでしょうが、骨折くらい起こしてもおかしくないです。子供が下敷きになったら・・・あんま考えたくありませんが、深刻な状態になる可能性はあります。固定処置を考えた方が良いでしょうね。今年は防災グッズの売れ行き良さそうだなぁ。私が地震と言われて真っ先に名前が出てくるのは、阪神淡路大震災です。この地震では、結構教訓が得られたと思います。思いつくのは、地震と聞いて医療チームが現地入りした時、外傷を想定して現地入りしたそうですが、実は外傷よりも慢性疾患患者の医療需要が大きかったそうです。例えば、腎臓の透析が出来ないとか、糖尿病のインスリンが欠乏したとか。輸送路が確保できない状態では、これらの問題がかなり深刻になるでしょう。それと、この震災で有名になったのが、クラッシュシンドローム(挫滅症候群)と言われる状態です。これは、長時間手足などが重量物に挟まれていた時に、救出した後に突然死すると言う状態です。具体的には、急性腎不全や、高カリウム血症による心室細動によって死に至ります。高カリウム血症は突然死するんで、怖いですよ。BSEなんかより、私はよっぽど地震の方が怖い。出来れば来て欲しくないですね。PS 本日、日本代表の対バーレーン戦がありました。日本が勝ってくれて大変嬉しい。内容はイマイチかも知れませんが、どんな形でも勝つことが大事です。次の試合も楽しみです。ガンバレニッポン。
2005年03月30日
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本日権利落ち日で、実質新年度入り相場です。自分のPFは結構下がりました。数字見るとドキリとしますね。今日は、丸誠を少し打診買いしました。キャッシュを増やすと日記で書いたばかりなのに、減らすような動きをしてしまいました。しょうもない。(株価720円として換算)PER 12.46倍PBR 0.96倍(04、12月期で換算)配当 15円(利回り2.08%)自己資本比率 63.7%流動比率 251.06% (04、3月期)当座比率 236.13% (04、3月期)EBITDA倍率 2.88倍EBIT倍率 3.41倍特に注記をしていない場合は、今3月期の予想利益を基に計算をしてあります。2月に50万株の公募増資を実施。PERは増加した株式を加味して補正しています。資産価値について、修正1株資産額を算定します。(04.3月期)現預金は簿価の100%、投資有価証券は簿価の80%、債権・手形・棚卸資産は90%、土地は50%、建物その他の有形無形の固定資産は0%で評価しています。差し入れ保証金は30%評価、繰り延べ税金資産は、利益水準から見て、大きいと感じたため、30%評価としました。(百万未満切捨て)現預金及び繰り延べ税金資産 28億34百万債権・売掛金・商品 12億90百万×0.9=11億61百万投資有価証券 3億1百万×0.8=2億48百万土地 20億39百万×0.5=10億19百万保証金、繰り延べ税金資産 3億59百万×0.3=1億7百万負債合計は21億33百万解散価値は、概算で 53億69百万円-21億33百万=32億36百万円発行済み株式数は554万株、時価総額は39億88百万。これに、今年2月に公募増資で調達した資金、2億80百万を加味すると、のれん代は4億72百万になります。キャッシュが多いですね。少し驚きました。ネットネット株でこそ無いものの、かなり割安な株価水準です。リスク要因として、西友向け売り上げが、全体の1割程度あるようです。それと、主力の設備エンジニアリングが、競争激化で前年割れが続いています。原価率も若干ながら上昇傾向。個人的に期待できそうだと思うのは、環境エンジニアリング部門ですね。しかし、利益貢献度は、まだ3%程度に過ぎません。今後、この豊富なキャッシュをどのように使うのかが、一つ注視点となると思います。今回、丸誠が結構下げているのを見て、衝動的に買いを入れてしまいました。今後の株価推移次第では、主力株となる可能性があります。ただ、事業環境は決して良く無さそうです。投資に当たって、vis2004さんの日記を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
2005年03月28日
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昨日は3月の期末最終売買日で、比較的配当の良い銘柄の多い私のPFは、概ね好調でした。バリュー投資家の皆さんは、皆同じだと思います。しかし、月曜日の権利落ちの下落が怖い。今、週末で市場が開いていなくて、少しホッとしています。私は、この権利取りの日を結構気にしています。株主として配当が送られてくるのは、やはり嬉しいものです。ま、そのお陰で、売買タイミングを失う事も多いのですが。特に中間配当時には、失敗したと感じることが多いです。今年に入り、小型株の上昇が目立ちます。私のPFの半分は大型株になりますので、その分パフォーマンスが悪いです。4月以降は、大型株に人気が移るのではないか?なんて勝手に期待しています。さて、どうなる事か。そろそろ私は、相場の下落を心配し始めました。上げ続ける相場と言うのは存在しませんから、どこかで調整が入ります。4~5月にかけて、多少キャッシュを増やす心算です。しかし、こんな事考えるのは良くないかな?長期なら、タイミングを考える必要は無いかもしれません。どちらにしても、昨年から始めたPFの銘柄入れ替えは、まだ終わっていないので、PFが安定するのはまだ先です。
2005年03月26日
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私と妻の共通の趣味は、旅行です。独身時代から、年1~2回は海外に行っていました。とは言っても、格安の貧乏旅行ですけど。しかし、子供が出来てからは、それもお預け状態でした。昨年、「そろそろ旅行に行きたい」などと考えていたところ、雑誌の株主優待記事にて、レオパレス21の株主優待を知りました。グアムのレオパレスリゾートの無料宿泊券です。100株で2泊分、半期に1回配布されます。レオパレス21(株価2000円として換算)PER 11.8倍PBR 2.2倍(04、9月期で換算)配当 15円(利回り0.75%)自己資本比率 31.0%流動比率 68.75% (04、9月期)当座比率 41.46% (04、9月期)EBITDA倍率 7.74倍EBIT倍率 8.55倍来年は減損会計で、約600億円の特別損失を計上する予定です。上記の数字は、9月の公募増資後の数字で計算したものです。私は、女房と私の名義で、この株を買いました。その直後、一週間ぐらいで公募増資の発表。株価は急落です。トホホ~な感じになってしまいました。実際、よく考えてみると、自己資本比率20%台の会社が、翌年に時価総額の20%くらいの減損を予定していたのですから、資本増強に動くのは、ある意味当然です。まあ、それ以前に、こんな数字の会社を買うなよって感じですが。優待に目がくらんで、なんて数字の会社を買ってしまったのか。自分で自分をアホと罵る羽目になりました。高い優待券です。優待を目的として買うと、あまり良い事がないかもしれません。あくまで余禄と考えるべきでした。グアムにはまだ一度も行った事が無いので、これを機会に一度行って来ようと思います。6月に予定してるんですが、今から楽しみです。いくらか損した事は、これで忘れられるでしょう。
2005年03月24日
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私のPFの中に、藤久と言う会社があります。この会社は、手芸専門店『手芸センタートーカイ』を全国的に展開している、手芸用品販売会社です。この会社、かつてinatoraさんやvis2004さんが保有していたため、昨年の暮れごろに一度調べていました。(株価2800円として換算)PER 12.2倍PBR 1.09倍(04、6月期で換算)配当 60円(利回り2.14%)自己資本比率 72.9%流動比率 246.63% (04、6月期)当座比率 99.21% (04、6月期)EBITDA倍率 4.09倍EBIT倍率 4.68倍当座比率が低いのが多少気になりますが、数字としてはそれほど悪くありません。事業内容ですが、昨年の中間決算発表で、大幅な業績の悪化を発表しまして、株価は低迷していました。確か、猛暑の影響で、既存店売り上げが大幅に落ち込んだと言うような内容だったと思います。で、一度近所のお店に行って見ました。はっきり言って、店舗はパッとしません。女房は手芸が趣味なので、品揃えなど見てもらいましたが、「イマイチ」とのお言葉。利益率の高いビーズの売り上げが落ちてるようだと話したら、「ビーズのブームはもう去ったよ、回復は無理なんじゃない」だって。昨年の売り上げ落ち込みの一因として、猛暑がありますので、今年は多少回復するかなと思いましたが、長期的には厳しいかな~?で、何でこの会社の株を買ったかと言いますと、2月に年初来安値まであと少しと迫った事と、株主優待で5000円分の買い物券がもらえるから。早い話が、女房対策銘柄です。女房名義と私名義で買い入れていますので、権利を取れば、配当60円と10000円分の買い物券がもらえます。株式としてもそれほど悪くは無く、6月の権利取りの買いも期待できるだろうとの読みもありました。2月の下落も、業績下方修正がきっかけでしょうが、ほとんど予想の範囲内でしたから、買いにはあまり抵抗はありませんでした。平均2770円での買い付けです。結構、この様に女房に相談したり、優待を取ると興味を持ってもらえます。なかなか楽しめました。藤久は、今日の終値で3000円を越えました。順調すぎますね。いい気にならないように気を付けます。
2005年03月23日
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本日のvis2004さんの日記で、バリュー投資批判が増えているとのお話をされてました。私としては「ふ~ん、知らなかったな」が第一印象。私自身は、テクニカルを否定する考えはありません。実際、投資タイミングを図る上では、テクニカル的視点でチャートを眺める事も多いです。テクニカルは、「市場参加者の心理を読むツールである」と言うのが、私の基本的な認識です。一応は勉強した事はしたのですが、私の考えに合わなかったので、私がテクニカル投資をする事が無いと言うだけです。しかし、わざわざバリュー投資サイトに行って批判する事は無いんじゃないかな~。大人気ないと思うのは、私だけでしょうか?私がある程度の長さで投資を考えるのは、短期売買は基本的にマイナスサムゲームだからです。誰かが儲かれば、誰かが損している。全体としては、手数料分マイナスです。企業が付加価値を産生するには、時間が必要なのです。逆に言えば、時間が経過すれば、企業価値が上昇し、その分市場参加者全員が恩恵を受けます。長期投資はプラスサムゲームとなりえます。(この様な事は、他の方も言っておられたと思います)私が収益面でのバリュー感を重視するのは、この様な考えが背景にあります。自分が突出した技能の持ち主であると考えるなら、私もテクニカルを選択しますが、そうではないので、プラスサムゲームに参加しようと考えているのです。長期投資に必要なのは、企業価値評価が主であり、テクニカルは売買タイミングを計るための補助的な役割しか果たせません。自然にテクニカル軽視になるのは当然だと思います。人は人、自分は自分。自分の好きな手法を選択し、その結果の責任を自分で負えば良いだけです。
2005年03月22日
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私の株の買い方と言うのは、基本的には逆張りです。下がっている株を買う、押し目を狙うなどで、「良い」と思った株をそのまま直ぐに買うと言う事は、しないようにしています。これは、高値掴みをする事を避けるため、自分に課したルールです。ですから、基本的には上値追いと言うのはまずしないため、動意ついて急に上がってしまった場合、「縁が無かった」と諦める事になります。昨年の暮れから年末に掛けて、4銘柄くらいは買い損ねが出ています。また、そう言った株に限って、良く上がるんですね。これは、ある意味損するより悔しい。年初から、あちこちのバリュー投資サイトの成績が非常に良く、それに比べて私のPFの成績はパッとしません。多少の焦りと、バリュー系の監視銘柄の好調さが相まって、2月の私の頭は、明らかに加熱していました。お陰で、2月の株の買い付け時に、上記のルールを無視して買い付けを行ってしまってます。買ってから3日ほどで、「いけね」と反省。毎年何度かは、この様な自分ルールを無視した買い付けをしてしまいます。上値を追ってしまうんです。大抵この様な買い方をした銘柄と言うのは、成績悪く、年間成績を減らしてしまいます。自分で作ったルールに忠実に従うのは意外と難しく、「自分の欲との戦い」が常にあります。この事があり、2月中に、3月は取引を止めようと決めました。キャッシュポジションが非常に低かったことも理由の一つですが、自分の頭を冷やす必要性を感じたからでもあります。「相場はいつもそこにある」と、自分に言い聞かせて、焦らずゆっくり動きます。レフティドラゴンさんの日記では、「投資とは我慢する事である」と言われています。全く、含蓄のあるお言葉で、その通りだと思います。しかしドラゴンさんは、投資歴1年だそうですが、とてもそうは思えない。日記を拝見していると、自分との力の差を感じさせられます。俺ももう少し、頑張る事にします。
2005年03月20日
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本日は、シチエの銘柄分析を行いたいと思います。結構、お気に入りの会社です。シチエ(4724)首都圏近郊で、CD、DVDレンタル、アミューズメント施設を運用。四季報のコメントでは、堅実経営。(株価1300円として換算)PER 12.2倍PBR 1.67倍(04、12月期で換算)配当 34円(利回り2.61%)自己資本比率 74.2%流動比率 116.59% (04、12月期で換算)当座比率 105.06% (04、12月期で換算)EBITDA倍率 3.73倍EBIT倍率 5.79倍シチエは、1月に70万株の第三者割り当て増資を行っているため、PERとPBRは、その分補正してあります。私としても再評価になります。尚、今回からEBITDA倍率とEBIT倍率を使ってみたいと思います。PERは、増資のお陰で以前に比べて多少割安感が薄れましたが、まだ割安な水準です。PBRは割安とは言えない水準ですが、成長性と収益面のバリュー感から、問題視する必要は無いと判断しました。以前は四季報に、有利子負債ゼロと出ていたと思いますが、今回有利子負債が15億円出ていました。配当は、04年の12月期の数字をそのまま転載していますが、恐らく今期は減額されるのではないかと思います。配当性向30%を公約していますので。(四季報では、減益予想です)資産価値について、修正1株資産額を算定します。現預金は簿価の100%、出資金は簿価の80%、債権・手形・棚卸資産は90%、土地は50%、建物その他の有形無形の固定資産は30%で評価、敷金保証金は30%評価とします。繰り延べ税金資産は、収益の安定性から考えて、100%評価としました。(百万未満切捨て)アシックス商事の時は、建物その他の有形無形の固定資産はゼロ評価としましたが、今回同じ評価をすると、実態とかけ離れると考えたため、修正をしてあります。現預金及び繰り延べ税金資産 16億16百万債権・売掛金・商品 2億22百万×0.9=1億99百万投資有価証券 なし土地 12億93百万×0.5=6億46百万建物及びその他の固定資産、敷金保証金 58億45百万×0.3=17億53百万負債合計は17億70百万解散価値は、概算で 42億14百万円-17億70百万=24億44百万円発行済み株式数は、1063万株。一株1300円換算なら、時価総額138億19万円です。保守的に見積もったのれん代は、113億75百万の評価となります。正直、資産面から見ると割安感は小さいです。今期は減益予想でもあります。暫く大きな投資が続くので、財務面でも悪化が予想されます。私がこの株を買った理由は、まずその成長性を高く評価したのと、経営陣の堅実な経営に好感を持てた事、現時点でのEBITDA倍率の低さを評価しました。(私が買ったときは、もっと割安でした)キャップレートは現在17%ほどです。私としては、シチエは株価下がったら買い増す方針でいます。なお、EBITDA倍率の算定は、「MBAバリュエーション2」に掲載されている簡易算定方法で計算しました。
2005年03月18日
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他のブログを読んでいると、皆さん良く自分の保有銘柄を監視されているなあと感心します。私なんか、シチエの株価が動いたのに気付いたのは、動いてから2日くらい経ってからでした。いつも動かないから、あんま見ないんですよね。かつて吉野家を保有していましたが、BSE騒ぎで株価が急落したときに、これまた気付いたのは2日後でした。いくらなんでものんびりしすぎだな~。せめて銘柄の決算チェック位しないといけないと思うのですが、一度買ってしまうと、結構ほおってしまいます。現在16銘柄保有中ですが、個人的には、これの半分くらいが良いかな?と考えてます。理由は、監視しきれないと言うのが、大きな理由です。でも、気になる銘柄があると、ついつい増えてしまうんですね。3月は、初めから売買しないつもりでした。このまま権利を取り、来月多少売ってキャッシュポジションを増やそうと思います。
2005年03月16日
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本日は、ちょっとした事件が勃発。うちの子が痙攣を起こしました。夕方から、子供の調子が悪いのは判っていました。熱っぽいなとは思いましたが、機嫌も悪くなく、食事も取れて寝ていました。まあ、少々安心した状態で、本など読んでいたところ、子供の様子がおかしい。気配に気づいて見たところ、痙攣しているではありませんか~。慌てて気道確保をし、観察。両側間代性の痙攣、眼は左上方偏視。体は明らかに熱い。ありゃりゃ、熱性痙攣です。すぐに女房を呼び、病院に連絡、15分後には病院に駆け込みました。幸い、痙攣は約1分で収まり、少し安心しました。実は私は、広義の医療関係職種についています。子供の熱性痙攣は日常茶飯事であるのは知っていますし、症状から単純性であることは予想できましたが、自分の子供が痙攣を起こすと、やはり少々慌てます。初発の痙攣である事もあり、病院受診は必須です。幸い大した事は無さそうなので、ほっと一息。先ほど、就寝しました。ここで、子供を持つ親御さんに一言。病院事情は地域によって様々ですが、救急領域の小児科は、どの地域においても、かなり需給が逼迫しています。特に冬場は大変で、場合によっては見てもらえる病院がなかなか見つからない事が多々あります。その時、地域の中核病院で受診歴があり、診察券を持っていると、これが効果を発揮する事があります。「初診は診れないけど、かかりつけなら診ましょう」となるのです。事情を知らない人は驚くかもしれませんが、実際、診療を断られるのは良くある事なのです。「これは」と思う病院がある場合は、少々遠くても、一度風邪の時などに受診しておくことをお勧めします。病院側の事情としては、小児医療は儲からないと言うことがあります。特に救急医療では、採算はまず合いません。これは国民医療費を抑制するために、診療報酬を低位に抑えているのが原因だと、私は思います。今、病床数100床くらいの病院は減少傾向にあります。採算に合わないんですね。規模のメリットを享受するには、400床以上が必要だそうです。(病院の総務関係者に聞きました)
2005年03月15日
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30代に入ると、周りの友達がかなり高い確率で家を買い始めます。職場内でも、良く「家を買った」と言うことを聞きますね。私も御多分にもれず、家を買う事をかなり真剣に検討しました。もう3~4年くらい前です。結論から言いますと、私は家を買うのを止めました。理由は、「金銭的メリットが、ほとんど無いから」。一般住宅は、みなし家賃で資金回収するのに、えらい時間がかかります。特に新築だと、投資として考えると厳しいものがあります。これを友人に言っても、まず理解してもらえません。大抵、「家賃がもったいないじゃん」と言う反応が返ってきます。本当にそうなのかな?一つ試算をしてみようと思います。都内の新築マンションの平均家賃は、価格の6%ほどだそうです。最も高いのは新宿区で、6.7%くらいだったと記憶しています。(以前投資雑誌に載っていました。うろ覚えです)この数字を元に試算してみます。約三千万のマンションを現金買いした場合、手数料その他の諸経費は、物件価格の5~10%と言われているようです。仮に7%と仮定します。月の管理費及び修繕積立金を、それぞれ1万円と仮定します。固定資産税は年間10万円。20年間で使う費用は(3000万×1.07)+(2万×12)×20+(10×20)=3890万対して、賃貸でこの物件に入った場合、年間家賃は物件の6%の180万、月15万円の家賃です。礼金一月と、更新料2年に一回で(180万×20)+(15万×11)=3765万円名目値では、大体20年少々でキャッシュフローは均衝する?でも、いくつか忘れている事があります。一つは、家賃の下落です。日本の家賃は、新築時が最も高く、建物が古くなるにつれ、下落していきます。10年経過すれば、20%程度の下落は覚悟しなければならないでしょう。10年目以降の家賃を12万と仮定すると、3190万円になります。それに、施設の修繕費は自分が負担しなければならないし、現実にはローンを組む事になりますから、金利も払わなければならない。もろもろ考えると、売却を考えないと、資金回収に30年以上かかる計算になってしまいます。例えばこの時点で、2000万くらいの資産価値があると言われても、現在価値で引きなおすといくらだ?なんてこと考えると、自分で違うところに投資していた方が、はるかに良い結果になると思います。私の家の近所では、家賃利回りは6%はまず無理です。中古なら、もっとマシな損益計算が出来ますが、私にとっては株式投資の方が魅力的です。ただその一方で、現在の金利で金を借りると言う事が、大変魅力的に感じるのも事実です。スパンを10年くらいで考えれば、まず負けないんじゃないか?なんて考えてしまいますが、「借金を抱える」と言うリスクと、心理面でのマイナス効果を考え、止めといた方が無難だろうなと考えました。ちなみに、私は不動産投資にも大変興味があり、何冊か本も読んでいます。しかし、事業として取り組まなければならない事と、小口で始める事が出来ないと言う問題があり、今は断念しています。大きな投資は、「ワンミスで命取り」になりかねません。いつかある程度資産が大きくなれば、不動産投資してみたいですが、一体いつになるんだ?10年後くらいに検討できるところまで行けてると良いなあと思います。
2005年03月15日
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私は独身時代から、ずっと株式投資をしていますが、資本に関しては首尾一貫して同じ考えを貫いています。「投資は余剰資金でやるもの」と言うのが、その考えです。これは私にとって、基本的な考え方です。自己資本比率100%で投資を行っていれば、暴落時にあわてて投売りする必要はありません。で、今どれ位の資金配分かと言うと、総資産の約70%強を株式投資資金として振り分けています。実際もっと多くの資金を入れても良いと思うのですが、暴落に対する備えとして、常にキャッシュで資産を抱え続けています。先日、ブログを覗いていたときに、去年の春の暴落は、精神的にきつかったと言う書き込みを見かけました。恐らく、ここ2~3年くらいの間に投資を始めた方で、同じように感じている人は多いのではないかと思います。しかし、私に言わせれば、あんな暴落大した事ありません。ほんとに相場が悪い時と言うのは、半年ぐらいは下げ続けます。ここ3年以内に投資を始めた人は、まだ本格的な下げ相場を経験して無いと思います。その意味では、少し危うさを感じますね。相場下落に対する心理的備えは重要だと思います。
2005年03月14日
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今日は、投資を楽しむために何をしているかを話したいと思います。投資は、やはり利益が上がっていないと楽しくありません。これは当然であり、そのために私はバリュー投資を始めました。今回は、それ以外の話です。私は2000年に結婚しました。結婚すると、当然自分とは価値観の異なる奥さんと一緒に暮らし始めます。その奥さんが、投資に理解を示してくれないと、投資の楽しみはどうしても減じてしまいます。うちの奥さんも、他の大多数の人たちと同じように、投資経験がありません。株式投資はギャンブルと思っている口です。最初は、株なんて買うの「止めろ~、止めろ~」と言われていました。これを改善するためと、経済知識を持たせるために、私は彼女に株を持つ事を薦めました。当然、彼女はこの薦めに難色を示すわけですが、私は「株主優待と配当」をセールストークに口説きました。最終的には「田崎真珠」と言う会社を購入しています。この会社は、配当年12円(現在は8円)、株主優待で、買い物券年2万円分と、株主優待割引カード(20%引き)がもらえます。株価は400円ほどでしたから、合計利回りは8%程度でした。この株を買ってから今までに、うちの奥さんは指輪2つとネックレス2つ、配当を36000円受け取っています。去年と今年は優待券を使う目的で、御殿場のアウトレットモールまで行き、ちょっとした小旅行と買い物を楽しみました。ところで、この間の優待券は7万円分ですが、アクセサリー合計金額は15万円を超えています。この差額はどこから出たのか?想像するのは簡単ですよね。当然私の財布はダメージを受け、私にとっては、マイナス銘柄となっています。彼女にとっては、大変割りの良い投資と言えます。奥さんに経済知識を持ってもらうと言う目的は達成できていませんが、株式投資に関しては、ある程度理解が進んだようです。少なくとも、ギャンブルとは思っていません。彼女は、株価の動きにはほとんど興味を示さず、今自分が儲けているかどうか知らずに居ます。これはチョット計算外でしたが、株の購入を勧めて良かったと思います。田崎真珠の昨日の株価は490円。現在20%以上の利益が出ています。そろそろ売り時かも知れません。P.Sポートフォリオの頭文字が間違っているとの指摘を受けました。恥ずかし~。早速修正いたしました。指摘どうもありがとうございます。
2005年03月12日
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最初は投資方針を書こうかと思っていたのですが、どうしても他のブログやサイトの二番煎じとなってしまいます。ですので、少し趣向を変えて、自分が投資対象とした銘柄の投資理由を綴って、私の思考プロセスを見ていただきたいと思います。最初はアシックス商事について書きたいと思います。この銘柄を知ったのは、HP「賢明なる投資家への道」の銘柄診断で取り上げられていたからです。しかし、その時あまり興味が持てなかったので、自分では調べていませんでした。きっかけとなったのは、実家に帰っていた時に、たまたまアシックス商事の株価が低迷しているのを、テレビで見たからです。年明け一部の銘柄を売って、新しい投資先を探していた私は、早速調べて見ることにしました。家に帰り、いつものようにKENさんとvis2004さんのサイトを覗いて見ると、タイムリーなことに、アシックス商事が話題になっています。KENさんは「売り」、vis2004さんは「買った」ようです。これはますます面白い。http://note2.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=MHC00360&n=1&p=2http://plaza.rakuten.co.jp/vis2004/diary/200501180000/アシックス商事を調べてみます。シューズの企画、販売、ファブレスで海外生産が主、アシックス傘下だが、同社向け少ない。(数値は、会社四季報CDロム及び、アシックス商事HPのIR情報から取りました)(株価1300円として換算)PER 9.9倍(05、3月期予想)PBR 0.87倍(04、3月期)配当 35円(予定、利回り2.69%)自己資本比率 77.5%流動比率 293.41%(04、3月期)当座比率 211.92%(04、3月期)PER9.9倍、株式益回りは10.1%ほどになります。収益面では申し分なく割安です。経常利益とキャッシュフローを比べても、特に問題は無いようです。自己資本比率も充分。配当利回りも高く、魅力的です。過去の収益動向を見ると、売り上げ横ばいながら、一貫して営業利益、経常利益が伸びてきた事が判ります。この辺は、KENさんの銘柄診断を読まれると、理由が判りやすく書かれています。過去50年間、赤字なしと言うのも、収益の安定性を示し、プラス材料です。資産価値について、修正1株資産額を算定します。現預金は簿価の100%、投資有価証券は簿価の80%、債権・手形・棚卸資産は90%、土地は50%、建物その他の有形無形の固定資産は0%で評価しています。為替ヘッジのためと見られるデリバティブ資産は、80%評価、繰り延べ税金資産は、収益の安定性から考えて、100%評価としました。(百万未満切捨て)現預金及び繰り延べ税金資産 32億79百万債権・売掛金・商品 51億27百万×0.9=46億14百万投資有価証券及びデリバティブ商品 27億22百万×0.8=21億77百万土地 20億39百万×0.5=10億19百万負債合計は37億93百万解散価値は、概算で 110億89百万円-37億93百万=72億96百万円発行済み株式数は、873万2800株。一株1300円換算なら、時価総額113億52万円です。非常に保守的に見積もって、のれん代が40億56百万円の評価。一株辺り544円くらいの評価です。収益力から見て、これは美味しい投資先だと思いました。会社のIRのページも、大変判り易く書かれており、目標とする経営指標にも共感が持てます。今回の株価下落は、暖冬による収益下落懸念が原因だそうです。(KENさん情報)これを私は、一時的要因と捉えました。つまり、来年例年通りの気候なら、売り上げは回復するだろうと考えたのです。たった一年株を持つだけで、収益が元に戻るなら、これは買いだろうと考えました。ならば、一時的に反落しても、半年もすれば、株価は回復するのではないか?実際には、第3四半期の決算発表を待って、買いを入れました。(もっと下落するかもと考えたからです)1300円丁度で買い入れです。決算の内容は、ビックリするくらいKENさんの言った通りで、KENさんの実力を見た気がしました。ここからまだ下落するようなら、同じ金額を買い増す心算でした。現実は、買い増しチャンスは訪れず、現在に至っています。この株に関しては、もし以前に調べていたら、1400円台の半ばで買い入れていただろうと思います。自分の不精さが幸いした事例でした。今回はお2人のお陰で、大変良い投資が出来たと思っています。お礼を申し上げます。
2005年03月10日
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ありきたりですが、私の投資方法を書いて行きたいと思います。私の今までの考え方は、「市場が低迷している時に株を買い、市場が高騰したら売る」と言うのが基本戦略でした。つまりタイミング投資を行っていました。と言っても、ファンダメンタルは気にしていました。会計の本は読んでいましたし、実際、BSは読むようにしていました。しかし、今思うと、評価の基準があまりにも「ダメダメ」でした。それを痛切に感じたのは、HP「EBI (Evidence-Based Investment) のすすめ」のEBIの基礎を読んだ時です。http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/5118/index.htmlこれもまた、「目からウロコが落ちた」気分でした。以来私の「割安な株」の基準が変わったのは確かです。今までは、PER20倍なら、「割安」なんて考えてた時期もありましたから。バリュー投資で最も重視すべきは、PBRではないかと思います。私は投資において「損をしないこと」を何より重視するべきと考えています。(また、これがバリュー投資の基本的考えだと思います)ですから、予想の入る余地がなく、短期間に大きく変動するおそれも少ない株主資本が多ければ、株価の下落も限定的だろうと考えています。その上で、自分としては、収益をきちんと出している銘柄が好みです。収益をきちんと出している企業は、時間の経過と共に企業価値が上がります。しかし、資産はあるけど、収益力が低い会社は、時間の経過を自分の味方に出来ない。その意味で、「時間を味方につけるため」PERも低い企業が好ましいと思います。具体的には、PERは15倍以下、自己資本比率は50%以上を基本的な考えとしています。ただ、資産の内容は当然吟味する事になります。この辺の評価方法は、先輩バリュー投資家の方たちが書かれているのをそのまま使用しています。追々、個別企業について書く時に触れて行きたいと思います。
2005年03月08日
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年表にも書きましたが、バリュー投資と出会ったのは、2004年の9月の下旬です。きっかけは、「賢明なる投資家への道」と言う、バリュー投資のHPでした。http://homepage2.nifty.com/steve/index.htm文字通り、「目からうろこが落ちた」気分でした。今までの、自分のやり方に疑問を持っていた私は、「これだ」と思いました。まあ、今まで「バリュー投資」と言う言葉も知らない時点で、勉強不足もいいとこですが・・・以来、バリュー投資の勉強を始め、現在に至っています。現在は、PFの組み換えを進め、(資金的に)半分くらいはバリュー銘柄になっています。ほとんどパクリ銘柄ばかりですが。私のPFを公開しときます。(投資ウエイト順)武田薬品工業日産日本郵船ステップアシックス商事ベルーナ秀栄予備校シチエ東京製鐵藤久上位10銘柄です。その他6銘柄の、合計16銘柄。中でも、武田薬品工業の投資ウエイトが突出して高くなっています。武田薬品は、もうすぐ保有期間2年。ずっと持つつもりでしたが、現在は一部売却を考えてます。後は、どこかで聞いたような銘柄ばかり。そうです、先輩バリュー投資家の方の真似をさせてもらっています。特に、「賢明なる投資家への道」のKENさんには、多大な影響を受けました。この場を借りて、皆さんにお礼申し上げます。どうもありがとうございました。各銘柄に関する事は、追々書いていきたいと思います。
2005年03月07日
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初めまして、探検隊と呼んでください。最近、投資関係のブログやホームページを読むようになりまして、それに触発されて、このような日記を書こうと思い立ちました。私の周りには、普段、投資に関して話の出来る人物がおらず、出来れば株式投資を語れる友人が出来たらいいなと思います。加えて、自分の投資の勉強のためにもなると考えました。今までドンブリ勘定だった成績を残し、投資のルールを明文化することで、恐らく成績も良くなるのでは?なんて考えてます。株式投資は、私の趣味です。これを末永く楽しみ、日記も末永く続けたいと思います。ただ、毎日の更新はまず不可能なので、週に2~3回の更新を目指したいと思います。タイトルにもあるとおり、私はバリュー投資を行う方針です。皆さんの訪問を楽しみにしています。
2005年03月07日
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