語りと筆しごと～書家香玉のうずまき帖

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育児ノート

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2008年04月11日

きょうはもらった教科書類を記名して全部持っていかねばならず、ランドセルの重いこと。そのまま後ろに倒れてしまうのでは・・・とひそかに心配しつつ、あえてそれを口に出さずにいた私のそばで、息子は気をはっているときに見せる無表情にも似た、なんとも複雑な表情で、それでも泣き言はいわず、ただへの字に口をつぐんで。マンションのエントランスまで手をつなごうとした私の手をふりほどき、同じマンションのほかの小学生が集まる場所にごく自然に加わって、あれよという間に歩き出して、すぐに見えなくなってしまいました。

初日は給食なしの午前中授業が普通ですが、私の仕事のこともあり、息子は留守家庭の学童保育に申し込んでいます。なので、きょうから弁当持参で17時までみっちり。
おかげで私は久々に朝から集中して仕事ができましたが、16時をすぎたあたりから気になって気になって。
ちゃんと帰ってこれるかな。どんな顔して帰ってくるかな。疲れてないかな。

17時をすぎたら何度も何度もベランダに出ては外を眺めて行ったりきたり。
迎えに自ら動かず、じっとして、こどもの帰りを待つのはまったく初めてのこと。我ながら必要以上のそわそわぶり。

ピンポーン！

あ、帰ってきた。
なんだニコニコやん。
ランドセルをすぐさまぶちまけて、きょうの復習？さっきから熱心にさんすうの教科書広げてます。

楽しかったって。
良かった良かった！

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