2010/04/16
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○アメリカ合衆国初代大統領であったGeorge Washington (ジョージ・ワシントン)(1732~1799)には、隠された多くの逸話があります。その一つに次のような話があります。それは、ジョージが5歳になった1737年の春のことでありました。ジョージのお父さんは、きれいに均(なら)した畑にキャベツの種を蒔きました。そして、彼のお父さんは、ある考えがあってのことですが、「GEOGE・WASHINGTON」という文字の形に種を蒔いたのです。そんなことは知らないジョージは、しばらく経ったある日その畑を通りました。そして、彼は、その畑に青々とした大きな文字が目についたのです。「おやっ!字が書いてある・・・・!ああっ!Gだ、次はEだ、Oだ、・・・・あれっ!GEOGE・WASHINGTON じゃないか。これは、一体、どうしたんだろう!」。

 口も利けないほど驚いたジョージは、大急ぎでお父さんのところへ走って行きました。「お父さん、お父さん、ちょっと、ちょっと!・・・・・。」「どうしたんだ、ジョージ。一体、何が起こったというのだ。」と、お父さんは聞きました。「お父さん、ちょっと畑に来てください。畑が大変なんです!」。ジョージはお父さんの手を引いて無理やりに畑へ連れて行きました。その黒い土のおもてには、美しい青い文字がくっきりと見えていました。ジョージは、不思議そうに言いました。「お父さん、これですよ!これが不思議ではありませんか?」と畑を指差して言いました。「どうして、キャベツの芽がぼくの名前に生えたの?。お父さんは、これまでにこんな不思議なことを見たことがありますか?」。

 ジョージのお父さんは答えました。「うぅーん。・・・・・なるほど!不思議と言えば不思議だが、しかし、別に不思議なことでもないんだよ!」。ジョージは驚いて聞きました。「えっ!どうして、これが不思議でないのですか?」。お父さんは、できるだけ平静を装って答えました。「ジョージ、お前はどう思うかね・・・。だれかがこのような文字になるようにキャベツの種を蒔いたと思うかね。それとも、ひとりでに、偶然にこのように生えたと思うかね・・・・?」。ジョージは、しばらく腕組みして考えてから答えました。「そりゃ~、だれかがこのようにしたのだと思います。おとうさん、だって、メチャクチャに種を蒔いたらメチャクチャに生えるに決まっているではありませんか!」。

 ジョージのお父さんは静かに答えたのでした。「そうだね、ジョージ。だれかがそうなるように種を蒔いたのだね。いや、おとうさんが、「GEOGE・WASHINGTON」という字が浮き出るように種を蒔いたのだよ。それと同じように、この宇宙も地球もいろいろな生物も、人間も、みんなひとりでに偶然に出来たのではなくて、天のお父様である神様(God)がお造りになられたのだよ・・・!」と、このようにわが子に神様のご存在について教えたと言われています。このようにして、小さい時から真の神様のことを知らされたワシントンは、大人になって、やがてアメリカの初代の大統領に選ばれても、神様のことを決して忘れることはなかったと言われています。小さい時に創造者である神様の存在について知ることは本当にすばらしいことです。その後の人生を大きく左右することは間違いありません。

 探検隊が太平洋の真中に今まで地図で見たことのない島を発見したとしましょう。上陸して歩き回っているうちに大きな都市があるのを発見します。しかし、そこには人は一人もいません。でも、立派な家もあり、団地もあります。舗装道路も自動車もあり、家の中を覗くと、水道、テレビ、冷蔵庫などの電気製品まで完備されてあります。しかし、いくら捜しても人が見つかりません。さあ、そのような街を見て、隊員たちは何と言うでしょうか?。「この都市はすべて偶然に出来たのだ!」というでしょうか。それとも、「この街の市民は一体、どこへ行ったのだろう!」と言うでしょうか。もちろん、後者に決まっています。隊員たちは決して、この街が偶然(自然)に出来たと考えることはありません。さて、この近代都市と私たちが住んでいる地球とどちらがすぐれているでしょうか。人間や生物の生命を保つためにすべての環境が整っているこの地球や、太陽系がひとりでに偶然に出来るはずがないと考えることは理性的な当然のことではないでしょうか。

 ある男の人が、クリスチャンに向かって、「神はいない!」と断言しました。それに対して、そのクリスチャンは皮肉たっぷりに、「私は今日、神を見ました。あなたが神です。なぜなら、神がいないことを知っているなら、あなたは実に神です。」と。人間は必ず、時間と空間との制限を受けているので、「神はいない。」などと言うことは決してできないはずであるというのです。無神論者が神のいないことを証明するためには、宇宙の果てまですべてのもの調べ尽くして、結論を出さなければならないのです。無神論者が、「神はいない。」と証明する根拠となる事実は何一つないのです。フランスの無神論者ヴォルテールは、大嵐になって、船は木の葉のように揺れ、雷が落ちたとき、「おぉ~、神よ。助けたまえ!」と言いました。彼の奥さんは、「あなた、今、何と言いましたか?」と尋ねると、「こんな時は何とでも言わなければなるまい。」と答えたとのこと。彼には、神がいないという確信がなかったのです。無神論者は、人生に明確な確信を持つことができないのです。

 それから、 これは大分若い頃何かの本で読んだ話で、うろ覚えなのですが、一人のクリスチャンの少女が重病で瀕死の状態にありました。もう口もきけないほど弱っており、耳もよく聴こえなくなっていました。ある日、その彼女の病床へ無神論者の友人(男性)が見舞いに来たのです。そして、彼は彼女は神を信じているのに神は何も助けてくれないではないかという意味を込めて、一枚の白い紙に、「God is nowhere!」(神はどこにもいない)と書いて彼女に見せました。そうしたら、その少女は黙ってその紙を受け取り、「nowhere」の”w”と”h”の間を少し離して、「God is now here!」(神は今、ここにいます!)と書き直しました。それを見たその友人は非常に驚き、何も返事をすることができませんでした。そして、彼女は間もなく、平安のうちに天のイエス様のみもとに召されたのでした。あなたも神の存在と共に、神が備えられたキリストの十字架による救いをお知りになられ、希望のある人生をお送り下さい。




 ・・・・・hope to see you again・・・・・

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最終更新日  2010/04/16 06:59:21 AM
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