2003年12月14日
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今日は、ゆっくり寝ていなさいと母に言われたので、
お言葉に甘え、9時過ぎまで寝てしまった。
昨夜、すごい内容の「SNOW WITE」白雪姫の実写映画を、ボーッとみていたら、あまりの面白さに最後まで見てしまい、夜中まで起きていた。

遅い朝食を摂り、さあ、シャンプーをしましょと立ち上がったら、電話。母からだった。
頭痛が酷くなった父が、薬を欲しがり、担当医に聞いたが、許可が出ず、母に辛く当り散らしているらしい。
看護士さんも手がつけられないほど興奮している姿にパニクッた母が電話してきたのだ。
一旦は、切ったものの心配になり、一番強い味方の娘と一緒に病院に行く事にし、こちらから電話しようとしたらまた、母から。
看護士さんに言われるまま、帰る用意をして病室を出たが、とオロオロしているので、今から行くから其処にいなさいと言い電話を切った。
すぐまた掛かってきた。
驚いたことに、今度は父からだった。
「あのなあ、お母さんに帰れって言ってしまったんだけど、お前から謝ってくれないか」・・・。(*^_^*)
夫婦だなあ・・と思った。
歩くのもしんどい父が、公衆電話から一番遠い病室から、
点滴の支柱をコロコロ引きながら、歩いて私に電話をしてきたのだ。
「悪いと思ってるの?」
「うん」
「お母さんは担当医に言われて、その指示どおりにしてるだけなんだよ」
「解ってるよ」
「じゃ、どうして我侭ばっかり言うの」
「そんな事言ってもなあ・・。」
「もう、しょうがないなあ、お母さんまだ、そこにいるよ」
「どこだ?」
「内緒!今から行くから、ちゃんと自分で謝んなさいよ」
やれやれ、全く50年も一緒にいるのに、こんなものかなあと呆れつつ、娘と病院へ。

母は、面会室で本を読んでいた。
病室に行くと、一回り小さくなって父が、済まなさそうに座っていた。
「ほら、ちゃんと謝るのよ」
少し母を見上げた父は、照れくさそうに
「・・・・ごめんね」。
母の目から涙がこぼれた。
「あ~ぁ、おじいちゃん、おばあちゃん泣かした」
娘に言われ、50年連れ添った夫婦は、顔を見合って照れ笑い。
「50年、一緒にいてお父さんに謝ってもらったの初めて・・。」
涙を拭きながら、赤い目をした母が笑った。
今日は、来年、金婚式を迎える両親の記念日になった。

ったく、世話がやける夫婦だ事。
しかし、それだけ、頭痛が酷いのだ。
聞けば、安定剤を頂いて、痛みが無くなったそうだ。
あれほど、私が安定剤を飲みなさいと言っていたのに、言う事を聞かなかったからだ。
父の遺伝で緊張性の偏頭痛持ちだった私も頭痛薬を手放せなかったが、
精神科の診断で、安定剤を処方して頂き飲むようになってから、頭痛は軽減されたので、
うんと前から、父に薦めていたのに、言う事を聞かなかったのだ。
「ほ~れごらん」と、言うと、父はますます小さくなっていた。
娘にも、叱られた。
私が叱るより、何倍も効く。
やれやれ、これで少しは良い薬になった。
我侭も程ほどにね、お父さん。







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最終更新日  2003年12月16日 16時50分52秒
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