2004年01月07日
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今日は、父が予約してあった血液内科に行く日。
9時40分に迎えに行く約束だったのに、30分になったら、母からTEL。
せっかちな父が我慢出来なくなって、イラついているという。
仕方ない、洗濯物を干していたが、娘に頼み、父の為、早めに迎えに行った。
玄関の前でクラクションを鳴らしても出てこない。
今度はもう少し長く鳴らしたら、口をへの字にした、不機嫌そうな父が出てきた。
だるくて、我慢できず、一刻も早く病院に行きたかったらしい。
母が「IにはIの生活があるんだからって言ってるのに、お父さん、我侭言ってごめんね」と、済まなさそうに言う。
「良いよ、気にしなくて、お父さん、だるくて仕方ないんだから、こうなっちゃうんだよ」
そう言いながら、病院に向かう。
慣れない代車は、ようやく、二日目にして何とか感覚が取れるようになった。
一旦病院の前で降ろし、帰宅した。
点滴と、血液検査で2時間は掛かる。
残った家事を片付けていたら、母からTEL。
「お父さん、座っていられなくて点滴室にいるから」
仕方ない。行くか・・・。

病院の点滴室に横になった父が新しい主治医の女医さんと話をしていた。
「このだるさは、どうにもならないんですよ。ただ、輸血する手は残っていますが、輸血して、だるくなくなると言う保障はないんです。」
とうとう、輸血の話が出てきたか・・と思った。
「あのう、父はRhマイナスBなのですが、すぐに有るのでしょうか」
先生はちょっと戸惑われ
「そうなんですか~。今すぐは有りません。一週間ほど取り寄せるのに掛かりますから、それからにしましょう。」

点滴液は、聴けばただの水・・・つまり、体液と同じ物だと言う。
だったら、わざわざここに来なくても、だるい時、近くの内科医でも良いのじゃないかと思い
「実は近くにS先生が開業なさってらっしゃるんですが」
S先生は元この病院の内科部長をされていた。今は、同じこの病院の循環器医師だった息子さんと私の住んでいる街で開業なさってらっしゃり、
我が家のホームドクターをお願いしている信頼できる方だ。
「え?S先生がいらっしゃるんですか?それは好都合ですね。私はS先生と一緒に勤務していましたから、よく存じておりますので、紹介状を書きましょう」

話は非常にスムーズに進み、毎日、父のダルさに対応できる手立てが出来た。
点滴が終わり、投薬をしてもらい、帰宅した。
帰宅後、父が話しがあると言い出した。
何だろう・・・・。

「あのなあ、ジュンの事だけど」
ああ、良かった。また、病気のことを聞かれたらどうしようと内心、ビクビクした。
母が犬の世話が大変になったので、知り合いにあげようと思うのだと言う。
私は、一瞬考えた。
あれほど可愛がっている犬を手放そうとしている。
余程のことだろう。
しかし、今、母は父の世話で大変だが、父が亡くなった後、寂しくなるに違いない。
多分、ジュンを手放したことを後悔するだろう。
だが、他人にあげたのでは、返してくれとは言えないじゃないかと思った。
やはり、うちで引き取るのがベストじゃないだろうか。

少し間を置いてから切り出した。
「良いよ、何も他人にあげる事はないよ。うちで引き取るって前にも言ってあるじゃない」
「だって、お前の所には、ジュリアンもミルキーもいるじゃないか。大変だろう」
「大丈夫。もう、家族会議は済んでるから」
「そうか、そうしてくれるか」
父は、やはり、他にやりたくなかったのだと思った。
そう言った父の顔が、ほっとしていた。
私のところにいれば、いつでも会える。
これで良いのだと思った。

本当は、今晩は七草粥を作ろうと材料を買っておいたが、
疲れ果てて、結局別のメニューになった。
主婦として、すごく、気になったが仕方ない。
夕食後、家族に報告した。
皆、大丈夫だよ、まかしておいて・・・と言ってくれた。
本当にありがとう。





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最終更新日  2004年01月10日 00時35分57秒
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