2006年09月08日
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明日からの革工芸の展示会の準備。
今回の会場は、駅前のホテル。
亡くなった革工芸の先生の
追悼展示会になった。

貸していただいたテーブルに緑のサテン生地を載せ、
箱をくるみ、
先生や、私達の作品を飾っていく。
パーテーションにフックを使って、ぶら下げる。
このフック、絵画の展示用なので、
ワイヤーがフックに取り付けてあり、かなり丈夫な物。
次々、取り付けて、作品を飾っていく。

驚いた。
先生の遺作の数々と一緒に、
玉座の写真があった。
「え?これって、玉座ですよね」
「そう」
先生の妹さんで私の恩師のO先生が愛しそうに、先生の写真を飾ってらっしゃりながら、頷いた。
見ると、20年ほど前の日付になっている。
菊のご紋が、背当ての上部に付いた、正に、玉座。
そして、その菊のご紋に使われた菊の木型も飾られた。

この玉座、今の天皇陛下が、使われている物なのだろう。
皇室は質素だから、そうそう新調することはない。
現在も、式典などで、TVに映る椅子、I先生が作られたのだ。
そうだったのか・・・。
そんな凄い方に、私は、革工芸を教えて頂いていたのか。
改めて、先生が亡くなった事が残念で、
余り熱心でなかった生徒であることが、悔やまれて仕方が無かった。

手提げや、ハンドバック、ポシェット、細かいものでは、定期入れ、お財布、キーケース、めがねメース、小銭入れ、
大きなものでは、ボストンバック。
このボストンバックにいたっては、
もう、芸術品と言うほか、言い用のないくらい、
素晴らしい細工の施されたものだ。

沢山の作品の中、
昨年、購入しようと思い、少し迷って諦めたバックがあった。
今回、もう、迷わず、パパに買ってもらおうと思い、
赤い売約済みのシールを貼った。
このバック、先生の独自の手法で作られたバック。
黒いショルダーバックに、
細かい細工、打ちの施されたぬめ革がカットされ、縫い付けられている。
とても、素敵で、世界でたった一つのバック。

私も、自分の作品を二つ、出品した。
皆さんの作品も、本当に、素敵な物ばかり。
コーラスも辞めて、革工芸一本にし、
頑張ろうとしていた時の先生の訃報だった。
本当に悔やまれて仕方が無い。

2時過ぎから初めて、5時近くに終わり、
皆さんとコーヒーを頂いて、解散。
明日から、沢山のお客様がいらっしゃるだろう。
新聞にも、掲載していただくことになっている。
これで、最後の展示会になるかもしれないから、
私も、楽しんでお客様に接しよう。
先生、見てらしてくださいね。





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最終更新日  2006年09月10日 08時50分18秒
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