2006年10月06日
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朝6時起床。
7時発のバスで名古屋空港セントレアへ。
丁度1時間で到着。
11時発の飛行機までチェックインしたら、自由時間。
セントレアは、行こう、行こうと思って行けなかったので、
思い切り遊んだ。
遊びすぎて、最終搭乗案内が聞こえず、気が付いたらもう、出発20分前。
慌てて、搭乗口に動く歩道を乗り継いで行ったら、
アテンダントの方が「Kさんですか?」
「はい、すみません。」
でも、私達の後からもう2人、やってきた・・・ホッ。

新婚旅行のヨーロッパは、ジャンボ機だった。
ルフトハンザの飛行機ばかりに20回ほど乗り継いだ。
たった、一回、ストで降りれなかったアテネ空港に
フランクフルトから移送された時、小さな飛行機だったが、ファーストクラスに乗った。
だから、エコノミー症候群というのが、如何して起きるのか解らなかった。
しかし、今回、やっと解りました。
もう、その前との座席と座席の間の狭さに驚いてしまった。
おいおい、近鉄特急の方がまだ広いよ~。

それでも、台風の来ている中、無事飛び立った時は、ほっとした・・
動き出してから、私は飛行機が大好きだったのを思い出した。
少し、斜めに地上を離れ始めた瞬間が、たまらなく好き。
どんどん高度が上がっていく。
目前のTVの画面に高度の数字が増えて行くと、わくわくが増した。
表を見ると、真っ白な何処までも続く綺麗な雲海。
丁度、翼の横の席だったので、飛行機が旋回するために斜めになるところや、気流で翼が揺れるのが見えた。

それから、5時間。
空の旅。
説明も何もかも、ベトナム航空なので、すべて、ベトナム語。
ただ、JALとの提携便なので、日本人のアテンダントも乗っていた。
ヘッドホンを渡され、色色な音楽を聴いてるうちに、
朝が早かったので、寝てしまった。
5時間なんてあっという間だった。
行きたかった嵐君の公演のあった台湾上空も飛び越えて、
時差ジャスト2時間のベトナム、ホーチミン空港に着いたのは、現地時間午後2時。

空港に降り立った。
タラップを降りて、バスに乗り換えて、空港のビルの中に。
暑い。
すんごい蒸し暑いっす。
でも、そんな事が吹っ飛んじゃうくらいのワクワク。
海外に出たのは、23年ぶり。
まして、発展途上国やアジアは初めて。
TVでは見ていたが、肌でそれを感じたい。

手続きを終えて、空港を出ると、私達の名前の書いた紙を持った現地ガイドさんがいた。
勿論他にも、まるで戦後の復員兵を探すみたいに、一杯の現地人のお迎えさんが紙をかざしていた。

「少しここで待っててください」とたどたどしい日本語で言われ、他の日本人10人ほどで待っていたら、
大きなバスがやってきた。
その間、何処をみても、英語じゃないフランス語と、ベトナム語の渦に、頭の中が混乱した。
英語なら何とか解る。
しかし、全く、何が書いて有るのかもアルファベットじゃない文字もわからない。
通貨は、米ドルと、ドン。
ドンは1ドル15000ドン。
発展途上国の特徴であるように、物凄いインフレなのだ。
頭が混乱しそうな単位。
買い物、大丈夫かなあ。
でも、気持は、ワクワク(*^^)v

新しくて古い国・・・が第一印象。
空港から、ホテルまでの道すがら、フランス統治下の名残を残すコロニアルな素敵な建物が並ぶ。
それぞれが嗜好をこらした町並みは、忙しく左右を交互にみていても、一向に飽きない。
貧富の差が大きいのがその町並みをみると一目瞭然。
大きなルネッサンス風のお屋敷があると思えば、まるで爆撃でも受けたのかと思うような荒れた石造りの無数の小さな商店も。
しかし、その活気は素晴らしい、街に勢いがある。
車の数より圧倒的に多いオートバイが、まるで曲芸をみせられているように、
バスやタクシーの僅かな隙間を縫って追い越していく。
それはもう、老若男女すごい数。
しかし車も負けてない、凄い数のクラクションに、慣れないこちらは、バスの窓からヒヤヒヤして見ていた。
町の至る所が工事中。
建物も、歩道も、所々、瓦礫のようなっているのは、社会主義国の特徴か。

1000年に及ぶ、中国の植民地。100年のフランス統治下、ベトナム戦争、
その後の南北の統一と経てきたこの国が、外国に翻弄され、
今、自国の足でやっと立ち上がり、歩きだした赤ん坊のように、希望に溢れ、
それでも、まだ危うさの残る町に足を踏み入れた気がした。

バスの車窓からは、私の好奇心を十分刺激する、何だか解らないお店の洪水。
写真屋さんだろう、レトロな色のレトロなポスターが貼られている。
間口が、凄く皆小さい。
後で聞いたら、税金のためだそう。
露店に毛のはえたような店から、しっかりした店までが雑多に並ぶ町並み。
そんな景色を見ながらホテルに到着。
シェラトンで降りたのは私達夫婦だけ。
日本語の出来るコーディネーターに食事の予約などお願いし、私たちは部屋に、彼は、他の客と次のホテルに向かった。

部屋に入ると、ウェルカムフルーツが。
小さなバナナとオレンジ、青いりんごとカードとお皿。
窓の外は、17階の眺望。
高い建物があまり無いので、ホーチミン市全部が見渡せるようだった。
すぐ近くには、美しいルネッサンス洋式の建物、人民委員会庁舎があった。
前は、デパートのようだが、たかだか4階ほどしかなかった。

そうだ!ベトナムは、大好きな花の国でもあるんだった。
それは夕食の時、まず、出会った。
少し頭痛がし、眠った後に見た時は、胸踊る思いだった。
私達が予約したのは、ホテルの中のフランス料理のお店。
窓際のお席に通された。
直ぐ横の、背の高いスタンドに、
大、中、小のガラスのボールが有り、その中の水に、生のお花がたっぷり入れられ、ろうそくが浮かべられていた。
水の中で、生き生きと咲かせる種々雑多の花の美しさ。
そのあまりの美しさに、しばし、見とれてしまった。
お料理にも、必ず、お花が添えられた。
遠くにはガラス越しの厨房が見えた。
中には、ベトナム人ばかりでなく、どうやら、シェフらしいフランス人女性が。
ああ、どうりで、細やかな心使いのお料理ばかりだったんだと気付いた。

お料理を運んでくれるのは、とても感じの良いベトナム人の女の子。
お料理の合間に、私のデジカメに付いていた万華鏡のストラップを見せたら、
「 very beautiful!」と何度も目を丸くして万華鏡を覗いて、笑顔で仰った。
お料理は本当に美味しい物ばかりだった。
メインディッシュの頃には、私もパパもギブアップ。
もう、入りません。
先のベトナム人の可愛い係りの女性が、美味しくない?と言う仕草をしたので、
「No No! Very delicious.」でも、もう、おなかが一杯と手振り身振りで表現。

最後に3種のクリームブリュレが出てきた時は、流石に、
「悔しいけど、もう、だめだ」とパパ。
私は、メインデッシュのお肉さえ、食べられなかった。
見ると、横の席の欧米人の小学生くらいの男の子は、みんな、食べられていた。
やはり、日本人とは、体の造りが違います。

その頃に、シェフの女性がやってきて、ご挨拶。
綺麗なフランス語。
どうやら、今晩はようこそいらっしゃいました、お料理は如何でした・・
と言う意味を言っているよう・・とはこちらの勝手な想像。
とりあえず、知ってるフランス語で「メルシー」。
とても素敵な笑顔で、同じように「メルシーボクー」と返って来た。

部屋に帰ると、飲んだワインのせいで、パパは、そのままベッドに倒れこみ寝ちゃった。
私は明日行くお店を地図でチェック。
17階の窓から表を見ると、もう、10時近いと言うのに、道には、相変わらず凄い数のオートバイが。
そう言えば、コーディネーターが、公園の横を通る時、言っていたっけ。
「今日は、『月の祭り』なんです」
なんてロマンチックなお祭りなのかと、これから始まるベトナムの街めぐりに余計ワクワクしたものだった。
公園には、大勢の人が集まりだし、道端には、本やら、食べ物の屋台が開く準備をしていた。
その頭には、あの、すげの傘のようなベトナムの円錐形の帽子が。
情緒に溢れていた。

日本の空港で借りた国際電話の出来る携帯電話で、日本の留守宅に連絡。
チビが嬉しそうに「あ、お母さん!」電話してから気が付いた。
時差が2時間あったんだった。
え?じゃ、日本は12時。
悪い事しちゃったかな。
今日は、もう、おなかが一杯で、バスに浸かる気になれなかったので、
横にあったシャワールームでシャワーを浴びた。
流石にエステの国。
シャワーも3箇所にあって、シャワーの口金を回すと、マッサージが出来るようになっていた。
当たり前のように、バスソルトも付いていた。

TVを付けたら、どこもニュース。
面白いなあと思ったのは、日本のことを結構、話題にしていたが、
アメリカのことは全く、出てこない。
ただ、イギリスのBBCだろうか、英語の放送が入った。
後は、フランス語が多かった。
多分、TVがあるようなベトナムの家の人は、フランス語も、英語も解るのだろう。
見ていて、ああ、そうなんだと思った事は、
ベトナムにとっての日本は、
日本にとってのアメリカと同じなのだ。
ベトナムにとって、日本は、憧れの国であり、とても近い感覚の国なのだ。

ベトナム戦争は、私の年代の方には、まだ、記憶に新しいだろう。
この小さな国が、軍事力も、軍備も世界最大の国に勝ったのだ。
枯葉剤などの影響が未だに残るこの国は、
日々、物凄い勢いで進歩しているように思う。
そんな中、日本と言う、同じアジアの先進国に、学ぼう、追いつけと国を挙げて、一生懸命な姿勢が、
この勢いのある元サイゴンと言われたホーチミンを、ほんの半日、垣間見ただけで、感じられた。

それはこれからの2日間でより強く感じる事になった。



画像は、所狭しとお店の前に置かれたバイク。どこでもこの状態。
飛行機の窓から見えた、メコン川の雄大な流れ。






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最終更新日  2006年10月12日 01時07分38秒
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