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2017.05.05
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カテゴリ: お買い物
何のことかと思いますよね、このタイトル。

夫ジョンの知り合い(日本に移住したアメリカ人)が何かの折に、「これ買って送ってよ」とリクエストをしてくるわけです。

日本で見当たらないから、とか、このアメリカ製品がほしいから、とか、アメリカの方が安く手に入るから、とかがその理由だそうで。


送ってもらった方が安い という点に関しては、実際は送料がかかるから安くならないし、調べる・買いに行く・箱を探す・梱包する・郵便局に持って行って発送を終える...  までのこちらの手間を考えら お願い頼まないで って感じなんですけど。


過去のご注文は

子供のためにアメリカのオモチャ買って送って
バドミントンのネット買って送って
結婚10周年のダイヤモンドを買って送って (ダイヤ10個で予算は3万円くらいねって。人工ダイヤを贈るつもりだったの?)
アメリカの咳止めシロップ買って送って

でした。まだ他にもあるだろうけど、敢えて聞く気もしない私。

ジョンも面倒なことを一方的に頼まれては、イラつきながら探し回って、買って、梱包して送ってきたわけです。

一応後で支払いはされているらしく、でも何度言っても手紙に現金を入れて送りつけてくる方法で「これ、うちに着かなかったらどうなるの?」と彼に訊いたんですが。
... 今のところ、届いてるから...
... そう...  というやり取りで終わってしまいます。



まあこの数年は、オンラインで購入できるんでしょう、何の依頼もなく穏やかでした。



が、今回、いきなり来ましたね。


このメーカーの商品A、このサイトで激安なんだ。(ちなみにメーカーはアメリカの会社ではありません。)
トライしたんだけど、僕のコンピューターからは注文ができない。

君のコンピューターで注文して、そちらの住所に送ってもらって、それから僕のところに送ってくれ。
頼んだよ。




... ジョン、激怒しておりました。


そんなもん知るかーーーーーー!!!!! 状態でした。


でも絶対言わない。
私には不満の一切を晒しますが、無茶を言ってくる相手には、決してはっきり言えない。


で、彼は一応やってみるわけです。そのサイトを開いて、手続きを踏んでみて。
ただし、支払い手続きはしない。

いやだ、絶対嫌だ、僕らのカードを使いたくない。
(私も絶対許可しません。)

で、海外送付可、しかも送料はたった数十ドル、という記載を手続き中に見つけたわけです。


それで、依頼主本人に日本から手続きを踏ませたんですが。
うまくいかないんだ、いやこうしろ、うまくいかないんだ、いやここの画面でこうしろ、とジョンはくいさがれつつも本人に最後までやらせましたね。

なんか、長いメールのやり取りになってたな...。
チャットのカスタマーサポートもどきでした。


できたー! やったー! 

大喜びです、どっちも。
安倍首相みたいに、ウィンウィンだなどという始末。


一応、私の方は(またこれもわざわざ時間を割いて)ちょっとおかしいなあ、このサイト... と警告しておいたんですけどね。
聞く耳持たない依頼者は「ひなたは『このサイトはコワイです』と僕にメールを送って来たよ(笑)」旨のメッセージを、ジョンに送って来ました。
私は、こわいんじゃなくて危ないサイトなんだって書いたんですけどね、英語で。


・カスタマーサービスの連絡先は、顧客が書き入れて送るメールだけ
・送られて来た注文確認書は担当者の名前なし (注文確認がメールで届いたんで、本人はこれは大丈夫だろうと思っているらしい)
・該当商品は在庫切れだったんで返金手続きに入っている、一週間以内にそちらに返金がされるだろう とメールで続けて連絡が来た (普通、在庫がなければ注文受け付けないでしょうに。)

... アヤしくないですか?


私の見立てでは、カードで落とされたそのお金、多分戻って来ません。
本来それだけの金額で、定価で高級な品が買えます。
お買い得!という人の欲に食いついて来ますね、偽りの商業サイトは。


もしちゃんと返金されてたら、私もこちらでご報告しようと思います。
これとは別のあるサイト(別メーカーの名前を冠したもので、ほぼ同じURL)は、アメリカ国内の利用者から詐欺だ、とコメント多数出ていますが、さて...。


本当に、本当に、気をつけましょう。
騙しのテクニックはものすごく巧妙です。
メーカーの公式販売サイトそっくりに、ロゴまで勝手に借用して作っています。


... この二人、ばかやったんじゃないの...  というのが、私の本音(心の声)。
ウィンウィンね、ウィンウィン。ふーん、ウィンウィン。(Win WIn ; どっちも勝ち)
もう、この言葉聞くと吹いてる自分がいます。



アメリカから国際送料、もう何年も前からすごく跳ね上がっています。
そのサイトから提示された送料で、商取引用発送で届くものなのかどうか、私には???です。
個人の発送では、買った商品よりはるかに高い額の送料がかかりますし、小型包装物や印刷物というお得な発送も無くなって久しいです。船便もSAL便もありません。航空便のみです。
しかも、手紙に厚みが出た段階で小包とみなされるそうです。(微妙な厚さなら大丈夫だと思うんですが。)



日本に里帰りできたら、あれもこれも手に持って実家の家族に渡してあげたい...。
ああ、でも帰れない〜。
予算も時間もない〜。


でもこの不自由さ、子供を育てる責任からくる以上、仕方ないです。





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最終更新日  2017.05.06 21:34:23
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