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2021年09月21日
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カテゴリ: 日常の出来事
子供の頃、熱中したもの。

ジグソーパズル

小学校1年生の時、お誕生日だから何かほしいもの一つ買ってあげるということで、おもちゃ屋さんに行きました。

もともとパズルは好きでしたが、子供向けのピースの大きなものしか持っていませんでした。
というかパズルとはそういうものだと思っていました。

しかしおもちゃ屋さんでドナルドダックの絵のパズルが気に入ってどうしてもこれ、と私にしては珍しく強く主張しました。

それは500ピースのジグソーパズルで、ドナルドの背景はほぼ白。

母のみならず、お店のおじさんまでもが
「お嬢ちゃんにはちょっと……」
という感じ。
「これはどう?」
と、代用に示されたのは確か5歳児向け、だったか幼児向け、だったか対象年齢の書かれた箱を示されました。

どうやら私はその時幼いながらもプライドが刺激されたのではないかと思うのです。

「やる、最後までやる。」

と静かに言って一点を見つめて黙ったように記憶しています。
(遠い記憶なので改ざんされているかもしれませんが)

そして母はしぶしぶ買ってくれました。

家に帰ってふたを開けてみると今までやっていたパズルとは全く違うまるで同じような形のピースばかり。
始めて見るその形状と量にワクワクしました。

どのぐらい日数がかかったか忘れてしまいましたが、自分で宣言した通り、完成することができました。

以来、ジグソーパズルが趣味といえるほど小学生の間はずっとはまってました。

おそらくはそれによって私はかなりの集中力が鍛えられたと思います。
今でいうフロー状態になることを楽しんでいたのではないでしょうか。

でも成長するにつれて、勉強することが増え、社会人になる準備をする頃には、熱中することはそれらの妨げになることだと思うようになりました。

好きなことに時間を費やすことに罪悪感のようなものを感じ始めたのです。

そしていつしかジグソーパズルもやらなくなりました。

しかしそれは私に達成感を与えてくれました。
私は大人のやるパズルを完成させた!
という自己肯定感をその時感じたはずなのです。

でもそれらをその後の人生の糧とし、拡大することができませんでした。

お遊びと、現実社会を生きることは別物だと賢しらに思い込んでいたのです。

50歳を目前にし、あの時の欲求に対するためらいのなさを懐かしく思うと同時に、今からでも、やりたいことはやる!と行動に移せないものかと思い始めています。

子供の頃の思い出の中に、残りの人生を悔いなく生きるためのヒントがあるように思います。





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最終更新日  2021年09月21日 19時41分29秒
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