インディアンからのプレゼント

インディアンからのプレゼント

May 22, 2008
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バラエティー番組に古典の本の内容を芸能人がわかりやすく説明してくれる、というものがある。

例えば、”ロミオとジュリエット”はどんな話?と聞かれてすぐに説明できる人は少ないだろう。お恥ずかしながら僕もこの番組を見て、ロミオとジュリエットってこういう話だったんだ。と感心した。

本に記すということは、作者の意図を寸分たがわず多くの人に伝えることが出来るとても画期的ですばらしい方法だと思う。が、有名な本(話)は題名だけしか知らない、または読んでも忘れてしまう、ということがおきてしまう。

それにくらべインディアンの人たちは忘れないのである。なぜか?
口承(口伝え)の場合、聞いたその場から責任が出てくるからではないか?と思う。
聞いたからには後世に伝えなければいけないという責任。
自分が伝えなければそのすばらしい話は消えてしまうという責任感が忘れなくさせているのではないか?

そう、今の西洋文化には責任感が足りないような気がする。

また話を聞かせてもらったときにわからないところがあればわかるまで補足説明してくれるため聞いた人全員が完全に理解するから忘れないということもあるだろう。
本は読んでそれ以上でもそれ以下でもない。
すべてが読んだ側の責任。理解しなくてもそれで終わりなのだ。

本のことを批判するわけではないが(実際、書いている本人もアメリカから遠く離れた日本でインディアンの文化を知ることが出来たのもほんのおかげだから、感謝しています)

自分を含め得た知識を周りの人にも理解してもらうような努力をしていかなければと思う。





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Last updated  May 22, 2008 08:43:01 AM
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