Angelique~天使~
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第二子目の妊娠は、第一子出産から5年が経過しています。年のせいもあるのか、妊娠初期に風邪をひいてしまい、2週間治らずに寝ていた事がありました。ちょうど妊娠9週目だったので、内科を受診しても薬はNGという事で、喉の痛み、発熱、咳、鼻づまりに耐え、自分の免疫で治すしかありませんでした。インフルエンザ検査は陰性だったのですが、こんなに風邪は長引いたのは初めてでした。その後安定期に入ると―今度は左側の肩甲骨の下に痛み有。肩こりがあるので、背中もこっているのかしら・・・と思っていましたが、何日たっても痛みは治らず増すばかり。そのうち、背中に赤い発疹が出来始めました。これは、もしや帯状疱疹?と思い、産婦人科検診の際に主治医に相談すると、今日このまま皮膚科を受診した方がいいとの事。産婦人科の隣に皮膚科があるので、妊婦検診後に皮膚科へ向いました。案の定「帯状疱疹」産婦人科の先生の許可を得て、バルトレックス錠500と軟膏を使用しています。バルトレックスの説明書には妊婦禁忌になっているそうなので、軟膏のみでバルトレックスは処方しない皮膚科医もいるそうです。念のため、自分でも妊娠中の使用の安全性を確かめ服用開始しました。アメリカのFDA薬剤胎児危険度分類基準(A、B、C、D、Xの5段階、Aのほぼ安全からXの絶対禁忌まで危険度に順じた分類)では、バルトレックスは「B」に評価されています。全体に「A」の薬は少なく、胃薬や抗生剤でも「B」以下が多いです。「B」とは、動物生殖試験では胎仔への危険性は否定されているが、ヒト妊婦での対照試験は実施されていないもの。あるいは、動物生殖試験で有害な作用(または出生数の低下)が証明されているが、ヒトでの妊娠期3ヵ月の対照試験では実証されていない、またその後の妊娠期間でも危険であるという証拠はないもの、となります。妊娠とくすり引用↓http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_04-00.html帯状疱疹とは・・・子供の時かかる水疱瘡が治った後、ウイルスが身体の神経節に何十年も潜み続け、身体の免疫力が落ちたときに再び増殖して活動を開始して、神経を伝わって皮膚表面に現れ水疱をつくり症状が出る。 大人にうつすことはまずない。但し、水疱瘡にかかったことのない子供にはうつることがあるので注意。 一般的に妊娠中の人は胎児を育てるため、自らの免疫力は低下すると言われてるため、妊娠中は帯状疱疹にかかりやすい時期。<原因>子供の時かかる水疱瘡が治った後、ウイルスが身体の神経節に潜み続け、加齢やストレスなどで免疫力が落ちたときに再び増殖して活動を開始して、神経を伝わって皮膚表面に現れ水疱をつくり症状が出る。 大人にうつすことはないが、水疱瘡にかかったことのない子供にはうつることがあるので注意。 <症状>皮膚がぴりぴりした感じや鈍痛で始まる。かゆみを伴う事もある。 その後4~10日後に身体の左右どちらかに1本の神経に沿って、赤いぶつぶつ(発疹)や小さい水ぶくれが帯状に出現する。通常は体の片側に出る。 皮膚症状は、発赤→水疱→膿胞→ただれ→かさぶたの経過をたどる。 発疹は痛みを持ち4~5日続き、その後徐々に赤みが薄くなり、通常は3~4週間で治る。痛みのピークは通常は発症後2週間前後 <好発部位>肋間神経(肋間神経痛)三叉神経第1枝(顔面のまゆ毛の上)領域高齢者ほど後遺症を残す率が高く、治療が遅れると、「帯状疱疹後神経痛」と言われている痛みが、数か月から数年以上にわたって痛みが続くことがある。帯状疱疹後神経痛への移行は約10%程度70歳代では50%以上の人が神経痛に悩むことになると言われている。また、希に、脳炎、髄膜炎、直腸障害が起きて死亡する事があるので注意。 <帯状疱疹の痛み>1)帯状疱疹痛 :発病~3週間位(ほとんどの人が経験する)2)帯状疱疹神経痛 :後3ヶ月位迄(多くに人はこの時期に痛みは治っていく)3)帯状疱疹後神経痛:6ヶ月以上(高齢者などに起きることがある)
2009.12.09
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