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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなので十分よい結果は期待できません。21年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)・2016年2,000万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順国内の糖尿病、予備軍含め2000万人超「血糖値スパイクに要注意」 11月14日は世界糖尿病デー安全に血糖を下げながら、脳・心血管疾患を抑制する糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ野菜や果物などの「植物性食品」が糖尿病リスクを下げる「決め手」に炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に糖尿病、初の1000万人 昨年推計 国民健康・栄養調査、高齢化が影響2型糖尿病患者は、アジア人でもがん死リスクが高い日本糖尿病学会の食事指導は本当に正しい? 患者は炭水化物をメインに食べるべき!?好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか30代糖尿病、心疾患18倍 男性「50代相当リスク」アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証糖尿病、闘病期間長いと脳が萎縮糖尿病の予防に効果的なのは? 筋トレ vs 有酸素運動「少し太っているほうが健康」に根拠なし 糖尿病リスクは確実に上昇している徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道糖尿病、点数で確率予測 国立国際医療研究センター、予備軍発見に活用低糖質食、もっと身近に 増えるメニュー コンビニや外食、普段から肥満・糖尿病予防歩いて病気予防、目安は? やりすぎると免疫力低下 糖尿病なら1日8000歩/早歩きで負荷プラスどんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める糖尿病や認知症予防まで!? 筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」糖尿病発症にもつながる? 実は怖い筋肉の老化足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす下肢切断のリスクに医師が警鐘健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍糖尿病予防に「ベジ・ファースト」 血糖値の上昇緩やかに世界糖尿病デーは11月14日 ブルーサークルで健康的な食事を拡大肥満で増すがんの危険 痩せすぎもリスク 糖尿病・心筋梗塞だけじゃない危険すぎる糖尿病の現実! 深刻な患者の“理解不足” 失明や心筋梗塞など合併症リスク増睡眠時間に関係なく「夜更かし」は糖尿病の引き金に? 認知症、筋肉量の減少もリスク上昇玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう糖尿病の重症化防げ2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め****************************【以下転載】**************************** 患者数が1000万人を超え、予備群も含めれば2000万人に達したとされる「糖尿病」。医療が進歩しても、なお不思議と増えつづける糖尿病の最新対策を集めました。糖尿病対策は、長らく「カロリー制限」が特に重要といわれてきました。しかし、それ以上に重要なこととして専門家が口を揃えて指摘するのが、「食後高血糖」をいかに防ぐかということ。食後に血糖値が急上昇したり、急変動したりすることは、「血糖スパイク」「ジェットコースター血糖」と呼ばれ、糖尿病を急速に悪化させるばかりか、血管や神経、内臓を傷め、動脈硬化や認知症、腎臓病などの合併症を招くと特に危険視されています。食後高血糖を防ぐためには、血糖値を直接的に上げる糖質の摂取を抑える「糖質制限」と、血糖の消費を促す「食後の運動」が大切。中でも、糖質制限の優位性については今年8月、世界で最も権威がある医学雑誌『ランセット』でも取り上げられました。ご飯、パン、麺類などの主食をたくさん食べて糖質過多の生活を送っている人は、糖質減らしが欠かせないでしょう。それとともに、食物繊維が多い野菜やキノコ、海藻を毎食の最初に5分ほどかけて食べるようにすると、食後高血糖がかなり抑えられるそうです。そして、日本人に糖尿病を増やしたもう一つの重大原因が、「座りすぎ」。1日の大半をイスやソファ、座イスなどに座ってテレビを見て過ごしている人はいないでしょうか。実は、米国の調査でテレビの視聴時間が2時間増えるごとに糖尿病の発症率が14%も高まることが判明しました。この座りすぎの弊害を防ぐ方法として、南越谷健身会クリニック院長の周東寛先生がすすめるのが、「ゆっくりスクワット」。やり方は簡単で、5秒かけてゆっくり立ち上がり、5秒かけて腰を落として座ることを5回くり返すだけ。これを30分ごとに行うだけで、注目の血糖降下ホルモン「マイオカイン」も増えて糖尿病を改善させる効果が期待できるといいます。年末年始は、ついついご馳走を食べすぎて運動も不足するので、糖尿病を悪化させやすい時期。新しい糖尿病対策の知識をしっかり身につけて、2018年も今年以上に元気に過ごしていきましょう。 【ゆっくりスクワット】 (1)イスに腰かけた状態から、両足を肩幅くらいに広げて5秒かけて立ち上がる。 (2)2秒ほど静止したら、再び5秒ほどかけてゆっくりと腰を落としイスに腰かける。 (3)これを5回くり返す(所要時間は1分ほど)。座りっぱなしのとき、30分ごとに行うといい。(出典:ZAKZAK)
2017/12/28
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もして喜ばれています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** 日本経済新聞社の調査で、人口20万人以上の市区で老衰死の割合が男性でトップ、女性で2番目に高かった神奈川県茅ケ崎市。健康長寿を支える取り組みを探った。「継続すれば健康寿命を延ばすと思いますよー」。12月中旬、市の施設であるケアセンター3階の大広間で開かれた「転倒予防教室」で、健康運動指導士の磯川祐さん(38)は約15人の高齢者に大きな声で呼びかけた。教室は市の委託事業。参加者は数字や五十音を発声しながら指、手、足を同時に動かす「脳トレ運動」で体を温め、全身を入念にストレッチ。市独自の「ちがさき体操」で大きく体を動かし、最後は高齢者でもやりやすいスクワットや腹筋などを実践しながら学ぶ。転んで骨折し、入院をきっかけに寝たきり状態になる高齢者は少なくない。磯川さんは「脳を働かせ、体幹などを鍛えることが転倒予防につながる」と勧める。市街地では自転車や徒歩で移動する高齢者を多く見かける。地元出身のタクシー運転手の男性は「平たんな土地が多く、車で通れない路地も多いからね」という。男性の母親は85歳。「祭りなどを通じて地域のつながりが強い。母も近所付き合いで毎日飛び回って忙しそう」と笑う。「人々との絆が強いほど健康になる」。健康格差を研究する米ハーバード大のイチロー・カワチ教授(社会疫学)は指摘する。愛知県の高齢者を4年間追跡調査したところ、周囲への信頼感が低い地域は要介護になる人が1.7倍多く、国内約200地域も同様の結果が出たという。健康に暮らしていても高齢になれば医療を必要とする機会は増える。茅ケ崎医師会在宅医療委員会の菅原一朗委員長は「24時間態勢の往診から在宅のみとりまで対応する診療所は人口当たりで県内トップ」と胸を張る。市はかかりつけ医、看護師、介護職など多職種が集まる研修を開催し、連携を強化。一人暮らしや老老介護の高齢者の情報を交換し、かかりつけ医のいない高齢者が少ないという。菅原委員長は「体が衰えても自宅で最期を迎えたいという高齢者が増えている」と信頼関係の大切さを説く。市が運営する国民健康保険が力を入れるのはデータの活用。企業に委託して健康診断の結果や医療費データから「どの疾患にいくら費やしているか」を詳細に分析し、生活習慣病が重症化した腎不全などの対策が課題として浮かび上がった。生活習慣病で亡くなる人が減れば老衰死の割合はさらに大きくなる。今後は健診を受けながら異常を放置している人に、医療機関への受診を促す取り組みなどを強化する。「医療保険の財源には限りがある」と市国保の担当者。「健康長寿を実現するには、優先する対策の検討が不可欠」という。取り組みがうまくいけば、さらに健康長寿の高齢者は増えそうだ。(出典:日本経済新聞)
2017/12/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に発表された東京大学の論文によれば、健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************日々の食事に葉物野菜を取り入れることで、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保てるとする研究論文が発表された。米国神経学会(American Academy of Neurology)の医学誌「ニューロロジー(Neurology)」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったという。論文を発表した米シカゴ・ラッシュ大学医療センター(Rush University Medical Center)の科学者によると、研究は被験者を対象としたアンケートに基づいているため因果関係を証明するまでには至らないものの、健康な食生活と健全な老化との関連性を示す新たな証拠を提供するものだという。研究では、平均年齢81歳の高齢者960人を対象に、平均約5年間の追跡調査を実施。調査開始時に認知症だった対象者は一人もいなかった。対象者には、ホウレンソウやケール、コラードグリーン、レタスといった特定の食物をどのくらいの頻度で食べているかを問うアンケートを実施し、また思考力や記憶力に関するテストを毎年受けてもらった。摂取量の目安となる分量は、調理後およそ半カップの葉物野菜を1単位(皿)とした。調査の結果、野菜を最も食べていたグループの摂取量は、1日平均1.3皿だった。一方、摂取量が最も少なかったグループでは、1日平均0.1皿だった。また、野菜を毎日少なくとも1皿食べていた人では、全く、あるいはめったに食べなかった人と比べて、記憶力や思考力のテストでの成績が緩やかに下降する様子が見て取れた。こうした傾向は、喫煙や高血圧、肥満、学歴などの他の要素を考慮に入れた後でも変化しなかったという。今回の研究には参加していないが、英イングランド・エクセター大学(University of Exeter)のデービッド・ルウェリン(David Llewellyn)上級主任研究員(臨床疫学)は、「この観察結果は、地中海式ダイエットを実践している人々に認知症リスクが低い可能性があることを示唆する数多くの証拠とも整合する」と指摘している。地中海式ダイエットでは、植物由来の食物を摂取する一方、赤身肉を制限するというのが主な特徴の一つだ。また、今回の研究について英ロンドンの慈善団体「アルツハイマー協会(Alzheimer’s Society)」の研究員は、「認知症を直接調べてはいないので、症状の抑制や予防に効果があるかは分からない」としたが、「しかしビタミンKが豊富な食物を毎日1~2皿分食べていた高齢者は、食べていなかった高齢者に比べて記憶力テストの成績が良い」ことを指摘している。(出典:AFP)
2017/12/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。予防のポイントは、生活習慣病予防が特に重要なのが40~60代。70歳以上からは、低栄養が認知症のリスクになるため、タンパク質やビタミン・ミネラルをしっかり摂ることが重要になります。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 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2017/12/21
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。政府が働き方改革推進の一環として進める従業員の副業・兼業に関し、経団連は反対姿勢を改め、容認に向けた検討を各社に促す方針へ転換することになり、副業を容認する企業の動きは加速しそうです。目前に迫る長寿社会100年時代を生き抜くためには、一つのキャリアでは難しいので、労働者側からも歓迎されると思います。人生100年時代を生き抜くには、充分な健康管理をしながら生涯現役が重要ですが、どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もして喜ばれています。価値観や働き方の多様性が重視されるより、大企業の社員で現在副業をしている社員は17%、1年以内に副業に取り組んでみたい社員は42%と、合計6割に上り、社員側の副業志向の高まりがうかがえますが、副業を容認している企業は35%で、大半の企業は副業実施に一定の基準を設け、届け出や許可を必要としているそうです。2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。週刊東洋経済2017年7月22日号はライフ・シフト実践の特集でした。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。・生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟・人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃・年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。最近の関連ブログ 新しい順生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク定年後も働き続けるため、50代が準備していること年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか定年男性が陥る「三悪行」を避けるには介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは?「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードにダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験ありスマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ男性より切実? 女性の「定年問題」収入だけじゃない! 「副業で得られる」貴重すぎる3つのメリット50年以上働き続ける長寿社会に不可欠な6つの仕組み老後不安なシングル女性若い世代の家計、消費意欲が過去最低に 背景に将来不安「オーバー65歳」会社にやりがい 学んで成長、若さの秘訣正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換副業、社員の力アップ 本業と相乗効果も意外と多い?! 従業員の兼業・副業認める中小企業が3割強 東商が調査高齢者雇用対策 「生涯現役」の環境を整えよう「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%「子育て世帯に不安、消費に弱さ」 経財白書 脱デフレの動き鈍化を指摘「長い老後」へ備え不十分 50代、資金計画38%止まり「幸せ」より「お金」 60~74歳で増加 長い老後、思い切実長生きリスク、老後の不安現役世代8割が「老後生活」に不安 老後資金の備えは何歳から?シニア起業が静かなブーム 定年も収入も決めるのは自分だ!85歳にして現役 ウォーレン・バフェットが語る、可能な限り働き続けるべき3つの理由40~50歳代の6割以上「60歳以上も働きたい」 でも「体力や健康に不安」日本人はなぜこんなに不安なのか 「何かに不安」75%、年金、健康や地震・テロ「次世代シニア」1500万人 大量失業の備え、40代から 老いに克つ 起業家、3割が60歳以上 やりがい自ら作る 高齢者が「終活」ではなく、「就活」に奔走する? 低所得者ほど米・パン摂取 野菜・肉類は少なく 厚労省調査60歳以降も働くことへの不安、1位は体力 仕事探しより自分自身の心配意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味サラリーマンに高まる「複業」のニーズ 大手企業も注目「キャリア開発のツールになる」不安になりがちなS遺伝子を持つ日本人の割合は98.3%30~50代に聞いた貯蓄額「500万円以上」約11%、「副業を考えた事がある」は55%若者の起業意欲弱く 民間調査「関心無い」58%若手社員、4人に1人「転職したい」 長時間労働、低賃金に不満多い65歳過ぎても働く 能力あれば「エイジフリー」 定年廃止、会社が慰留「転職検討」20代男性51% 男性、給与水準に不満 女性、人間関係で悩み働き手「70歳まで」 新生産年齢人口に日本の起業家が一気に高齢化 若者が起業しない理由は? 「仕事に向かうエネルギーあるか?」日本は「YES」38%、世界平均は83%シニア起業で年金支給70歳時代を生き抜くゆる起業のススメ 定年後の働き方アベノミクスで「実質賃金」下落格差拡大で「年収100万円時代」の到来を予想****************************【以下転載】**************************** 働き方改革推進の一環として、経団連がこれまで反対してきた従業員の副業・兼業に関し、容認に向けた検討を各社に促す方針へ転換することが17日、分かった。政府が副業・兼業を認める方向で制度改正を進めていることに対応する。来年初めにも経団連としての方針を決定し、会員企業に示す。平成27年2月発表の政府調査では、副業・兼業を認めている企業は約15%どまり。また、最近の民間調査では中堅企業の約33%が副業・兼業を認めているという結果も出ているが、大企業では取り組みが遅れている。経団連の方針転換で、大企業でも容認の動きが加速しそうだ。経団連はこれまで従業員の副業・兼業について、社会保険料や雇用保険料の負担、労働時間の管理など整理すべき課題が多いとして、認めない立場を明確にしてきた。榊原定征会長も長時間労働の是正を重要課題に挙げていることなどを理由に、「副業・兼業を推奨することには抵抗があり、今のところ旗を振って推進する立場ではない」と発言してきた。一方、政府は新しい働き方の推進に向け、企業が就業規則を制定する際のひな型となる「モデル就業規則」の改定を進め、副業・兼業を認める方向。多様な働き方を認めることが能力開発、人材開発につながるとしている。また長時間労働を招かないようにするため、副業・兼業を行う際、本業の会社に届け出ることをルール化することなども想定している。このためモデル就業規則改定の議論に参加する経団連としても、反対の姿勢から軟化。今後は各社に副業・兼業容認についての検討を促す。(出典:産経新聞)
2017/12/20
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。夜、床についてもなかなか寝付けない、夜間に目が覚める、早朝に起きてしまうといった不眠症を抱える人は成人の2~3割に上り、患者は高齢になるほど増え、夜遅くまでスマホなどを操作する若い世代でも目立つそうです。筋トレが副作用のない強力な睡眠薬で、活用しています。欧米先進国と比べて日本人の睡眠時間は短く、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れているようで、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、なるべく7時間は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch2で毎日チェックしていますが、90%前後で、深い睡眠も30%以上あり、体感の快眠が裏付けられています。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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"不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】**************************** 夜、床についてもなかなか寝付けない、夜間に目が覚める、早朝に起きてしまう――といった不眠症を抱える人は成人の2~3割に上る。患者は高齢になるほど増えるが、夜遅くまでスマートフォン(スマホ)などを操作する若い世代でも目立つ。治療では根本的な原因を解決せず安易に睡眠薬を処方したり、高齢者には推奨されない旧世代の薬を処方したりするケースもあり、注意が必要だ。不眠症は(1)夜、なかなか眠れず普段より2時間以上かかる(2)寝付いても夜中に2回以上目が覚める(3)朝、普段より2時間以上早く目が覚める――などで本人が苦痛を感じるか、社会生活が妨げられる状態がしばしばあり、少なくとも1カ月以上持続することだ。自分で調べるには、8つの質問にそれぞれ3点満点で答えて、合計する「アテネ不眠尺度」という世界共通の目安がある。24点満点で6点以上ならば医師に相談することを勧めている。不眠症の患者に対しては原因を探ることが重要だ。医師は運動不足、長すぎる昼寝、カフェインやたばこの過剰摂取、寝酒などの生活習慣を確認。そのうえで原因を除去したり、就寝する時間の調整を指導したりするなど薬を使わない治療から始めるのが一般的だ。低副作用の新薬久留米大学医学部の内村直尚主任教授は「不眠症の多くは“不眠心配性”。寝られなかったらどうしようという不安が交感神経を刺激して寝付けなくする。就寝前はリラックスが大切」とアドバイスする。それでも治らない場合に処方される睡眠薬には大きく3つのタイプがある。(1)中枢神経に作用して脳全体の機能を落として眠りを誘うタイプ(2)体内時計の調整に関わるホルモンのメラトニンの作用を促すタイプ(3)覚醒を維持するオレキシンの作用を抑えて睡眠に導くタイプ――だ。(1)が旧世代、(2)と2014年発売の(3)が新世代と呼ばれ、副作用が少なく高齢者にも使いやすい特徴がある。「睡眠薬の適正使用・休薬ガイドライン2014」によると、不眠症患者で睡眠薬を処方されているのはほぼ半数の約500万人。成人の20人に1人が睡眠薬を服用している計算だ。睡眠薬の処方率は年齢が高くなるにつれて上昇し、65歳以上では男性が8.4%、女性が15.2%に上る。複数の睡眠薬を併用したり、服用量が多かったり、長期間使用したりすることによる副作用もある。だが国内では服用する患者数、1日当たりの服用量、多剤併用率が増え続けている。「処方する薬のタイプにも問題がある」と指摘するのは国立精神・神経医療研究センターの三島和夫精神生理研究部長だ。例えば、旧世代に分類されるベンゾジアゼピン系の薬。三島部長によると「依存性があるうえ、高齢者は認知機能障害や転倒のリスクを高める。海外では『高齢者に推奨しない』としているが、日本では処方する医師が多い」という。うつや糖尿リスク三島部長は「不眠を専門的に扱う精神科や心療内科の医師が処方する割合は睡眠薬全体の3割にとどまる」と指摘する。一方、不眠症が続くと、うつ病や糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの発症リスクが高まることが明らかになりつつある。厚生労働省研究班と日本睡眠学会は13年、「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」を公表。薬物療法だけでなく、早期からの心理・行動療法も組み合わせて治療するよう求めている。「睡眠外来」などを設ける医療機関は増えている。国立精神・神経医療研究センターは「睡眠医療プラットフォーム」(http://sleepmed.jp/platform/)では睡眠障害のセルフチェック方法や医療機関などを紹介しており、受診の参考になる。◆中高生の患者増える 夜間スマホ 脳が昼と錯覚スマホやパソコンを操作する時間が増え、中学・高校生など若年層でも睡眠障害は珍しくない。睡眠医療の専門家は画面(ディスプレー)が発するブルーライトが睡眠障害を引き起こしていると指摘する。ブルーライトは可視光線の中でも紫外線に近い光。夜間にブルーライトが目に入り続けると、昼間と錯覚して脳が覚醒してしまう。ブルーライトは蛍光灯や発光ダイオード(LED)照明でも多く生じるという。ブルーライト研究会の世話人代表で慶応大医学部の坪田一男教授によると、近年の研究で、ブルーライトが眠気を催して睡眠の準備を整えるホルモンであるメラトニンの分泌を抑えることが分かってきた。治療は睡眠指導のほか、重症の患者はメラトニン受容体に作用する睡眠薬を処方したり、強い光を浴びせて体内時計の狂いを修整する治療をしたりする。予防には太陽光など昼間に光を浴びることが有効だという。藤田保健衛生大病院の北島剛司准教授(睡眠外来)は「最近は高校生の患者が多く、ブルーライトも原因の一つと言える。就寝前にはスマホやパソコンの操作を控える対策が必要だ」と話している。(出典:日本経済新聞)
2017/12/19
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。末期がん患者は痩せます。ガン細胞は増殖に多くのエネルギーが必要ですが、エネルギー効率が悪いブドウ糖代謝なので、大量のブドウ糖を消費し、ガンが進行すると正常な臓器を養うための栄養をガン細胞に横取りされて痩せていくわけです。さらに、ガン細胞は筋肉のタンパク質を分解する物質が分泌し、筋肉をアミノ酸やブドウ糖に分解して自分の栄養にしてしまうので、ガンが進行すると筋肉が少なくなり、痩せ細る原因になるわけです。ガンは遺伝子の経年劣化とも言われている病気なので、肉体的に若々しくても、発ガンリスクは年齢で決まり、65歳までにがんになる確率は男女とも15%程度、74歳では、男性社員の3人に1人が、女性でも4人に1人程度が罹患することになるそうで、高齢化でガン患者が増えて当然のようです。ガンの原因として大きな割合を占める「喫煙」「感染」「過度の飲酒」を避けるだけで、かなりのガンを予防できる可能性があり、国立がん研究センターが作成したパンフレット「日本人のためのがん予防法」(平成27年2月)で具体的な予防策が提言されています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************末期がん患者は皆やせています。芸能人では、胆管がんで亡くなった川島なお美さん(享年54)、大腸がんで亡くなった今井雅之さん(享年54)、乳がんで亡くなった小林麻央さん(享年34)のやせた姿が思い出されます。がん細胞は増殖のために多くのエネルギーが必要ですが、ブドウ糖からエネルギーを作る効率が悪いこともあり、大量のブドウ糖を消費します。このため、がんが進行するにつれ、本来は正常な臓器を養うための栄養をがん細胞に「横取り」される結果、患者の体はやせていくのです。他にも、がんに特有なやせる原因があります。ひとつは慢性的な炎症です。がん細胞は体内に炎症をひき起こす物質(サイトカイン)を分泌する性質があります。免疫細胞ががん細胞を攻撃する際にも炎症が起こります。末期がん患者が熱を出しやすいのはこのためで、腫瘍熱と呼ばれます。こうした慢性的な炎症はエネルギーの消費をさらに高め、患者の体はやせやすくなります。さらに、がん細胞からは筋肉のたんぱく質を分解する物質が分泌されます。筋肉のたんぱく質をアミノ酸やブドウ糖に分解して自分の栄養にしてしまうのです。そのため、がんが進行すると筋肉が少なくなり、患者がやせ細る原因の一つになります。がんの進行にともなって、たんぱく質やブドウ糖が消費されていきますから、患者はたんぱく質をはじめ十分な栄養を取る必要がありますが、逆に食欲は落ちていきます。患者は心理的に落ち込むことも多い上に、抗がん剤などの影響で吐き気が出やすくなります。さらに、炎症性サイトカインは脳に作用して食欲を減退させます。腸管は人体最大の免疫装置であり、全免疫細胞の半分くらいが腸に存在します。口から食べられなくなって、腸が使われなくなると、さらに免疫力が低下してしまいます。低栄養と炎症が進んで、体重と筋肉が激減したのが「悪液質」という状態です。免疫力も低下するため、がんの増殖、転移が加速しますから、悪循環におちいり、死に至ります。がんが進行しても、患者はたんぱく質に富んだ食事を取り、運動で筋肉を保つことが悪液質を避ける秘訣です。(出典:日本経済新聞)
2017/12/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。国内に100万人の患者がいるといわれるアルコール依存症の治療の選択肢が広がり、飲酒時に強烈な不快感を引き起こす抗酒薬、お酒を飲みたいという欲求を減らす飲酒抑制薬が登場したそうです。飲み会の前に飲んで効果が期待できるなどより手軽に服用できる薬の開発も進み、飲酒への誘惑を断ち切れるように自分に合った治療が選べる時代になってきたそうです。適量なら飲酒は健康にいいという常識を覆して、少量でも長期に渡って飲酒を続けると脳がダメージを受けるという酒好きにはショッキングな研究結果が明らかになったそうです。オックスフォード大学とロンドン大学ユニバーシティーカレッジの最新研究によれば、週当たり14~21単位のアルコールを摂取していた人は、記憶や空間認知をつかさどる脳の部位である海馬が萎縮する確率が、飲まない人の3倍も高かったという。1単位は純アルコール量で10ミリリットルとされ、度数4%のビールなら250ミリリットル、13%のワインなら76ミリリットルに相当するそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?お酒に強い人・弱い人、それぞれの飲酒注意事項 最も注意が必要なのは「少しなら飲める人」酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! 百薬の長か? 万病の元か? 健康で長生きできる酒の量はどのくらい? 運動不足の人はアルコール依存のリスクが2倍に上昇 運動指導に期待「肝臓鍛えられる」「一眠りで抜ける」 飲酒の常識? 冊子「お酒知っとこ情報」老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切14万人調査で判明! 病気にならないための「飲酒ルール」 酒量は「1週間の総量」で見直し、「休肝日」を設ける! 医師ら医療関係者が飲酒対策によいと思う食品の第2位は「しじみ」、第1位は? 高齢者では少量の飲酒であっても心臓病のリスクが上昇「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか、原因を問わない死亡リスク低下と無縁?週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的****************************【以下転載】****************************国内に100万人もの患者がいるといわれるアルコール依存症の治療の選択肢が広がってきた。飲酒時に強烈な不快感を引き起こす抗酒薬のほか、お酒を飲みたいという欲求を減らす飲酒抑制薬が登場。飲み会の前に飲んで効果が期待できるなどより手軽に服用できる薬の開発も進む。飲酒への誘惑を断ち切れるように自分に合った治療が選べる時代になってきた。「抗酒薬のおかげで現在の自分がある」。都内に住む63歳の男性は12月の週末、江戸川区の区民ホールで開かれた江戸川断酒会に参加し、こう振り返った。「会社への恨みが酒のつまみだった」「仕事も女房も失ってしまった」。この日の断酒会では60歳以上を中心に66人の参加者が集まり、自身の失敗談や断酒の誓いを思いのままに語った。自身の意思だけでは飲酒をやめることは難しく、同じ思いを抱える人との経験の共有が大事になる。こうした断酒会は都内各地でほぼ毎日開かれている。アルコール依存症は飲酒時に心地よさを感じたり、楽しくなったりした経験を繰り返すうちに飲酒が習慣化。お酒への耐性が強まって酒量が増え、家庭や職場で飲酒問題が顕在化する状態を指す。飲酒を我慢すると発汗やイライラ、不眠などの症状が出やすくなる。アルコール依存症の診断基準には、世界保健機関(WHO)が策定したガイドラインがある。過去1年間に「飲酒したいという強い欲望や強迫感」「禁酒あるいは減酒したときの離脱症状」など6項目中、3項目以上が当てはまり、同時に1カ月以上その状態が続いた場合などとしている。依存症になると酒量を自らコントロールするのは難しくなるが、断酒を継続することで飲酒に伴うトラブルをなくすことができる。断酒のための薬が抗酒薬だ。抗酒薬を服用後にお酒を飲むと、下戸の人が飲酒したときのように心臓の激しい動悸(どうき)や吐き気を催し、飲酒を抑制する効果がある。抗酒薬には「ノックビン」や「シアナマイド」の2種類がある。東京アルコール医療総合センター(東京・板橋)の垣渕洋一センター長は「シアナマイドは肝障害の副作用が出ることがあり、ノックビンが第一選択肢」と語る。ただ抗酒薬は飲酒時の不快感と肝臓や心臓への負担が大きい。より緩やかに症状の改善が期待できる飲酒抑制薬も登場した。日本新薬が2013年に発売した「レグテクト」だ。一日3回食後に服用すると、脳の中枢神経に作用して飲酒欲求を抑える。垣渕センター長は「抗酒薬と飲酒抑制薬を併用し、効果を確実にするのがよい」と話す。飲酒抑制薬の分野に新規参入するのが大塚製薬だ。10月、治療薬「ナルメフェン」の製造販売承認を厚生労働省に申請した。審査が下りれば、18年度にも国内販売を始める見込みだ。飲酒の1~2時間前に服用すれば、飲酒時に特有の心地よさを感じにくくなるため、酒量が抑えられる。飲酒への欲求はうつや不安から逃れるためもあるが、ナルメフェンはそうした心理不安も抑えられるという。「断酒はハードルが高いが、飲酒抑制薬は酒量を中期的に減らせる効果が期待できる」(メディカル・アフェアーズ部の林孝子氏)国内で660人の患者を対象に最終段階の第3相臨床試験(治験)を実施した。多量飲酒(ビール中瓶3本以上相当)の日数が月11日と、服用前の約半分に減らせたという。垣渕センター長は「禁煙補助剤の『チャンピックス』に似た効果が期待できる」と話す。◆患者、国内100万人 20~90代に年齢層広がる 受診は1割に満たず 厚生労働省の調査によると、国内のアルコール依存症患者数は2003年の80万人から13年に100万人に増加したとされる。アルコール依存症に対する認知が進んだ結果、患者本人が自主的に受診したり、職場の周囲の人間が受診を勧めたりするケースが増えており、認定数が増える傾向にある。東京アルコール医療総合センターの垣渕センター長は「以前は中高年の病気という印象だったが、20代から90代まで年齢層が広くなった」と指摘する。女性の受診も増えているという。それでも受診率は1割以下にとどまると推定されている。重症になるほど、自身の依存症を認めない傾向が強い。国内に飲酒習慣がある人は7千万~8千万人いるとされる。その中にはアルコール依存症までいかなくても多量飲酒で問題を抱える人が1千万人いるという。大塚製薬の「ナルメフェン」はこうした層にも効果があると期待されている。(出典:日本経済新聞)
2017/12/15
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。英国の研究チームは、「交通量が多い都会の道路を長時間歩くウォーキングをしても、健康効果はほとんどない。」と世界五大医学誌の一つのランセットに研究発表しました。これは、排ガスにさらされることによって、運動が心肺機能を増進させる効果が妨げられるためだそうです。幅広い年齢層を対象にした別の調査では、大気汚染が深刻な場所で行っても運動効果はあるとも報告されていますので、やらない理由にはならないと思います。10年間の追跡調査により、15METs×時間以上の活動量の有酸素運動量を習慣にしていると、加齢による血管の老化を抑えられ、その進行の度合いは3分の1以下にもなるそうです。 これは、速歩やジョギングを1日30~60分、4~5日/週実施するのに相当し、米国スポーツ医学会・米国心臓病学会が心血管系疾患予防として推奨する身体活動量にほぼ相当しているそうで、私は習慣にできています。WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上するウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・夢の若返りホルモン、マイオカイン分泌を促す運動方法・ウォーキングなどの有酸素性運動が動脈硬化を3分の1以下に抑える・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週3~5回、30分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週1~2回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** 交通量が多い都会の道路を長時間歩くウォーキングをしても、健康効果はほとんどない――。英国の研究チームが5日の医学誌ランセットにそんな研究結果を発表した。インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームは主に60歳以上の人を対象に、ロンドン市内の排ガスが多い道路沿いでウォーキングをした場合と、公園でウォーキングした場合の健康効果を比較した。その結果、公園の方が健康効果が高かったのはもちろん、道路でのウォーキングには、心臓や呼吸器の健康を増進させる効果はほとんどないことが分かった。これは、排ガスにさらされることによって、運動が心肺機能を増進させる効果が妨げられるためだという。「歩く時は気道が広がり、血管が拡張して、その効果は数日間続く。だが大気汚染がひどい場所では、そうした作用がずっと小さくなり、運動の効果はほとんどなくなる」。インペリアル・カレッジ・ロンドンのファン・チャン氏はそう解説する。「汚染のひどい場所で運動すると、吸い込む空気が増え、肺に到達する粒子やガスが増える」調査では60歳以上の119人を健康状態によって3グループに分け、ロンドン中心部の繁華街にあるオックスフォード・ストリートと、1.6キロほど離れた公園ハイドパークでウォーキングしてもらった。オックスフォード・ストリートを通行できる車両は、主にディーゼル燃料を使うバスとタクシーに限られる。ロンドンの大気汚染は2017年に入ってわずか5日で規制値を超えていた。ハイドパークでウォーキングした人は全員が、肺機能の改善や動脈硬化の改善といった効果が、最大で運動後26時間継続した。一方、オックスフォード・ストリートを歩いた人は、肺機能はわずかしか改善せず、動脈は硬化が進んでいた。これはディーゼル車が排出する二酸化炭素や微小粒子状物質を吸い込んだことが原因と思われる。特に慢性閉塞性肺疾患を抱える人がオックスフォード・ストリートを歩くと、気道が狭くなって動脈硬化が進むことが判明。咳やたんの増加、息切れなどを訴える人も多かった。「緑の多い場所や公園で運動場所を見つけられなければ、屋内で運動した方が良さそうだ」とチャン氏は助言している。ただ、幅広い年齢層を対象にした別の調査では、大気汚染が深刻な場所で行っても運動効果はあるとも報告されている。英ケンブリッジ大学の2016年の発表によると、ロンドンでウォーキングやサイクリングを行った場合、大気汚染のリスクをしのぐ健康効果が確認された。世界最悪の大気汚染都市とされるインドのデリーでも、1週間に5時間以内のサイクリングであれば、大気汚染のリスクが健康効果を上回ることはないという。ケンブリッジ大学の研究者はチャン氏の調査について、「この調査は運動の短期的な影響に着目しているが、数カ月から数年単位の長期的な影響についても調べる必要がある」と指摘している。(出典:CNN)
2017/12/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。21カ国の約3万人を対象に行われた調査で、飲むアルコールの種類により感情を操る力が異なることが判明したそうです。赤ワインを飲むとリラックス傾向になり、蒸留酒を飲むと攻撃的になる傾向が出るなどがわかったそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順お酒に強い人・弱い人、それぞれの飲酒注意事項 最も注意が必要なのは「少しなら飲める人」酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! 百薬の長か? 万病の元か? 健康で長生きできる酒の量はどのくらい? 運動不足の人はアルコール依存のリスクが2倍に上昇 運動指導に期待「肝臓鍛えられる」「一眠りで抜ける」 飲酒の常識? 冊子「お酒知っとこ情報」老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切14万人調査で判明! 病気にならないための「飲酒ルール」 酒量は「1週間の総量」で見直し、「休肝日」を設ける! 医師ら医療関係者が飲酒対策によいと思う食品の第2位は「しじみ」、第1位は? 高齢者では少量の飲酒であっても心臓病のリスクが上昇「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか、原因を問わない死亡リスク低下と無縁?週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的****************************【以下転載】****************************アルコールはさまざまな感情を引き起こす。その感情の種類が、実は飲むアルコールの種類によって異なることが、21カ国の約3万人を対象に行われた調査で判明した。ワインや蒸留酒、ビールといったお酒の“効果”のほどは──。人間の感情はもともと不安定だが、それを操る手段としてアルコールは非常にすぐれている。嬉しいときに飲めば気分はさらに上がり、悲しいときに飲めば気分はさらに下がる。エネルギッシュにもなるし、リラックスもさせてくれる。過去についての後悔があっても、短期的には忘れさせてくれる。だからといって、実はすべての酒が同じように感情を操る力を提供するわけではない。「BMJ Open」に発表された新しい論文によると、21カ国の約3万人を対象に行われた飲酒に関する調査から、酒を飲む人は異なった雰囲気と目的を求めて、異なった種類のアルコールを飲もうとすることがわかった。赤ワインを飲むと「リラックスできる」例えば、回答者の約53パーセントが、赤ワインを飲むとリラックスできると考えており、60パーセントは眠くなると報告している。このため、クリスマス休暇に短気な親戚を大人しくさせる酒を探しているなら、熟成したメルローがいいだろう。もっと一緒に楽しめそうな客には、カクテルがお勧めだ。回答者の約60パーセントが、カクテルはエネルギーを与えてくれるし、気分が向上すると考えている。また42パーセントが、カクテルを飲むとセクシーな気分になると述べている。だが、短気な親戚にマティーニ(ジンとベルモットのカクテル)は飲ませない方がいいだろう。回答者の約30パーセントが、蒸留酒を飲むと攻撃的になると答えているのだ。この研究は、英NHS(国民保険サービス)の一部局であるウェールズ公衆衛生局(Public Health Wales)のキャサリン・アシュトンを中心として行われたものだ。同局に勤務している共同執筆者のマーク・ベリスは、次のように述べている。「何世紀にもわたって、ラム、ジン、ウォッカなどの蒸留酒の歴史には暴力が付き物でした。今回の世界的な研究により、蒸留酒は今日でも、ほかのアルコールと比べて攻撃的な感情につながりやすいことがわかりました」鎮静効果のある選択肢としては、ビールもお勧めだ。回答者の約50パーセントが、ビールを飲むとリラックスできると答えている。また、45パーセント近くが自信を感じる、38パーセントが眠くなると報告している。すべてのアルコールのなかで、最も感情を左右しなかったのは白ワインで、どの感情とも強い関連性を示さなかった。だが18パーセントは、白ワインを飲むと疲れを感じると回答している。ただし、自己申告でバイアスありこの研究では、年齢、性別、出生国、教育レヴェルといった一部の人口統計データが考慮されている。その結果、女性と若年者は、感情を飲酒と結び付ける傾向が高いことがわかったが、その感情に攻撃性は含まれていない。これに対して男性は、あらゆる種類のアルコールに攻撃性を結び付ける傾向が高かった。だが今回のデータは、ビールを飲む男性は蒸留酒を飲む男性より攻撃性が低いという、以前の研究結果を裏づけるものでもある。今回の研究には多くの限界がある。まず、これが自己報告データに基づく観察研究であるという点だ。また、自分の状態を思い出す際にさまざまなバイアスがかかるという問題もある。特定のアルコールを飲みながらどんな行動をしていたのか、アルコールをミックスして飲んだのかどうか、特定のアルコールを飲み始めた時点ではどんな気分だったのかといった多くの要素が絡み合っている。それでもこの調査結果は、飲酒問題に介入する際に役に立つ可能性がある。調査に携わった研究者たちは、このデータを参考にすれば、「アルコール消費行動をより深く理解でき、特に飲酒量の多い人に対して、酒量変化を促す戦略や介入に関する情報を得ることができる」と述べている。](出典:WIRED)
2017/12/07
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。国が掲げる「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、成人1日の野菜摂取量目標は350グラム以上ですが、平成26年国民健康・栄養調査では、平均292・3グラムと目標を下回っています。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に発表された東京大学の論文によれば、健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************「食事とがん」については昔から様々なことが言われてきましたが、確たる根拠がないのが実情でした。予防研究機関のトップである国立がん研究センターの社会と健康研究センターでセンター長を務める津金昌一郎氏が、データに裏打ちされた最新のがん予防法を指南します。2人に1人ががんになると推計され、3人に1人ががんで命を落としている現代。私たちにとって、がんという病気が大きな脅威であることは言うまでもありません。「がんにならないように予防できれば」と考えるのは、現代人共通の思いでしょう。?がんに限らず病気予防を考える上で、まず思い浮かべるのが「食事」です。私たちは食べることで栄養を補給し、健康を維持しています。その根源となる食事を見直すことで、病気予防に役立てようと考えるのは、至極もっともなことです。もちろん医学界でも、昔から「食事とがん」の関係については興味を持たれており、動物実験レベルでは盛んに研究が行われていました。「焼き魚のコゲはがんのもと」という話を聞いたことがある人もいると思います。これは焼け焦げから抽出した化学物質をネズミに投与したらがんができた――という実験から派生した推察です。ちなみに、本当に魚のコゲを食べるとがんになるのかと言えば、これまでに確かな証拠はありません。焼肉や焼き魚のコゲの部分だけを、毎日山盛りで食べていれば別ですが、一般的な食生活の中で摂取される程度の量であれば、発がんリスクをそんなに心配する必要はないでしょう。巷で流れる「食事とがん」の話題は、ウソとまでは言い切れないものの、拡大解釈されて広まっているものが少なくありません。そこでこの章では、世界規模の研究と、日本人を対象とした調査の両面から検証して、信頼性の高いデータをもとに、読者のがん予防に役立つ情報を紹介していきます。個別具体的な食材についてはこれから触れていきますが、まずは特に気を付けるべき、大きな4つの方針について述べたいと思います。■1「日本人の基準」に気を付ける――「肉の食べ過ぎに注意」の逆説先ほど、この章では世界規模の研究と、日本人を対象にした調査を元に、食事とがんの関連性を述べていくと書きました。世界規模の研究結果があるなら、それを日本人に当てはめればいいのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、この分野はそう簡単には行かないのです。たとえば、欧米人を対象とした調査では、赤肉(赤身の肉という意味ではなく、ウシ、ブタ、ヒツジなどの四足の動物の肉)は大腸がんのリスクを高めるという結果が出ています。しかし、これをそのまま鵜呑みにするのは早計です。なぜならこの調査の対象のほとんどが「欧米人」に限定されているからです。たしかに日本人でも欧米人並みに沢山食べれば、大腸がんのリスクは高くなるという研究結果はありますが、通常、日本人はそれほど肉を食べていないのです。身長と体重から肥満度を算出するBMI(ボディ・マス・インデックス)という指数があります。日本ではこの指数で25を超えると「肥満」と定義していますが、WHO(世界保健機関)では25以上を「過体重」とし、30を超えて初めて「肥満」と呼ぶことになっています。これは、欧米人で「BMI25以上」は決して珍しくなく、アメリカでは70パーセント以上の人がこの範疇に収まってしまうからです。ちなみに日本人でBMIが30を超えるのは全体の3%程度に過ぎません。そんな肥満度や体格、日頃の食生活の違いを度外視して、海外の研究結果を日本人に当てはめるのは、正確性に乏しいだけでなく、逆に健康被害を招きかねないという危険な側面さえ持っているのです。基本的に肥満傾向にあるアメリカ人が肉食を控えたほうがいいのは事実です。彼らが真剣に肥満対策を実践すれば、それだけでがんのリスクは大幅に低下することでしょう。しかし、元々欧米人ほど赤肉を食べていない日本を含むアジア人を対象に研究を進めてみると、逆に積極的に肉を食べている人のほうが、あまり肉を食べない人よりも病気になるリスクが低いという調査結果も出ています。がん以外の病気でも、特に日本人が気にしている血管系の病気において、その傾向が顕著です。■2 日本食は効率的ながん予防食だが、塩分の摂りすぎには要注意こうした、国や地域間の食生活の違いは、病気の発生状況と大きな関連性を持っています。そして、世界中の研究者が指摘するように、日本人の食生活は、病気予防という意味では非常に優れた内容であるということができるのです。?個人差はありますが、毎日肉だけを食べていて満足する日本人は少数派です。昨日ステーキを食べたから、今日は魚を食べたい。季節ごとの旬の野菜もおいしいし、何より様々な食材が手に入る環境があります。?がん抑制効果が認められているイソフラボンを多く含む大豆食品などは、日本食以外で摂取することはきわめて困難です。しかし日本食では豆腐や納豆といった大豆食品を日常的に取り入れており、一回の食事で大豆だけでなく魚、肉、野菜など様々な食材をバランス良く食べることができるため、非常に効率的ながん予防食と言えるでしょう。そんな恵まれた環境に身を置く日本人が、唯一注意しなければならない問題が「食塩」。世界の研究者が羨む日本食の、唯一の欠点ともいえるのが食塩の過剰摂取なのです。日本食の味付けは、ほぼ食塩がベースにあります。味噌汁、漬物、干物、煮物と、あらゆる場面に食塩は入り込んできます。そのため、塩分摂取量の国際間の比較を見ると、日本食は世界の中でも突出して高い値を示しているのです。塩分の過剰摂取は胃がんのリスクを高めます。高塩分の食材が胃に入ると、胃の細胞が産生している粘液の性状を変性させます。わかりやすく言うと、ナメクジに塩をかけたような状態になるのです。これにより胃の表面を保護する粘液が破壊され、粘膜組織が胃酸の攻撃を受けて炎症を起こしやすくなります。ここにヘリコバクター・ピロリ菌が悪さをすることで、胃がんの温床が出来上がっていくのです。50歳以上の日本人の7~8割がピロリ菌を持っているか過去に持っていました。つまり、日本人の多くが、塩分の摂り過ぎで、自動的に胃がんのリスクを高める状況にあるのです。日本人に限って言えば、塩分摂取量は少ないに越したことはありません。国際的な塩分摂取量の上限は「一日当たり6グラム」ですが、この数値は日本では高血圧の患者に対して奨励される基準。言ってみれば「病院食」の水準なのです。日本の厚生労働省が推奨する塩分摂取量の上限は、男性が8グラム、女性が7グラム。これも医学的には多すぎる数字なのですが、ある意味、日本食の文化を失わないための妥協点――といった意味合いが強く、実際にはこの数値さえ順守できている日本人は僅かです(2013年の調査によると実際の日本人の一日当たり塩分摂取量は、男性11.1グラム、女性9.4グラム)。日本のファミリーレストランで「和定食」などを食べると、それだけで10グラム程度の塩分を摂ってしまいます。同じファミレスのメニューでも、ハンバーグ定食なら、塩分摂取量は2~3グラムで済みます。健康に良さそうなイメージがある和定食のほうが、食塩量という点では、実は危険なのです。■3 積極的に摂るべき食材は「野菜と果物」――1日400グラムが目標反対に、がん予防のために日本人がより積極的に摂るべき食材に「野菜と果物」があります。一口に野菜と果物と言っても多岐にわたり、構成する栄養素も様々。どの野菜がどのがんにいいのか――という個別の研究も進んでいます。例えば、ブロッコリーやキャベツに含まれるイソチオシアネートという物質が、活性化された発がん物質を解毒する作用を持っていることがほぼ解明されており、特に食道や胃などの上部消化管のがん予防に有効な働きを示すことが分かってきています。それ以外にも多くの野菜と果物に含まれるビタミンCによる抗酸化作用なども、がんを抑制する何らかの働きがあるものと考えられています。今後の調査研究に大きな期待が寄せられているところですが、残念ながら日本人は野菜と果物の摂取量が必ずしも十分とは言えません。国際基準では一日当たりの推奨摂取量を「野菜と果物を合わせて400グラム」と定めています。しかし、2013年の国民健康・栄養調査によると、日本人の「野菜と果物」を合わせた一日当たりの平均摂取量は400グラムですが、特に若い世代ほど摂取量が少ないという傾向が見て取れます。 ?■4 どんな食材でも「適量を守る」――過剰でも不足でも危険ただ、ここで注意しておかなければならないのは、がんの予防効果が期待できる食材でも、「適度な量」を過剰に超えて摂取すると、本来の効果が得られないどころか、逆にがんのリスクを高める危険性を孕んでいることもある、という点です。過不足なく、適量を食べることを心がけることが重要なのです。例えば、β-カロテンという栄養素の名前を聞いたことがある人は多いと思います。シソやニンジン、パセリなどに多く含まれる物質です。これらの食材の名前を見ただけでも「健康に良さそう」というイメージが湧きますが、実際にこうした食材として摂取する分には、β-カロテンはがん予防に効果的な作用を持つ栄養素ということができます。がんは、体内で発生する活性酸素という悪玉物質が遺伝子を傷付けることで発生していきます。そしてβ-カロテンはこの活性酸素の働きを抑え込む作用を持っていることから、がん抑制物質として期待されているのです。しかし、これを摂り過ぎると逆の働きをする、つまり、がんができやすい環境整備に寄与することが分かってきました。これはサプリメントを使った大規模ランダム化比較試験から見えてきたことです。ランダム化比較試験とは、何らかの効果が期待できる製剤やサプリメントと、何の成分も入っていない製剤を、本人にはそのどちらであるかを伝えずに摂取してもらい、効果を比較する研究です。アメリカ、フィンランド、中国で、β-カロテンを使った大規模なランダム化比較試験を行ったところ、中国では胃がんのリスクが下がったのに対して、アメリカとフィンランドでは逆に肺がんのリスクが上がるという結果が出たのです。これは、その国の人が元々持っている抗酸化物質のレベルの違いによるもの。中国人は血中の抗酸化物質のレベルが元々低いので、そこにサプリメントでβ-カロテンを補うことで抗酸化作用が発揮されたものと考えられます。それに対して欧米人は、元来血中の抗酸化物質が多いため、そこにサプリメントを摂取すると抗酸化物質が過剰状態となり、がん予防の観点から見ると「逆効果」となってしまうのでしょう。同じことは葉酸やビタミンEなどの栄養素でも確認されています。葉酸はレバーに含まれる栄養素です。妊婦でこれが不足すると胎児の神経系にダメージが及ぶ他、酒好きの人でも葉酸を積極的に摂ることで大腸がんなどのリスクが下がるということが示されています。ところがこれを過剰に摂取すると、反対にがんのリスクを高めてしまうという調査結果が示されました。葉酸は細胞分裂のエネルギーになるので、体内に過剰に存在すると、それががん細胞の増殖にも役立ってしまうのです。■5 アルコールは必ずしもデメリットばかりではないアンチエイジング作用のある栄養素として知られるビタミンEも同様です。低用量のサプリメントを使ったトライアルでは死亡リスクを下げているのに、高用量のサプリメントを使うと、軒並み死亡リスクが上がる結果が出ています。また、アルコールについても同じことが言えます。飲酒は比較的少量でも大腸がんなどのリスクを上げることがわかっている一方、ある程度までの量であれば、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを下げる効果があり、全体的に考えると、適量においてはデメリットばかりではありません。しかし、飲みすぎは問題外です。毎日飲酒する場合は、アルコール量換算で一日あたり23グラム程度を目処にしましょう。これは日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の3分の2、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル3分の1程度になります。この量を超して飲む場合は、飲まない日を作って週単位で調整してほしいと思います。もちろん、飲めない人や飲むのが好きではない人は無理に飲む必要はありません。?また、コレステロールという物質は、血管内にできるプラークという血栓の原因物質であり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクを高める働きがあることで有名です。そのため、「コレステロールを下げる食事法」など、いかにしてコレステロール値を下げるかが世間の課題になっている節があります。ならばコレステロールは人間にとって害でしかないのかといえば、そんなことはありません。実はコレステロールは血管の組成になくてはならない存在で、これが欠乏すると血管は弾力性を失い、破れやすくなります。結果として脳出血のリスクを高めてしまうのです。戦後の高度成長期の前あたりまでの日本では、肉をあまり食べなかったことから、コレステロールの摂取量が低い状態が続いていました。そのため脳出血で命を落とす人も多くいました。その後、肉の消費量が高まるにつれて脳出血になる人の数は減少したのです。また、がんの場合、総コレステロール値が低いと、男女の肝がん、男性の胃がんの発生リスクが高かったという研究結果もあるので、低いことが良いわけではありません。何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですが、私たちは、つい「摂り過ぎると危険」、「不足すると危ない」という“片側のリスク”だけに目が向きがちです。しかし、日常私たちが摂取している食品の栄養素や成分は、「摂り過ぎても不足し過ぎても危険」という“両側のリスク”を持っていることが多く、だからこそ「バランスのいい食生活」が重要になって来るのです。赤肉のように、恐がらずにもっと食べてもいい食材がある半面、健康によさそうに見えても塩分過多に陥りやすい和食もある日本人の食生活。これを上手に選び、効果的ながん予防に結び付けていくには、正しい知識を身に付ける必要があります。?単品の素材だけに頼るのではなく、常に「バランスを考えた適度な摂取」を心がけて下さい。一人ひとりが、正しい知識を持って食生活を見直すことで、食事によるがん予防は実現するのです。(出典:文春オンライン)
2017/12/06
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。英ロンドン大学の研究チームは、生涯を通じて独身だった人は結婚している人に比べて、アルツハイマーなどの認知症を発症するリスクが42%高い可能性があると発表しました。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 ****************************【以下転載】****************************生涯を通じて独身だった人は結婚している人に比べて、アルツハイマーなどの認知症を発症するリスクが42%高い可能性がある――。英ロンドン大学の研究チームがそんな論文を発表した。この論文は11月28日の学術誌に発表された。それによると、配偶者に先立たれた人は、認知症になるリスクが20%高いことも判明。身体的な健康状態を考慮しても、独身者の方が認知症のリスクが高いという結果に変わりはなかったという。ただし、結婚と認知症リスクとの間に直接的な因果関係はない。「配偶者やパートナーと同居していると、例えば一般的に健康的なライフスタイルになり、社会的刺激が多いといった、さまざまなライフスタイル要因に関係する」。ロンドン大学のアンドルー・ソマーラッド氏はそう解説する。研究チームは2016年12月までに発表された結婚と認知症に関する15の論文で、欧州やアジア、米国などの計81万2047人について調査した。非婚のカップルが同居している場合も結婚として分類した。その結果、年齢や性別を問わず、生涯独身の人やパートナーを亡くした人の方が、結婚している人に比べて認知症を発症する確率が高いことが分かった。ただ、離婚した人の認知症リスクと、結婚している人の認知症リスクの間に違いは見られなかったという。研究チームは今回の結果について、「結婚している人の方が認知症を発症する可能性が小さいということを示す強力な証拠」と位置付ける。ただし因果関係がはっきりしないことから、今後の研究では社会との関係や健康的なライフスタイルの影響なども調べる必要があると指摘した。(出典:CNN)
2017/12/03
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! 百薬の長か? 万病の元か? 健康で長生きできる酒の量はどのくらい? 運動不足の人はアルコール依存のリスクが2倍に上昇 運動指導に期待「肝臓鍛えられる」「一眠りで抜ける」 飲酒の常識? 冊子「お酒知っとこ情報」老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切14万人調査で判明! 病気にならないための「飲酒ルール」 酒量は「1週間の総量」で見直し、「休肝日」を設ける! 医師ら医療関係者が飲酒対策によいと思う食品の第2位は「しじみ」、第1位は? 高齢者では少量の飲酒であっても心臓病のリスクが上昇「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか、原因を問わない死亡リスク低下と無縁?週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的****************************【以下転載】****************************飲酒による健康被害の「原因」には2種類がある毎年やってくる忘年会シーズン。「飲酒習慣」と「健康」の関係をみてみよう。大人ならみんな知っていることだが、飲酒をすると顔が赤くなる人とならない人がある。いわゆる「酒に強い人」と「弱い人」だ。酒の主成分はアルコール(エチルアルコール)だが、体内に入ったアルコールが飲んだ人の顔を赤くする作用は、それほど強くはない。アルコールは(主として胃から)吸収されると、門脈という特別な血管を通って肝臓へと運ばれる。肝臓に運ばれたアルコールは(主として)アルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドという物質に分解される。アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素によって(いったん酢酸に分解されたあと)最終的には水と炭酸ガスに分解されて体外へと排出される。この中で最終的に生ずる水と炭酸ガスは(中間的に生ずる酢酸も)人体に悪さをしない。問題はアルコールとアセトアルデヒドの2つだ。とりわけ、アルコールが分解して生ずるアセトアルデヒドは、頭痛や悪心・嘔吐や二日酔いなどの原因となる。アルコールも厄介だ。先ほど「アルコールは肝臓で分解される」と書いたが、基本的には、人体にとって好ましくない成分なので分解をするのだが、大量に入ってくると分解能力が追いつかず、肝臓を通過して(心臓を介して)全身へと送られる。その一部が脳へと到達する。脳には、好ましくない成分をシャットアウトする機能があり、脳に必要な成分だけしかそこを通過できない。たとえれば、社長室に平社員や飛び込みの訪問販売などが平気で入ってこないようにしているシステムといえよう。しかし、なぜか、アルコールはこのシステムを容易に通過し、脳細胞へと達するようだ。脳細胞へと達したアルコールはいわゆる酩酊状態を引き起こす(もしかしたら、脳はコレを求めているのかも?)。多くの人が飲酒習慣に引きつけられるのは(そして最悪の場合はアルコール依存症に至ってしまうのは)このせいであろう。最も注意が必要なのは「少しなら飲める人」さて、問題はアセトアルデヒドだ。上に書いたように様々な悪さをするアセトアルデヒドなので、肝臓では可能な限り素早く分解しようとする。この分解能力の強さは、大きく3段階に分類できる。1:すごく強い、2:そこそこ強い、3:きわめて弱いの3つ。もちろんその強さはそのまま「お酒の強さ」に相当する。1の人はいわゆる「酒豪」、3の人は「下戸」、2の人は「多少のお付き合いならできる」人。この差は、アセトアルデヒドの分解能力の差であり、これは遺伝的に決まっているので、本人ではどうすることもできない。「付き合いが悪い」だの「若いんだから大丈夫」だのといって、無理強いなどしては絶対にいけない。3の人に酒を飲ませると、最悪の場合は死に至る。3の人は自分も周囲の人も「酒がまったく飲めない」とわかっているので、じつは、それほど大問題には至らないことが多い。問題は2の人だ。周囲の人も自分も「少しは飲める」と思っているので、飲酒機会が多くなる。しかし、体内(肝臓)に入ってきたアセトアルデヒドの処理能力が弱いので、長時間にわたってアセトアルデヒドの悪影響を受けてしまう。アセトアルデヒドによる悪影響は顔が真っ赤になったり、鼓動が激しくなったり、眠くなったり、吐き気がしたり、肝心な場面で醜態をさらしてしまうという「目に見える」状態だけではない。アセトアルデヒドは飲酒による肝障害の主たる原因だということはほぼ確実だし、変異原性を持つという、つまり発がん性が疑われるという報告もある。“お酒に弱いけれども多少なら飲める2の人”に「鍛えれば強くなる」「酒は百薬の長」などといって飲酒を勧めてはいけない。「お酒に強い人」は大量に呑んでも大丈夫なの?では、1のお酒に強い人はたくさん飲んでもかまわないのか? お酒に強い人はアセトアルデヒドを分解する能力が強いので、そうでない人と比べるとアセトアルデヒドの悪影響を受けにくいことはたしかだ。しかし、アルコール→アセトアルデヒド→水と炭酸ガスという代謝過程の中で、肝臓は相当に酷使される。大量のアルコールの代謝には大量の肝臓細胞の犠牲を伴う。健康診断などの血液検査項目に「γ-GTP」がある。「飲みすぎ指標」とも呼ばれている項目だ。γ-GTPは肝細胞の中にある酵素で、アルコールを代謝する際に(肝細胞が壊れて)血液中に出てくる。γ-GTPが高値だということは、たくさんの肝細胞が壊れたという証拠でもある。肝臓のダメージは大きい。また、はじめの項目で書いたが、大量のアルコールはいちどきには分解できないので、心臓を介して脳の細胞へと至っている。アセトアルデヒドの影響が少ないために頭痛や吐き気がほとんどなかったとしても、脳は酩酊している。外見は酔っているようには見えなくても、運動機能は低下しているし、判断能力も鈍っている。失態を演ずる危険性は、間違いなく増えている。ましてや車の運転などもってのほか! 酒に強いことと酩酊状態にならないことは「別のこと」だと肝に銘じよう。さて、前項目の2の人の中には「昔よりは少しお酒に強くなった」という人がいるだろう。お酒は「強くなる」のだろうか? 答えはYES、ただし「ほんの少し」だけ。肝臓ではアルコールを分解すると書いたが、分解酵素には少なくとも2つあることがわかっている。メインの酵素(ALDH2という)とサブの酵素(MOES)だ。メインの酵素は作用が強くなったり増えたりすることはないらしいのだが、サブの酵素のほうは飲酒習慣によってその働きが活発になるらしいことがわかった。ただし、お酒には多少は強くはなっても、2の人はアセトアルデヒドに長時間さらされることには変わりがないので、「強くなる」ために訓練する必要はないと思うのだが・・・・。ウコンやシジミは悪酔い防止になるのだろうか人が酒を飲む理由をあげろといわれれば、10くらいはらくに出てくる、しかし、こと「健康との関係」でいえば酒は飲まないにこしたことはない。だからといってみんながみんなすぐに禁酒できるわけではないことも承知している。“呑む前に飲む”と宣伝している、あるいは“お酒を呑んだ翌朝に”と宣伝している健康食品類は効くのだろうか?よく知られているのはウコン(効くといわれている成分はクルクミン)とシジミ(効くといわれている成分はオルニチン)だろうか。現在の日本では「ある食品(成分)に効果があるかどうか」を確認する、最もたしかで簡単な方法は、国立健康・栄養研究所の『健康食品の安全性・有効性情報』というサイトを見ることだ。これを見ると、ウコン(クルクミン)には、“飲酒前に服用することによって悪酔いをしない”などの効果は期待できないことがわかる。「効かないという証拠」は立証できないが、「効くという信頼できるデータ」はない。そもそも、よく見かけるウコン系のドリンクのほとんどは「炭酸飲料」である。効き目を期待するほうが間違っている。“二日酔いに効果がある”と謳ってあるシジミ(オルニチン)にも、同様に「効くという信頼できるデータ」はない。“シジミ何十個分”であっても、それは同じ。呑みすぎた翌朝、何も口にせずに出かけるよりも、たとえシジミの味噌汁1杯であっても何か口にして出かけるほうがいいだろう、という程度の健康上の効果はあるかもしれないが・・・・。いずれにしても、“ウコン飲料を飲んでるから”あるいは“シジミサプリを用意してあるから”という理由で、普段よりも多量に酒を飲むのであれば、そちらのほうがよほど害があろう。それであれば、何も準備をしないで、飲酒量も控えるというほうが健康にははるかに貢献する。(出典:WEDGE Infinity
2017/12/02
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。親から受け継ぎ、一生変わらないヒトの遺伝子は約2万個と言われています。しかし、心身に影響をもたらす腸内細菌の遺伝子は20~40万あり、中にはヒトが消化できない食べ物からエネルギー源を取り出したり、免疫に関わったり、病気治療効果を高めたりする遺伝子があり、細菌とヒトが相互に助け合って共生する姿が遺伝子からも見えてきたそうですし、性格まで左右する報告がでてきましたが、腸内細菌叢の乱れで、体内時計が狂い太りやすい体質になる恐れがあるそうです。日本人は炭水化物やアミノ酸を利用してエネルギー源を取り出す遺伝子が多く、さらに炭水化物の代謝でできる水素を利用して栄養素を作るものが多く日本人の腸内は細菌との相互扶助がうまくいく健全な環境だそうです。人間の腸内にいる数万種、数百兆個と言われる多種・多様な腸内細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。この細菌の塊は腸内細菌叢または腸内フローラと呼ばれ、消化・吸収・排泄・免疫の点で多大な役割を担っているのでアレルギー、肥満、糖尿病、動脈硬化、ガン、アレルギー、皮膚疾患、さらにうつ、自閉症やパーキンソン病など脳、神経系疾患にも影響を与えることが分かってきたそうです。・腸内細菌叢の乱れで、体内時計が狂う!?・やせ型腸内細菌を死なせる? 抗菌薬の罪・「腸内細菌」は肥満、動脈硬化、がんの毒にも薬にもなる・あなたの性格を決める「ゲノム」が判明!? 「良い人/悪い人」は「腸内細菌」で決まる!?・“腸内菌”が幸福感を左右する! 知られざる腸のチカラ・21世紀は腸内細菌叢に注目 慢性疲労症候群にも関連か・ウォーキングが腸内フローラを改善 腸内細菌叢が変化し脳を健康に・健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍・「腸内フローラ」って何? 様々な病気との関係も指摘される“微生物群”の実態とは・腸内細菌で体が変わる? 移植で腸炎改善も・運動が腸内細菌によい影響を与えている・日本人の腸の老化は深刻な状態・健康維持に大切な腸内細菌 抗生物質や食習慣で乱れまた最近の研究で短鎖脂肪酸の驚くべき働きぶりが分かってきたそうです。炭素数が6個以下の短鎖脂肪酸は、大腸内の腸内細菌が作る脂肪酸で、酢酸、プロピオン酸、酪酸があり、消化酵素で分解し切れない食物繊維を発酵・分解する役割があります。短鎖脂肪酸は、腸内を適度な弱酸性に保ち、悪玉菌の出す有害酵素、発がん性物質の二次胆汁酸、腐敗産物の活力を一気に抑え込み、善玉菌を全力で加勢する腸内のスーパーマン。短鎖脂肪酸は、オリゴ糖や食物繊維を豊富に含む食品を食べたり、ビフィズス菌などの有益な腸内細菌を増やせばよく、腸内はますます元気になります。また、ウイルスや病原菌から体を守る腸管バリア機能も短鎖脂肪酸の得意技だそうです。腸細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野教授が実施した「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだそうです。この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせないそうです。・あなたの「腸」は何歳?私は23問中チェックは2つでした。チェックが4個以下の人:腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!人間の腸内にいる多様な細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。いろいろな食材を少しずつ食べる和食のスタイルが、腸細菌のバランス維持に寄与しているそうで、専門家は「和食を多く取り入れると、肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善に効果が期待できる」と話しています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、主食を最後に食べるカーボラストにするとさらによくなりそうです。和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************我々の腸内には、100種類以上、数にして約100兆個ともいわれる細菌がいる。近年、「腸内細菌」は腸だけでなく、全身の健康やダイエット、美容にも深い関わりがあると注目されている。メディアでも「腸活」や「腸内フローラ」などが取り上げられ、見聞きしたことも多いだろう。今回、その腸内細菌が「がん治療」に影響を及ぼす――という興味ぶかい研究結果が報告された。これまでの「抗がん薬」とは異なる機序で作用する「免疫チェックポイント阻害薬」の効果を「腸内細菌叢」が左右する可能性があるという。このことを示した2件の研究結果が、『Science』(11月2日オンライン版)に掲載された。「がん免疫療法」の効果を飛躍的に進歩させた「免疫チェックポイント阻害薬」。その一種である「ニボルマブ(商品名:オプジーボ)」などの「抗PD-1抗体薬」による治療を受けた「進行メラノーマ」や「肺がん」などの患者の「腸内細菌叢」、つまり<腸内細菌のかたまり>を調べたところ、治療効果があった患者となかった患者で、細菌の多様性や構成に違いが認められた。治療の効果があった患者の腸内細菌は1つ目の研究を実施したのは、米テキサス大学MDアンダーソンがんセンター准教授のJennifer Wargo氏ら。この研究では、抗PD-1抗体薬による治療を受けた進行メラノーマ患者112人から採取した糞便を分析して、腸内細菌叢の多様性や構成について調べた。その結果、治療の効果があった患者では、なかった患者と比べて、腸内細菌叢の多様性に富んでいることが分かった。また、効果のあった患者の腸内細菌叢では、特定の細菌(ルミノコッカス属とフィーカリバクテリウム属)の占める割合が特に高かった。一方、効果がなかった患者は、バクテロイデス属の細菌の割合が高いことも明らかになった。さらに、効果のあった患者の糞便をマウスに移植したところ、そのマウスも抗PD-1抗体薬に対して良好な反応を示したという。抗菌薬ががん治療に必要な腸内細菌を殺す!?一方、2つ目の研究はギュスターヴ・ルシーがん研究所(フランス)のLaurence Zitvogel氏らが実施したもので、対象は抗PD-1抗体薬による治療を受けた肺がんや腎がん、膀胱がんの患者249人だった。このうち治療の前後に「抗菌薬を使用していた患者69人」は、「抗菌薬を使用しなかった患者」と比べて、抗PD-1抗体薬の奏効率が低く、生存期間も短かった。また、対象患者の腸内細菌叢を調べたところ、抗PD-1抗体薬の効果が認められた患者の69%で「アッカーマンシア・ムシニフィラ」と呼ばれる細菌が検出されたのに対し、非奏効患者でこの細菌が検出された割合は34%だった。腸内細菌叢は、ヒトの体内に生息する膨大な数の細菌で構成される。その多様性が乏しいと、さまざまな病気のリスクが上昇することが明らかになっている。抗菌薬は細菌を抑えるために効果的だが、一方で腸内細菌を<殺す>ことにもつながる。今回、報告された2件の研究結果を踏まえWargo氏は、「腸内細菌叢を調整することで、がんの治療効果を高められる可能性が見えてきた」とする一方、「具体的にどのような腸内細菌叢が望ましいのかなど明らかにすべき点は多い。今回の研究結果のみに基づき、安易にがん患者にプロバイオティクス(微生物の食品)を勧めるようなことはあってはならない」と慎重な姿勢を示している。米モフィットがんセンターのNikhil Khushalani氏も、腸内細菌叢とがん治療の効果との関係を検討した研究としては、まだ第一段階のものであることを強調した上で、「がん患者の糞便試料を用いて腸内細菌叢を調べることで、抗PD-1抗体薬による治療効果を予測し、がんの個別化医療につなげられる可能性がある」と期待を示している。腸内細菌が免疫療法の効果を決めているこれらの研究結果について、昭和大学臨床薬理研究所(臨床免疫腫瘍学講座)の角田卓也教授は、次のように補足した――。「この発表に先駆けて、マウスでの実験で免疫チェックポイント阻害剤の効果が腸内細菌と深く関係しているとの論文が2つ(「Science」2015)発表されている」「それによると、Laurence Zitvogel氏らのグループは、抗CTLA-4抗体では「バクテロイデスフラジリス」などが「抗腫瘍効果」と強く関係していると報告。もう一つは、「抗PD-L1抗体」の臨床効果に「ビフィズス菌」が強く関係しているというものだ」「今回は、実際にがん患者からのデータである。マウスでの実験データが、ヒトでも再現されたことはとても興味ぶかい。これらの研究から、ある種の腸内細菌が免疫療法の効果を決めている可能性が強く示された」「特に米テキサス大学MDアンダーソンがんセンターのグループは、腸内細菌叢が多様なほど効果が高かったと報告している。この患者グループでは、高い免疫反応をもつことも示された。腸内細菌とがん免疫療法の関係の解明に、一歩前進したといえる」腸内細菌叢は、欧米人と日本人では大きく異なる可能性がある。そのため角田教授らは、日本人の腸内細菌叢の巨大データベース(昭和大学Uバンク)を構築し、免疫チェックポイント阻害剤などとの関係の解明を進めている。(出典:ヘルスプレス)
2017/12/01
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 ****************************【以下転載】****************************認知症の予防や症状の改善には栄養素や食事の取り方が大きく関わっています。炭水化物などの糖質を抑えた食事や、野菜、キノコ、海草、鉄分などを適切に取ることで効果が期待されます。国立病院機構菊池病院(合志市)の木村武実院長(老年精神医学)に教えてもらいました。-栄養の不足や偏りが認知機能に影響しますね。「糖質を長年にわたって過剰に摂取したり、肉・魚類を食べずに鉄分やタンパク質が不足したりすると、認知症の症状が起こることがあります」-具体的には、どのような症例がありますか。「1人暮らしの80代女性で、一過性脳虚血発作の後に物忘れが進行したため、家族と同居し、受診したところ、認知症と診断されました。長年、米をたくさん食べ続け、ほとんど肉類は取っておらず、重度の鉄分不足に陥っていました。高タンパク食と低糖質食、鉄剤を2年間続けて、認知症がかなり改善したという例があります」-炭水化物の取り過ぎはよくないのですか。「血糖を上昇させるのは、基本的に糖質(炭水化物)です。高血糖状態は、活性酸素を増加させ、血管を傷つけてしまいます。福岡県久山町で長年行われている大規模研究で、米食中心の高糖質食は、糖尿病や認知症になりやすいことが明らかになっています。大豆・大豆製品、緑黄色・淡色野菜、海藻類、牛乳・乳製品の摂取量が多く、米の摂取量が少ない食事パターンが、認知症のリスクを有意に低下させることが分かっています」「海外の研究でも、軽度認知障害の人たちに、糖質制限を強度にした、ケトン体濃度が高くなる低糖質の食事を6週間実施したところ、高糖質食に比べ、記憶力が改善したという結果が出ています」-ケトン体とは何でしょう。その効果は。「ケトン体とは、空腹の時や睡眠時などに脂肪酸が燃焼する際、肝臓でつくられるβ-ヒドロキシ酪酸などのことで、脳、心筋、骨格筋など多くの組織のエネルギー源となり、脳神経のエネルギー代謝を改善し、活性酸素や炎症から神経細胞を保護する働きがあります」「ケトン食は、糖質を極端に制限した状態で脂肪酸の燃焼を促進させて、ケトン体をつくる食事です。難治性てんかんの治療食としても使われます」-タンパク質や鉄分の不足も認知症に関与しますか。「鉄は、細胞をつくるために必須の物質ですので、鉄が足りなくなると、神経伝達物質が不足し、脳に影響を及ぼし、認知症にもつながります。診断にあたっては、鉄を貯蔵するタンパク質であるフェリチンの値をチェックします」-鉄分はどのように補えばいいでしょうか。「鉄を多く含む食品には、レバーやアオノリ、ひじきなどがあります。しかし、なかなか食事だけで鉄分を高めることは困難ですので、サプリメントによって補うことも必要になります。他のミネラルやビタミンも同様です」-ほかにも、注意するポイントはありますか。「個々の栄養素や単一の食品よりも、食事パターンの複合的作用が重要です。特定の食品ばかり摂取したり、過剰に控えたりするのではなく、質的な栄養失調を改善していくことで認知症の予防や症状の改善を図っていくことが大切です」(出典:熊本日日新聞)
2017/11/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。・負荷の大きい運動のほうが、認知症発症予防に効果的・運動で週に消費するエネルギーが500キロカロリー増えるごとに、発症リスクは10%減る認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 ****************************【以下転載】****************************皆さんのご趣味はなんでしょうか? 読書や映画鑑賞、旅行やスポーツなど、ふだんの忙しい生活からちょっと離れて、自分を解放する時間を作ることは、健康のためにも大切です。 今回は、余暇に行う運動と、認知症発症リスクとの関係を調べた研究をご紹介します。・負荷の大きい運動のほうが、認知症発症予防に効果的・運動で週に消費するエネルギーが500キロカロリー増えるごとに、発症リスクは10%減る・毎日プラス10分の運動を負荷の大きい運動のほうが、認知症発症予防に効果的 中国海洋大学と青島大学のグループは、運動と認知症発症リスクとの関連を調べた論文のメタ解析を行い、2017年に発表しました。メタ解析とは、すでに発表された論文や研究結果の中から、同じ目的で行われた研究を複数探し出し、条件をそろえた上で結果を統合して、より多くのサンプル数を解析するというものです。今回は、3つの論文データベースに含まれる1995年から2016年までに発表されたものの中から、スイミングやジョギング、ウォーキングなどといったありとあらゆるスポーツと、認知症やアルツハイマー病との関連を調べた研究を検索して、該当する論文を抽出しました。基準を満たした15本の論文を統合すると、サンプル人数は37436人(85%が65歳以上)でした。まず運動のレベルと発症リスクとの関連を調べた結果、負荷が大きい運動を行っている人のほうが、負荷の小さい運動を行っている人よりも、認知症発症のリスクは低くなることがわかりました。 運動で週に消費するエネルギーが500キロカロリー増えるごとに、発症リスクは10%減る次に、運動の程度と発症リスクとの関係を調べました。アルツハイマー病を含む全ての種類の認知症発症との関連を調べた論文は4つあり、サンプル人数は約1万人でした(認知症患者9149人、健常者1026人)。また、アルツハイマー型認知症だけに対象を絞った論文は4つありました(患者9144人、健常者692)。運動で消費するカロリーと、認知症発症リスクとの関係を調べたところ、1週間に行う運動が多ければ多いほど、発症リスクは低くなるという結果が出ました。詳細な解析の結果から、週に行う運動が500キロカロリー増えるほど、アルツハイマー型認知症発症のリスクは13%、全ての種類の認知症のリスクは10%減ることが明らかになりました。以上の結果から、運動習慣は認知症発症リスクを効果的に下げる可能性が示されました。 毎日プラス10分の運動を 運動習慣は認知症だけではなく、糖尿病や高血圧など、他の病気の発症リスクを下げる効果も期待できます。 厚生労働省は「健康日本21 」として、誰もが健康で過ごすための基本方針を掲げています。その中で運動の基準 を「メッツ 」(MET:metabolic equivalent 体を動かすことで消費するエネルギーの目安)という単位を使って示しています。35の研究をメタ解析した結果から、18歳から64歳の人は「3メッツ以上の運動を毎週4メッツ・時」行うことで、生活習慣病や生活機能の低下リスクを減らすことができるとしています。これは「息がはずむ程度の運動を毎週60分行う」ことに相当します。これくらい行うことで、運動習慣のない人よりも、生活習慣病や生活機能の低下リスクを12%減らすことができるとしています。目標としてはまず、「毎日プラス10分 」長く歩くことを目指そう、と提案しています。ぜひ、これからの健康づくりの目安にしてみてください。(出典:認知症ねっと)
2017/11/29
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! 百薬の長か? 万病の元か? 健康で長生きできる酒の量はどのくらい? 運動不足の人はアルコール依存のリスクが2倍に上昇 運動指導に期待「肝臓鍛えられる」「一眠りで抜ける」 飲酒の常識? 冊子「お酒知っとこ情報」老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切14万人調査で判明! 病気にならないための「飲酒ルール」 酒量は「1週間の総量」で見直し、「休肝日」を設ける! 医師ら医療関係者が飲酒対策によいと思う食品の第2位は「しじみ」、第1位は? 高齢者では少量の飲酒であっても心臓病のリスクが上昇「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか、原因を問わない死亡リスク低下と無縁?週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的****************************【以下転載】****************************お酒は、やはり飲みすぎは決定的によくないようだ。特にがんになるリスクが驚くほどアップする。 米国臨床腫瘍学会は2017年11月7日、機関誌「Journal of Clinical Oncology」に「酒を飲みすぎると、これだけがんになる人が増える」という緊急声明を発表、具体的に各がんの発症リスクを列挙し、米国民に飲酒を控えるよう訴えた。1日に日本酒2合半以上が危険ライン 同学会のプレスリリースによると、今回の緊急声明は、学会が2017年10月に行なった「米国人のがんに関する意識調査」で、「アルコールががんの発症リスクを高めている」という事実を70%以上の人が知らないことがわかり、危機感を抱いたからだ。 そこで、声明ではまず「がんによる全死亡のうち5~6%はアルコールが直接の原因になっている」と説明。これまでの膨大な研究により、飲酒が主要な原因の1つであることが明らかになっている次のがんについて、「飲みすぎるとどれだけ発症リスクが高まるか」具体的な数字を列挙した。飲みすぎ(ヘビードランカー)のレベルは、1日にアルコールを50グラム以上摂取する人で、まったく飲まない人と比較した。ちなみにアルコール50グラムは、ビール中ビンなら2.5本、日本酒なら2.5合弱に相当する。「キビシー!」と思う人もいるだろうが、厚生労働省が「健康日本21」の中で推奨する「節度ある適度な飲酒」の量は、1日平均アルコール20グラム程度だ。これは「大体ビール中ビン1本、日本酒1合、ウィスキーダブル1杯」などに相当する。学会が公表した主ながんの発症リスクは次のとおりだ。 (1)口腔がん・咽頭がん 5.13倍(2)食道がん 4.95倍(3)咽頭がん 2.65倍(4)肝臓がん 2.07倍(5)女性の乳がん 1.61倍(6)大腸がん 1.44倍このほか、すい臓がん、胃がん、頭頚部がんなども飲酒との関連が濃厚であるとして、「最善のがん予防法はアルコールを控えること」「男性は1日に2ドリンク以下(注:1ドリンクはアルコール30グラム弱)、女性は1日に1ドリンク以下に」と呼びかけている。(出典:J-CASTニュース)
2017/11/28
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** 運動がカラダによいと聞いても、本格的にジムへ通うのは敷居が高い。でも、いつまでも若々しく健康でありたいと願う気持ちはある。諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師が、夢の若返りホルモンの分泌と、日常生活に取り入れやすい運動について解説する。ウォーキングは、高い血圧を下げてくれる。これは、世界の内科医が認めていることだ。ウォーキングが血糖値を下げてくれる、というのも正しい。糖尿病の治療では、運動療法は食事療法とともに中心的な治療である。ウォーキングの効果はこれだけにとどまらない。ウォーキングをする人は、大腸がんが少ないという研究論文が複数出ている。また、うつ病が少ない、アルツハイマー病の発症が40%少ないという論文も、次々に出だした。この数年の話だ。でも、なぜ、ウォーキングが健康にいいのだろう。そのカギはマイオカインという物質が握ることがわかってきた。マイオカインは、筋肉を動かすことで分泌されるホルモンで、50以上の物質の総称である。科学的な解明はこれからだが、全身の健康にかかわっていると推測され、夢の若返りホルモンなどと期待する人もいる。筋肉の中で重量として大きいのは、下肢の筋肉である。特に太ももは大きな筋肉なので、ここを動かすとたくさんのマイオカインが出る。最近、スクワットなどで筋肉を刺激してから、ウォーキングをすると、運動効果が高くなるといわれているが、このマイオカインの作用が関係しているようだ。ぼくは、43年前から長野県で健康づくり運動をしてきた。そのなかで、地域住民とともに、「歩け歩け運動」も呼びかけてきた。信州大学が、科学的に健康効果が高い「インターバル速歩」を発表した。これは国際的にも高い評価を得た。インターバル速歩とは、早歩きと、ゆっくり歩きを3分ごとに繰り返すというもの。ゆっくり歩きを入れるので、むりせず効果的に歩くことができる。最近は、ウォーキングにスクワットをプラスすることで、健康効果が高まるということを、講演などで広めている。ウォーキングも年々、効果的な方法が研究されているのだ。さて、ウォーキングと組み合わせるスクワットはどんな方法がいいだろうか。黒柳徹子さんは、ヒンズースクワットを一日50回やっている、と以前言っていた。ぼくは「徹子の部屋」(テレビ朝日)に2度、出たことがある。『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』(新潮文庫)という本を、2人で書いたこともある。黒柳さんは、プロレスのジャイアント馬場から、ヒンズースクワットのやり方を習ったそうだ。舞台「放浪記」ででんぐり返しを披露していた森光子さんも、スクワットをやっていたという。黒柳さんが今も元気で、森さんも亡くなるまで元気だったのも、スクワットをやっていたからではないかと思う。でも、一日50回というのはけっこうきつい。時間もかかるし、続けるには意志が必要だ。ぼくは、一日10回の鎌田流ゆっくりスクワットをすすめている。夢の若返りホルモン、マイオカインの分泌量は、10回で十分といわれている。これは、ヒンズースクワットと違い、腕の反動を使わない。両腕をだらんと垂らしておく。やり方は簡単だ。(1)肩幅くらいに足を広げる(2)膝をつま先の上に下ろすつもりで、ゆっくりとしゃがんでいく(3)太ももが水平になるくらいまでしゃがんだら、(4)ゆっくりと立ち上がっていくポイントは、できるだけゆっくり。特に立ち上がるときは、5センチくらいずつ段階的に立ち上がるようなつもりで意識するといい。ゆっくりすることで、太ももの筋肉に負荷がかかり、いい運動になる。このスクワットを10回やって、その後、ウォーキングをするといい。忙しくてわざわざ時間を割けない人は、朝、歯を磨きながら、テレビでニュースを見ながら、スクワットをしよう。通勤の駅までの道や、スーパーまでの買い物の行き帰りを、できたらインターバル速歩で歩いてみるといい。長く続けるコツは、日常生活にいかに組み込むか、である。筋肉のいいところは、いくつになっても鍛えることができることだ。筋肉は使わないと減っていくが、高齢になっても筋トレをすれば、維持、増強することができる。毎日、スクワット10回とウォーキングを続ければ、1か月後、2か月後、足が軽くなるなどの実感が得られるだろう。ぜひ、今日からスクワットとウォーキング、始めてほしい。●かまた・みのる/1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任。現在同名誉院長。チェルノブイリの子供たちや福島原発事故被災者たちへの医療支援などにも取り組んでいる。近著に、『検査なんか嫌いだ』『カマタノコトバ』。(出典:週刊ポスト)
2017/11/27
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。緑茶の健康効果が次々に明らかになっていますが、緑茶を飲む習慣は日本から失われつつあるそうです。食生活も悪化傾向がさらに進んでいるそうで、残念な現実だと思います。世界中から緑茶の健康効果・効能が次々と報告されています。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私はより効果を上げるために緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日摂取しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないようです。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だった報告がありましたが、緑茶抽出物に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)がアルツハイマー病の予防に効果がありそうなことがわかったそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・死亡リスクが下がる・心疾患予防・脳血管疾患予防・呼吸器疾患予防・アルツハイマー病予防・認知症予防・腸活効果・機能性胃腸症に有用・ストレス緩和・不眠、睡眠の質を改善・リラックス作用・肝臓を守る・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌、抗ウイルス作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促すなどがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順改めて見直したい「緑茶」の健康効果 死亡リスク低下、 肝臓や風邪にも好影響:..カテキンと緑茶に熱視線、「がん」に対抗し、「認知機能」を高め、「血管」を健康にする緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************緑茶の認知症予防効果やその他の健康効果を発表したいくつかの論文内容についてご紹介します。緑茶の成分と効能日本人にとって緑茶はなじみ深い飲み物です。スーパーやコンビニなどではさまざまなタイプの緑茶の飲み物が手に入りますし、自宅やレストランでも緑茶を飲む方が多いのではないでしょうか。緑茶には、健康に良いといわれる成分が多く含まれています。例えばカテキンには、抗酸化作用、血糖上昇抑制作用、抗菌作用、抗がん作用などがあるといわれています。緑茶には他にも、カフェイン、テアニン、ビタミン、食物繊維、ミネラルなどが含まれます。カフェインは、眠気を覚ます覚醒作用がよく知られていますが、代謝を促進する効果もあります。テアニンには、体をリラックスさせて、血圧を低下させる作用があるといわれています。ビタミンやミネラルには、免疫機能の改善やストレス解消、風邪やシミ、虫歯などの予防効果があります。緑茶の健康効果緑茶にはさまざまな効能があることがわかっていますが、具体的にどのような研究が行われているか紹介します。2013年にイランの研究チームは、高血圧を合併している糖尿病患者が4週間、毎日3杯の緑茶やハイビスカスティーを飲むと血圧の低下を期待できると報告しています。また、緑茶が女性のウェストヒップ比の上昇を抑えることや1日4杯の緑茶が糖尿病患者の体重を低下させることが明らかになっています。緑茶には数種類のがんのリスクを低下させる可能性があるといわれています。日本の研究チームは2015年に、緑茶が胆道がんにおいてもリスクを減少させる傾向にあると報告しました。また、緑茶によって心疾患や呼吸器疾患、脳血管疾患などの死亡率が低下するかどうか解析した日本の研究もあります。2015年に発表されたその報告によると、緑茶を飲んでいると男女両方において心疾患による死亡率が減少することが分かりました。男性においては、脳血管疾患と呼吸器疾患による死亡率が低下することが明らかになりました。緑茶をよく飲む人は認知症になりにくい緑茶には抗酸化作用があるので、認知症の予防効果も期待できます。酸化とは、体の中に過剰に発生した活性酸素によって起きる体の老化現象です。酸化は動脈硬化や肥満、がん、認知症などと関係があるといわれています。日本の研究チームは、緑茶の摂取量と認知症の発症が関係するかどうか明らかにするために解析を行いました。そして、2016年10月に1日5杯以上の緑茶を飲むと認知症発症を予防できる可能性があることを「The American journal of geriatric psychiatry」誌に報告しました。研究チームは、65歳以上の日本人高齢者13645人を対象に毎日の緑茶摂取量を質問票で調べました。認知症の発症に関する情報は、公的介護保険データから取得しました。観察期間は5.7年で、対象者のうち認知症を発症した割合は8.7%でした。1日の緑茶摂取量が1杯未満の人に比べて、1日5杯以上摂取している人は認知症発症リスクが低下することが明らかになりました。今回の研究結果から、緑茶の摂取量が多いと認知症の発症を予防できる可能性があることがわかりました。日本人になじみ深い緑茶には、ダイエット効果や血圧低下作用、抗がん作用だけでなく認知症予防に有効な可能性もあるようです。今回の研究結果では、1日5杯以上の緑茶となっていますが、無理のない範囲で緑茶を飲むように心がけると健康に良さそうです。(出典:ノウナウ)
2017/11/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。欧米先進国と比べて日本人の睡眠時間は短く、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れているようで、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、なるべく7時間は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch2で毎日チェックしていますが、90%前後で、深い睡眠も30%以上あり、体感の快眠が裏付けられています。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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睡眠大事 でも睡眠の不満に何も対策していない 睡眠の質と寝付きのスピードのちょっと意外な関係 毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? 睡眠も仕事 タスクリストに入れ優先順位をつければ体と心も変わる? 短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 筋肉が少ない人は睡眠の質が悪い!? 「睡眠」と「筋肉」の深いカンケイ 睡眠に関する間違った10の思い込み 日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 働き過ぎで知られている企業ですら、睡眠の重要性を認識し始めている 6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 長い睡眠時間は健康に悪影響 何時間が”長生き”に効く? "不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】**************************** 若い女性はとにかく日中は眠たいらしいスマートフォン(スマホ)が全世界的に普及し、社会の在り方自体にも大きな影響を与えている。最近では、スマホ上のSNSを通じて集められた自殺志望者が連続して殺された座間市の事件、あるいは説教されているときにスマホを操作した貴ノ岩に対する横綱日馬富士の暴行問題など、スマホ使用のマイナス面がクローズアップされている。今年9月に行われた内閣府の「治安に関する世論調査」によると、犯罪の不安を感じる場所として、新たに「インターネット空間」が、「繁華街」や「路上」を上回って最多となったことが報道されたばかりである。そこで今回は、スマホに関連するもう一つの国民的な大問題として、「睡眠不足」と「スマホの長時間使用」の関係を統計データでサーベイしてみよう。日本人の睡眠時間は減り続けている。総務省の「社会生活基本調査」によると、1976年から2016年にかけての40年間に、働いている男性の睡眠時間は8時間12分から7時間29分へ43分短縮、働いている女性の場合は7時間45分から7時間15分へとちょうど30分短縮となっている。これだけ睡眠時間が減ってきているので、当然、睡眠不足が国民的な課題となっている。図1に、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の結果から、睡眠で悩んでいる人の割合を、男女別、年代別に表した。20歳以上の国民全体では、68.5%と約7割が睡眠上の問題を抱えており、男女別では女性の方が男性より多い。年代別には、若い層ほどその割合が高い傾向にある。中でも20代の女性は、79.8%と約8割が睡眠上の問題を抱えているというのだから驚きである。睡眠上の問題として最も多いのは「日中、眠気を感じる」ということであり、図1に、そう感じた者の割合を男女別・年代別に示した。これを見ると、男女とも、若年層ほどその割合が高まる傾向であり、また、同時に、若年層ほど、女性が男性を上回る程度も拡大する傾向にある。つまり、若い女性はとにかく日中でも眠たくてしようがないのだ。睡眠を妨げる要因は男女、年代で変化厚生労働省の「国民健康・栄養調査(2015年調査)」では、睡眠の妨げの原因も調査対象者に聞いており、興味深い結果が得られている。男女別、年代別に、睡眠の確保の妨げになっていることを聞いた結果を図2に示した。これを見ると、どのような理由で健やかな眠りを確保できないかが、それぞれ異なっている点が目立っている。男性については、20代から50代の働く年代では「仕事」が第1位。そして、60代や70歳以上では「健康状態」が第1位となる。定年後の年代になると、仕事から解放されて、睡眠を確保する時間的な余裕は大きく増すが、今度は、加齢にともなって、健康上の理由から、夜中に目が覚めてしまったり、朝早く目が覚めてしまったりして、それ以上眠れなくなる確率が高まるのである。女性の場合は、高齢になれば、男性と同じように健康状態が睡眠阻害要因となるが、50代までは、各年代で異なる原因に移り変わっていく。20代では「就寝前スマホ」、30代では「育児」、40代では「家事」、50代では「仕事」がトップとなるのである。まさに、女性がたどる男性とは異なったライフサイクルの特徴が表れているといえよう。結婚前は、スマホを通じた友人との交流や遊びに忙しく、子どもを生む年代には育児に追われ、子どもの手が離れると家族のための家事に目が回るほど忙しくなり、そして子どもが大きくなると、パートなどでの仕事が忙しくなるという「女の一生」が目に浮かぶようである。スマホの長時間使用が若年層の睡眠不足原因「仕事」が50代までの男女、特に男性の睡眠阻害原因となっており、「育児」や「家事」が50代までの女性の主要な睡眠の妨げとなっていることは、図2のデータから確かである。だが、社会生活基本調査によると、平均すれば、仕事時間は男女とも減少傾向、家事時間はもともと少ない男性はやや増加しているものの、女性はむしろ減少傾向なので、仕事や家事・育児が原因で睡眠不足が増えているとは必ずしも言えない。むしろ、時代の変遷にともなって睡眠不足要因としての影響が大きくなっているのは、スマホに費やしている時間の長さである。「就寝前スマホ」は、20代女性の33.3%が睡眠の妨げとなっていると答えており、「仕事」を上回る最大の睡眠阻害要因となっているが、20代男性も24.6%と仕事に次ぐ大きな要因となっている。また、20代ほどではないが30代の男女でも「就寝前スマホ」は大きな睡眠の妨げとなっている。こうして見ていくと、スマホは、近年増えてきた睡眠不足の大きな要因になっていると言わざるを得ないであろう。社会生活基本調査の2016年調査では、一般的な生活時間の調査とは別に、学業や仕事以外でのスマホ・パソコンの使用時間を聞いている。どれほどスマホが日常生活に浸透してきているかを理解するために、図3に、この設問に対する年代別の結果を示した。学業・仕事以外のスマホ・パソコンの使用の多くはスマホで占められていると思われるので、すべてスマホの使用だとして記述を進める。10歳以上の国民の回答結果をみると、何と5.6%が6時間以上、そのうち1.4%が12時間以上もスマホを使っている。特に20代では、18.8%が6時間以上、そのうち5.1%が12時間以上スマホを使っている(なお10代後半だけ集計すると、20代と同じようにスマホの長時間使用が深刻になっている)。この結果を知って、スマホを使っておらず、そのことに特に不便を感じていない私は、正直驚いた。6時間以上、あるいは12時間以上というのは、学業や仕事、そして睡眠に割かれる生活時間以外のほとんどを占めるのではなかろうか。午後5時に仕事が終わるとして、その後、6時間スマホを使用するともう夜の11時になってしまう。これでは、スマホ以外のことをする時間がまるで取れないのではなかろうか。ましてや12時間以上のスマホ使用というのは、どういう状態を意味しているのか私には理解し難い。こうした状況では、若い層を中心に睡眠不足を来たすのも当然といえよう。私の印象としては、これは、健全な状態ではない。おおむね大都市圏が中心だが列島全体がスマホ漬けスマホに生活時間の多くを費やしているのは、日本全体の現象なのかが、気になったので、都道府県別の長時間スマホ使用率を調べてみたのが図4である。20~30代の若年層における6時間以上スマホ・パソコン使用者割合は全国で12.8%であるが、この値は、最低の沖縄県でも6.6%であり、最高の京都府では16.2%に達している。日本はまさに、 “スマホ漬け列島”に変貌したといってよかろう。私の見方では、値の低い地域のほうが健全な状態に近い。値の低い地域は、沖縄県の他、せいぜい7%台である富山県、山梨県、長野県、鹿児島県などである。一方、スマホ漬けが大きく進行している地域としては、京都府のほか、15%台の千葉県、14%台の北海道、埼玉県、神奈川県、三重県、大阪府などがあげられる。大都市圏ではおおむねスマホ漬けが大きく進行し、地方圏では、その傾向が弱いとも言えるが、大都市圏を構成する愛知県や奈良県でその傾向が強くなかったり、他方、地方圏の北海道や和歌山県ではスマホ漬けが大きく進行したりしているなど、必ずしも「大都市圏」対「地方圏」として一律には論じられないようである。スマホに関する大きなマイナス面としては、主要国最大となっている通信費の家計負担の増大があり、総務省の「通信利用動向調査」によれば、スマホの世帯普及率が50%を越えたのは2013年のことで、まだ4年しか経っていない。美しいものにはトゲがあるという。防犯面、健康面などを含めて、個人や社会が、便利で魅力にあふれたスマホのマイナス面を是正し、適切に利用するに至るまでは、なお、多くの紆余曲折が予想されるのである。(出典:ダイヤモンドオンライン)
2017/11/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣青魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸は、関節や軟骨の健康、美肌、血液粘度を下げる、健康な心臓機能、健全な中性脂肪値の維持、正常な心拍リズムの促進、最大酸素摂取量向上、血管保護、神経系や脳の機能促進、うつ・認知症・アレルギー・加齢黄斑変性症・糖尿病予防、炎症を抑える、そしてガン予防などの多才な効果・効能がわかってきています。しかし、これだけのメリットが明らかなのに、日本人の魚離れは深刻で、若者はほとんど食べず、全体でも毎日魚を食べる人はわずか2.7%だけで、全年齢で魚離れが進み、サプリメントでもわずか0.9%しか摂っていないのは超健康マニアとしては実に不思議に思います。ツナ缶の活用も一つの改善策だと思います。「魚を食べると頭が良くなる」という報告で、世界中の人々を驚かせた英国インペリアル・カレッジ・ロンドン脳栄養科学研究所所長のマイケル・クロフォード博士は、その著書「原動力」の中で次のような興味深い報告をされています。「世界の四大文明(エジプト、インダス、メソポタミヤ、黄河)は、いずれも河川流域に集中して発祥している。農耕技術を持たなかった当時の人々が、その河川で取れる魚介類を主食にしていたことは明らかだ。とすれば、魚介類をたくさん摂取することが、人類の脳の進化に大きな影響を与えてきたと推測できる」「日本の子供が欧米に比してIQが高いのは、日本人が魚中心の食生活を営んできたことに起因するかもしれない」魚油や微細藻類に多く含まれるEPA・DHAなどオメガ3系脂肪酸の世界的な業界団体であるGOED(Global Organization for EPA and DHA Omega-3s)が2013年6月20日、日本で初めてセミナーを開催しました。講演の中で、オメガ3系脂肪酸の日本での認知度は58%と、米国の98%、ドイツ96%、英国95%、カナダ94%など他の先進国に比べて最も低いとする調査結果を公表しました。またサプリメント、機能性食品、海産物を合わせて換算したオメガ3系脂肪酸の利用率は、ロシア77%、ブラジル69%、ドイツ63%、中国61%、英国55%、米国51%などと比べ、日本は30%と低い利用率となっているとし、消費者への広報活動の重要性を訴えたそうで、かつて目標とされていた日本の残念な現実です。同じオメガ3系脂肪酸でもエゴマ油、亜麻仁油に多く含まれているアルファ・リノレン酸は、非常に酸化しやすく、複数の変換がされてからEPA・エイコサペンタエン酸に変化するのですが、日本人や島国で魚を食べてきた民族には、その酵素がないようで、DHA、EPAを直接摂る方がよさそうです。また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが重要で、食事摂取基準では4対1程度の比率が望ましいとしていますが、太古は1対1、伝統的な和食では2対1といわれていますので、私は2対1程度をめざしています。私は1日1回は魚を食べ、さらに最もよいオメガ3脂肪酸といわれている質のよいオキアミオイルと魚油を合わせて毎日4g摂り、DHAは0.4g、EPAは0.6gになります。オメガ3系脂肪酸サプリメントの品質を見極める一つとして魚臭いものは低質だと思って間違いなく、多くの製品はコストの関係から魚の廃材から抽出されているそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、飛び抜けて低率です。また、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、世界文化遺産登録された和食離れが進み、この遺産は相続拒否されて食生活はドンドン不健康化しています。脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ心の病気は、栄養失調による脳内物質の不足によって引き起こされる食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会関連ブログ魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸認知症予防&知能指数アップ! 「ツナ缶」がスゴすぎる効果魚食で健康寿命を延ばそう日本人のDHA不足は命を脅かすレベル、心筋梗塞等のリスク増…魚の缶詰を食べなさい!輸入も増える「魚」は食べるべきか、避けるべきか?EPA、DHAは加齢黄斑変性の予防に効果的魚を食べると認知症は予防できるのか魚を食べると頭がよくなる、その訳とは魚に含まれる「脳の栄養素」 血流改善や記憶力を高める効果食卓にもっと魚を 日本の消費量15年で3割減 SNSで調理法発信/子育て世代向け商品油のタイプ知り上手に摂取 リノール酸の取りすぎ注意 週3、4回は魚/エゴマ油も効果的高脂血症対策、まず食事から 野菜・魚を多めに 運動不足も解消オメガ3脂肪酸で致死的な心臓発作リスクが低減か魚を食べないと機能低下の危険! 脳梗塞やがん、アレルギーが増加する恐れも「魚油、体脂肪抑える」 京大がマウス実験 分解の細胞が増加魚をたくさん食べるとうつ病を予防できる 魚に天然の抗うつ効果認知症は食の影響も大きい 圧倒的に不足しているのは魚と野菜魚油由来のオメガ3脂肪酸で筋肉量と筋力アップ、60歳以上の男女で効果確認遺伝的にアルツハイマー病になりやすい人に魚の油、オメガ3脂肪酸が効果的脳の萎縮速度を4割も落とす2条件、魚の油に豊富な「オメガ3脂肪酸」と「ビタミンB」魚中心の地中海料理にはストレスやうつを軽減する効果あり魚の脂肪酸・DHA、失明や脳梗塞を防止、遺伝子の相互作用を解明油の摂取 偏りは禁物 脂肪酸、食品ごと特徴脳の健康を保つ食事 魚の脂肪酸を上手に摂取青魚などに含まれる「オメガ3脂肪酸」は、アルツハイマー病治療の救世主になる?DHA摂取へ、家庭や学校で食の見直し 給食の和食化、おやつ開発もがん社会を診る 魚を食べてリスク軽減健康維持にDHA・EPA 摂取目標「中トロ5切れ」健康診断の目的である脳卒中や心疾患など心血管疾患の予防に対する DHA・EPAの可能性魚をよく食べる食事スタイルは心臓を健康にするDHA・EPA 栄養の宝庫「魚食」のススメ 脳の活性化、メタボ予防にオメガ3系脂肪酸 脳や妊産婦、胎児など摂取の重要性を指摘魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効6月22日は「DHAの日」 日々の食生活で上手に取ろう野菜・魚の摂取と運動をDHAとARA 乳児の脳発達に重要な役割DHAがアルツハイマー抑制 京大iPS研究所乳児期に魚を食べると喘息リスクが低下する?魚から摂れる油は健康によいが、寿命は延びない? 米研究結果DHAが記憶能力を改善するメカニズムが明らかになった!魚を大切に食べよう NGO「ウーマンズフォーラム魚」 子供たちに調理法や食文化伝授魚や野菜、果物豊富な食生活がADHDを改善する可能性 米研究各種ビタミンとオメガ3脂肪酸で脳を若く、米調査魚をよく食べる女性は心臓も健康に、デンマーク研究アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究花粉症緩和に効果 魚成分、上手に摂取 DHAやEPA 「毎日魚を食べる」わずか2.7%マリンビタミンに脚光 健康と若さ保つ“特効薬”年に3回しか食べるべきでない? 養殖サケの危険性コレステロール 魚を食べ動脈硬化抑制脳の働き、食事で改善 重要な脂肪、小魚おすすめいつまで続く「魚食民族日本人」 魚離れ深刻青魚に多い脂肪酸、うつの改善などに効果DHA:毎日食べて認知症予防に効果 島根大チームが実証「いい体脂肪」になる2つの鉄則フード、「n3油」と雑穀をとる!魚食の便益は調理法に左右される魚介類に美白効果?! 「アスタキサンチン」のメカニズム解明がんと闘うために 栄養管理し体重維持を EPA 代謝異常を正常化青魚の脂 EPA摂取で脂質改善 動脈硬化を防ぎ、血液サラサラ慢性心不全患者でオメガ3系脂肪酸は効果あり、スタチンには効果を認めず魚好きが日本人の心臓を健康に保つ妊婦の魚摂取はリスクよりも利益が上回る妊娠中は魚を食べよう 米研究所が論文妊娠中の魚油摂取で子どもの視覚と手の協調が向上脳や目に働きかける話題の魚パワー、DHA&EPAで生涯現役!魚食の効用はメチル水銀リスクを上回るオメガ3脂肪酸は黄斑変性症による失明を予防心臓病予防、やはり魚に効果 厚労省研究班調査で裏づけ魚の油、心臓病予防に効果 2万人規模の研究で確認タマネギで魚の水銀を“解毒”しよう妊婦は魚の食べ過ぎに注意 水銀が胎児に影響 厚労省が注意事項を発表妊娠中に水銀が少ない魚をたくさん食べると子供が賢くなる、米国の研究クマにも解毒! サケを食べるクマがPCBに汚染魚と全粒穀物をもっと食べなさいオメガ3脂肪酸がアルツハイマー病による脳の損傷を防ぐ焼き魚は脳卒中の原因「心房細動」を予防する?!魚をよく食べると乳がんリスク4割減オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸魚を食べると、死亡リスクが減る&魚を食べると頭がよくなる一流スポーツ選手の「運動後の息切れ」、魚油サプリメントで改善冠動脈疾患予防のためにオメガ3系脂肪酸の摂取を魚類はアルツハイマー病発症リスクを低下させる***************************【以下転載】****************************認知症と一口に言っても、実に多様な症状や原因となる疾患があります。それぞれの特徴をよく理解することが患者・家族としても大切です。老年精神医学が専門で、認知症の治療に長年携わっている国立病院機構菊池病院(合志市)の木村武実院長に聞きました。-認知症には、さまざまなタイプがありますね。「認知症にはそれぞれに原因疾患があり、早期診断がとても重要です。大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症-があります。主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上ります」-治療が困難な変性型認知症は、どんな特徴がありますか。「変性型認知症の三つで認知症全体の約75%を占めています。アルツハイマー型認知症は、アミロイドというタンパク質が神経細胞を壊して脳を萎縮させ、認知症を起こすと考えられています。発症の20年以上前からアミロイドが脳内にたまり始め、神経細胞がどんどん減っていきますので、発症してからアミロイドを減少させる治療をしても効果はありません」 「レビー小体型認知症は、レビー小体というタンパク質の異常物質が脳内にたまることが原因とされ、実際にないものが見える幻視などが特徴です」 「前頭側頭葉変性症は、脳の前の部分(前頭葉)と横の部分(側頭葉)が、徐々に萎縮するにつれて、さまざまな症状が引き起こされます。もの忘れよりも、性格変化やコミュニケーション障害、行動障害といった社会生活上の支障が目立ちます」-脳血管性認知症の特徴は。「脳の血管が詰まる脳梗塞や脳出血など脳卒中を原因とする認知症で、脳卒中の予防により発症を抑えることができます」-治療で治せる認知症とは。「甲状腺機能低下症や低酸素症など内科系の疾患、脳髄膜炎や脳腫瘍、一過性てんかん性健忘、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、うつ病といった神経系の疾患などが原因です。これらの治療で認知症の症状を改善できます。ほかに栄養障害や薬剤による認知機能障害もあります」-栄養状態が認知症の発症に影響しますか。「長年にわたる糖質の過剰な摂取、鉄分やタンパク質の不足から認知症の症状が起こることがあります。糖質制限や鉄分、タンパク質の適切な摂取を行うことで症状を改善できます」-薬剤によるものは。「神経伝達物質のアセチルコリンを抑える作用がある抗コリン薬は、胃けいれん抑制、気管支の拡張、過活動性膀胱[ぼうこう]の治療など幅広く使用されていますが、認知症のリスクを高めるという研究結果が出ています」-診断のポイントは。「まず治療できる認知症を除外し、さらに脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症、レビー小体型認知症などの可能性を検討し、該当しなければアルツハイマー型認知症と診断します」 「一般的なもの忘れとの区別が大切です。高齢者のうつは、アルツハイマー型認知症の初期症状と似ています。急性・一過性の意識障害である『せん妄[もう]』は、興奮や幻覚、正常な理解や判断ができないなどの症状があり、認知症と区別が難しいことがあります。適切な診断と対応が必要です」◇木村武実 菊水町(現和水町)出身、宮崎医大卒、熊本大大学院医学研究科修了。熊本大病院神経科精神科講師、東家病院副院長、菊池病院臨床研究部長を経て2014年から現職。59歳。(出典:熊本日日新聞)
2017/11/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。白内障と診断された65歳以上の女性を追跡し、白内障手術を受けた患者と受けなかった患者の総死亡と死因別死亡のリスクを比較したところ、どちらも手術を受けた患者で有意に低かったことがわかったそうです。紫外線に曝されて目の水晶体が酸化・白濁して視力が落ちる白内障は、中高年なら誰にでも起こる病気だと解説されていますが、活性酸素との戦いに敗れた結果であり、活性酸素との戦いに勝っていれば起きることはないと思います。また、白内障が進行した場合、手術以外に視力を回復する手段はないとされていますが、術後に不具合も聞かれる手術をしなくても白内障はよくなりますが、まったく知られていません。クライアントの一例70代前半のご夫婦ですが、二人から同時期に白内障と診断されたとお聞きした1ヶ月後に手術をする予定とのことで、奥さんから何とか手術をしないで治らないものかと相談されました。奥さん用の栄養療法にサプリメントを追加して、手術前の検査で主治医が手術不要になるとは奇跡のようだと唸らせました。ご主人はこのことを知らずに手術をしましたが、手術後に「何でお前は手術をしないのだ」と聞かれて、お陰で手術をしなくてもよくなったと告げると、自分だけ楽ないいことをしてキタないと怒られたのよと奥さんが笑っていました。ご主人は術後に目の違和感を訴えていて奥さんと同じことをしたかったと悔しがっていました。私の活性酸素を消去する抗酸化能力は飛び抜けて高いので150歳の天寿まで白内障にならないという自信と確信があります。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ブログ寝つき&寝起きの悪さ、スマホが原因? 危険なブルーライト、白内障や老眼早める恐れ白内障 まずは専門医の診断受けてみよう「目を守れ」白内障のリスク高まる オフィス街の紫外線反射、ご用心を中高年も遅くない!男のスキンケア 紫外線対策が一番日焼け注意!、紫外線で年6万人死亡目の健康講座:40代ビジネスマンでも3割近くが「白内障」日焼け:赤くなる男性、発がん危険度高い 九州大解明お肌の大敵、予測します 気象庁が「紫外線情報」白内障に効く薬はなかった!****************************【以下転載】****************************白内障と診断された65歳以上の女性を追跡し、白内障手術を受けた患者と受けなかった患者の総死亡と死因別死亡のリスクを比較した、米California大学Los Angeles校のVictoria L. Tseng氏らは、どちらも手術を受けた患者で有意に低かったと報告した。結果はJAMA Ophthalmology誌電子版に2017年10月26日に掲載された。これまでに行われた研究では、白内障手術が単に視力を向上させるのみならず、総死亡リスクの低下ももたらすことを示唆していた。研究者たちは、白内障手術後に患者に生じる健康状態の改善と機能的自立が、死亡リスクを減らすと考えていたが、手術前の併存疾患、たとえば、心血管疾患や癌、認知症などが白内障手術後の患者の死亡リスクに及ぼす影響は明らかではなかった。また、白内障手術と死因別死亡の関係についても検討されていなかった。そこで著者らは高齢の白内障患者を対象に、白内障手術と総死亡、および死因別死亡の関係を検討する前向きコホート研究を計画した。対象は、Women's Health Initiative(WHI)に参加した米国の50~79歳の閉経女性。ホルモン療法など4つのランダム化試験に参加した6万8132人と、観察コホート研究に登録した9万3676人が参加している。この中から白内障と診断されており、その時点で65歳以上だった7万4044人を選び出し、白内障手術を受けた4万1735人と、手術を受けなかった3万2309人を追跡して死亡率を比較することとした。白内障手術を受けたかどうかは、メディケアの償還請求データベースを利用して判断した。主要評価項目は、2015年12月31日までの総死亡と、血管疾患、癌、事故、神経疾患、肺疾患、感染症による死亡に設定した。ログランク検定とCox比例ハザード回帰モデルを用いてハザード比を推定した。補正する共変数は、人口統計学的要因(年齢、人種、居住地区)、教育レベル、年収、保険の加入状態、がん検診(マンモグラフィーとパップスメア)、白内障診断時の年齢、Charlson Comorbidity Index(CCI)による全身性合併症、眼の合併症、喫煙、飲酒、BMI、運動習慣などとした。平均年齢は70.5歳(SDは4.6)で、白人が87.0%を占めていた。全身性の併存疾患では、癌が最も多く(手術群の29.9%と非手術群の23.6%)、眼疾患としては緑内障が多かった(それぞれ31.6%と17.5%)。追跡期間中に計3万1311人が死亡しており、粗の総死亡率は、手術群が100人年あたり1.52人、非手術群は2.56人だった。補正前のハザード比は0.51(95%信頼区間0.49-0.53)で、白内障手術時点の全身合併症と他の共変数を補正したハザード比は0.40(0.39-0.42)になった。白内障診断時点の全身合併症と他の共変数を補正したハザード比は0.38(0.39-0.39)だった。死因別の補正ハザード比は、血管疾患死亡0.42(0.39-0.46)、癌死亡0.31(0.29-0.34)、事故死0.44(0.33-0.58)、神経疾患死亡0.43(0.36-0.53)、肺疾患死亡0.63(0.52-0.78)、感染症死亡0.44(0.36-0.54)、いずれも手術群で有意に低かった。次に傾向スコア解析を行い、さらに共変数の調整を試みた。白内障手術を受ける可能性に関係する要因として、試験アーム(RCT参加者か観察コホートか)、居住地(米国北東部とそれ以外)、保険加入の有無、マンモグラフィーの繰り返し受診、CCIスコアが1以上、眼科合併症の有無、活動レベルの高さ、が相関していた。そこで、これらの要因の傾向スコアに基づいて、手術群と非手術群の患者を10分位群に層別化し、群ごとに手術群と非手術群を比較した。手術群の総死亡のハザード比を求めたところ、全群で手術群の総死亡リスク低下は有意だった。最低10分位群のハザード比は0.63(0.53-0.75)、最高10分位群では0.21(0.17-0.28)になった。これらの結果から著者らは、WHIに参加した高齢女性で白内障手術を受けた人は、受けない人よりも総死亡と死因別死亡リスクが減少していた。ただし、白内障手術で個々の原因による死亡率が減少する理由は不明で、さらに研究を進める必要があると結論している。(出典:日経メディカル)
2017/11/23
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。国が掲げる「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、成人1日の野菜摂取量目標は350グラム以上ですが、平成26年国民健康・栄養調査では、平均292・3グラムと目標を下回っています。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に発表された東京大学の論文によれば、健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************寒さが厳しくなるとつい食べ過ぎてしまうのに、野菜は不足しがちだ。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかった。特に20~34歳の若い世代や、会社員やパートなどで働いている人の食生活の乱れが顕著だった。1日平均133グラム国が掲げる「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、成人1日の野菜摂取量目標は350グラム以上。しかし、平成26年国民健康・栄養調査では、平均292・3グラムと目標を下回っている。食品メーカーのカゴメ(名古屋市中区)は今年3月、20~69歳の男女410人から、3食3日間分の食卓画像3690枚を収集。管理栄養士3人が画像を見て、目測で野菜摂取量を推計した。その結果、1日の平均野菜摂取量は133グラム。国の目標通り350グラム以上を摂取している人はわずか5%しかいなかった。また、年代別では、20~34歳が99グラム、35~49歳が122グラム、50~69歳は164グラムで、若い世代ほど摂取量が少なかった。会社員やパート・アルバイトなど、働いている人ほど野菜不足が目立っている。傾向を調べるため、平均に近い140グラムより多く摂取している人と摂取していない人に分け、朝食、昼食、夕食の別で見たところ、140グラム未満の人の食事は、いずれも1食当たりの皿数が1皿未満。140グラム以上の人は、生と加熱の野菜が半々など、調理方法がバラエティーに富んでいることが分かった。夕食だけ野菜1日の野菜摂取量が40グラム程度だった単身女性(20~34歳)の食事例は、朝食=パンと飲み物▽昼食=スープとサンドイッチ▽夕食=フライ定食で、夕食でしか野菜を食べていなかった。一方、1日210グラム食べていた例では、単身女性と同様、朝食と昼食ではほとんど野菜を食べていないが、夕食では200グラムの野菜を摂取。1日340グラムを摂取している例では、一汁三菜の朝食に、サラダ付きワンプレートランチ、コロッケ定食と、食事ごとに100グラムから120グラムの野菜を食べていた。料理写真を分析した管理栄養士の関口絢子さんは、「忙しい世代ほど食事にかける時間が少なく、野菜の摂取が難しい」と指摘。「野菜は洗浄、カット、調理が必要で、慣れていないと時間がかかる。ソースや缶詰といった野菜の加工品を上手に取り入れ、外食時には色の濃い野菜を選ぶなどの工夫を。さらに、難消化性デキストリンなど、食物繊維の代わりになる加工食品で補給するのも一案」とコメントしている。 ■「野菜不足」4つのタイプ料理研究家でもある関口絢子さんが、野菜不足のタイプを4つに分類した。野菜不足に陥りやすいパターンは以下の通り。【帳尻合わせタイプ】夕食だけバランス良く食べようと野菜料理を意識するが、1日の総量では350グラムに満たずに不足する。【気まぐれ摂取タイプ】数日間のうち、意識的に野菜が豊富に並ぶ食事もあるが、習慣化されていないため、不足するパターン。気まぐれ摂取の野菜はレタスやキュウリ、トマトなど品目が偏りがち。【慢性不足タイプ】付け合わせのキャベツの千切りや少量の野菜で野菜を食べた気になっているタイプ。野菜の適正量を自覚していないために不足状態から抜け出せない。【糖質過多タイプ】健康的な食事に対する意識が低く、菓子パンや加工品などが食事のメイン。炭水化物が中心で、カロリー過多でも栄養不足に陥る。(出典:産経新聞)
2017/11/22
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康余命への影響因子として、疾病や身体的健康度だけでなく、心身の活力が低下し、要介護状態などの危険性が高まるフレイルが注目されています。日本人高齢者の中長期的な自立喪失発生リスクは、フレイルが約2.4倍と推定され、高齢期のメタボリックシンドロームは自立喪失に影響していないことがわかったそうです。日本老年医学会は、高齢になって筋力や活力が衰えた段階を「フレイル」と名付けています。フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」から来ていて、サルコペニアから、さらに生活機能が全般的に低くなるとフレイルとなるそうです。サルコペニアとは、ギリシャ語の「サルコ=筋肉」と「ペニア=減少・不足」を合わせた造語で、筋肉が減少することで、ロコモの入口と指摘されています。筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。サルコペニア → フレイル → ロコモ要介護認定者は年々増え続け、2015年3月時点で要支援・要介護の認定を受けた人は606万人だそうです。介護施設や職員の不足が一段と深刻になり、家族の介護離職が増え、経済全体を下押しする恐れがあるようです。介護に関する意識調査によれば、・家族の介護について約9割が不安を感じる。・自身の介護について約9割が不安を感じながらも具体的な準備をせず。理由はまだまだ先だと思うから。・老老介護について約9割が不安。と不安と思っている人がほとんどですが、不安に感じているだけで的を射た対策を打たないと介護の現実は突然やってきますので、自分自身の健康管理と同様に親の健康管理にも意識・配慮が必要だと思います。・約9割が自身の介護に不安だが具体的な準備なしロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)は、高齢者に多く見られる運動機能の低下のことですが、早い人では小学生の頃から始まっていることが分かっているそうです。日本人は筋肉が少ない体質の人が多く、積極的に運動をしないとロコモになりやすいので運動する習慣をつけたいですね。開眼片足立ちで15秒未満の場合はロコモの疑いが大きいそうです。厚生労働省の第2次・健康日本21によれば、75歳以上で片足立ちが20秒以上できる人は、男性38.9%、女性21.2%しかいませんが、30秒しかできないようであれば、体が70歳以上に高齢化していると言われています。 片足立ちが長くできる人ほど転倒や骨折をしにくく、片足立ちを継続して訓練すれば、骨粗鬆症の予防にもなるそうです。 また骨だけでなく、股関節や腰、背中周辺の筋肉も鍛えられるため、股関節痛、背中や腰の痛みが改善したとの声も聞かれます。 運動不足はわかっているが、なかなか運動する時間もとれない人は、せめて足腰だけでも弱らせないよう、片足立ちを習慣にしたいですね。実際に、1分1日3回の片足立ちを継続した人の骨密度を測定したところ、3カ月で6割以上の人で太ももの付け根の骨密度が上昇し、転倒率も3分の1になったそうです。・片足立ちは両足立ちに比して 2.75倍の負荷がかかる・1分間片足立ち訓練=約53分間歩行に相当する負荷 2013年度から始まった第2次・健康日本21の主目的は、健康寿命の延伸なので寝たきり介護の最大要因の「ロコモティブシンドローム(ロコモ、運動器症候群)」関連記事が増え、取り組みも活発になっているそうです。50代以上の半数がロコモ予備軍といわれていますので、自分や家族のことにプラスして親のことも心配になりますね。日本整形外科学会が作った「ロコモ度テスト」は簡単にできますのでやりましたが、私は67歳の時、脚力は20代、歩幅は30代、日常生活25はゼロ、7つのロコチェックもゼロでした。テストは、脚力や歩幅の測定と日常生活について25項目の質問に答える「ロコモ25」でできます。また、転倒が原因で亡くなる人は年間7千人を超え、交通事故死を上回っています。高齢者の転倒は介護が必要になったり、認知症の進行につながったりと健康に重大な影響を及ぼします。この転倒は足の膝伸展筋力の低下より「足の指で握る力」の足趾把持筋力の低下が強く影響していることもわかったそうです。私の知人が発明して製造・販売している足ゆび筋トレ草履は私や家族、友人も愛用していますが、履いて歩いているだけで「足の指で握る力」が鍛えられます。今年4月には医師らが日本転倒予防学会を立ち上げ、「転倒を社会全体の問題ととらえ、予防に取り組む必要がある」と訴えています。心身の健康状態をよくし、ロコモを予防して体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。****************************【以下転載】****************************メタボリックシンドロームの影響は認められず東京都健康長寿医療センターは11月13日、フレイルが日本人高齢者の中長期的な自立喪失の有意の危険因子であることを明らかにし、高齢期のメタボリックシンドロームは自立喪失に影響していないことを発表した。この研究は、同センター研究所の新開省二副所長と北村明彦研究部長らの研究グループによるもの。研究成果は、「日本公衆衛生雑誌10月号」に掲載された。近年、健康余命への影響因子として、疾病や身体的健康度のみでなく、加齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態などの危険性が高まる「フレイル」も注目されている。これまでに、欧米諸国の複数の追跡研究によって、フレイルが生活機能障害や死亡のリスクを上昇させることが示唆されているが、日本人高齢者を対象とした追跡研究は少なく、フレイルの中長期的な予後は明らかになっていなかった。一方、健康寿命延伸のためには生活習慣病の予防も重要だと考えられている。国内の生活習慣病予防対策で重視されるメタボリックシンドロームと、健康余命との関連についてはよくわかっていない。前期高齢者で約3.4倍、後期高齢者で約1.7倍研究グループは、群馬県の一地域の高齢者約1,500人の平均7年(最大12年)の追跡研究により、フレイル、メタボリックシンドローム等の諸因子による、要介護発生または死亡の自立喪失のリスク上昇の程度を調査。その結果、男女ともにフレイル群、プレフレイル群はフレイル無し群と比較して、自立喪失発生率は有意に高率だということが判明。一方、メタボリックシンドローム区分と自立喪失発生率との間には一定の関連は認められず、自立曲線にも明らかな差は見られなかったという。統計解析の結果、フレイル無し群に対し、フレイル群では自立喪失の発生リスクは約2.4倍と推定された。また、前期高齢者と後期高齢者に分けた場合、フレイル群の自立喪失発生リスクは、前期高齢者で約3.4倍、後期高齢者で約1.7倍となり、前期高齢者の方が自立喪失におよぼすフレイルの影響がより大きいことが明らかとなったという。今回の研究成果から、フレイル進行先送りのための働きかけを組織的に進めることは、高齢者の健康余命延伸の効果をもたらす可能性が高いという。一方、メタボリックシンドロームの予防は、要介護発生の原因につながる脳卒中の予防にも結びつくことから、高齢期前から積極的に行われることが望ましいと考えられるとしている。(出典:QLifePro)
2017/11/21
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。新型栄養失調の症状にはさまざまなものがあります。 •必要以上に痩せてしまう•疲れが抜けない•めまいがする•頭痛がする•風邪をひきやすい•肩こりや腰痛がひどくなる•イライラする•転びやすくなる•少し動くと動悸や息切れがする•足がむくむ•髪が細くなったり、抜けやすくなる•爪が割れやすくなる•ケガが治りにくくなる•不眠になる•慢性的な眠気に襲われる•食事が美味しくなくなる(味覚障害が起こる)様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************寒さを実感するこれからの季節、「風邪などの感染症にかかりやすい」「だるい、息切れする」「まぶたがピクピクする、目がかすむ」「肌がかさつく」「足がむくみやすい」「口内炎ができた」などという人は食事に注意が必要だ。総カロリーは足りているのに必要な栄養素が不足する新型栄養失調かもしれない。「新型栄養失調は幅広い世代で見過ごされている健康問題です。非正規雇用の若者は食費を削り偏食になりがちで、中年はやせている方が健康だとの思い込みから食事量を減らしビタミン不足が目立つ。高齢者はそれに老化が加わり、ふくよかに見えても実は栄養失調という人がかなりいます」こう言うのは人間総合科学大学の前教授で東京都健康長寿医療センター研究所協力研究員の熊谷修氏だ。とくに不足しやすいのは微量栄養素と動物性タンパク質だという。ビタミンやマグネシウム、亜鉛や葉酸、カリウムなどの微量栄養素不足は、しびれ、痛み、けいれん、皮膚の乾燥、肌荒れなどを招きやすい。肉に含まれる動物性タンパク質が足りないと筋肉、血液、骨を十分つくれず、筋肉量が減りやすく、身長が縮み、太りやすくなる。「“若い頃に比べて太ったので肉は食べない”という人がいますが、間違いです。日常生活では一日に消費する総エネルギーの7割は、心臓の拍動や呼吸、体温維持などの基礎代謝に費やされます。中でも最もエネルギーを消費するのが筋肉です。筋肉が減れば基礎代謝は下がり、下がった分だけエネルギーが余ります。それが脂肪として体内に蓄積されて太る。中高年で太るのは30代をピークに筋肉量が減るからです」冬は新型栄養失調リスクに拍車をかける。体温を維持するため基礎代謝が夏より10%程度増えるため、カロリー・栄養素不足になりがちだからだ。“冬は動かないから食事は控えめに”は落とし穴だ。「とくに気をつけたいのは40歳以上の中高年です。多くの科学データが40歳から70歳の間に食事量は約25%減ることを示している。本人は『昔と同じように食べている』と思っていても実は食事に偏りが生じやすくなる。必要な栄養素は取っていないことが多いのです」実際、70代のある男性の例だが、風邪だと思って市販の風邪薬を飲んだが症状が改善せず、そのうち悪寒が表れたので病院に行ったところ急性腎盂腎炎と診断された。「この男性は、動物性タンパク質の摂取がとても少なかった。タンパク質は免疫力の維持に欠かせません。タンパク質不足が免疫力を下げ、腎盂腎炎発症につながったのです」■重要なのは肉では、新型栄養失調を避けるためにはどうすればいいのか?「主食であるご飯やパンを除いて、毎日欠かさずに肉、卵類、牛乳、油脂類、魚介類、大豆製品、緑黄色野菜、イモ類、果物、海藻類の10食品群を食べることです」“それでは食べ過ぎではないか”と思うかもしれない。しかし、先に述べたように、40代を過ぎれば食べる量は減る。これだけバラエティーに富んだ食材を毎日取ると、自然と食事の質が高まることが実証済みである。ブームに乗り炭水化物を制限している中高年は、体に取り入れた大事な栄養素の有効活用ができないので要注意だ。(出典:日刊ゲンダイ)
2017/11/19
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。10年間の追跡調査により、15METs×時間以上の活動量の有酸素運動量を習慣にしていると、加齢による血管の老化を抑えられ、その進行の度合いは3分の1以下にもなるそうです。 これは、速歩やジョギングを1日30~60分、4~5日/週実施するのに相当し、米国スポーツ医学会・米国心臓病学会が心血管系疾患予防として推奨する身体活動量にほぼ相当しているそうです。WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上するウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると10年ごとに5%前後の割合で減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** ウォーキングなどの有酸素性運動を習慣的に行うと、動脈硬化を抑えられることが、産業技術総合研究所(産総研)による10年間の追跡調査で明らかになった。運動習慣がある場合、そうでない場合に比べて加齢による血管の老化を抑えられ、その進行の度合いは3分の1以下になるという。 週に4~5日の活発なウォーキングで効果が最大 産業技術総合研究所(産総研)は、動脈硬化の進行度合いの個人差を長期間追跡した結果、ウォーキングなどの有酸素性運動を習慣的に行うと、動脈硬化を抑制できることをはじめて実証したと発表した。 有酸素性運動による動脈硬化の抑制効果が最大になるのは、活発なウォーキングやジョギングなどを週に4~5日、30~60分程度行った場合だという。 そしてこの効果は短期間の急性的なものではなく、毎日の積み重ねによる継続的なものであることも判明した。少なくとも4週間、ウォーキングなどの有酸素性運動をすることで改善が期待できる。 動脈硬化の指標となる「動脈スティフネス」心血管系疾患は、日本の死亡原因の第2位で、世界保健機構(WHO)の調査でも、世界の死亡原因の第1位になっている。そして、これらの疾患の発症リスクとして近年注目されているのが、動脈壁の硬さを示す「動脈スティフネス」だ。 動脈硬化には細い血管のつまりをもたらし、狭心症や脳梗塞を引き起こすタイプ(アテローム硬化症)と、動脈壁が弾性力を失い、硬くなるタイプ(中膜硬化症)がある。 「動脈スティフネス」は、後者を評価する動脈壁の硬さの指標で、動脈スティフネスが高い場合には、将来心臓病を発症するリスクが高いとされる。「動脈スティフネス」は、加齢に伴って上昇するが、習慣的に有酸素性運動を行うことで改善できることが分かっている。 「動脈スティフネス」は加齢とともに増大するため、これを改善することが、心血管系疾患発症の一次予防として重要視されている。 これまでに、有酸素性運動などの身体活動を習慣的に行っている人では、運動習慣のない同年代の人に比べて、「動脈スティフネス」が低い可能性があること、血管収縮を制御するエンドセリン受容体に関連する遺伝子多型のパターンによって、運動効果に違いがある可能性が報告されている。 PWV検査で動脈硬化の進行を測定できる 産総研はこれまで、身体活動や運動を中心とするライフスタイルが加齢に伴う「動脈スティフネス」の進行に与える効果について研究を進めてきた。 研究グループは今回の研究で、2003~2005年に「動脈スティフネス」を計測した成人92名を対象に、2013~2015年に再測定し、質問により習慣的な有酸素性運動量を1週間当たりの消費カロリーとして推定した。 世界中でもっとも普及している「動脈スティフネス」の指標は、「脈波伝播速度」だ。心臓から血液が送り出されることにより発生した脈波が、動脈内を伝わる速度(PWV)から評価する。 日本では、上腕と足首に脈波センサーを当てる「上腕-足首間PWV」(baPWV)が広く用いられている。PWV検査は、脈波が動脈を通じて手や足にまで届く速度を示す。動脈壁が厚くなったり、硬くなったりすると、動脈壁の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなる。遺伝的なリスクがあると、動脈硬化は進行しやすい研究では、baPWVと「エンドセリン受容体」の関連について調査した。エンドセリンは、血管内膜から産生される血管収縮をコントロールする物質で、エンドセリン受容体に結合することで、その機能を発現する。 ET-AとET-Bの2種類のエンドセリン受容体があり、血管系ではET-Aは血管収縮作用、ET-Bは血管拡張作用に関与しているとされている。 遺伝子を構成しているDNAの配列の個体差である「遺伝子多型」で比較したところ、baPWVの10年間での増加量は、ET-A受容体の遺伝子多型が「T/T型」の人に比べ、「T/C型」と「C/C型」の人で有意に高く、ET-B受容体の遺伝子多型が「G/G型」の場合、「A/A型」や「A/G型」よりも有意に高いことが分かった。 また、これらの遺伝子リスクの保有数が増えるほど、baPWVの増加量は段階的に増大することも判明した。リスク保有数0の場合に比べて、リスク保有数2の場合では、10年間のbaPWVの増加量が2.5倍以上に上昇するという。 遺伝的なリスクがあっても、運動習慣があれば、動脈硬化を抑制できる 一方、習慣的身体活動量の影響は、1週間の有酸素性運動量が低活動群(5METs×時間未満)、中活動群(5METs×時間以上15METs×時間未満)、高活動群(15 METs×時間以上)の3群で、10年間のbaPWV増加量を比較すると、高活動群は他の2群に比べて、10年間のbaPWV増加量が3分の1以下に抑えられていた。 さらに、エンドセリン受容体に関連する遺伝子リスク数と有酸素運動の実施レベルは、それぞれ独立してbaPWVの変化量に影響を与えていることも判明。 これにより、エンドセリン受容体に関連する遺伝子多型の特定のパターンをもつ場合、加齢に伴う動脈硬化の増大が著明であることが分かった。 また、遺伝的リスクをもっていても、習慣的に有酸素性運動を行っている場合は、加齢に伴う動脈硬化の増大を抑制できることも判明した。 運動は毎日の積み重ねが大切今回の研究では、過去1年間の運動習慣から有酸素運動量を推定したが、高活動群のほとんどは、過去10年間の間、運動量は維持か減少していると回答しており、有酸素性運動の効果は、比較的短期間の急性的な効果ではなく、日々の積み重ねによる継続的な効果であると考えられるという。 また、「15METs×時間以上」の活動量で有酸素性運動の効果がみられた。これは、速歩やジョギングを1日30~60分、4~5日/週実施するのに相当する。米国スポーツ医学会・米国心臓病学会が心血管系疾患予防として推奨する身体活動量にほぼ相当しており、これまで推奨されていた身体活動量の有効性が、10年間の追跡調査により、はじめて実証された。 今回の研究は、産業技術総合研究所人間情報研究部門人間環境インタラクション研究グループの菅原順主任研究員、バイオメディカル研究部門バイオアナリティカル研究グループの野田尚宏研究グループ長、松倉智子研究員らによるもの。研究成果は、米学術雑誌「Journal of Applied Physiology」に発表された。(出典:糖尿病ネットワーク)
2017/11/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。魚を食べない人のアルツハイマー病の発症危険度は、1日1回食べる人の6倍に跳ね上がるそうで、サンマやイワシ、サバ、マグロなど、魚に含まれる不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が、アミロイドβタンパクの蓄積を防ぐそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣青魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸は、関節や軟骨の健康、美肌、血液粘度を下げる、健康な心臓機能、健全な中性脂肪値の維持、正常な心拍リズムの促進、最大酸素摂取量向上、血管保護、神経系や脳の機能促進、うつ・認知症・アレルギー・加齢黄斑変性症・糖尿病予防、炎症を抑える、そしてガン予防などの多才な効果・効能がわかってきています。しかし、これだけのメリットが明らかなのに、日本人の魚離れは深刻で、若者はほとんど食べず、全体でも毎日魚を食べる人はわずか2.7%だけで、全年齢で魚離れが進み、サプリメントでもわずか0.9%しか摂っていないのは超健康マニアとしては実に不思議に思います。ツナ缶の活用も一つの改善策だと思います。「魚を食べると頭が良くなる」という報告で、世界中の人々を驚かせた英国インペリアル・カレッジ・ロンドン脳栄養科学研究所所長のマイケル・クロフォード博士は、その著書「原動力」の中で次のような興味深い報告をされています。「世界の四大文明(エジプト、インダス、メソポタミヤ、黄河)は、いずれも河川流域に集中して発祥している。農耕技術を持たなかった当時の人々が、その河川で取れる魚介類を主食にしていたことは明らかだ。とすれば、魚介類をたくさん摂取することが、人類の脳の進化に大きな影響を与えてきたと推測できる」「日本の子供が欧米に比してIQが高いのは、日本人が魚中心の食生活を営んできたことに起因するかもしれない」魚油や微細藻類に多く含まれるEPA・DHAなどオメガ3系脂肪酸の世界的な業界団体であるGOED(Global Organization for EPA and DHA Omega-3s)が2013年6月20日、日本で初めてセミナーを開催しました。講演の中で、オメガ3系脂肪酸の日本での認知度は58%と、米国の98%、ドイツ96%、英国95%、カナダ94%など他の先進国に比べて最も低いとする調査結果を公表しました。またサプリメント、機能性食品、海産物を合わせて換算したオメガ3系脂肪酸の利用率は、ロシア77%、ブラジル69%、ドイツ63%、中国61%、英国55%、米国51%などと比べ、日本は30%と低い利用率となっているとし、消費者への広報活動の重要性を訴えたそうで、かつて目標とされていた日本の残念な現実です。同じオメガ3系脂肪酸でもエゴマ油、亜麻仁油に多く含まれているアルファ・リノレン酸は、非常に酸化しやすく、複数の変換がされてからEPA・エイコサペンタエン酸に変化するのですが、日本人や島国で魚を食べてきた民族には、その酵素がないようで、DHA、EPAを直接摂る方がよさそうです。また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスが重要で、食事摂取基準では4対1程度の比率が望ましいとしていますが、太古は1対1、伝統的な和食では2対1といわれていますので、私は2対1程度をめざしています。私は1日1回は魚を食べ、さらに最もよいオメガ3脂肪酸といわれている質のよいオキアミオイルと魚油を合わせて毎日4g摂り、DHAは0.4g、EPAは0.6gになります。オメガ3系脂肪酸サプリメントの品質を見極める一つとして魚臭いものは低質だと思って間違いなく、多くの製品はコストの関係から魚の廃材から抽出されているそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、日本人の平均健康管理費用は月間わずか3000円だそうです。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率の最下位で、飛び抜けて低率です。また、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、世界文化遺産登録された和食離れが進み、この遺産は相続拒否されて食生活はドンドン不健康化しています。脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ心の病気は、栄養失調による脳内物質の不足によって引き起こされる食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会関連ブログ認知症予防&知能指数アップ! 「ツナ缶」がスゴすぎる効果魚食で健康寿命を延ばそう日本人のDHA不足は命を脅かすレベル、心筋梗塞等のリスク増…魚の缶詰を食べなさい!輸入も増える「魚」は食べるべきか、避けるべきか?EPA、DHAは加齢黄斑変性の予防に効果的魚を食べると認知症は予防できるのか魚を食べると頭がよくなる、その訳とは魚に含まれる「脳の栄養素」 血流改善や記憶力を高める効果食卓にもっと魚を 日本の消費量15年で3割減 SNSで調理法発信/子育て世代向け商品油のタイプ知り上手に摂取 リノール酸の取りすぎ注意 週3、4回は魚/エゴマ油も効果的高脂血症対策、まず食事から 野菜・魚を多めに 運動不足も解消オメガ3脂肪酸で致死的な心臓発作リスクが低減か魚を食べないと機能低下の危険! 脳梗塞やがん、アレルギーが増加する恐れも「魚油、体脂肪抑える」 京大がマウス実験 分解の細胞が増加魚をたくさん食べるとうつ病を予防できる 魚に天然の抗うつ効果認知症は食の影響も大きい 圧倒的に不足しているのは魚と野菜魚油由来のオメガ3脂肪酸で筋肉量と筋力アップ、60歳以上の男女で効果確認遺伝的にアルツハイマー病になりやすい人に魚の油、オメガ3脂肪酸が効果的脳の萎縮速度を4割も落とす2条件、魚の油に豊富な「オメガ3脂肪酸」と「ビタミンB」魚中心の地中海料理にはストレスやうつを軽減する効果あり魚の脂肪酸・DHA、失明や脳梗塞を防止、遺伝子の相互作用を解明油の摂取 偏りは禁物 脂肪酸、食品ごと特徴脳の健康を保つ食事 魚の脂肪酸を上手に摂取青魚などに含まれる「オメガ3脂肪酸」は、アルツハイマー病治療の救世主になる?DHA摂取へ、家庭や学校で食の見直し 給食の和食化、おやつ開発もがん社会を診る 魚を食べてリスク軽減健康維持にDHA・EPA 摂取目標「中トロ5切れ」健康診断の目的である脳卒中や心疾患など心血管疾患の予防に対する DHA・EPAの可能性魚をよく食べる食事スタイルは心臓を健康にするDHA・EPA 栄養の宝庫「魚食」のススメ 脳の活性化、メタボ予防にオメガ3系脂肪酸 脳や妊産婦、胎児など摂取の重要性を指摘魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効6月22日は「DHAの日」 日々の食生活で上手に取ろう野菜・魚の摂取と運動をDHAとARA 乳児の脳発達に重要な役割DHAがアルツハイマー抑制 京大iPS研究所乳児期に魚を食べると喘息リスクが低下する?魚から摂れる油は健康によいが、寿命は延びない? 米研究結果DHAが記憶能力を改善するメカニズムが明らかになった!魚を大切に食べよう NGO「ウーマンズフォーラム魚」 子供たちに調理法や食文化伝授魚や野菜、果物豊富な食生活がADHDを改善する可能性 米研究各種ビタミンとオメガ3脂肪酸で脳を若く、米調査魚をよく食べる女性は心臓も健康に、デンマーク研究アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究花粉症緩和に効果 魚成分、上手に摂取 DHAやEPA 「毎日魚を食べる」わずか2.7%マリンビタミンに脚光 健康と若さ保つ“特効薬”年に3回しか食べるべきでない? 養殖サケの危険性コレステロール 魚を食べ動脈硬化抑制脳の働き、食事で改善 重要な脂肪、小魚おすすめいつまで続く「魚食民族日本人」 魚離れ深刻青魚に多い脂肪酸、うつの改善などに効果DHA:毎日食べて認知症予防に効果 島根大チームが実証「いい体脂肪」になる2つの鉄則フード、「n3油」と雑穀をとる!魚食の便益は調理法に左右される魚介類に美白効果?! 「アスタキサンチン」のメカニズム解明がんと闘うために 栄養管理し体重維持を EPA 代謝異常を正常化青魚の脂 EPA摂取で脂質改善 動脈硬化を防ぎ、血液サラサラ慢性心不全患者でオメガ3系脂肪酸は効果あり、スタチンには効果を認めず魚好きが日本人の心臓を健康に保つ妊婦の魚摂取はリスクよりも利益が上回る妊娠中は魚を食べよう 米研究所が論文妊娠中の魚油摂取で子どもの視覚と手の協調が向上脳や目に働きかける話題の魚パワー、DHA&EPAで生涯現役!魚食の効用はメチル水銀リスクを上回るオメガ3脂肪酸は黄斑変性症による失明を予防心臓病予防、やはり魚に効果 厚労省研究班調査で裏づけ魚の油、心臓病予防に効果 2万人規模の研究で確認タマネギで魚の水銀を“解毒”しよう妊婦は魚の食べ過ぎに注意 水銀が胎児に影響 厚労省が注意事項を発表妊娠中に水銀が少ない魚をたくさん食べると子供が賢くなる、米国の研究クマにも解毒! サケを食べるクマがPCBに汚染魚と全粒穀物をもっと食べなさいオメガ3脂肪酸がアルツハイマー病による脳の損傷を防ぐ焼き魚は脳卒中の原因「心房細動」を予防する?!魚をよく食べると乳がんリスク4割減オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸魚を食べると、死亡リスクが減る&魚を食べると頭がよくなる一流スポーツ選手の「運動後の息切れ」、魚油サプリメントで改善冠動脈疾患予防のためにオメガ3系脂肪酸の摂取を魚類はアルツハイマー病発症リスクを低下させる***************************【以下転載】****************************認知症の原因の半数以上を占める「アルツハイマー病」では、アミロイドβ(ベータ)タンパクがたまり、脳の神経細胞が変性して死滅していく。結果として、脳が萎縮してさまざまな症状を引き起こす。しかし、高齢になったからといって、アミロイドβタンパクが急に増加するわけではないそうだ。日本認知症ケア学会理事長などを兼務する和光病院の今井幸充(ゆきみち)院長が説明する。「アミロイドβタンパクは、中年期以降、誰もが脳内に少なからずたまってきますが、それがアルツハイマー病の原因になることは知られています。さらに最近の研究では、アルツハイマー病を発症する何年も前から、このタンパクが蓄積され、性質が変化すると発症することが分かってきました。早い時期から予防に努めていただきたい」今井院長によれば、日頃の生活を少し見直すだけでも、認知症予防につながるという。たとえば、魚をよく食べるようにすること。疫学調査では、魚を1日1回食べる人のアルツハイマー病の危険度を「1」とするならば、食べない人は6倍に跳ね上がっていた。サンマやイワシ、サバ、マグロなど、魚に含まれる不飽和脂肪酸(DHA、EPA)が、アミロイドβタンパクの蓄積を防ぐそうだ。また、野菜や適度な飲酒もリスクを下げ、有酸素運動も役立つ。この食生活の見直しは、生活習慣病の改善にもつながっている。「九州大学久山町研究(疫学調査)では、糖尿病が主にアルツハイマー病の危険因子になり、中年期の高血圧は、血管性認知症の危険因子と報告されています。認知症予防では、生活習慣病予防も重要なのです」血管性認知症は、脳卒中による血管障害で脳神経がダメージを受け、認知機能が低下して起こる。九州大学の久山町研究報告を見ると、老年期に高血圧になった人より、中年期に高血圧だった人の方が、血管性認知症のリスクは高かった。血管性認知症は、アルツハイマー病と合併することがあるので、中年期から糖尿病と高血圧を抱えていると、認知症になりやすいのだ。生活習慣病を放置してはいけない。「認知症予防では、食生活の見直しで健康管理をすると同時に、コミュニケーション能力を高めて、脳に刺激を与えることも大切です。社会活動や社会参加をほとんどしていない人たちは、参加している人と比べてアルツハイマー病の危険度は、8倍以上も高いのです。リタイア後の引きこもりは、アルツハイマー病につながりやすいといえます」(今井院長)“定年後”も、人や地域との交流を忘れずに。(安達純子)■生活改善で認知症を予防する5カ条 一、野菜や魚などをふんだんに取り入れるなど、食生活の改善を行う 二、週に3回以上、有酸素運動をする 三、十分な睡眠時間を確保する 四、楽しく学習するなど知的な行動習慣を持つ 五、社会活動や社会参加を心掛ける(出典:ZAKZAK)
2017/11/17
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 世界有数の長寿大国として知られる日本。2017年7月公表の平均寿命は男性80.98年、女性87.14年と、いずれも過去最高となっている(厚生労働省「2016年簡易生命表」調べ)。平均寿命とは、その年に生まれた0歳児が、平均して何年生きられるかを示す。1986年の平均寿命は男性75.23年、女性80.93年だったので、この30年だけでも5年以上延びたことになる。2016年生まれの男性の4人に1人、女性の2人に1人が90歳まで生きる計算だ。大事なのは健康寿命しかし、平均寿命が延びたとしても、健康で生きられる期間、いわゆる「健康寿命」が延びなくては、ありがたみがないだろう。平均寿命だけでなく健康寿命も延びているのか。また、今後、延びる余地はあるのだろうか。統計から読み解いていこう。どういう期間を「健康で生きられる期間」と考えるかは、国の定義に倣って「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とここでは定義する。また、分析には厚生労働省が行っている「国民生活基礎調査」で3年おきに尋ねている「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問の結果を用いる。2016年の健康寿命は、簡易生命表と国民生活基礎調査の結果を使って筆者が計算したところ、男性72.14年、女性74.49年だった。3年前は男性71.19年、女性74.21年だったことから、この3年間で、健康寿命は男性が0.95年、女性が0.58年延びたことになる。その間の平均寿命の延びは、男性が0.77年、女性が0.53年であるため、健康寿命の延びが平均寿命の延びをわずかに上回っていた。時系列でみても、2010年以降、健康寿命の延びが平均寿命の延びを上回っており、健康寿命と平均寿命の差、すなわち「健康上の問題で日常生活に影響がある期間(不健康期間)」はわずかながら改善傾向にある。しかし、男性で約9年、女性で約12年と依然として長いことに変わりはない。不健康期間というと、「高齢期に介護を必要としている期間」を想像しがちであるが、不健康期間はそれだけを表しているわけではない。生まれてから今までに健康上の問題で日常生活に影響があった期間を足し合わせた結果を指している。また、ここでいう「日常生活」とは、「日常動作」のほか、「外出」「仕事・家事・学業」「運動」などであり、必ずしも介護を必要としているわけではない。高齢になればなるほど男性のほうが元気「健康上の問題で日常生活に影響がある」の割合は、全年齢平均で男性が12.0%、女性が14.7%だった。年齢別にみると、当然年齢とともに高くなり、特に70歳以降で急激に上昇することがわかる。男女を比較すると、60~74歳を除くすべての年代で「日常生活に影響がある」割合は女性のほうが高い。そのため、女性は平均寿命では男性を6.16年上回っているにもかかわらず、健康寿命ではその差が2.65年にまで縮小しているのだ。また、健康上の問題で日常生活に影響がある割合を年齢別にみた場合、2004年と2016年を比較すると60歳未満の現役世代では、ほぼ横ばいで推移しているのに対し、60歳以上の高齢者では継続的に改善していた。たとえば2016年の65~69歳は2004年の60~64歳と同水準となるなど、65~79歳では、この12年間で5歳分程度、若返っているといえそうだ。また、日常生活に影響がある割合の男女差は、70歳未満の世代では近年大きな変化はない。しかし、70~79歳では、女性の改善が著しく、男女差は縮小している。一方で、80歳以上では逆に男性の改善が大きかったため、男女差が広がっていた。「健康寿命」を延ばすには健康寿命は、都道府県による健康格差を縮小するためや、保健医療に関する取り組みの計画や評価を行うために導入した指標であり、同じ条件で計算しているため諸外国や都道府県間、時系列で比較するのに適している日本では、国民の健康寿命を2020年までに 2010年の値から1歳以上、2025年までに2歳以上延ばすことを目標としている。今回の結果で2020年までの目標はクリアする見通しだ。男性で約9年、女性で約12年という不健康期間は決して短くはない。ただ近年、高齢者の健康上の問題で日常生活に影響がある割合は改善しており、今後の不健康期間の男女差の縮小や健康寿命の延伸に期待がもてる。懸念を1つ挙げるとすれば、現役世代(60歳未満)の「日常生活に影響がある」割合にほとんど改善がみられないことだろう。健康寿命というと、高齢者の問題だととらえがちであるが、延伸のためには若い頃からの健康改善も重要となる。(出典:東洋経済)
2017/11/15
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなので十分よい結果は期待できません。21年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)・2016年2,000万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順安全に血糖を下げながら、脳・心血管疾患を抑制する糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ野菜や果物などの「植物性食品」が糖尿病リスクを下げる「決め手」に炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に糖尿病、初の1000万人 昨年推計 国民健康・栄養調査、高齢化が影響2型糖尿病患者は、アジア人でもがん死リスクが高い日本糖尿病学会の食事指導は本当に正しい? 患者は炭水化物をメインに食べるべき!?好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか30代糖尿病、心疾患18倍 男性「50代相当リスク」アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証糖尿病、闘病期間長いと脳が萎縮糖尿病の予防に効果的なのは? 筋トレ vs 有酸素運動「少し太っているほうが健康」に根拠なし 糖尿病リスクは確実に上昇している徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道糖尿病、点数で確率予測 国立国際医療研究センター、予備軍発見に活用低糖質食、もっと身近に 増えるメニュー コンビニや外食、普段から肥満・糖尿病予防歩いて病気予防、目安は? やりすぎると免疫力低下 糖尿病なら1日8000歩/早歩きで負荷プラスどんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める糖尿病や認知症予防まで!? 筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」糖尿病発症にもつながる? 実は怖い筋肉の老化足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす下肢切断のリスクに医師が警鐘健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍糖尿病予防に「ベジ・ファースト」 血糖値の上昇緩やかに世界糖尿病デーは11月14日 ブルーサークルで健康的な食事を拡大肥満で増すがんの危険 痩せすぎもリスク 糖尿病・心筋梗塞だけじゃない危険すぎる糖尿病の現実! 深刻な患者の“理解不足” 失明や心筋梗塞など合併症リスク増睡眠時間に関係なく「夜更かし」は糖尿病の引き金に? 認知症、筋肉量の減少もリスク上昇玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう糖尿病の重症化防げ2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め****************************【以下転載】**************************** 11月14日は「世界糖尿病デー」。2006年に国連によって正式に認定された日である。世界保健機関(WHO)から、14年時点で約4・2億人の成人が糖尿病であると衝撃の報告があった。国内では、厚生労働省が発表した「2016年国民健康・栄養調査」によると、「糖尿病が強く疑われる人」が1000万人に達したことが明らかになった。予備軍を合わせるとその数は2000万人を超えるという推計も出ている。「世界糖尿病デー」を機に改めて糖尿病の怖さと対処法などを考えてみたい。糖尿病とは、膵臓(すいぞう)で分泌されるインスリンというホルモンの量が不足したり、働きが悪くなることで、血液中のブドウ糖が多くなりすぎた状態(高血糖値状態)が長く続く病気。遺伝的な体質に加えて、食べ過ぎや運動不足、ストレスといった環境的な要因によって発症する。「自覚症状がないのが、糖尿病の怖いところです。血糖値の高い状態を放置しておくと、さまざまな合併症を引き起こし、健康を脅かす可能性があります。神経障害、網膜症、腎症の3大合併症をはじめ、足の壊疽(えそ)、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こす危険性があります」。そう話すのは、糖尿病や高血糖治療に詳しい(公財)日本国際医学協会理事長で、(医)健隆会 石橋医院(東京都世田谷区)の石橋健一院長だ。さらに注意が必要なのが、食後の高血糖だと石橋院長は言う。「食後2時間の血糖値が140mg/dlを超えている状態を“食後高血糖”と呼びます。また、血糖値が急激に上下動することを“血糖値スパイク”と呼びます。健康診断の結果が基準値内でも血糖値スパイクが発生している可能性があり注意が必要です」。そうならないためには、血糖コントロールが大事だという。その基本となるのが、食事と運動だ。「“糖質に偏らない食事”“野菜から先に食べて、早食いをしない”“食後に有酸素運動をする”等を心がけてください。併せて、食後血糖値上昇の抑制効果が認められた、グアバ葉ポリフェノール入り茶飲料を食事中に飲用するのも一つの方法です」「世界糖尿病デー」を機に、自身の生活習慣を見直すとともに、血糖コントロールを意識していきたい。(出典:ZAKZAK)
2017/11/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。OECD公表の2017年版医療に関する報告書によると、日本の認知症有病率は、OECD加盟35か国の中で最も高く、日本は世界で最も高齢化が進んでいるためとみられています。OECDの担当者は「日本は高齢化が他の国より早く進んでいる。認知症を含め、加齢に関連した病気への対策が喫緊の課題だ」と指摘したそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。脳に刺激を与えるには、運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回がよさそうです。しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 ****************************【以下転載】****************************日本の認知症患者の割合(有病率)は、経済協力開発機構(OECD)加盟35か国の中で最も高いことが、OECDが公表した2017年版の医療に関する報告書でわかった。年齢が上がるほど認知症有病率は高まる傾向にあり、日本は世界で最も高齢化が進んでいるためとみられる。報告書によると、日本の人口に対する認知症有病率は2・33%で、OECD平均(1・48%)を大きく上回り、最も高かった。2位はイタリアの2・25%、3位はドイツの2・02%だった。日本の有病率は20年後の37年にはさらに上昇し、3・8%に達すると推定されている。OECDの担当者は「日本は高齢化がほかの国より早く進んでいる。認知症を含め、加齢に関連した病気への対策が喫緊の課題だ」と指摘している。(出典:読売新聞)
2017/11/13
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代を乗り切るためには、充分な健康管理をしながら生涯現役が重要ですが、どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。企業に対して希望者全員を65歳まで雇用することを義務付けた2013年4月の改正高年齢者雇用安定法から4年が過ぎ、定年後に継続雇用された人の割合は、2015年には82%で、65歳以上でも働くのが当たり前の時代になったようです。高齢になっても働き続けるには、体力・モチベーションの維持・気力が重要とはわかっていても、そのために実行していることは特にない人が大勢を占めているそうで、不安は感じても何もしない傾向のある日本人らしいです。15カ国の定年退職に関する意識調査で、定年に向けた準備が最も整っていない国は日本で、老後の準備という観念が他国よりも薄く、50%が国民年金を定年後の主な収入源として挙げているそうです。定年退職後の生活にオランダ人が抱いている最も一般的なイメージ が「娯楽(62%)」、中国人が「自由(50%)」、米国人が「愉快(43%)」であるのに対し、「退屈(20%)」と答えたのは日本人が最多だそうです。2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。最近の関連ブログ 新しい順生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク定年後も働き続けるため、50代が準備していること年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか定年男性が陥る「三悪行」を避けるには介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは?「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードにダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験ありスマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ男性より切実? 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2017/11/12
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。認知症と診断される10年以上前から平均的な認知機能の低下が明らかになり、約3年前から加速するそうです。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。脳に刺激を与えるには、運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回がよさそうです。しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 大学研究 認知症、生活習慣で予防 中年期からの高血圧は認知症リスクが10倍!? 認知症サポーターに「上級」 厚労省、育成へ講座費補助 カギは糖尿病予防と牛乳 久山町研究から見えてきた認知症予防策 料理こそ認知症予防 料理通して「達成感」が大事 ウォーキング、階段が脳を若々しく保つ 活発な運動が認知症の予防に効果的 OECDが考える日本の認知症ケアの課題とは? 認知症に対する世界の取り組み 運動によってアルツハイマー病の原因物質をつくる酵素GSK3βの活性化阻害が判明 注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法注意すべき「アルツハイマー型認知症」初期サイン4つと予防法 福祉国家スウェーデンの認知高齢者ケア 45%が一人暮らしを継続 メタボリックシンドロームが認知症リスクを上昇 若いうちから対策を 認知症には「中年からの運動」が有効ー米ボストン大学報告 アルツハイマーの爆心地”青斑核”が、認知症治療に革命を起こす 認知症を防ぐには 「歩きながら計算」で頭の体操 認知症大国・日本で始まりつつある研究とは 認知症を予防できる時代が到来!? 認知症、「脳のごみ」除き予防 検査装置や治療薬 開発進む 食事、運動、脳活 今すぐできる「認知症予防」 認知症対策に「強めの筋トレ」 記憶力改善に効果 ****************************【以下転載】****************************認知症発症の数年前から、認知機能低下が増加していることが縦断的研究で示唆されている。米国・ワシントン大学のGe Li氏らは、Cognitive Abilities Screening Instrument(CASI)の認知機能テストにおけるスコアの軌道により、正常な老化と比較した認知機能の変化を推定しようと試みた。Journal of the American Geriatrics Society誌オンライン版2017年9月21日号の報告。米国の健康維持機構(health maintenance organization:HMO)のコミュニティーメンバーを対象としたプロスペクティブコホート研究。対象は、ベースライン時に認知症でなく、CASIスコアを2回以上測定した65歳以上の4,315人。認知症診断前の軌跡変化である平均縦断的軌跡は、CASI項目反応理論(item response theory:IRT)スコアより推定した。性別、教育レベル、APOE遺伝子の認知機能の軌跡への影響を評価した。 主な結果は以下のとおり。・認知症診断者は、正常な老化と比較して、CASI IRTにおいて臨床診断の10年以上前に認知機能低下が明らかであった。・平均IRTスコアの低下は、男性、低学歴、APOEε4対立遺伝子1以上との関連が認められた。・認知症診断者の軌跡変化点は、平均臨床診断前の3.1年(95%CI:3.0~3.2)と推定され、その後認知機能低下が加速する傾向であった。・変化点は、性別、教育レベル、APOEε4遺伝子型で違いは認められなかった。・性別とAPOEε4遺伝子型による軌跡傾斜にわずかな差が認められたが、教育による差は認められなかった。著者らは「認知症と臨床診断される10年以上前から、平均的な認知機能の低下が明らかであった。この減少は、臨床診断の約3年前に加速する」としている。(出典:ケアネット)
2017/11/11
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなので十分よい結果は期待できません。21年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)・2016年2,000万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ野菜や果物などの「植物性食品」が糖尿病リスクを下げる「決め手」に炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に糖尿病、初の1000万人 昨年推計 国民健康・栄養調査、高齢化が影響2型糖尿病患者は、アジア人でもがん死リスクが高い日本糖尿病学会の食事指導は本当に正しい? 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がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう糖尿病の重症化防げ2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め****************************【以下転載】**************************** 東大などのグループ、糖尿病合併症抑制で好成績肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と関係の深い2型糖尿病は、突然死に至る心筋梗塞や脳梗塞といった合併症につながるためきちんと治療する必要がある。世界的にも糖尿病患者が激増する中、それらの合併症を抑制する有効な治療法はこれまで明らかにされていなかったが、日本発の研究によって安全に、脳・心血管疾患を抑制できる可能性が出てきた。生活習慣の改善重視研究を行ったのは、東大病院糖尿病・代謝内科の門脇孝教授と国立国際医療研究センター研究所の植木浩二郎糖尿病研究センター長らのグループ。平成18年から28年にかけ、全国81の施設で、心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクとなる高血圧か脂質異常を併せ持った2型糖尿病患者2542人を2群に分け、片方には従来の日本糖尿病学会の治療目標を設定し、もう片方には、より厳しい目標を設定した強化療法を行ってもらった。従来治療群の目標は、過去1~2カ月の血糖の平均値であるHbA1cが6・9%未満、血圧が130/80ミリHg未満、悪玉のLDLコレステロールが120ミリグラム/dL未満。一方、強化療法群はHbA1c6・2%未満、血圧120/75ミリHg未満、LDLコレステ80ミリグラム/dL未満に設定した。強化療法の患者には、目標達成のため、薬物療法以外に運動療法として歩数を増やすよう目指し、食事療法として、その内容を記録し、振り返りを行ってもらった。その結果、平均8・5年の治療期間で、脳梗塞や心筋梗塞、死亡などに至った患者数(主要評価項目)が、強化療法群では従来治療群に比べ24%減少(喫煙状況などを加味し数値補正済み)、そのうち脳梗塞は58%も減少していた。また、合併症である腎症(腎臓病)が32%減、網膜症も14%減少した。世界初のデータ糖尿病患者に対しては、早期から血糖の値を下げる治療を行うと、合併症が抑制できることが既に分かっていた。だが、2008年に米国で発表された約1万人を対象とした研究では、薬剤主体で血糖を下げたところ、死亡率が1・2倍に増え、また、意識障害などにつながる重症低血糖が16%発生したため中止となった。一方、今回の研究では強化療法群の脳・心筋梗塞での死亡は1件もなく、重症低血糖も0・1%以下にとどまり、「安全に血糖を下げながら、脳・心血管疾患を抑制するという世界初のデータを、大規模研究の形で出すことができた」と門脇教授は語る。この研究は9月の欧州糖尿病学会で発表され、反響を呼んだ。今後、日本の治療目標が改定されたり、欧米の基準にも影響を与える可能性がある。今回の研究結果は、強化療法群の効果が目立つ形になっているが、従来療法群でも、それより約10年前のデータに比べ脳梗塞・心筋梗塞合わせた発症率は半分程度に抑えられているという。門脇教授は「患者さんには現行の治療目標をまず達成してほしい。もっと頑張れば合併症のリスクがさらに下がるということだ」と話している。健康寿命延伸への国民課題今回の研究は厚生労働省の戦略研究として行われた。健康寿命を全うするための国民的な課題として、健常者より寿命が約10年短く、国民の約6人に1人が患者か、その予備群である糖尿病が、自殺とともに最初の研究分野に選ばれた。糖尿病分野では、課題となっている(1)予備群からの発症予防(2)かかりつけ医での治療中断者の減少(3)患者の脳・心筋梗塞といった合併症抑制-を目的とした臨床研究を実施。3番目の門脇教授らの大規模研究(J-DOIT3)は合併症の30%抑制を目標に、世界の研究者が注目していた。(出典:産経新聞)
2017/11/10
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿社会100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】**************************** 「人生100年の時代」と言われる。日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性は80.98歳(2016年)で、いずれも香港に次いで世界2位。国立社会保障・人口問題研究所の推計では女性の平均寿命は45年に90歳を超え、100歳以上人口は38万人と現在の6倍近くに達する。秦の始皇帝が願い続けた不老長寿。「人類の夢」を日本は世界に先駆けて実現しつつある。しかし我々が望むのは、ただ長生きすることではない。元気に活動できる状態で、長く人生を楽しむことだ。健康寿命を延ばすにはどうしたらいいか。何人もの医師に尋ねたところ、最も多かった答えは「働き続けること」だった。夢の長寿社会の日本だが少子化は深刻だ。働き手は減り続け、生産年齢人口(15~64歳)は50年後には現在の6割程度の水準にまで落ちる。労働力不足はこの先さらに深刻になる。働き手の確保と健康寿命の延伸。両方を実現するためには、年齢に関係なく活躍できる仕組みが必要だ。しかし日本には「定年」という不条理の壁が立ちはだかる。以前、ある企業でシニア社員向けの講演を依頼された。人事担当者は「50歳を過ぎた社員の多くは、やる気を失ってしまう。彼らの意欲がわくような話をしてください」という。その会社の人事制度を聞くと、53歳で役職定年、60歳で定年。65歳まで再雇用を選べるが、給与は仕事の成果にかかわらず3割程度になるという。僕は担当者に尋ねた。「君が50歳になったとき、この人事制度の下でやる気がでると思う?」と。答えはノーだった。年齢だけを理由に役職を奪われたり、待遇を下げられたりすることは、働き手の意欲を確実にそぐ。やる気のないシニアを横目に仕事に追われることになる若手や中堅社員にもマイナスだ。定年制を廃止し、意欲と体力と能力さえあれば何歳でも働き続けられる社会に今すぐ移行すべきだ。人生100年時代を生きる働き手には、組織にぶら下がろうとするのではなく、培ってきた経験や能力を生かせる場所を見つけてほしい。第一線を離れベンチを温めていると、仕事力はどんどん落ちてしまう。今の組織で自分の力を発揮できなくなったと感じたら、何歳であっても新しい仕事に挑戦すべきだ。行動を起こすのに遅すぎることはない。誰にとっても今この瞬間が、これからの人生で最も若い時なのだから。(出典:日本経済新聞)
2017/11/09
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。脳に刺激を与えるには、運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回がよさそうです。しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 新しい順認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 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2017/11/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。不眠症状は、ベッドに入ってもなかなか寝つけない「入眠困難」、深夜に目が覚めてしまう「中途覚醒」、必要以上に早く目覚めてしまう「早朝覚醒」の3つに大別され、最も多いのが中途覚醒で、中途覚醒と早朝覚醒は年をとるほど増えることが分かっているそうです。私は古希を過ぎていますが、最高品質のノコギリヤシと運動などの的を射た生活習慣のお蔭で、毎日快眠なのはapple watch2による睡眠アプリの睡眠効率で確認しています。欧米先進国と比べて日本人の睡眠時間は短く、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れているようです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、なるべく7時間は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch2で毎日チェックしていますが、90%前後で、深い睡眠も30%以上あり、体感の快眠が裏付けられています。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順睡眠科学でも超重要! 時計遺伝子の発見にノーベル賞日本人は世界で最も寝起きが悪い、睡眠分析アプリで判明「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者慢性的な睡眠不足が脳に与える影響とは?「睡眠負債」で認知症に? 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"不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】**************************** 仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」ではないだろうか。また、年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多いに違いない。もう眠りで悩まないための、ぐっすり睡眠術をお届けしよう。不眠症状は大きく3つに分けられる。ベッドに入ってもなかなか寝つけない「入眠困難」、深夜に目が覚めてしまう「中途覚醒」、必要以上に早く目覚めてしまう「早朝覚醒」だ。このうち、最も多いタイプが中途覚醒。日本大学医学部精神医学系の内山真さんは「中途覚醒と早朝覚醒は年をとるほど増えることが分かっています」と指摘する。成人2559名を対象にした内山さんらの調査によると、週に3回以上中途覚醒がある人は、男性は40~50代が10.5%に対して60歳以上は23.1%、同じく女性は40~50代が14.5%に対して60歳以上は19.9%だった。全体では40~50代が12.7%だったのに対して60歳以上になると21.2%に増えている(下グラフ)。年を取ると中途覚醒が増える(女性心身医学 19(1):103-9,2014)中でも多いのは尿意で目が覚めること。若い頃はいったん眠ってしまえば朝まで目が覚めなかったものだが、中高年は夜中にトイレに起きることが珍しくなくなる。悩んでいるのはアナタだけではない。50代になると、実に60%以上の人が夜中にトイレに行くようになるという報告もある(日本排尿機能学会誌 14(2):266-77,2003)。病気が潜んでいる可能性もでは、どうして年を取ると中途覚醒が増えるのだろう?「一番の原因は、睡眠が浅くなって目が覚めやすくなること。腎臓や膀胱など、泌尿器の機能が低下して排尿回数が増えることもあるでしょう」と内山さんは話す。男性の場合、膀胱の下についている前立腺が肥大してトイレが近くなることもある。一晩に1回、目を覚ます程度の場合は、後述する生活習慣の改善によって中途覚醒を減らせる可能性も高い。しかし毎晩2回も3回も目を覚ますようなら問題だ。また、「中途覚醒が多いのに昼間は眠くて仕方がない場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や周期性四肢運動障害(睡眠中に手足が動くことで目が覚めやすくなる)といった病気が潜んでいるかもしれません」と内山さん。SASは睡眠中にしばしば呼吸が止まる病気だ。原因は舌の根元が落ち込んで気道がふさがることで、大きないびきをかく。呼吸が止まるたびに睡眠が浅くなるので睡眠不足になり、中途覚醒も起こしやすくなる。いびきが気になる人は睡眠の質や呼吸の状態を調べる「簡易型PSG検査」を受けてみるといいだろう。料金は保険適用で3000円程度。全国の睡眠障害を扱うクリニックで受けられる。ストレスが強いと眠れなくなることは広く知られているが、症状は入眠困難だけではない。眠れたとしても睡眠が浅くなるため、中途覚醒も起こしやすくなるという。また、「悪夢を見て中途覚醒を起こすことが多い人はレム睡眠(筋肉は休んでいるが、脳は働いていて夢を見る睡眠)に障害がある可能性がある」と内山さん。これらの病気の可能性が疑われる場合、早めに受診することが大切だ。病気ではなく、単なる老化現象の一つだとしても、中途覚醒はあまり気分のいいものではない。できれば昔のように、朝までぐっすり眠れるのに越したことはないだろう。そこで、「中途覚醒の防ぎ方」を内山さんに聞いた。1. ベッドにいる時間を短くする 年を取ると基礎代謝が落ちるため、必要とする睡眠時間が短くなっていく。一般に10年で10分ほど短くなり、平均睡眠時間は25歳で7時間、45歳で6時間半、65歳で6時間程度になっている(Sleep. 2004 Nov 1;27(7):1255-73)。「睡眠は長ければ長いほどいいわけではありません。必要な睡眠時間が短くなっているのに、若い頃と同じ時間眠ろうとすれば、当然睡眠は浅くなります。特に男性は年を取ると朝型になって早く眠るようになる。そのため、睡眠時間が必要以上に長くなりがち。実際、ベッドにいる時間を30分短くすると、中途覚醒が治る人は多いですよ」(内山さん)一見、荒療治のようにも思えるが、深刻な睡眠不足が続いていれば中途覚醒は起きにくくなるだろう。睡眠時間を短くすれば、睡眠は深くなる。就寝時刻を30分遅くしてもいいし、起床時刻を30分早めてもいい。内山さんによると、「睡眠時間が同じでも、布団の中で眠れずに過ごした時間が長いと起きたときの不快感が強くなる」という。中途覚醒が気になる人は、ぜひ試してほしい。2. 定期的に運動する習慣を持つ 疫学調査から、運動の習慣がある人は中途覚醒を起こしにくいことが確認されている。そのメカニズムははっきり解明されていないが、単に疲れて眠くなるわけではない。1日だけ運動した場合と比べても、長期的に運動を続けていると深い睡眠が増え、中途覚醒が減っていた(Sports Med. 1996 Apr;21(4):277-91)。3. 寝る前は必要以上に水分を取らない 睡眠中は意外に汗をかく。脱水を心配して、就寝前後にコップ1杯の水を飲むことを習慣にしている人もいるだろう。起きてから飲むのはいいのだが、就寝前の水分補給は要注意。もしかすると、それが夜中のトイレの原因になっているかもしれない。 「寝る前に水を飲めば、確実に夜中にトイレに行きやすくなります。それを気にして水を飲まないようにするのは良くありませんが、のどが渇いていなければ無理に水を飲む必要はありません」と内山さん。 ちなみにSASがあると、睡眠中にのどが渇くだけでなく、尿の量も増えるという。「呼吸が止まると心臓への血液流入量が増える結果、体内の水分が多すぎると判断され、排出しようとする働きが強くなるため」(内山さん)だ。4. 寝酒をしない 寝酒は決して快眠につながらない。少量のアルコールはむしろ興奮作用があるし、大量に飲んだ場合は寝つきだけは良くなるが、睡眠が浅くなって中途覚醒を起こしやすくなる。「アルコールには利尿作用があるので、尿意も感じやすくなります」と内山さん。寝酒は睡眠全体に悪影響を与えるが、とりわけ中途覚醒を招きやすいことを覚えておこう。内山真さん 日本大学医学部精神医学系主任教授 1954年生まれ。東北大学医学部卒業。ドイツ留学、国立精神・神経センター(現精神・神経医療研究センター)精神保健研究所精神生理部長などを経て、2006年より現職。日本睡眠学会理事長。著書に『睡眠の病気』(NHK出版)、『睡眠のはなし』(中公新書)など。(出典:日経ビジネスオンライン)
2017/11/07
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできていますが、激しい運動にはリスクがあります。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 運動不足が死亡原因となるのは、世界平均が9%、日本人は16%だそうで、日本人は運動嫌いが多いようです。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめで、両陛下も習慣にされておられます。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると1年ごとに1%減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・がんとの闘い、筋肉が大事 手術、薬に耐える余力を・週1時間ランニングをするごとに寿命が7時間延びる可能性・たった2週間で筋力が30%ダウン? 本当に怖い「運動不足」・究極の老化予防は「30分1回立ち上がる」 歩くよりも病気になりにくい不思議・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400とアップルウォッチ2を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は113・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は131・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は150しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************「トライアスロンに初めて挑戦するとき、特に中高年男性は、隠れた循環器疾患があると初回のレースで死亡する可能性がある」―。そんな気になる研究結果が米国の医学雑誌「Annals of Internal Medicine」の電子版に発表されました。米国ではレース中や終了後の死亡・心停止が30年間で135人トライアスロンは米国で1970年代に始まり、その後世界中に広まりました。米トライアスロン連盟によると、2015年に米国内で行われたレースには46万人を超える参加者がありました。日本の競技人口も右肩上がりに増加しており、トライアスロンを趣味にする経営者の話題もたびたび紹介されています。しかし、トライアスロン中、またはレース終了後の死亡事例はなくならず、アスリートの安全に関する懸念は続いていました。そこで米Abbott Northwestern病院のKevin M. Harris氏らは、1985年から2016年までに米国で行われたトライアスロンのレース中・レース後に死亡した人、および心停止後に蘇生した人についての情報を集めました。死亡は、外傷性ではない突然死と、外傷に起因する死亡に分けました。突然死、心停止からの蘇生、外傷関連の死亡は、計135人に発生していました。107人が突然死しており、13人は心停止後に蘇生し、15人は外傷により死亡していました。平均年齢は46.7歳(最低は15歳、最高は80歳)で、115人(85%)が男性でした。死亡と心停止の多く(135人中90人)は、スイム中に発生していました。それ以外の22人はバイク(自転車)、15人はランの間に、8人はレース後のリカバリー時間に死亡または心停止を起こしていました。外傷によって死亡した15人は、全員がバイク走行中の衝突事故による外傷によって亡くなっていました。レース経験についての情報があった68人のうち、26人(38%)は、初めてのレース参加でした。なお、死者のなかに、プロ選手やアマチュアのトップクラスの選手はいませんでした。情報がそろっていた、2010~16年に行われたレースの参加者を対象に、年齢と性別別に、死亡または心停止の発生率を推定しました。年間10万人の男性がレースに参加したとすると、2.40人が死亡または心停止を経験し、女性ではその割合は0.74人と推定されました。男性の死亡または心停止は、年齢の上昇とともに増えており、年間10万人当たりの発生率は、30歳未満では2.22人、30代は2.64人、40代は6.08人、50代は9.61人、60歳以上は18.61人になりました。一方で、ショート(スイムの距離が750m以下)、ミドル(751mから1マイル)、ロング(1マイル超)と、レースの距離が延びても、死亡または心停止のリスクに差は見られませんでした。4割強に冠動脈の狭窄など循環器の異常あり検視官による解剖の結果が得られた61人の死者のうち、27人(44%)に、循環器の異常が認められました。18人にはアテローム性の冠動脈狭窄が、3人に肥大型心筋症が、1人に先天性冠動脈異常が、2人に僧帽弁の粘液腫が見つかり、1人に不整脈原性右室心筋症、2人に大動脈/血管の解離が認められました。循環器疾患以外の原因が明らかになったのは5人で、そこには熱中症が2人含まれていました。心停止後に蘇生した13人のうち4人は、その後に冠動脈疾患に対する外科的治療を受け、1人は先天性の大動脈弁疾患に対する手術を受けました。トライアスロン中の死亡と心停止は、中高年男性に多く発生しており、死後の解剖によって初めて、循環器疾患の存在が明らかになった死が少なくありませんでした。初回参加時の死亡が多かったことから、レース参加前に、隠れた循環器疾患があるかどうかを検査しておく必要性が高いと考えられます。また、スイム中の死亡が多かったことは、レース主催者が、より充実した救助システムを準備すれば、死亡を減らせる可能性を示しています。(出典:日経グッディ)
2017/11/06
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。感染症との闘いに終わりはありませんので、予防が重要で、手洗いが効果があるそうです。私は免疫力が高いので、特に予防策をしなくても風邪やインフルエンザとは無縁です。万が一、かかっても風邪なら一晩で治す自信があります。・新型インフル大流行の懸念に「世界は準備不足」WHO◆心がけたい予防策・手洗い:石鹸を使って丁寧に20秒以上 共用の布タオルはダメ 正しい手の洗い方 農林水産省 液体洗剤は合成洗剤がほとんどなので手荒れの恐れが強いです。・手の消毒 私は手荒れするアルコールは避け、ハーブを活用しています。・咳エチケットの励行・不織布製マスク かかった場合は感染拡大を防ぎます。・感染者の2メートル以内に近づかない・鼻呼吸にする・よく噛んで唾液を出す・自己免疫力を高める 的を射た健康管理が一番重要だと思っており、私は自己免疫力が強い自信と確信があります。・流行地への渡航、人混みや繁華街への不要不急な外出を控える・備蓄新型インフルエンザ あなたの?に答えます(予防編) 政府インターネットテレビ新型インフルエンザ あなたの?に答えます(受診と療養編) 政府インターネットテレビインフルエンザ(総合ページ) 厚生労働省新型インフルエンザ 個人でできる対策 厚生労働省新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド 農林水産省私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。****************************【以下転載】****************************インフルエンザに食中毒と、秋~冬にかけては感染症に注意が必要な季節。発症してから慌てるより予防に力を入れよう。感染症の予防策のうち、手軽だが最も強力なのは「手洗い」だ。外出後や食事の前には必ず手を洗いたい。幼児じゃないんだからと侮るなかれ。流しっ放しの水流とせっけんで手指を洗うと「手洗いなし」と比較して、細菌どころかウイルスの感染力や遺伝子量を100分の1未満に抑えられる。CDC(米国疾病対策予防センター)のホームページには「細菌と戦え! 手を洗え!(Fight Germs. Wash your Hands!)」と題した特設ページが用意されている。「なぜ、この方法がいいのか」という根拠と、動画解説もあるので参考にするといいだろう。CDCが推奨する手洗い方法は、(1)流水で手をぬらし、水を止めてせっけんをつける──水の温度は冷たくても温かくてもいい。熱いお湯のほうがより除菌できる、というわけではない。 せっけんは普通のタイプで十分だ。「薬用せっけん」を使い続けると、除菌どころか逆に耐性菌を生み出す危険性が増す。米国食品医薬品局は、薬用せっけんの販売を禁止しているくらいだ。(2)せっけんを泡立て、手のひらから手の甲、指の間、指先から爪の間までまんべんなく塗りつける。爪の間は、泡を盛った手のひらを引っ掻くようにするといい。(3)手を少なくとも20秒間、こすり合わせる。タイマーを使ってもいいが、CDCお勧めの方法は「ハッピーバースデー」を2回歌い切る間、だそうだ。(4)流水で手をきれいにすすぐ。(5)清潔なタオルで手を拭く。エアタオルを家庭に備えることは難しいので、ペーパータオルを用意しておくといいだろう。近くに水道やせっけんがない場合は、除菌成分としてアルコール濃度が60%以上のウエットティッシュで「ごしごし」拭くこと。アルコール濃度が60%未満、あるいは他の消毒成分に関しては、十分な除菌効果が認められていない。過剰に神経質になる必要はないが、特にお年寄りがいる家庭では、手洗いを家族の習慣にしたい。(出典:ダイヤモンドオンライン)
2017/11/05
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。筋肉の太さは若い頃と変わっていないように見えても、運動不足などが原因で筋肉の構成が変化し、質が低下している例が多く、女性だと30~40代から質低下が認められるそうです。筋肉の質低下には2段階あり、まず白筋が細くなり、筋線維のバランスが崩れて筋力が衰え、筋線維の衰えが赤筋にまで及ぶと、筋肉の質はさらに低下して筋線維の束にすき間ができて、そこに水分や脂肪、結合組織などが詰まってしまうそうです。元気に動ける体を維持するためには、筋肉の質にも注目したいですね。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 運動不足が死亡原因となるのは、世界平均が9%、日本人は16%だそうで、日本人は運動嫌いが多いようです。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめで、両陛下も習慣にされておられます。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると1年ごとに1%減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・中年の運動不足が脳の萎縮を促す・がんとの闘い、筋肉が大事 手術、薬に耐える余力を・週1時間ランニングをするごとに寿命が7時間延びる可能性・たった2週間で筋力が30%ダウン? 本当に怖い「運動不足」・究極の老化予防は「30分1回立ち上がる」 歩くよりも病気になりにくい不思議・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400とアップルウォッチ2を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は113・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は131・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は150しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** 少しきつい運動を習慣に 女性は30~40代から筋肉の太さは若い頃と変わっていないように見えても、「質」はどうだろうか。運動不足などが原因で筋肉の構成が変化し、質が低下している例が多いという。元気に動ける体を維持するために、筋肉の質に注目しよう。筋肉は髪の毛ほどの太さの筋線維という細胞が束ねられてできている。これまで加齢や運動不足による足腰の衰えは、筋肉の量全体が減るのが原因と考えられてきた。最近の調査で、見た目には筋肉量はさほど減っていないのに「階段の上り下りがつらい」「わずかな段差でつまずく」など運動機能の低下を訴える人が増えていると判明した。「原因は筋肉の量だけでなく質の低下にもある」と順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授の町田修一氏は話す。「座っている時間が長いなど運動不足の人を中心に、女性だと30~40代から質低下が認められる」自分の筋肉の質が低下していないかどうかを手軽に調べる方法がある。運動器の障害で歩行機能などが低下するロコモティブシンドローム(運動器症候群)の判定に使う「椅子立ち上がりテスト」だ。座面の高さが40センチメートルほどの椅子に浅く腰掛けて腕を胸の前で組み、片足を少し上げて、反動をつけずに一本の足だけで立ち上がることができるか試してみよう(図1参照)。左右ともできれば「健常」と判定。左右いずれかができなければ「ロコモ度1」で、筋肉の質低下が始まっている状態と考えられるという。筋肉の質低下には2段階ある。筋線維には姿勢を保つなど持久力を発揮するときに使われる赤筋と、立ち上がったり階段を上がったり瞬発力が必要なときに使われる白筋の2種類がある。普段から階段の上り下りなどの運動をしないでいると、まず白筋が細くなり、筋線維のバランスが崩れて筋力の衰えにつながる。筋線維の衰えが赤筋など筋肉全体に及ぶと、筋肉の質はさらに低下する。筋線維が細くなったり失われたりすると、筋線維の束にすき間ができて、そこに水分や脂肪、結合組織などが詰まってしまう。「筋肉の太さは一見変わらないが、押してみると以前より筋肉のハリがなくなっているのに気付く」と町田氏。家庭で体脂肪率の測定などに使う体組成計で、筋肉の質の目安(筋質点数)を数値で表示する機能を備えた商品も開発されている。体組成計を販売するタニタの体重科学研究所は、過去1年以内に転倒したことのある60~80代の人は、そうでない人と比べて筋肉量は変わらないが、筋肉の質を示す点数が低かったという研究成果を発表した。筋肉の質を維持するためには、日々の運動が欠かせない。「筋トレの効果を検証したところ、20代男性は筋肉量に先行して筋質点数がアップ。30代女性は筋肉量が変わらなくても筋質点数は改善した」(タニタ企画開発部課長の笠原靖弘氏)運動を選ぶ際に重要なのは、自分に合った運動強度の見極めだ。65歳以上でも日常生活に支障がない人だと、ウオーキングだけでは筋肉の質は高まらない。町田氏は「少し背伸びをしていると思うぐらいの強度の運動が筋肉の質の変化によい」と助言する。高齢者向けには、転倒しないように椅子の背につかまって屈伸する「椅子スクワット」(図2)なども有効だ。順天堂大学が参画する研究プロジェクトで、こうした運動を続けると、椅子立ち上がりテストで「ロコモ度1」と判定された人が「健常」へと回復する例もあったという。筋肉の質は筋肉量よりも敏感に変化しやすい。笠原氏は「筋肉量が増えにくい女性や高齢者も運動の効果を感じやすく、運動のモチベーションが高まる」と話している。(出典:NIKKEIプラス1)
2017/11/04
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。欧米先進国と比べて日本人の睡眠時間は短く、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れているようです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、なるべく7時間は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch2で毎日チェックしていますが、90%前後で、深い睡眠も30%以上あり、体感の快眠が裏付けられています。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順日本人は世界で最も寝起きが悪い、睡眠分析アプリで判明「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者慢性的な睡眠不足が脳に与える影響とは?「睡眠負債」で認知症に? 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"不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】**************************** 報道などでご存じの方も多いと思うが、2017年度のノーベル生理学・医学賞が体内時計の分子メカニズムを解明した3人の米国人科学者、マイケル・ロスバッシュ、ジェフリー・ホール、マイケル・ヤングに与えられた。 体内時計は私たちの睡眠や覚醒(寝つきや目覚め)のタイミングを決定する非常に大事なシステムで、このコラムでも何度もテーマとして取り上げてきた。今回は体内時計の研究の歴史と3名の業績の位置づけについて簡単に解説しよう。 ご存じの通り、体内時計は生体リズムを作り出すペースメーカー(リズムの発振源)として働いている。体内時計の指令のもと、睡眠に限らず、体温、血圧、代謝、ホルモン分泌などほぼ全ての生体機能はおおよそ24時間周期で変動する。約(Circa)一日(Dian)のリズムということで、サーカディアンリズム(Circadian rhythm; 概日リズム)と命名されている。 ちなみに、体内時計には生物時計、概日リズムには生体リズムや生物リズムなどそれぞれ別称があり、研究者の好みによって使い分けられている。生体リズムや生物リズムには年周期、月周期、半日周期など24時間とは異なる周期のリズムも含まれるなど、微妙にニュアンスが異なるのだが、本コラムではあまりこだわらずに体内時計、概日リズム、生体リズムを使うことにしている。 さて、今では常識となった体内時計だが、その存在が懐疑的に見られていた時代もあった。というのも体内時計研究の黎明期であった1960年代には、すでに「恒常性(ホメオスタシス; homeostasis)」という生体活動の制御に関する別の概念が確立されており、生体リズム現象はその枠組みの中で理解されていたからである。恒常性とは、簡単に言えば体温や血糖値のように「生体内部の環境を一定に保とうとするシステム」のことである。運動や入浴で体温が上がれば発汗や皮膚の血管拡張が生じて放熱を促し体温を下げようとする体の反応が起こる。食事で血糖が上がればインシュリンが分泌されて血糖を下げようとするなど、ありとあらゆる生体現象でこの恒常性システムが働いている。 ただし恒常性現象はごく短時間で生じるものが多く、必ずしも24時間周期ではないのだが、その当時は生体機能の変化を理解するための唯一の基本原理として確固たる地位を確保していた。そのため、活動している昼間に体温が上がり、その後の睡眠中に下がる体温リズムも、恒常性が働いた結果だと考えられていた。血圧やホルモンもまた然り。そもそも睡眠そのものが日中に蓄積した疲労回復のために生じる恒常性の最たる現象だと考えられていた。 一方、概日リズム現象はかなり古くから植物などで認められていたものの、ヒトで本格的に調べ始められたのは恒常性システムの提唱から遅れること約100年、1960年代に入ってからである。当時、ドイツのマックス・プランク研究所にいた生体リズム研究の泰斗ユルゲン・アショフが自ら被験者となって防空壕に閉じこもり、自発的に生じる約24時間周期の生体リズムが存在することを証明したのである。 その後、恒常性システムとは別に体内時計システムが存在することがさまざまな研究で明らかにされていくのだが、当初はなかなか理解を得られず、仮にその存在を認めたとしても恒常性に比べて軽視される時代が続いた(らしい)。 例えばフランスでは当初、生体リズム研究者がなかなか育たなかったと同国の研究者から聞いたことがある。なぜなら恒常性の概念を1800年半ばに提唱したクロード・ベルナールはフランスの生理学者だったからである。そのお膝元ではさぞかし生体リズムの研究者は肩身が狭かったことだろう。 現在では体内時計システムと恒常性システムは生体機能を調節する2大システムとして認知されている。この2つのシステムは決して相反するものではなく、協調して生体機能を安定化させている。そのことが端的に現れているのが睡眠である。眠くなる時刻はおおむね体内時計で決められているが、疲労が蓄積している日は恒常性維持のために早めに眠気を感じる。また睡眠の中でもノンレム睡眠(特に深いノンレム睡眠)は恒常性の影響を受けており疲労回復のために睡眠前半に集中して現れる。一方、レム睡眠は体内時計の影響が強く、明け方に最も現れやすくなる。 このように大事な役割を果たしている体内時計だが、24時間周期の安定した生体リズムを生み出すメカニズムについては今回の受賞対象となった時計遺伝子が発見されるまで全く不明であった。 時計遺伝子とは概日リズムの形成に関わる遺伝子につけられる総称である。正確な定義がないのだがしばしば話題にあがる「関脇クラス」以上の時計遺伝子だけでも十種類以上ある。 時計遺伝子の中で最初に見つかったのが、今回受賞した3名が(正確には2グループが)独立に発見したPeriod(ピリオド)で、1984年のことである。Periodは現在でも最も大事な時計遺伝子の1つとして横綱を張っている。さらにマイケル・ヤングはその後Timeless(タイムレス)という別の時計遺伝子も発見している。Periodの発見以降に体内時計のメカニズム研究が爆発的に進展したことを考えれば今回の3名の受賞に誰も異論はないだろう。 時計遺伝子によって体内時計が保たれる仕組みはこうだ。遺伝子は生物に欠かせないタンパク質を合成するための設計図である。時計遺伝子から作られるタンパク質は時計タンパクと呼ばれ、一定量以上溜まると今度は時計遺伝子に働きかけて自身の合成を抑制する。だが、細胞内の時計タンパク量が一定以下になると再び合成が始まる。このようなメカニズムで生じる時計タンパクのアップダウン(転写サイクルと呼ぶ)の周期が約24時間なのである。 Periodは異常な概日リズムを示すショウジョウバエの遺伝子解析から見つかった。そのショウジョウバエを作り出して解析を進め、遺伝子の存在する染色体をかなり絞り込んだのがカリフォルニア工科大学のベンザー博士とコノプカ博士である。その功績は今でも高く評価されているが残念なことに2人とも最近亡くなっている。彼らが存命であれば受賞者リストも変わったかもしれない。(出典:ナショナル ジオグラフィック)
2017/11/03
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症だそうで、喫煙者はほぼ100%ではないかと思います。重度の歯周病は歯を抜かれることが多いですが、なるべく歯を活かすためには再生医療が役立ちそうです。日本の場合は、・総人口の70%・30歳以上の80%・推計患者数8,000万人歯を失う最大原因だそうです。歯周病は歯の病気というよりも全身の生活習慣病であり、身体が活性酸素との戦いに敗れて全身が酸化して老化が進み、歯周に症状がでているためで口腔だけの治療では片手落ちです。口から食べられなくなったら寿命なので、口腔ケアは老若男女問わず非常に重要です。口腔ケアに関連したことでも様々なカラクリがあり、気をつけたいです。・歯磨き剤に注意しましょう。・酸蝕歯 歯を溶かす飲食ご注意 黒酢、コーラ、スポーツ飲料やグレープフルーツに注意しましょう。・酸性飲料は子どもの歯を永久に損傷させる 飲食後には、水ですずきたいです。・飲食物の酸で歯が溶ける「酸蝕歯」 食事習慣や歯磨きの見直し必要に注意しましょう。 飲食後には、水ですずき、歯磨きは少し時間を置きたいです。・飲料に含まれている砂糖に注意しましょう。 そのまま歯に残って虫歯の原因になります。 コーラばかりでなく、乳酸菌飲料、スポーツドリンク、缶コーヒーなどにも大量の砂糖が入っています。 野菜ジュース、人工甘味料なども油断はできません。・歯応えのある伝統的日本食をよく噛んで食べる ・糖質の入った間食、飲料をなるべく避ける 飲食した場合は水でよく濯ぐ・抗酸化力を高める・よい歯磨き剤を使う・鼻呼吸をするこれだけでも歯周病は激減することは確実ですので、歯周病を予防したい人はお互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ後半に歯科医が驚くべき事実を話しています。粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」手入れ関連ブログ食後すぐの歯磨きはNG 虫歯予防の新常識酸蝕歯 歯を溶かす飲食ご注意 黒酢、コーラ、スポーツ飲料やグレープフルーツでも歯周病関連ブログ 新しい順重度の歯周病には再生医療 保険で1本5000円から口腔ケアで健康長寿 歯周病対策も早めに 「食べる力」機能別にチェック歯周病リスク、受動喫煙が喫煙より高い数値 男性に顕著な傾向長引く体の不調は「歯周病」が原因かもしれない 全身の病気にも影響歯周病が動脈硬化に関わる脂質代謝異常に関与 岡山大が確認歯周病、ドライマウスで老化が加速する!?睡眠不足も大敵 歯周病を予防する 4つのポイントで症状チェック歯周病、心疾患・糖尿病を悪化歯周病、善玉コレステロール激減し動脈硬化悪化 仕組み解明虫歯・歯周病を根治する「殺菌水」療法 少々高額“口は災いの元” 歯周病菌 糖尿病などのリスクに口腔崩壊:子供の虫歯、貧困で悪化!? 放置続出、医師「全国調査を」歯周病はいろいろな生活習慣病に関係している「家族の喫煙で子どもは虫歯になりやすい」 岡山大調査歯の健康を保ちたい 「80歳で20本」残すには虫歯ができる前にレーザーで検知高級歯磨き剤に脚光 高齢化 ケア意識高まる妊婦さんも歯が命 口腔ケアで出産時のリスク軽減歯周病の治療で血管機能が改善歯周病:意外と怖い 動脈硬化、糖尿病に関係も認知症:「口の健康で予防」 歯周病の人ほど脳血管障害に東北大調査:歯が少ないと医療費高額に歯周病は40歳を過ぎると進行が加速する抜いた健康な歯は「歯の銀行」に預けよう歯周病と全身への影響 歯周病菌は動脈硬化にもかかわる中高年男性はご用心、歯と脳梗塞の意外な関係「安心できる歯科医療を」第三者評価機関が旗揚げシンポ肥満の人は歯周病にご注意 普通の人の1.5倍の罹患率口腔関連ブログ 新しい順口腔ケアの徹底が、高齢者の誤嚥性肺炎を予防する 残った歯が少ないほど寿命は短縮 歯科医師会が最新エビデンスを公開 「歯」を失うと、記憶力も運動能力も失う NPO・行政・大学 三位一体で介護予防 運動・口腔ケア・栄養学 高齢者の体力を養う 酸性飲料は子どもの歯を永久に損傷させる口腔ケアで健康寿命延伸 歯科領域でサプリ活用進む口腔崩壊:子供の虫歯、貧困で悪化!? 放置続出、医師「全国調査を」妊婦さんも歯が命 口腔ケアで出産時のリスク軽減健康関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************11月8日は「いい歯の日」です。この機会に歯や歯茎のケアについて考えてみませんか。80歳になっても自分の歯を20本以上残そうという「8020運動」を聞いたことがあるかと思います。厚生労働省が平成28年に実施した調査によると、80歳になっても自分の歯が20本以上残っている人の割合は51・2%と、初めて50%台に乗りました。高齢になっても歯を大切にしようという意識が高まっているといえますが、歯周病にかかる人は依然として多いという現実もあります。歯を失うことにつながる虫歯や歯周病は、無数の細菌の塊である歯垢(しこう)が原因となって起こります。口の中をキレイに保たないと、これらの細菌が増殖し、それが歯の隙間だと虫歯に、歯と歯茎の境目だと歯周病になってしまうのです。とくに加齢やストレスなどで、口の中をキレイにする唾液の量が減ると、細菌が増殖しやすくなります。より適切なケアが求められるといえるでしょう。ポイントは歯垢の除去です。とくに歯茎のケアには歯と歯茎の境目にある歯垢をしっかり取り除くことが重要です。ただ、単に力任せに磨けばいいというものでもありません。歯茎に力をかけすぎると、歯茎下がりにつながる場合もあります。最近は歯の曲面にピッタリ合うようにブラシ部分をウエーブ状にカットし、歯茎に対しても適切なブラッシング圧になるように工夫された新しい歯ブラシも登場しているので使ってみてはいかがでしょう。歯磨き剤のお薦めは、歯垢をバラバラにしやすい清浄成分が入ったタイプです。歯がしっかりしていると、食べ物がおいしく感じられるそうです。適切なオーラルケアで食欲の秋を楽しみたいですね。(出典:産経新聞)
2017/11/02
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。風が吹いただけでも痛いと言われるほど激しい痛みがある痛風ですが、生活習慣病であり、肥満、食事・飲酒・運動などの生活習慣全般を見直すことが重要で、医薬品を使わずに治すのは難しくないですね。痛風そのものが命に関わることはないようですが、結晶化した尿酸が皮下組織に沈着する痛風結節や尿路結石、腎機能の低下といった合併症を起こす危険性があり、糖尿病や高血圧など他の生活習慣病との関連も深く、放置すると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まるそうです。生活習慣病の定義(1996年)食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群尿酸値が上がりやすい条件とは・肥満・激しい運動をした後・汗をかいた後(水分不足)・アルコールの飲み過ぎ・高プリン体食品の食べ過ぎ・ストレスを感じている盲点になっているのが、「水分不足」「肥満」「アルコール」「ストレス」だそうです。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連ブログ 新しい順痛風 プリン体じゃなかった! 尿酸値を下げる秘策苦しい痛風、対策は生活習慣改善 遺伝子タイプで発症リスクに差夏場の尿酸値上昇に注意 痛風、進む若年化 発汗しない今の時期が一番危険痛風、投薬の前に生活改善 尿酸値、無理に下げすぎない痛風 食生活変化、ストレス増加で患者急増****************************【以下転載】****************************「風が吹いただけでも痛い」と言われるほど激しい痛みを伴う「痛風」。ただ、激しい痛みは1週間もすれば治まるため、深刻に考えない人も少なくない。痛風は生活習慣が影響して起きる病気。一度でも痛風の痛みを経験した人は、生活改善に取り組むことが大切だ。30代以上の男性多く痛風は、体内の尿酸が多くなりすぎて結晶化し、関節などにたまって炎症を引き起こす病気。尿酸は、「プリン体」が肝臓で分解されて作られる物質で、血液中の尿酸値が1デシリットル当たり7ミリグラムを超えると「高尿酸血症」と診断され、痛風発作を起こす可能性が高くなる。厚生労働省の「国民生活基礎調査(平成28年)」によると痛風患者は約110万人で、そのほとんどは30代以上の男性だ。東京都江東区の自営業男性(61)は8月下旬、右足親指の付け根が腫れ、激しい痛みで数日間、外出もままならなかった。3年前に初めて症状が出てから5回目、半年ぶりの痛風発作だ。これまでは痛みがあっても外出できないほどではなかったが、今回はトイレもはっていかねばならないほどの激痛だった。◆要因は食べ過ぎ飲み過ぎ痛風や高尿酸血症となる大きな要因は「飲み過ぎ」と「食べ過ぎ」だ。痛風発作が起きた後も発作前と同様に飲み・食べしていると、発作の間隔が次第に短く、痛みは強くなり、痛みがとれるまでの期間も長くなる。対策をとらないと病気はどんどん進行する。痛風そのものが命にかかわることはないが、結晶化した尿酸が皮下組織に沈着する「痛風結節」や尿路結石、腎機能の低下といった合併症を起こす危険性が出てくる。また、糖尿病や高血圧など他の生活習慣病との関連も深く、放置すると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まる。帝京大医学部付属新宿クリニックの藤森新院長は「痛風は完治しないが、尿酸値を1デシリットル当たり6ミリグラム未満に維持すれば、発作が起こらない状態にはなる。大事なのは、食事や運動などの生活習慣を見直し改善すること」と強調する。健康診断で尿酸値が高いと診断された人は、痛風発作を起こす危険が高いといえる。痛風発作を起こした人では、生活改善に加え薬による治療も勧められるが、痛風発作を起こしたことがない人ではどうだろう。藤森院長は「尿酸値が高いものの痛風発作が起きていない場合、薬で治療した方がよいとまではいえない」とする。高尿酸血症でも痛風発作がなければ生活改善が最善の対策となる。◆週2日休肝日を痛風発作の原因とされるプリン体の摂取について、かつては厳しく制限するよう指導されたが、現在はそれほど神経質になる必要はないと考えられている。プリン体のうち、食べ物や飲み物を通して体に入る量は全体の20~25%で、残りは体内で作られることが分かってきたためだ。高尿酸血症と痛風の治療のためのガイドラインでは、プリン体の摂取量を1日400ミリグラム以内としている。サンマなどの青魚はプリン体を多く含むが、一方で動脈硬化予防に役立つ良質の脂肪酸が多く含まれており、量を食べ過ぎなければ避ける必要はない。また、プリン体が多い食品として知られる魚卵も、例えばタラコは1食当たり(4分の1腹、20グラム)約24・1ミリグラムで、それほど多いわけではない。アルコール飲料では、プリン体の多いビールさえ避ければいいと思っている人も多い。しかし、「アルコールそのものが体内で尿酸を大量に作ったり、尿酸の排泄(はいせつ)を妨げたりする。ビールにかぎらず、飲み過ぎないことが大切」と藤森院長。アルコールは適量(1日摂取目安=ビール500ミリリットル、日本酒1合、ウイスキー60ミリリットル)を守り、週に2日は休肝日を設けることが勧められる。(出典:産経新聞)
2017/11/01
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おはようございます。ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。うつ症状は、食事、運動や規則的な睡眠で改善するのがわかっています。運動量が少ない人はうつ病になるリスクが高く、運動をするとうつ病が改善するという報告も多いです。読みましたが、おすすめの本です。うつ病などの心の病気は心に症状がでますが、脳の病気です。心の病気は、ストレスなどが引き金になっていますが、間違った食・栄養教育に起因する食源病だと指摘されています。心の病気は、脳の不調であり、栄養失調による脳内物質の不足によって引き起こされますので、栄養療法が一番最初に試す価値があると確信しています。また、日本人の食生活はさらに悪化傾向にありますので、心の病気も増加傾向に歯止めはかからないと思います。・「心の病は食事で治す」という本・「世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ」という本・「脳を鍛えるには運動しかない」という本国は善意で2015年12月1日より従業員数50名以上の事業所に対して年1回のメンタルヘルス対策を義務付けましたが、国がメンタルヘルスの対策をすればすれほど休職者や障害者が増え、自殺者を増やしているという「エビデンス」があり、ストレスチェックの義務化は懸念を強く感じます。研究報告内容の要約は以下の通りです。メンタルヘルス・プログラムやその法制化など、自殺対策を国が推進することで自殺者を減らすことができるかを、2004年にオーストラリアの研究者グループとWHOが100ヶ国のデータをもとに調べた研究があります。「メンタルヘルス対策やメンタルヘルス政策の導入は男性の自殺率と総自殺率の増加に関連していた。また薬物療法による対策の導入も総自殺率の増加に関連していた。」著者の結論は「この結果を何らの疑いもなく受け入れるのはあまりに単純である」、「さらなる研究が必要なのは明らかである」ということでした。そこで2010年、今度はイギリスの研究者が同種の研究を行いましたが、やはり同じ結果が再現。メンタルヘルスが法制化され、メンタルヘルスに費やされる額が高ければ高い国ほど、精神病院の病床数が多ければ多い国ほど、精神科医や精神科看護師の数が多ければ多い国ほど、またプライマリ・ケアにあたる専門職がメンタルヘルスに関する教育を受けやすい国ほど、自殺率が高いことが判明。しかしこの研究でも、「さらなる研究が必要である」が著者の結論。そして2013年に発表された191ヶ国、64億人を対象にした大規模調査でも、精神科医の数と病床数が自殺率の高さと有意に正の相関が認められたとして、“Countries with better psychiatric services experience higher suicide rates.”(より良い精神医療サービスが提供されている国ほど自殺率は高くなっている)とし、“The consistency of these findings indicates the need to examine potential underlying pathways.”(こうした知見の一貫性は、可能性のある根本的経路を調べる必要を示す)と述べています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。関連フリーページ心の病気は、栄養失調による脳内物質の不足によって引き起こされる関連ブログ 新しい順孤食のリスクを医師が解説 孤独感からの食べすぎやうつ病、便秘、生活習慣病なども「心を強くする」には運動が欠かせないワケ うつ病の治療と予防には定期的な運動が効くうつに効く「運動」「睡眠」 生活リズムを整えるうつ病患者の4人に1人が葉酸不足 和食で改善瞑想 うつ和らげる 心整える「マインドフルネス」「孤食」の高齢男性は2.7倍うつになりやすい 「共食」を進める施策が必要魚をたくさん食べるとうつ病を予防できる 魚に天然の抗うつ効果うつ病予防、企業が動く 考え方変える「認知行動療法」に注目 うつ病治療に運動が有効、高齢でもうつ病診断、新知見を反映 薬の処方 改善に期待「心の病」で労災、14年度認定497人と最多 うつ病増える魚中心の地中海料理にはストレスやうつを軽減する効果あり砂糖は心身を蝕む危険な食材、脳のエネルギーの嘘 動脈硬化、免疫力低下、うつ病1日20分の筋トレで記憶力がアップ うつ症状を軽減する効果もたばこがメンタルヘルスの面でも悪影響 禁煙は抗うつ薬よりも効果的大量精神科薬で搬送、156病院 問われる処方厚労省、「心の病」検査は義務化 中小企業で遅れ不足すると心の不調も ビタミンCの最新知識 上手な補給法不安・やる気が出ない 心の不調、食生活が影響 甘い物の取りすぎに注意会社の心配本気 欠勤なくても大損失に「心の病」労災認定最多 いじめ・セクハラ増加 自殺者も最多うつ症状、脳血流で見極め 適切な治療に道 光トポグラフィー検査長期欠勤の原因、「心の病」が64% 国家公務員の11年度なぜ、うつ病患者はアルツハイマー病リスクが高いのか?うつの予防策、食の改善も一手社員の“心”支援を充実 うつ病問題の深刻化受けうつで病院に行くと殺される!? 国際情報誌SAPIO血液でうつ病診断、簡便な検査法開発 リン酸濃度を測定ジャンクフードはうつ病リスクを高める、スペイン研究 うつ病発症の原因遺伝子を特定か、米エール大自殺やうつ病の“社会的損失”は2兆7000億円 国立社会保障・人口問題研推計メタボ男性、うつ病リスク2倍以上 女性は関連見られず職場の健診、精神疾患も対象 政府「自殺・うつ対策」うつ病は国民病、対策は国レベルで 関連4学会が共同宣言食事パターンがうつと関連 野菜や果物の日本食が良いうつ病の薬物治療 「何でも投薬」指針で見直しうつ治療 「薬物偏重」と精神科診療所の7割が認識うつ病自殺7割が精神科を受診 「抗うつ薬」安易な服用に懸念うつ病チェック、企業健診で義務化 来年度から実施へ精神医療の改革へ、医師・患者らが会議発足グラクソ、ファイザー、明治製菓 抗うつ薬SSRIメーカーが引き起こす殺人、DV、窃盗の実態青魚に多い脂肪酸、うつの改善などに効果うつ、パソコンで予防 ネット療法サイト開設抗うつ薬、軽・中度患者には「効果薄」 米研究チーム 「うつ百万人」陰に新薬? 販売高と患者数比例厚生労働省がメンタル系のウェブサイト開設路上生活者6割以上が精神疾患 池袋周辺で医師らが調査 精神疾患:血液で判断 たんぱく質データ判定 大阪市大院抗うつ薬、旧タイプも攻撃性増す傾向 厚労省が注意喚起統合失調症の入院患者、67%が抗精神病薬を多剤併用職場のうつ病 増える心の病 過剰労働、成果主義に疲れ抗うつ薬に「攻撃性増す」可能性 厚労省が注意喚起抗うつ薬パキシルなど「攻撃性」注意喚起 厚労省審議会「世界の精神科医がすすめるメンタルサプリ」****************************【以下転載】****************************ストレス社会といわれる現代社会では、誰もが「うつになる」可能性を秘めています。しかし、その原因の一つとされるストレスを解消するのは、なかなか難しいもの。精神科医である宮島賢也さんもそうでした。長年うつに苦しめられた末、今は回復しているという宮島先生。本人いわく、うつから救ってくれたのは、食事だったそうで、『薬を使わず自分のうつを治した精神科医のうつが消える食事』(アスコム刊)では、自身が実践した食事法を紹介しています。■薬を飲み続けても、うつを根治できなかった7年もの間うつに苦しんできた宮島先生は、その間薬を飲み続けていましたが、症状をやわらげることはできても、対症療法のため根治にはいたりませんでした。宮島先生は「薬を飲むことで不安は麻痺することはありましたが、子どもといるときの幸せも感じにくくなった気がしていました」と語っています。■食事を見直すくらいならできるかもしれないそんな宮島先生のうつの苦しみから救うきっかけになったのが、食事だったそう。うつ症状から抜けるために心を変えようと努力したもののうまくいかなかったことが、食事に注目するきっかけとなりました。心を変えるのは大変だけど、食事を見直すくらいならできるかも。そんな思いから始めたといいます。うつと食事。関連性がないように思えますが、そもそも私たちの体は食べたものでつくられています。心や脳の活動も、食べることで支えられています。そう考えればうつと食事はあながち無関係ともいえません。■うつ克服のきっかけは、体に毒を溜めない食事この本のなかで宮島先生が紹介する食事法のポイントは、体に毒を溜めないこと。気をつけるのは、・毒になる食べ物はできるだけ摂らない・溜まった毒はすぐに体の外に出すことこのために宮島先生が具体的に実践したのは、できるだけ果実と生野菜、玄米を中心とした食生活にすること、そして水をたっぷり飲み、午後8時以降はなるべく食べないようにすることでした。継続することに自信がなかった先生は、逃げ道も用意していたといいます。ときには肉や魚を食べてもいい、果実と生野菜なら好きなだけ食べてもいい。ルールがゆるかったこともあって、あっという間に2週間が経過し、体に変化があらわれるようになりましたが、宮島先生にとっては、継続できた、変われたという事実も大きかったといいます。たかが食事の見直しですが、きっちり実践できたことが大きな自信となって、心の立ち直りのきっかけになったそうです。『うつが消える食事』では、宮島先生が実践した食事法や、食事を消化する腸と心の関係、腸内環境を整えるためのレシピなどを解説。うつから抜け出した人の貴重な経験談といえそうです。(出典:新刊JPニュース)
2017/10/31
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。体のサビは「酸化」、コゲは「糖化」と称され、健康に悪影響を及ぼします。活性酸素が原因となる酸化よりも悪さをするのではといわれているのが糖化です。過度に糖質や高温調理品を摂らず、食後高血糖にならないベジ・ファーストやカーボ・ラストで、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に発表された東京大学の論文によれば、健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************老化や病気を引き起こす一因といわれる「糖化」が注目を集めている。食事の作り方や取り方で予防できるという。糖化のしくみと、老化のスピードを遅らせるコツを学ぼう。実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいる。老化の原因の1つに糖化という生体反応があり、その進行度合いが「見た目年齢」を左右する可能性があると最近の研究で分かってきた。糖化とは糖とたんぱく質が結びついて熱が加わったときに起きる現象だ。人間の体内に限らず、食品の調理でも起きる。たとえばパンケーキ。小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで焼くと、表面がこんがりキツネ色になる。これが糖化の一例だ。人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り、体の組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっつく。これが体温で温められ、糖化が起こる。高血糖状態が長く続くほど糖化は進む。やがて体内のたんぱく質は「糖まみれになって劣化し、AGE(エージーイー、終末糖化産物)という悪玉物質に変わってしまう」と久留米大学医学部の山岸昌一教授は話す。AGEは茶褐色の物質だ。体内の様々な組織にAGEが長い間蓄積すると「老化を早め、体内機能を低下させることで、さまざまな病気の引き金になる」と山岸教授。たとえば肌のコラーゲンが糖化しAGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因になる。血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗しょう症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると白内障になるリスクが高まる。AGEは体内で作られるだけではない。AGEをたくさん含む食べ物を取ると、一部が体内に蓄積される。代表例はパンケーキのような焼き菓子や肉の加工品など、糖分とたんぱく質を高温加熱した食品だ。どうすれば糖化とAGEの蓄積を抑えられるのか。銀座医院(東京・中央)の久保明院長補佐は「食後血糖値の上昇をゆるやかにすることが大切」と話す。糖化は食後に高血糖状態が続くと起きるためだ。炭水化物や菓子類、甘い清涼飲料水など糖質の取り過ぎは血糖値の急上昇を招く。食べる順番に気を配るのも有効だ。「サラダや野菜料理を食事の最初に取るのを習慣に」(久保院長補佐)。野菜や海藻、キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする働きがある。よくかんで食べることを心がけよう。AGEは生野菜や刺し身など生ものに少なく、とんかつや唐揚げなど油で高温調理した動物性脂肪食品に特に多く含まれる。加熱温度が高いほど多く発生するので、調理法は「生、蒸す・ゆでる、煮る、いためる、焼く、揚げるの順でおすすめ」と山岸教授。鶏の水炊きのAGE量を1とすると、焼き鳥は6倍、唐揚げは10倍になるという。油を使った調理には裏技がある。「焼いたり揚げたりする前に、レモン汁やワインビネガーで肉を1時間ほどマリネするとよい」(山岸教授)。酸味の強い液体に浸すと糖化が抑えられ、AGEが6割ほど減るという研究報告があるそうだ。積極的に取りたいのが抗糖化食材だ。山岸教授が注目するのはブロッコリーの新芽、ブロッコリースプラウト。「AGEの生成を抑える成分、スルフォラファンが豊富」。カモミールティーに含まれるカマメロサイドというポリフェノールも抗糖化に有用だ。若々しさと健康を保つために、糖化を防ぐ食生活を始めてみよう。(出典:日本経済新聞)
2017/10/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。適量なら飲酒は健康にいいという常識を覆して、少量でも長期に渡って飲酒を続けると脳がダメージを受けるという酒好きにはショッキングな研究結果が明らかになったそうです。オックスフォード大学とロンドン大学ユニバーシティーカレッジの最新研究によれば、週当たり14~21単位のアルコールを摂取していた人は、記憶や空間認知をつかさどる脳の部位である海馬が萎縮する確率が、飲まない人の3倍も高かったという。1単位は純アルコール量で10ミリリットルとされ、度数4%のビールなら250ミリリットル、13%のワインなら76ミリリットルに相当するそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! 百薬の長か? 万病の元か? 健康で長生きできる酒の量はどのくらい? 運動不足の人はアルコール依存のリスクが2倍に上昇 運動指導に期待「肝臓鍛えられる」「一眠りで抜ける」 飲酒の常識? 冊子「お酒知っとこ情報」老後にアルコール依存症 退職・死別きっかけ 認知症リスク高く 兆候あれば早期治療、家族の支援大切14万人調査で判明! 病気にならないための「飲酒ルール」 酒量は「1週間の総量」で見直し、「休肝日」を設ける! 医師ら医療関係者が飲酒対策によいと思う食品の第2位は「しじみ」、第1位は? 高齢者では少量の飲酒であっても心臓病のリスクが上昇「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか、原因を問わない死亡リスク低下と無縁?週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的****************************【以下転載】****************************<適量なら飲酒は健康にいい――という常識を覆して、少量でも長期に渡って飲酒を続けると脳がダメージを受けるという酒好きにはショッキングな研究結果が>ほどほどの量でも、長期間にわたって飲酒を続けると脳がダメージを受けるかもしれない――酒飲みにはショッキングな研究結果が明らかになった。2017年6月にブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)で発表されたオックスフォード大学とロンドン大学ユニバーシティーカレッジ(UCL)の最新研究によれば、週当たり14~21単位のアルコールを摂取していた人は、記憶や空間認知をつかさどる脳の部位である海馬が萎縮する確率が、飲まない人の3倍も高かったという。ちなみにイギリス政府の定めたガイドラインでは、飲酒は週に14単位以内にすべきとされている。1単位は純アルコール量で10ミリリットルとされ、度数4%のビールなら250ミリリットル、13%のワインなら76ミリリットルに相当する。研究チームが分析対象としたのは、健康でアルコール依存症でない男女550人の30年間にわたる追跡データだ。調査開始時点での平均年齢は43歳で、被験者に対しては定期的に認知能力の検査が行われた。飲酒や喫煙の習慣、病歴や教育、身体的活動といった点についても並行して調査が行われた。分析によれば、最もリスクが大きかったのは週に30単位以上飲む人。14~21単位の人も、あまり飲まない人や全く飲まない人と比べると海馬が萎縮する兆候はずっと多く見られた。もっとも、今回の研究から因果関係を引き出すのは尚早。データは被験者本人の申告に基づくため、実際の飲酒量はもっと多かった可能性もある。また、被験者は公務員で(白人で中流階級の男性が多い)、偏りがある点も留意が必要だ。だが、常識に疑問符を突き付けたという点で意義は大きい。英王立エジンバラ病院神経精神科のキリアン・ウェルチはBMJに寄せた論説でこう述べている。「多くの人が普通だと思っている飲酒習慣が健康に悪影響をもたらす、という主張を補強する重要なものだ。私たちは何かと理由をつけて、長期的には利益にならない行動にしがみつくことを正当化しがちだ」少なくとも、飲酒習慣を見直すきっかけにはなりそうだ。<ニューズウィーク日本版特別編集『最新版アルツハイマー入門』から転載>
2017/10/29
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。今年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。脳に刺激を与えるには、運動強度60~80%のランニングを1日20~30分×週3回がよさそうです。しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける。2.高血圧を改善する。3.人的交流など社会認知活動を増やす。4.2型糖尿病の改善する。5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。7.禁煙する。8.うつ状態の改善。の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。医学雑誌「The Lancet」にアルツハイマー病は7つの要因を避ければ予防できる可能性がある論文がでています。1.糖尿病2.高血圧3.運動不足4.肥満5.うつ病6.低教育水準7.喫煙国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は138・40%強度 運動している私の場合は100しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 新しい順日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に?認知症になりやすい人の特徴 認知症の予防策アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証日本人の3人に1人が認知症に! イギリスは22%下げたのになぜ?脳を活性化し認知症を予防・改善 注目集める学習療法認知症、55歳からの対策が肝心 「75歳で発症」遅らせるアルツハイマー型認知症は「早期発見」を 注意すべき「もの忘れ」の特徴50年以上続くヒサヤマ・スタディから判明 認知症を防ぐ食事WHOの分析レポートより「認知症研究は予防が最重要」長生きしても認知症にならないためにできること脳エクササイズ 世界で初めて認知症リスク半減効果が実証される認知機能低下には筋量より身体機能が関係「人と関わる」ストレスが、あなたの脳を鍛える! 将来の認知症を防ぐ「知的な負荷」軽度認知障害の約半数が認知症に 予防と回復方法について軽い運動でリラックス ストレスが認知症を招く軽度認知症から健康に戻るために 「チェックリスト」で早期発見を 日本食は認知症予防によい 東北大 認知症予防、「体動かすこと」が「筋肉量」より重要 「認知症サポーター」は地域支援の担い手 認知症対策は「待ったなし」 認知症6割以上が不安 不安と取り組み大きなギャップ 手軽な予防策人気 歩く速度で分かる軽度認知障害チェック 英国で認知症が20年で20%も減少 健康増進が理由? 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2017/10/28
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康に関するフェイクニュースが蔓延しています。米国のジャーナリズムのための非営利の学校「ポイナー研究所」の副社長ケリー・マクブライド氏は「私の感覚では、フェイクニュースのすべてのカテゴリーのうち、健康のニュースが最悪です」と指摘されています。医療・健康関連のフェイクニュースは、それを信じた人の健康や生命に、直接害を及ぼす恐れがあり、メディアリテラシーとヘルスリテラシーを高めて自衛したいと思います。フェイクニュースを見分けるためのヒントとして、1)情報源を確認してください。 2)見出しだけではなく、記事を読んでください。 3)著者を確認してください。 4)エビデンスは何でしょう。 5)ニュースの日付を確認してください。 6)話の都合が良すぎませんか? 7)ご自身に偏見がないでしょうか? 日本人のヘルスリテラシーを欧州8カ国の人と比較した結果、日本人は情報の入手、理解、評価、活用の全てで欧州人より能力が低かったそうです。特に「病気になったときに、医師や薬剤師など専門家に相談できるところを見つける」のが苦手で、「とても難しい」「難しい」の割合は欧州の約5倍だそうで、自己責任意識の希薄さが浮き彫りになっています。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果の概要によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減長期戦略の苦手な日本は1961年からの国民皆保険制度で発展して50年以上経過した日本の西洋医療は国民の健康増進には貢献できず、50年間で医療費は国民所得比で3.54倍にもなっています。1964年から健康増進政策を開始して50年経過しても国民の健康状態は悪くなる一方という実に情けない厳しい現実があり、2015年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか5.6%という非常事態で、過去の日本の健康増進政策を整理すると、◆1964年 東京オリンピック 体力つくり国民運動◆1970年 保健栄養学級の開催◆1978年 第一次国民健康づくり政策 成人病予防のための1次予防の推進 健康診査の充実◆1988年 第二次国民健康づくり政策 アクティブ80ヘルスプラン 運動習慣の普及に重点を置いた健康増進事業の推進◆2000年 第三次国民健康づくり政策 21世紀における国民健康づくり運動 健康日本21 一次予防の重視と健康寿命の延伸、生活の質の向上 ・2003年5月 健康増進法施行 ・2006年4月 介護保険制度を予防重視へ ・2008年4月 特定健康診査・特定保健指導 5年間の改善成果はわずか0.2% ・2011年4月 スマートライフプロジェクト 健康寿命をのばそう◆ 2013年 第四次国民健康づくり政策 第2次 健康日本21 健康寿命延伸・健康格差の縮小 この40年で、・心筋梗塞 米国は35%減少 日本は1.6倍・ガン 米国は1994年から減少 日本は3倍 ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、これまで数々の予言を見事に的中させてきた世界で最も著名な天才経済学者です。彼は、著書「健康ビジネスで成功を手にする方法」にて以下のように鋭く指摘しています。●医療産業と健康増進産業は別産業☆医療(疾病)産業:一般的なカゼから悪性腫瘍まで、病人に対し、「受身的」に提供される製品・サービスで、病気治癒ではなく、高利益の症状対処に専念。☆ウェルネス(健康増進)産業:健康な人(病気でない人)が、より健康、老化遅延、病気予防するために、「積極的」に提供される製品・サービス。▼病気を生み続ける医療業界 ・医療業界は、食品会社よりはるかに悪質 ・医者は製薬会社の標的 ・病気の原因や治癒ではなく、高利益の症状対処に専念 ・製薬会社は悲惨な食事ででる症状に効果のある危険な薬を飲ませる▼メディアは情報不足で無力 ・しかも主たる広告主は食品・医療産業 ・政府も同様に情報不足で無力このように医師は病気治療のプロですが健康増進のプロではないので、医師も健康維持・増進のために的を射た本当によい生活習慣はあまり知らず、実践もしていないようで、医師の約半数がすでに病人なのです。・医師の半数が「常用薬あり」の病人・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存前向きな心理社会的要因が、健康な生理学的機能を促し、長寿と相関することは過去の研究でも確かめられていましたが、人生に目的意識や生きがいを持つ人は、寿命と健康寿命が長い傾向があり、脳梗塞が半分に減ることが明らかになったそうです。「生きがい」という用語や概念は特に強く意識されることもなく、ごくふつうに使われていますが、欧米諸国にはない日本独自のものだそうです。内閣府の『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査』(平成21年)によれば、8割以上の人が生きがい(喜びや楽しみ)を感じていると回答しています。性別ではそんなに違いはありませんが、年齢階級別にみると、年齢が高くなるほど生きがいを感じている人の割合は低くなっています。しかし、80歳以上であっても7割以上の人が生きがいを感じています。健康状態別にみると、良い状態であるほど生きがいを感じている人の割合が高く9割強となっています。また、親しい友人や仲間が多いほど生きがいを感じる人の割合が高く、「たくさんいる」人では9割強にもなります。 健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること生きがいの重要性に気づいて各地で高齢者の生きがいづくりプログラムの開発が進んでいるそうで、歓迎されます。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。****************************【以下転載】****************************米国ではフェイクニュースが、危険なウイルス感染症のように大流行しています。米ピュー研究所の調査によると、64%の米国人は、フェイクニュースが「大混乱」を引き起こしていると信じています。ところが現状、有効な予防や対処法は見つかっていません。日本でも同じような現象が起きています。フェイクニュースは、社会にさまざまな悪い影響をもたらしています。その中でも、医療・健康に関するフェイクニュースは私たちの命を直接脅かすものもあり、まさに強毒性ウイルス同様の危険性をはらんでいます。そこで今回は、フェイクニュースとは何か、そして、医療・健康関連の情報からフェイクニュースをどう見分けるかについてお話しします。 まず、ニューヨーク大学経済学部のハント・オルコット准教授と、スタンフォード大学経済学部のマシュー・ジェンツコウ教授による「2016年の大統領選挙におけるソーシャルメディア(SNS)とフェイクニュース」の報告を参考に、フェイクニュースをどう定義するかや、誰が、何の目的で流しているのかなどについて考察します。 そもそも、フェイクニュースって何? 報告では、フェイクニュースを「意図的なうそ、実証できるうそで、読者を誤解させるニュース」と定義しています。フェイクニュースは、真実と無関係のゆがんだメッセージを、正確なメッセージよりも安く提供し、利用者は自分の信条に合致する偏ったニュースを楽しむことができます。フェイクニュースは、一部の利用者にとって有用かもしれませんが、真の世界状況を推察することが困難になるため、個人や社会にとって損失をもたらします。 フェイクニュースはどのくらい拡散している? ジェンツコウ教授らは、最近のエビデンス(根拠)により、米国でフェイクニュースがどれだけ横行しているかを次のようにまとめています。 1)成人米国人の62%がSNSからニュースを入手している。 2)最も人気のあるフェイクニュースの記事は、主流のニュース記事よりもFacebookで広く共有されていた。 3)フェイクニュースを見た多くの人は、記事を信用している。 4)2016年の米大統領選で、フェイクニュースの記事は、ヒラリー・クリントン氏よりドナルド・トランプ氏に有利な傾向があった。多くの評論家が、フェイクニュースなしではトランプ氏が大統領に選出されなかったことを示唆している。 つまり、フェイクニュースは米大統領選出にまで影響力があるのです。ところでフェイクニュースは、今に始まったわけではありません。歴史的な例として、1835年にニューヨーク・サンという新聞が6回にわたって掲載した、月での生命発見についての「でっち上げ記事(Great Moon Hoax)」があります。そうした長い歴史はありますが、近年フェイクニュースが急激に増えているのは、以下のような理由があります。 1)ウェブサイトを開設することと、広告プラットフォームを通じてウェブコンテンツを収益化することがいずれも容易になったことで、メディア業界への参入が急激に容易になった。 2)SNSはフェイクニュースの流布に適している。SNS利用者は急増しており、2016年には1カ月あたりのFacebook利用者は18億人、Twitterの利用者は4億人に達した。 3)米ギャラップの世論調査によると、マスメディアの「信用と信頼」は、明らかに持続的に落ちている。 ところで、Twitterのフェイクアカウントまであるそうです。ニューズウィーク誌によると、例えば、トランプ氏のTwitterには現在約3100万人のフォロワーがいますが、そのうち“本物(実在の人物によるアカウント)”は51%だけであることが判明しました。費用を払えば、誰でも大量のTwitterフォロワーを集めて有名になることができるのです。 フェイクニュースを作っているのは誰? フェイクニュースは、いくつかのウェブサイトを発信源に、SNSを通じて広がってゆきます。たとえば、denverguardian.com(現在は「アメリカ製の100%フェイクニュース」を掲げるサイト「JESTIN COLER」に変わっている)のように、意図的に誤解を招く記事を流すサイトがあります。 米メディアのバズフィード(BuzzFeed)と英新聞ガーディアン(Guardian)がそれぞれ行った2016年の米大統領選挙に関するフェイクニュースの調査では、フェイクニュースを投稿した100以上のサイトが、マケドニアのベレスにある小さな町に住む10代の若者たちによって運営されていました。Facebook上で最も人気のある10本のフェイクニュースのうち4本の出どころは、24歳のルーマニア人が運営するサイトでした。ディスインフォメディア(Disinfomedia)と呼ばれる米国の会社は、「NationalReport.net」「USAToday.com.co」「WashingtonPost.com.co」など多くのフェイクニュースサイトを所有していて、20~25人のライターを雇用しているとしています。 フェイクニュースのウェブサイトは、本物のニュースサイトの名前に似ていることがよくあります。また、フェイクニュースを提供するウェブサイトは、短命の傾向があり、記事のクオリティーについて長期的な評判を確立しようとはしていません。2016年の米大統領選挙に重要であったフェイクニュースサイトの多くは、もはや存在していません。 フェイクニュースを作る動機は? ジェンツコウ教授らによると、フェイクニュースをつくる動機となっているのは「金銭」と「イデオロギー」です。 1)金銭:SNSで拡散するニュース記事は、利用者が元のサイトをクリックすることにより多額の広告収入を運営者にもたらします。例えば、マケドニア・ベレスの若者は、トランプ氏、クリントン氏それぞれに都合のいい話を作って数万ドルを稼ぎました。 2)イデオロギー:いくつかのフェイクニュース提供者は、彼らの好きな候補者を“推して”います。例えば、endingthefed.comを運営していたルーマニア男性は、トランプ氏のキャンペーンを助けるためにサイトを開始したと主張しています。 それでは、健康にまつわるフェイクニュースはどうでしょう。 科学の良い情報は本当に退屈 米アトランティック(The Atlantic)誌によると、ここ数年の中でフェイクニュースといえば2016年の大統領選挙関連の記事が最も注目を集めていますが実際には健康に関するフェイクニュースがより広く蔓延していて、排除することが難しいようです。同誌に対して、ジャーナリズムのための非営利の学校「ポイナー研究所」の副社長ケリー・マクブライド氏は「私の感覚では、フェイクニュースのすべてのカテゴリーのうち、健康のニュースが最悪です」と言います。 サイトのアクセスや利益を高めるために、誇張された表現と事実確認の欠如は当たり前になっています。例えば、1週間で3kg痩せるダイエット、3日で5歳若返るクリーム、がんの予防の免疫を高めるハーブ、がんが治るサプリメント……。2017年4月25日、米食品医薬品局(FDA)は消費者に対し、インターネット上でがんの治療、診断、予防ができるなどと偽りの主張をして14社が販売する65の製品を避けるよう警告しました。主にウェブサイトやSNSを通じて販売されているこれらの製品についてFDAは「有害な可能性があり、それを使った結果、効果的な承認済みの診断や治療法を受けられなくなります」と警告しました。 この警告のように、医療・健康関連のフェイクニュースは、それを信じた人の健康や生命に、直接害を及ぼすこともあるのです。 なぜ健康に関してフェイクニュースが出回るのでしょうか。マクブライド氏はその理由として「ジャーナリズムのサイクルと科学のサイクルは完全には一致しません。科学的なプロセスや新しい開発には長い時間がかかります。科学では、良い情報は本当に退屈です。ジャーナリストが記事にしたいようには、科学は跳躍しないのです」と語ります。 “奇跡の治療法”にだまされないために それでは、フェイクニュースにだまされず、正確な情報を得るためにはどうすればいいのでしょうか? ペンシルベニア大学アネンバーグ公共政策センターのプロジェクト「FactCheck.org」は、それを見分けるためのヒントとして、以下の点を確認するようアドバイスします。 1)情報源を確認してください。 2)見出しだけではなく、記事を読んでください。 3)著者を確認してください。 4)エビデンスは何でしょう。 5)ニュースの日付を確認してください。 6)話の都合が良すぎませんか? 7)ご自身に偏見がないでしょうか? 今後もますます、フェイクニュースは洗練されるでしょう。しかし、命を削る健康フェイクニュースに対して批判的思考やファクトチェックの手段で武装すれば、見分けるのは簡単です。 大西睦子 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。(出典:毎日新聞)
2017/10/27
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。運動不足の生活を続けると、脳の萎縮、ひいては認知能力の低下までもたらしかねないそうです。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 運動不足が死亡原因となるのは、世界平均が9%、日本人は16%だそうで、日本人は運動嫌いが多いようです。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめで、両陛下も習慣にされておられます。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると1年ごとに1%減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・がんとの闘い、筋肉が大事 手術、薬に耐える余力を・週1時間ランニングをするごとに寿命が7時間延びる可能性・たった2週間で筋力が30%ダウン? 本当に怖い「運動不足」・究極の老化予防は「30分1回立ち上がる」 歩くよりも病気になりにくい不思議・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400とアップルウォッチ2を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は113・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は131・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は150しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************<ダラダラ生活で体力が低下している人は、脳が萎縮し認知能力が下がる傾向が明らかに>座ってばかりで体を動かさない生活を送っていると、糖尿病や心臓病、癌といった慢性疾患にかかりやすくなる――そう言われるようになって久しいが、最新研究によると運動不足は脳の萎縮、ひいては認知能力の低下までもたらしかねないという。ニューロロジー誌で16年に発表されたボストン大学医学大学院のニコール・スパータノらの論文によれば、中年期の体力不足(普段から運動していないということ)は20年後の脳細胞の量の減少に影響を及ぼす可能性があるという。つまり、運動には老化から脳を守る効果があるということだ。「脳の大きさは脳の老化を示す指標の1つだ。人間の脳は年を取るにつれて小さくなるが、こうした脳の萎縮は認知能力の低下をもたらし、認知症のリスクを増加させる」とスパータノは語る。「脳の老化を早める要因、特に運動するための体力といった可変要因を洗い出す重要性はそこにある」過去の多くの調査から、循環器系の健康が改善されれば脳を流れる酸素の量が増えることが明らかになっている。スパータノによれば、時の経過とともにそれが脳の老化を遅らせる効果となって表れるのだという。研究チームは、フレーミンガム心臓研究の参加者で心臓疾患も認知症も患っていない1583人のデータを分析した。フレーミンガム心臓研究とは、マサチューセッツ州フレーミンガムの3世代にわたる住民を対象とした有名な疫学研究だ。記憶力と心肺能力の関係 まずは体力を調べるため、ランニングマシンを使って心拍数が一定水準に達するまでどのくらいの時間、走り続けられるかを測定。そして20年後に同じように体力を測るとともに、MRI(磁気共鳴映像法)で脳をスキャンした。その結果、走り続ける体力と脳の萎縮には関係がみられた。体力が8単位低くなるごとに、20年後の脳は1年分余計に老化が進んでいた。激しい運動をすると心拍数や血圧が特に高くなる人の場合は、脳の萎縮の進み具合がさらに激しかった。研究では脳の大きさだけを取り上げ、認知能力の低下は分析の対象としなかった。20年後の体力測定やMRI検査の時点における参加者の平均年齢は58歳で、認知症の兆候を示すには若過ぎたというのが大きな理由だ。スパータノらの論文は、運動は脳の健康にもいいという近年の専門家の意見を裏付けるものでもある。14年に発表されたある研究では、2747人の中年男女を対象に記憶力と認知力のテストを実施。高得点を取った人々は、さかのぼって25年前の心肺能力も高かったという傾向が見られた。将来的には、運動不足が脳や認知能力にもたらす悪影響を、生活習慣の変化(定期的な運動など)によって解消できるかどうかを調べたいとスパータノは言う。「10~20年後に同じ参加者について再び調査し、体力不足の人々の認知能力に低下が見られるかどうかをぜひ調べてみたい。MRIを使った脳スキャンもやり、脳の構造に変化があるかどうかも確かめてみたい」<ニューズウィーク日本版特別編集『最新版アルツハイマー入門』から転載>
2017/10/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなのでよい結果は期待できません。21年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)・2016年2,000万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順野菜や果物などの「植物性食品」が糖尿病リスクを下げる「決め手」に炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に糖尿病、初の1000万人 昨年推計 国民健康・栄養調査、高齢化が影響2型糖尿病患者は、アジア人でもがん死リスクが高い日本糖尿病学会の食事指導は本当に正しい? 患者は炭水化物をメインに食べるべき!?好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか30代糖尿病、心疾患18倍 男性「50代相当リスク」アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証糖尿病、闘病期間長いと脳が萎縮糖尿病の予防に効果的なのは? 筋トレ vs 有酸素運動「少し太っているほうが健康」に根拠なし 糖尿病リスクは確実に上昇している徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道糖尿病、点数で確率予測 国立国際医療研究センター、予備軍発見に活用低糖質食、もっと身近に 増えるメニュー コンビニや外食、普段から肥満・糖尿病予防歩いて病気予防、目安は? やりすぎると免疫力低下 糖尿病なら1日8000歩/早歩きで負荷プラスどんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める糖尿病や認知症予防まで!? 筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」糖尿病発症にもつながる? 実は怖い筋肉の老化足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす下肢切断のリスクに医師が警鐘健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍糖尿病予防に「ベジ・ファースト」 血糖値の上昇緩やかに世界糖尿病デーは11月14日 ブルーサークルで健康的な食事を拡大肥満で増すがんの危険 痩せすぎもリスク 糖尿病・心筋梗塞だけじゃない危険すぎる糖尿病の現実! 深刻な患者の“理解不足” 失明や心筋梗塞など合併症リスク増睡眠時間に関係なく「夜更かし」は糖尿病の引き金に? 認知症、筋肉量の減少もリスク上昇玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう糖尿病の重症化防げ2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め****************************【以下転載】**************************** 米国では、糖尿病合併症の発症率が、1990~2010年の20年間で急速に低下したといいます。米国の研究チームが2014年4月、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文を発表しました。 論文によると、20年間に▽急性心筋梗塞は67.8%▽高血糖症による死亡は64.4%▽脳卒中は52.7%▽下肢切断は51.4%▽末期腎不全は28.3%とそれぞれ発症率が減少しているのだそうです。 成功していない日本の予防対策 では、日本はどうでしょうか。日本糖尿病学会が、第56回日本糖尿病学会年次学術集会で発表した「熊本宣言2013」に以下の記載があります。 「糖尿病網膜症による失明者は年間3000人以上(新規失明者の約18%)、糖尿病腎症による新規透析導入者は年間1万6000人以上(新規透析導入の約44%)、糖尿病足病変による下肢切断者が年間3000人以上(全切断患者の40~45%)であると報告されており、糖尿病合併症で苦しむ患者さんの数は今なお減少していません」 これを読むと、糖尿病の合併症予防が適切にできているとはとても言えないことが分かります。 下肢切断と末期腎不全は発症率大幅増 日本には米国のような統計データがないので、米国との単純比較はできませんが、関係する統計がある下肢切断と末期腎不全をみてみましょう。 厚生労働省が公表した資料によると、糖尿病で治療を受けている患者のうち、皮膚や皮下の組織が死ぬ足壊疽を合併している患者は、1997年の0.4%から2002年には1.6%と4倍になっています。壊疽の範囲が広がると下肢を切断しなくてはならないので、切断率もかなり増加していると考えられます。 日本透析医学会の資料を基に作成 末期腎不全の患者は人工透析を受けますので、透析患者のデータをみてみます。糖尿病で重症の腎不全を合併した糖尿病腎症の透析患者数は増え続けており(図1)、年間透析患者に占める割合は、1998年以降、継続して疾患別の1位になっています。また、日本透析医学会によると1990~2012年の22年間で、糖尿病患者の透析率は0.27%から1.2%と4.4倍に増加しており、糖尿病で末期腎不全を合併する患者が増加していることが分かります(図2)。 日本透析医学会の資料を基に作成このように、日本では少なくとも糖尿病合併症のうち下肢切断と末期腎不全に関しては、米国と異なり、発症率は減少どころか大幅に増加しているのです。 なぜ日米で差が出るのか 日米でこれほどまでに差が出ているのはなぜでしょうか。糖尿病の治療薬は、米国も日本も、7種類の経口薬と2種類の注射薬で全く同様です。運動療法もそんなに差があるとは思えません。 そうなると残るのは、糖尿病の食事療法だけです。米国では1993年から糖質管理食が広まりはじめ、糖尿病と診断されたら糖質摂取を意識することが常識になったようです。2005年には、世界最大の糖尿病研究所であるボストンのジョスリン糖尿病センターが、炭水化物の摂取推奨量を40%にしました。また、全米最大の糖尿病患者会も、いつからかは不明ですが、炭水化物40%程度を推奨しているそうです。 これに対して日本の糖尿病食は、1969年から一貫して糖質60%を推奨しています。あくまでも仮説ですが、糖質摂取比率が40%の米国の糖尿病患者と、糖質摂取比率が60%の日本の糖尿病患者の差が、合併症の差につながった可能性は高いと思います。 現行の糖尿病食はカロリー制限に重点を置いた高糖質食なので、食後一定時間が経過した後も血糖値の高い状態が続く「食後高血糖」や、血糖値が高い時と低い時の差「平均血糖変動幅」の増大が食事のたびに生じます。こうなると、糖尿病合併症の元凶と考えられている「終末糖化産物(AGEs)」の蓄積や「酸化ストレスリスク」が、毎日3~5回あることとなり、合併症を予防することは困難です。 糖尿病も合併症も糖質が原因か 米国では、糖尿病合併症の発症率は減少していますが、糖尿病患者数は増え続けています。これは一般の米国人の糖質摂取比率が50%程度であることが原因の可能性があります。日本人は一般的に糖質60%程度を摂取しており、糖尿病患者は増え続けています。糖尿病と診断された後も糖質摂取比率約60%を指導されて、合併症発症率は減っていません。「糖質の害、げに恐るべし」です。 ちなみに、52歳で糖尿病の確定診断がついた私は、朝昼晩すべての食事について、コメ、パンや麺類、芋類など糖質の多い食品を避ける「スーパー糖質制限食」を実践してきました。そして、67歳の現在まで一切薬は使わず、しかも合併症もありません。 (出典:毎日新聞)
2017/10/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。座り続けていることの弊害が警告され、アメリカでは立ち机やウォーキング机などが導入されている情報が紹介されていましたが、日本でも同様のことが出てきたようです。座りっぱなしで体を動かさないことは、単なる運動不足ではなく、最近の医学界ではこれが寿命を縮めると注目されているそうで、座り過ぎの弊害情報が増えてきていますが、座りすぎは定期的な運動習慣の効果まで台無しにするようです。・座る時間は減らすべき 脳を若く保つのに効果的なエクササイズって?・座り過ぎは寿命縮める? 心臓病や糖尿病のリスク上昇 立ってパソコン操作、奨励する企業も・座るよりも立って仕事して健康もアップ、業績もアップ 「コミュニケーション取りやすい」・1日15分のウォーキングで寿命が3年延長! 座りっぱなしの「セデンタリー」は喫煙並みの悪影響・どんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める・職場の座り過ぎに注意、2~4時間立つのが健康上理想・座りっぱなしの生活は、精神的な病につながる・1時間に2分歩くと座りっぱなしの悪影響が帳消しに・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい運動不足が死亡原因となるのは、世界平均が9%、日本人は16%だそうで、日本人は運動嫌いが多いようです。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめで、両陛下も習慣にされておられます。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると1年ごとに1%減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・がんとの闘い、筋肉が大事 手術、薬に耐える余力を・週1時間ランニングをするごとに寿命が7時間延びる可能性・たった2週間で筋力が30%ダウン? 本当に怖い「運動不足」・究極の老化予防は「30分1回立ち上がる」 歩くよりも病気になりにくい不思議・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400とアップルウォッチ2を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は113・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は131・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は150しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************「座りすぎ」の健康リスクが日本でも指摘され始めている。特に長時間労働が問題視される日本では、「座りすぎ」の対象となる人が多そうだ。欧米諸国で、座りすぎが問題視されるようになったのは2000年以降のこと。国民病と化した肥満と糖尿病の解消が当初の目的で、オーストラリアは官民一体となり、テレビCMで「脱・座りすぎキャンペーン」の動画を流して警鐘を鳴らした。運動しても相殺できないイギリスは世界一早く、2011年に座りすぎのガイドライン(英国身体活動指針)を作成。継続して、「就業時間中に少なくとも2時間、理想は4時間座っている時間を減らして、立ったり、歩いたりする低強度の活動にあてるべきである」と勧告した。アメリカでは、シリコンバレーのIT企業を中心に、立ってデスクワークができるスタンディングデスクが浸透し、そのニュースは今も伝えられる。 調査と研究が進むにつれて、座りすぎは肥満や糖尿病に限らず、高血圧症や心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの病気も誘発し、死亡リスクを上げることが明らかになった。すると、日本における注目度も上昇。早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授によると、「がんの場合、座っている時間が長いほどがんの罹患リスクが高くなる。顕著なのは大腸がんと乳がんで、座りすぎによって大腸がんは30%、乳がんは17%も罹患リスクが上がる」という。 死亡リスクも、座っている時間が長いほど上がる。「オーストラリアの研究機関が座位時間と総死亡リスクについて調査したところ、1日の総座位時間が4時間未満の成人に比べて、8~11時間の人だと15%増、11時間以上だと40%増、ということがわかった。このパーセンテージは、WHOが推奨する1日30分以上のウォーキングやランニングなどの運動を週5日実施していても、相殺できない」(岡教授)座った状態=第二の心臓の活動停止状態 なぜ、座りすぎは罹患リスクや死亡リスクを上げるのか。次のグラフを見ると、座っている状態は脚の筋肉がほとんど動かないことがわかるだろう。 立位、歩行、座位を繰り返して脚の筋肉の活動を測定した結果。筋活動が大きいのは歩行と椅子から立ち上がる動作で、立位も、座位よりは活動割合が高い。じっと立っているつもりでも、自然と重心移動などを行うため、立位は筋肉活動につながると考えられる。座って脚の筋肉がほとんど動かない間、「第二の心臓」と言われるふくらはぎの活動は停止状態に陥っている。言い換えれば、下半身に下りた血液を心臓に押し戻すポンプの働きが停止して、全身に酸素や栄養を送る血流が滞ってしまう。「その状態が長引くほど、いわゆるドロドロ血と言われる状態になって血栓ができやすくなる。血栓は、がんを含むあらゆる病気に多く見られる血管トラブル。血栓が血管に詰まって静脈血栓塞栓症を引き起こせば、即、死に至るケースもあり得る」(岡教授)ふくらはぎだけではなく、太ももも健康維持に欠かせないポイントだ。太ももには、人体で最も大きい大腿四頭筋という筋肉があり、この筋肉を動かすことはエネルギー代謝の良し悪しを左右する。岡教授によると、「太ももの筋肉が活動停止状態に陥ると、糖の代謝に関わる機能や脂肪を分解する酵素の活性が低下し、肥満や糖尿病になりやすくなる」。 働きすぎの日本人は世界一長く座っている次のグラフが示すように、日本人成人の平日の座っている時間は世界一長い。世界20カ国の平均が5時間なのに対し、日本人は7時間だ。 シドニー大学の研究者たちが世界20カ国の成人を対象に、平日の座位時間について調査した結果、日本人が最長で1日420分=7時間であるとわかった。20カ国中でもっとも長い。真面目な国民性で働きすぎることが原因に挙げられるが、7時間と聞いて、自分はもっと長いかも、と不安を覚えた人もいるのではないだろうか。岡教授によると、「40~64歳の日本人を対象に調査したところ、1日の平均的な総座位時間は8~9時間だった」という。例えばデスクワーカーで残業をしない場合、デスクと昼食時に座っている時間は6~7時間。18時前後に会社を出て居酒屋で一杯、帰宅後にテレビやスマホを見る間も座っていればプラス2~3時間。合計8~10時間で平均9時間だから、前出のデータを2時間上回る。何時間以上が座りすぎになるのか、という基準については研究段階だが、岡教授は「これまでの多くの研究結果を見てみると、1日8時間以上座っている人は、罹患リスクや死亡リスクは高まる可能性がある」という。 座り方を改めて健康寿命を伸ばそう あくまでも座ることが体に悪いのではなく、座りすぎが体に悪いのだ。意識的に座っている時間を中断するようにすれば、健康寿命が伸びてQOL(Quality of life=生活の質)も上がる。そこで「いい座り方」のポイントを最後に。【健康寿命が伸びる座り方のポイント】 ・オフィスでも、30分から1時間に一度はトイレ休憩、飲み物や資料を取りに行く、不要な書類をシュレッダーにかけるなどのブレイクタイムを取る。 ・ブレイクタイムの目安は、30分に1度の場合は3分間、1時間に1度の場合は5分間。 ・なかなかブレイクタイムを取れないときは、座ったままかかとを上げ下げする、膝を伸ばして脚を上げる、脚を上げた状態でつま先をまっすぐ伸ばしたり直角に立てたりする。30分~1時間に一度、自分を立ち上がらせるために、パソコンのポップアップ機能やウェアラブル端末のアラーム機能を設定するといいだろう。今後も、さまざまな技術が進歩するにつれて生活環境や仕事環境の機械化と自動化は加速し、私たちの身体活動は著しく省力化していくだろうが、身体活動を促す使い方もできるのだ。 (出典:ビジネスインサイダージャパン)
2017/10/24
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