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バーバの力の入れようは、ちょっと違和感がありましたが、まあ、一般化して世の企業が女性従業員へのセクハラ、パワハラについて真剣に向かって欲しいという風に取ればよいのかも知れません。
最後のあれは何?
オプティマム航空42便がNYから飛び立った直後、カーター機長が席を立ち、副操縦士のタラ・シドナナが一人コックピットに残った。
すると機体は急に安定を失い、コースを外れて機内に緊張が走る。
カーター機長がコックピットに連絡すると、タラは「入ってこないで」と叫び、航空警察はテロを疑う。
機長らがロックされたコックピットをこじ開け、タラを拘束すると、機長は無事着陸させる。
カーターは乗客たちから英雄と讃えられ、タラは逮捕された。
しかし、タラの弁護士からレイプを訴えていると、SVUに連絡が入る。
今の所、タラとテロ組織との関連は見つかっていない。
SVUに復帰したばかりのオリビアがタラから話を聞くが、機を墜落させるつもりはなく、一刻も降りたくてただNYに戻ろうとしたかっただけだという。
レイプについては、半年前に乗継便を待つためにクルーとホテルに行き、酒を飲んだが、その時にレイプされたという。
その時飲みすぎて翌日仕事を休んでNYの姉の家に行ったが、通報はしなかった。
ただ、会社には報告したが、会社側は通報しなければ機長に昇格させる、今後彼との同乗はさせないと約束したという。
レイプした相手はカーターだという。
カーターはイラク戦争でも活躍し、今回も英雄ともてはやされている。
今までセクハラの報告はなく、オプティマム航空のCEOはレイプなどありえないと答える。
オリビアはオプティマム航空の女性を性的にアピールする広告に注目する。
CEOは女性の味方というものの、タラを雇ったのは雇用機会均等委員会から女性パイロットが少ないと注意されるからで、そもそもパイロットになりたがる志願者が少ないという。
人事部長は、もともとカーターと同じ機に乗るのを希望していたが、7月11日以降に同乗していないという。
それは、タラがミスを犯したためカーターが訓練に戻したためで、タラには飲酒などの苦情があったという。
ならばなぜ副操縦士として勤務させたのかと問うと、上層部が唯一の女性パイロットの配置転換は印象が悪いと言ったからだという。
タラがレイプされた時に一緒にバーに行ったキャビンアテンダントのエリンに話を聞くと、その夜はタラが酒を飲み続けていたという。
カーターには厳しいところはあるが、タラはコックピット内で写真を撮影したのをSNSにアップするなど、日頃から問題があったという。
SVUは医師で、タラの姉アレクシスにタラの話の裏付けを聞く。
タラは7月に突然休暇だと言いアパートに現れたが、1週間部屋に引きこもり、心配して様子を見ると、首や手首にアザがあった。
職業上、レイプだと察し、写真を撮影して通報するように勧めたが、タラは泣くばかりだった。
バーバは、これだけでは起訴するには難しいと考える。
ドッズ警視正も、報道でカーターが乗客を恐怖から救ったと話題になっているので、このままFBIの捜査に任せるべきだという。
タラも、カーターと同乗したくなければ、機を降りるという選択肢があったはずだ。
オリビアはタラを信じると言い、再度話を聞くことにする。
航空業界は男性社会で、パイロットたちは下ネタを言うのは日常的、身体を触られたり不快なことを会社に抗議すると、写真をアップしたことを理由に訓練に回された。
副操縦士として戻るためには、カーターの機嫌を取らなければならない。
バーで2人で酒を飲んでいたことは事実で、SVUはこのままでは合意の上でのセックスだと取られてしまうという。
タラはカーターが部屋まで着いてきて、強引に部屋に押し入りレイプされたと訴える。
オリビアとバーバは、タラからカーターに電話させて、自白を引き出させることにする。
カーターは「君も望んだことだろう」と言い、何があったとしても、いまさら誰もタラの事を信じないという。
これを証拠に、SVUはNYに戻ってきたカーターを逮捕する。
カーター側は、あれは合意の上だったと言い、タラが会社に不満をもっており、苦し紛れに自分を訴えたのだろうと取り合わない。
すでに連邦犯罪で2年の刑期を受け、操縦士の免許を失ったタラは、裁判でなぜカーターと同乗すると判って降りなかったのかと問われ、パイロットとして弱さがあると判断されて、経歴に傷がつくと思ったからと答える。
しかし、結果的に航路を外れて乗客を恐怖に陥れた。
タラは弱かったからレイプされ、会社にも騙されたと感情的になる。
コックピットでカーターは身体を近づけ、肩を触った。
ホテルでの恐怖が蘇ったという。
オプティマム側は、お客様第一で今後は再発防止に尽力するとアピールし、タラに責任を押し付けるつもりだが、去年退社したたった一人女性機長だった人物が聴取に応じていない。
SVUが今は別の会社で、自家用機のパイロットをしているジーン・ハウエルに話を聞く。
ジーンはタラのことは気の毒だと言いながらも、オプティマムでの10年間の勤務については答えたくないという。
オリビアは会社がレイプをもみ消し、カーターはこれからも犯行を続けると説得すると、ジーンは自分もカーターにレイプされたと認める。
ジーンはその時の証拠をきちんと保存していた。
証拠を突きつけられたカーターは、第2級レイプ罪2件で、10年の取引に応じる。
しかし、バーバはこれで満足せず、カーターを見逃したオプティマム航空も裁かなければならないという。
大陪審が開かれ、ジーンが自分が受けた不適切な扱いや男性優位の考え方などを証言する。
通報せず結果的に機長になったが、人間として貶められた気持ちがしたという。
エリンも証言し、パイロットからセクハラを受けて会社に苦情を言うと、配置換えなどの不利益を被るので、しかたなく無視して我慢することにしたという。
社長秘書が思い口を開き、会社の女性蔑視を証言するという。
5年前、CEOが書いたメモを重役たちに回したが、女性は精神的感情的にもろいので機長には向かないという科学的データがあった、という内容で、女性はパイロットよりキャビンアテンダントの方が合うと断じていた。
バーバは、会社はしかたなく女性を雇用しており、女性を軽視し侮辱する会社風土が許され、レイプもまた許されていると追及する。
女性も我慢することになれてしまい、それは尊厳や自信、自尊心を奪われることだという。
大陪審は起訴する意思を固めた。
なぜか、大陪審の内容がマスコミにリークされ、オプティマム航空は週末には倒産するだろう。
フィンはドッズに、オリビアの後任を探していたのかと尋ねる。
ノアの件でショックを受けたオリビアが本当に復帰するかどうか、念のために対応していたというドッズは、もう大丈夫だという。
フィンはドッズにある文書を見せて、認識を求める。
なるほど、ハリウッドのセクハラ、パワハラ問題がベースになっているのですね。
だから、身内から長年黙っていたけど我慢の限界で告発することにしたという話になるわけか。
今回はパイロットの世界を暴くということでしたが、軍なども同じような感じなのかも知れませんね。
でもやっぱり、タラの行動はあまりにも危険ですね。
個人的な理由でハイジャックしたことになれば、連邦法で厳しく裁かれる事になるでしょう。
あれだけ望んだパイロットの資格も失い、代償としては非常に重かったですね。
カーターを英雄視して、養護しようとするマスコミや市民については、簡単に翻るということでしょうか。
今どき、航空会社がセクシーなポスターで客を誘うのはさすがに批判されると思います。
ところで、フィンが手渡した文書は一体何かな?
オリビアの復帰に暗雲が垂れこめる?
あるいは、ドッズ本人が何かやばい状況なのか?
久しぶりにマイクの話が出ましたが、ノアのことでドッズがオリビアの自宅を訪問するなど、意外に思いました。
最近、ドッズの出番が多いですよね。
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