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【鉱物の故郷】砒酸塩鉱物採集の旅~広島県のニュース本文05/11 15:15更新 当館では鉱物採集の参加者を募り、3月末に広島県尾道市瀬戸田町(生口島)の採土場跡を訪れた。前回紹介した斜開銅鉱をはじめ、ここは銅の砒酸塩鉱物産地として名高い。 昭和56年、当時高校生であった今井裕之氏が発見した産地で、それまで国内では山口県喜多平鉱山で見つかっていた程度で大変稀だった斜開銅鉱やオリーブ銅鉱が、普通に見つかる産地として有名になった。 参加者の皆さんも、銅と砒素を主成分とする美しい鉱物の発見に夢中になっていた。(益富地学会館主任研究員藤原卓)----------------ニュ-スからの抜粋引用です。ここの斜開銅鉱は有名ですね。銅と砒酸塩といえば、先日のセルレアイトもそうです。ひょっとしたらここにもあるのかも(^^)。現在日本には金属鉱山がほとんどなくなってしまいました。それに付随する多くの鉱物産地も消滅してしまいました。私達の身の回りには鉱山から産出する金属を、成分や素材とする製品があふれています。その製品のル-ツ、いわば自然界との接点が、こういう鉱山や鉱物産地であることを私達はすっかり忘れてしまっています。どこか遠くの海外産地から輸入すればよい程度の理解です。お米が田んぼでと同様に、金属は金属鉱山で取れると言うのは誤解で、鉱山では金属資源を増やすことは出来ません。取り尽くしたらそれでおしまいです。取り尽くさなくても採算割れしたら閉山です。まさに資源は有限です。鉱物採集からそのことも学んでいただきたいと思います。マダガスカルの水晶群晶です。
2009年05月13日
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広隆寺が太秦駅の対面なので、予定外ですが立ち寄りました。広隆寺は京都では一番古いお寺のひとつ、聖徳太子ゆかりのお寺だそうです。中庭に入り、本殿でお祈りをしました。このお寺の中だけ独立した時が流れているかのようでした。ここでも新緑が映えています。苔むした古木にも春が来ました。・・・・・・・・・・さて、広隆寺は皆様ご存知のように、弥勒菩薩半跏像で有名ですね。聖徳太子からの贈り物だそうです。今回は拝めませんでしたが、私も弥勒菩薩は大好きです。とっても女性的なお姿で、あのたおやかな指の線と、お顔の優しさは、まさに慈悲の心を体現しているかのようですね。ここには弥勒菩薩像をはじめ、魅力的な仏像写真がありますので、よかったらご覧ください。
2007年05月08日
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バナジナイト=バナジン鉛鉱です。有名産地のモロッコはミブラ-デン産です。ここは母岩がカルサイトであることが多いのですが、何せ予算の関係でこれは単晶分離品、母岩がないのがちょっとさびしいですね。母岩つきは以前のせましたので、アルバムの方を探してください。バナジウムという元素は酸素酸基(バナジン酸基)を構成し、種々の価数がありますが、このバナジン鉛鉱はV5+で(VO4)3-だと思います。この場合橙赤色が発色するのでしょう、バナジン鉛鉱はこのきれい赤色で有名です。和名は褐鉛鉱です。これはクロム酸塩鉱物に紅鉛鉱があるから褐となったのでしょう。でも赤が薄くなり、灰色ッぽいものもあるのですからややこしいです。それもあって最近は褐鉛鉱とは言わなくなりました。緑でない緑柱石(ベリル)とおなじ事情ですね。しかし、世の中は広いものです。ミネレコ(ミネラロジ-レコ-ドという鉱物マニア雑誌)をのぞいていたら、こんな情報がありました。アメリカもバナジン鉛鉱産出では有名産地がありますが、アリゾナのキャッスルド-ムという鉱床にあるパズラ-鉱山(PUZZLER MINE)では、なんと緑色や緑と赤のバイカラ-のバナジン鉛鉱が産出されたことでちょっと有名らしいです。写真も載っています。しかも形がものによっては、この幾何学的六角形というよりもビアダルタイプつまりあの緑鉛鉱にそっくりなのです。おまけに緑色なんですから、我々では絶対にバナジンだとはわからないです。まあ緑鉛鉱とバナジナイトはPがVになっただけ。あとは全く同じ元素構成ですからありうるお話です。どちらも六方晶系の兄弟鉱物なんです。PB5(VO4)3CLがバナジナイト、ここで、PB→(PB,FE)とか、V→(V,P)などが可能性として思いつきますが、ミネレコに理由は何も書かれていませんでした。なかなか教科書どおりでないところが自然界の奥深さでもあるようです。今日はちょっとややこしい話でした。それにしても、この赤、綺麗です。やっぱりバナジナイトはこの赤ですね~(^^)♪
2005年09月23日
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