親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 21, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、二度目の三連休入口です。「時間」が一番の贈り物と考える貧乏自由人にとって、誠に有難い9月です。週日は書けなかったので、今日から再開します。「その2」で10項目を例示しましたが、その後「第11項」が浮かびました。それは、 「11.左翼は今日的価値観に基づいて過去を断罪する」 というものです。

端的に言えば、日本の戦争責任ですが、1930年代における日本の国内事情や国際情勢、更にはそれらの根底にある倫理観・価値観に対する考証を無視して、一方的に日本を悪者にする発言です。こういった自虐的な言説には、情けなさを感じます。中には、税金で食わせて貰っている国公立大学の教授までいますから、何をか言わんや、です。

これについては、この先で書くつもりですが、今回は「その2」で列挙した順番に従って解説を加えます。毎回一項目で進むと長くなりますので、次回以降は幾つかを纏めようと思っています。

<左翼は似非弱者を捏造する>

これを論ずるには、先ず「弱者とは何か」を明らかにせねばなりません。僕の考えでは、 「心身にハンデを負った人、身寄りのない老人や子供といった、本当に手を差し延べねばならない人達」 のみが「弱者」であって、それ以外は「似非弱者」なのです。この中には「似非」どころか、「非弱者」も大量に含まれ、更には「偽弱者」さえいます。

本当の「弱者」に該当する人達は、文明国なら社会的な責務として守ってやらねばなりません。これに反した行動を取ったのがヒトラーであり、第二次大戦の前から「安楽死計画」が実行され、ドイツ国内の知的障害者の多数が犠牲になりました。日本の「らい病患者隔離政策」等も、保護の名を借りた人権侵害だったことは言うまでもありません。こんなことが二度とあってはなりませんが、「弱者」を語っての不当な権利行使と義務放棄は、断じて許されるものではありません。

イラク人質事件 に際して、左翼系の人達は捕まった三馬鹿を「弱者」と位置付け、政府に「弱者救済」を迫り、自衛隊のイラク撤退まで強行に要求しました。高い渡航費を払って戦時下のイラクへ、しかも度重なる国からの渡航自粛や退避勧告の出ている地域へ、更には周囲からの「今は行くな」という再三の忠告を無視して、無謀にも踏み込んで行った馬鹿共が何で「弱者」なのか、全く理解に苦しみました。

当時のニュース番組では、某東大教授が薀蓄を述べていましたが、「政府は従順な弱者には優しいんですが、生意気な弱者には厳しいんです」とのことで、この先生も彼等が「弱者」だと思っていたようです。これを読んだら、きっと超一流の頭脳で、もっともらしい反論をされるでしょうが、庶民感覚からは彼等が「弱者」だとは到底思えません。

また、郵政民営化に際して、左翼系からは色々な反論が出ていましたが、その一つが「郵便局員は公務員扱いだが、民営化されると人員整理が行われ、大量の失業者が出る」というものでした。結局、「弱者を護れ」ということですが、郵便局員が弱者かといえば決してそうではありません。それを言うなら、僕を含めた民間企業の従業員など全員弱者です。

この時も、僕が常連だった某サイトでは郵政民営化を巡って激論が交わされましたが、民間企業のサラリーマンは民営化賛成で、公務員、具体的には公立学校の教員の方々は、民営化に強硬な反対をしていました。全く皮肉な状況ですが、倒産や人員整理のリスクを背負ったサラリーマンが民営化賛成で、身分保障のある公務員は民営化に反対し、郵便局員を弱者だと決め付けているのです。

「弱者を護れ」という言葉の本音は、官庁業務の非効率性や過剰人員によるコスト負担が、財政圧迫の主たる要因であり、その改善が構造改革の最大の目的であることを無視して、自分達の雇用確保しか考えていないということです。そして、公労委の票田を当て込んだ左翼政党の主張は、似非弱者たる公務員の既得権保護という、構造改革に逆行した妄言に過ぎないのです。

要するに、「護ってもらう」という甘えた考え方に支配され、国や社会の利益など眼中に無く、自分達さえ良ければ、それ以上何もやりたくないのです。現状維持が全てであり、微温湯に一生浸かっていたいという、怠け者根性が元凶なのですが、勿論こんな本音は言えないので、「弱者を護れ」という言葉に摩り替えているのです。本当の「弱者」に対する、破廉恥極まる冒涜です。

以上、纏めますと、左翼とは「弱者」を語った怠け者集団(の代弁者)であり、自分達の既得権を護ることが全てなのです。それなら本音で迫れば良いのですが、もっともらしい理屈を付け、時代に逆行する妄言を吐くと同時に、妨害行動に訴えます。更には、社会全体の進歩や最適化を阻み、不要な時間とコストを社会全体に生じさせ、自分達の利益すらも逃している馬鹿共です。彼等は、民主主義を維持して行くためには許容せざるを得ない、宿命的な「必要悪」なのでしょう。





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Last updated  September 22, 2007 02:52:06 PM
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