全4件 (4件中 1-4件目)
1
我が家の庭は、夏になると急に花が少なくなって寂しくなる。今咲いているのは、半雑草のヤブミョウガ位なものである。それを反映して、7月に入ってからは植物を1度しか紹介していない。 そこで、今日は漸く熟し始めたブルーベリーの実を掲載することにした。ブルーベリーの実.品種は不明(2007/07/22) このブルーベリーは10年以上前からある鉢植えで、昨年は3~400個の実を着けた。今年は、枝が増えたこともあり、去年よりも更に沢山の果実が成熟中である。 まァ、ハッキリ言ってしまえば取るに足らない果実だとは思うが、酒後の果物としては一々皮を剥いたりする必要がないので、面倒臭がり屋には中々重宝である。ブルーベリーの果実は二重S字曲線型の生長をする(2007/07/22) 写真でお分かりのように、熟すときになって急に重量が増加する、二重S字曲線型の生長をする。以前紹介したユスラウメと同じである。熟し始めたブルーベリーの実.まず最初に赤くなる(2007/07/22) 今年もまた酒後の果物にしようと思っていたのだが、若干、否、重大な問題が発生した。ユスラウメにもグミにも気が付かなかったヒヨドリが、このブルーベリーの存在に気付いてしまったのである。何しろ相手は早起きだから、早朝にやられると、こちとらに勝ち目はない。 更に、メジロまでやって来る始末。何らかの防御をしないと、酒後の果物を取り上げられてしまう。
2007.07.22
コメント(6)
少し時期遅れになってしまったが、今日はユスラウメの実を紹介しよう。 これも例によって「果実のなる木」にしか興味を示さない兄が買ってきたものである。しかし、買ってくるだけで殆ど世話をしないので、これも例によって枯れかけていた。私が親の家を引き継いでから、それを何とか育て、疑似盆栽風?に仕立てた。沢山なったユスラウメの実.未熟果はずっと小さいので2重S字曲線型の生長をすることが分かる(2007/05/31) 今年は殊に沢山実が着いた。しかし、春になるまで兄夫婦はユスラウメが枯れたのではないかと心配の様であった。 と言うのは、ユスラウメの冬芽はおよそ芽らしくない芽で、芽鱗?は生気のない枯れたような色合いをしているからである。枯れていないことは枝の弾力を見れば分かるので、大丈夫だと言っておいたのだが、それでもまだ不安気にしていた。別に今年だけの現象ではないのだが・・・ 花は3月20日頃、丁度私が南方から帰ってきた時に満開になっていた。桜の花をもっと繊細にしたような、一寸線の細い花である。その時は大いに疲れており、撮影をサボったので写真は無い。紅玉の様なユスラウメの実(2007/05/31) ユスラウメの成熟期には、グミもまた成熟する。どちらも子供の頃、彼方此方の御宅の庭からはみ出しているのをよく食べたものである。グミの実は酸っぱくて渋いが、ユスラウメは少し早めの、まだ実の弾力が強い頃に食べると、サクランボの様な味と食感で中々美味しい。真っ赤に熟してしまうと、かえって味がぼやける。今年は久しぶりに沢山食べてしまった。 種子はそのまま庭に棄てた。はたして、種子から芽が生えて来るだろうか?
2007.06.22
コメント(2)
以前、我が家の庭は猫の額なのに、柿の木が3本もある、と書いた。2本は実のなる木しか植えない兄が最近植えたものだが、最初の1本はまだ母が存命中に母と私で植えた次郎柿である。 次郎柿を選んだのは、完全甘柿で味の良いことの他、単為結果をするので授粉が不要だから1本でも良く実が着くだろう、と考えたからである。 しかし、植えた場所が悪かった。南西風が吹くと、丁度我が家と隣の3階建てで一種のビル風が生じ、それがモロに次郎柿の木に当たる。次第に木が傾き、台風の多かった昨年はついに倒れそうになったので、急いで支えを作り、着いていた実は全部取って棄てた。 かなり木が弱った様に見えたので、今年は花(雌花、次郎柿には雄花は無い)が着かないだろうと思っていたら、予想に反してかなり着いた。春に半分位摘花し、花後更に摘果したが、肥料をやったりしたせいかその後の落果は少なく、かなりの数の実が着いてしまった。木が弱らないか少し心配だが、葉腋には充実した冬芽が着いているから多分大丈夫だろう。次郎柿の実.何となく色が青ざめている(2006/11/06) しかし、どうも実が小さかったり歪だったり、或いは、色が何となく青ざめていて虫熟れ的なのが気になる。 それでもヒヨドリがやって来て、実を突いているから、味の方は悪くはないらしい。ヒヨドリを信頼して試しに食べてみたら、甘くて中々美味しかった。次郎柿の実.形が少し歪(2006/11/06) 昔は大きな柿の木が3本あり、何十羽というムクドリが群れを成してやって来たものである。しかし、今は猫の額の庭に植わった小さな柿の木にヒヨドリが時々やって来るだけ。 まァ、これが時代と言うものだろう。ヒヨドリに食べられた次郎柿の実(2006/11/06) 子供の頃は随分柿を食べたものだが、最近はどうも皮を剥くのが面倒で、父母の祭壇に飾った柿もそのまま過熟にしてしまって、結局は棄ててしまうことが多い。次郎柿も穫ると食べずに棄てることになるかも知れないので、精々ヒヨドリに頑張って貰い、こちとらはお余りを頂戴する程度にしている。
2006.11.22
コメント(0)
我が家の庭は「猫の額」なのだが、どうゆう訳か栗が1本、柿は3本も植わっている。これは兄の趣味で、彼は花木などには一切興味を示さず、実のなる木しか植えないのでこういうことになってしまった。 柿はともかく、栗は大木になるからと家族全員で反対したのだが聞き入れず、強引に植えてしまった。 その後木が大きくなり始めると非難が集中し、流石の兄も反省の色が見えてきたが、下枝をみな切ってしまって他の庭木の上に延びるようにすれば良いのではないか、と言うことになりまだ切らずにいる。クリの実(2006/09/27) だからクリの実は高さ4m以上のところにあり、写真を撮るのは一寸大変。200mmの望遠(35mmカメラで300mm相当)を使っても下から撮るから逆光になってしまう。そこで普段国内では使わない外付けストロボを取り付けて日中シンクロ。流石に外付けストロボは力強く、空の明るさに負けないでマァマァの写真が撮れた。クリの実.もう少しで落っこちる(2006/09/27) 兄が実のなる木を植えるのは、出来た果実を食べるのが目的ではなく、収穫するのが楽しみなのだそうで、食べるのは専ら兄嫁の方である。 彼女の話に拠れば、うちの栗はなかなか美味しいとのこと。私自身はまだ一度も食べたことがないが、今年は私が肥料をやってかなり豊作の様なので食べてみることにした。 昨日から今朝にかけてかなりの雨が降った。雨の後は毬が開いて実が落ちるはずなので木の下へ行ってみたら、やはり中の実が幾つか落ちていた。少し前に毬ごと落ちて毬が既に茶色になっているものもあった。 しかし、授粉が不充分らしく、毬1つに実1個のまん丸いのがほとんど。収穫したクリの実.みんな丸い.毬の中にも丸いのが1個しか入っていなかった(2006/09/27) 中火で30分湯がいてそのまま放置し、冷めたところを包丁で真っ二つに裁ち切り、スプーンでほじくって食べてみた。 まァこんなもんでショ、と言う程度の味で、特に旨くはない。しかし、昔の我が家のクリよりはずっと旨かった。 湯がいた後そのまま放置したせいか、茶色になった煮汁が滲み込んだ様な跡があった。これがなかったらもっとホックリして美味しく食べられたかもしれない。今度は煮汁の滲み込まないよう、もう少し長めに湯がいてから直ぐに笊に上げ、余り冷たくならない内に食べてみよう。
2006.09.28
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1