全66件 (66件中 1-50件目)
先日の記事「コノミ」と一緒にレスキューした「よこづな」愛護センターでよこづなと出会ったのは、11月下旬だった。愛護センターに収容されたとき体重が6~8キロと大型だったので「よこづな」と命名されたそう。名前の通り、体が大きくて猫舎のケージでは手狭だったため裏口にある検疫室にひとりぼっちで置かれていた。おそらく交通事故で下半身麻痺になったのだろう…尿道カテーテルでつながれていた。12月28日、尿道カテーテルから解放されたよこづなは、猫舎に移動していたが…下半身不随のままで圧迫排尿が必要だったが…尿の状態(色、臭い)は、非常に悪かった。このままでは毒素が体内に蓄積し、臓器障害が起きてしまう!どんどん圧迫しておしっこを出してあげなきゃ…よこづなのレスキューに踏み切った。よこづなは、体重が重かった事。敷物に制限がかけられた事。(おしっこが漏れるからだろうか?)麻痺した左足が変形して固まった事。この、三つの悪条件が重なったことで、お尻に大きな床ずれが出来ていた。あまりにも酷い床ずれのため、ボカシをかけなきゃいけない程に…床ずれの場所が悪いため、縫っても皮膚が裂けてしまう…今までの床ずれの治療法もよこづなには通用しない…ただひとつだけ…下半身麻痺だから、よこづな自身、痛みを感じてないという事だけがせめてもの救いだった。よこづなにエイズ陽性反応が出た。エイズの子は、普通の猫と何ら変わりないが、免疫力は低めだと思う。食べるもの、環境、なるだけストレスかからないよう免疫力を高めるようスタッフ一丸となってよこづなの管理がスタートした。下半身麻痺の子は、お尻を引きずって移動するため床ずれが完治するまでサークルから出せない…よこづなが生きるために、今を克服するために、「かわいそう」という感情を封印した。下半身不随の犬猫は、痒い所に手が届かない。今まで…今でも多くの下半身不随の犬猫をお世話してると、痒いときの小さな合図でもありがたいことに見逃さなくなった。私達は、下半身不随の子達の「手」の役割を担っている。小さなストレスが大きなストレスに変わらぬよう…レスキュー10日後…あんなに酷かった床ずれは、右側がキレイに完治した。左側も少しずつではあるが、状態が良くなりつつある。よこづなは、10才前後だと思う…誰かに飼われてたのか、地域猫かは分からないけど、警戒心もなく、人間も猫も大好きな優しいひと…下半身不随、エイズ陽性、高齢…譲渡は厳しいかもしれないけど、エイズ発症することなく、穏やかな場所で天寿を全うできる人生であって欲しい。まだ希望を捨てたくない!次のステージへ行けるよう床ずれを完治させたい。よこづなの未来のために…下半身不随の犬猫を抱えてる方へ少しでも参考になれば…と書きます。サークルの中は、介護マット(エアウィーヴ)、ホットカーペット(半分のみ)トイレシーツで管理してます。毛布類は、漏れたおしっこを吸収しないので、床ずれが悪化するだけでなく、細菌が繁殖しやすいため膀胱炎にもなります。吸収力のあるペットシーツやタオルをこまめに交換すると良いです。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座0104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/「犬猫保護施設・いのちのはうす保護家」YouTubeチャンネル登録よろしくお願いしますお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2023年01月08日
愛護センターのケージの中でうずくまってる小さな子猫…交通事故で収容された下半身が動かない状態で、血便らしき症状が続いてるとの事。ピクリとも動かない声も出さない瀕死の状態だった…この子に明日が来ないことくらい気付いていた。いいえ…分かっていたからこそ、決断できたのだと思う。「今すぐ、この仔をレスキューします」そう言葉を発したと同時に…瀕死の状態の子猫は、体を引きずりながら扉の前に来た。声を出した!私の目を見た!私に話しかけるかのように声を発し続けた。「一緒に帰ることが分かるの?」その場にいたスタッフと職員さんもこの子の行動が偶然ではないことを認めざるを得ない出来事だった。犬も猫も、言葉の意味は分からないけど、人間の感情を読み取る能力がある…この子は、背を向けながらも私の覚悟を瞬時に感じ取った。「一緒に帰ろうね…」この子に明日が来ないのは分かってる…分かってたけど…奇跡を信じてみたくなり、その足で動物病院に向かった。「顔の血色は良いし生きれるんじゃない?」獣医師さんはそう言ってくれたけど、私は「それは違うと思います!」と訴えた。レスキューすると分かったからドーパミンが出て元気に見えるだけだと…獣医師さんも、この子の体に触れたとき「ありえない…すべてがグチャグチャだ」危険な状態に気付いてくれました。尻尾の骨が胴体に移動してて、獣医師さんが手探りで元の位置に戻してくれましたが、足も骨盤もグチャグチャに折れていた。尿管、尿道が切れているかもしれない。腸が破けてるかもしれない。だけど…この状態では精密な検査や手術はできないとの事。一晩、尿が出るか確認して翌日に手術方法を考えていこう…と。朝を迎える前に…3:58静かに眠るように息を引き取りました。わずか11時間…いのちのはうす保護家の子として一緒に過ごしたのはたったの11時間…淋しい思いをさせないよう、たくさんのお花で囲んだ。哀しい思いのまま往かせたくなくてみんなでたくさん撫でた。命名「セイキ」早く次に生まれて帰ってこれるようにと名付けた。命名と同時のお別れだった…いのちのはうす保護家の子達が眠る場所にセイキを埋葬した。わずか11時間でもあんたはうちの子だったんだよ…と。お願いがあります…お世話してた地域猫さんが交通事故や衰弱してると愛護センターに連れてくる方が時々おられますが、愛護センターは病院ではありません。愛護センター獣医師さんは、できる限りの治療や手術はしてくれますが、正直言うと…できる事に限界があります。お世話してる仔が交通事故や衰弱してたら、先ずは直ぐに動物病院に走ってください。助かるか助からないかは、時間との戦いなんです。愛護センターに連れて行くのはその後の経過を見てからでも遅くはありません。どうか…どうか、命を優先して頂ければと…切に願います。生意気言って申し訳ございません。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年05月12日
シロちゃんをレスキューしたあの日、もうひとりの老犬とも出会ってました。2月22日高岡町を放浪してたところを愛護センターが捕獲保護したとのこと。老犬で重度のフィラリア…センター職員さん達が約一ヶ月間、毎日敷地内をお散歩させてくれたりこの老犬を守ってくれていましたが…日に日に足腰が弱り、認知症もはじまってると聞いて次は私たちがこの老犬を守る番だと…この老犬と会ったときに感じました。だけど…この老犬を連れて帰ることができませんでした。先ずはシロちゃんに集中したい…と。シロちゃんと向き合う時間が欲しい…と。結果、この老犬のレスキューは見合わせました。何を悠長なこと言ってんだ!…と、お怒りの方もいると思います。だけど、シロちゃんのように愛さながらもセンターに持ち込まれた犬猫の心は驚くほどに繊細なんです。「必ず迎えに来るからね」この老犬と約束を交わして愛護センターを去りました。シロちゃんだけを車に乗せて…シロちゃんレスキュー二日後…約束を守りました!命名「ともぞう」ともぞうが生きてきた環境や時間を知ることができませんが、右足は、獣の罠にかかったような骨折痕がありました。適切な治療を受けれず変形したまま骨がつながったのでしょう…歩行バランスが上手く取れなくなり後足にも支障が出ていました。故意に捨てられたのか…迷子になって探してもらえなかったのか…ともぞうが捕獲された理由は分かりません。ともぞう自身も、自分が分かりません。誰と居て、どこに住んで、どんな環境に居たのか、ともぞうは思い出すことができません。全部忘れてしまいました。本当の自分はどこにあるのかも…でも、ともぞう自身、そんな自分が不幸だと思っていません。悲しみや辛さも抱えていません。ご飯を食べて「嬉しい」日向ぼっこして「気持ち良い」誰かが側にいて「心地良い」ともぞうから伝わってくるもの全部が「幸せ」な感情だけなんです。ともぞうは「今」を生きてるんだろうな~…本人は自覚してないけど、「今」という時間を、大切に丁寧に刻みながら生きてるような気がするのです。一足早く保護家に入居してたシロちゃん。お互いに生きてきた環境が全く違うのに、お互いを尊重しながら向き合うふたりに私達もホッと胸をなでおろしました。シロちゃんもともぞうも、一日でも永く生きて欲しいとは言いません。毎日、楽しく過ごしてさえくれれば…毎日、幸せを感じてくれれば…一日一日を丁寧に大切に、このふたりとしっかり向き合っていきたい…と、ともぞうの生き様からチト拝借(^^その一方で…左耳に悪性腫瘍を抱えた「ベンティー」の介護と看取り期にも入っていました。ベンティーのことはまた後日書きたいと思います。ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月28日
愛護センターに「引き取り犬」で連れてこられたのは…18才の老犬でした。歩くのがやっとの超高齢の老犬…ここはどこなのか?なぜ連れてこられたのか?この老犬は自分の身に何が起こったのか状況が全く分かりません。まさか自分が捨てられただなんて…ここだけ切り取ってしまうと「なんて酷い飼い主だ!」と、なってしまいますが…飼い主さんには、この老犬を守ることのできない事情があったんです。飼い主さんは体調を壊してしまい2年前から病院に入院しています。2年間も家族であるこの老犬と離れ離れになるしかありませんでした。1人暮らしだった飼い主さんに代わり甥御さんが毎日老犬のお世話に通っていました。2年間…毎日毎日…。飼い主さんの退院のめどもつかず、甥御さんにも限界がきてしまいました。当然のことと思います。日に日に老衰が進行していく老犬に不安を抱えるようになったのでしょう…甥御さんにも生活はあります。甥御さんにも守りたいものはあります。甥御さんは2年間老犬を守ってきました。飼い主さんの「あの子を守りたい」という気持ちを大切にしてたからこそです。確かに…結論だけ言うとこの老犬は年を取って捨てられた。だけど…そんな軽い一言で終わらせてはいけないと思うんです。老犬も飼い主さんも甥御さんも苦しみや悲しみは同じなんです。この写真の姿は、飼い主さんと甥御さんの姿でもあります。守りたいのに守れない…こんな悲しい最期はあってはならない愛護センターの職員さんにお願いしました。「シロちゃんは無事だと…生きていると飼い主さんと甥御さんにお伝えください」迷いなくレスキューしました。18年間呼ばれ続けてきた「シロちゃん」という名前をそのまま引き継いでうちに来ました。新しい環境になじむまで少し時間がかかるかもしれませんが、シロちゃんのペースを崩さずに最期まで一緒に居ようと思います。いつか飼い主さんと再会できると良いな…これで終わりではない。その一方では…それはまた後日…ご支援ご協力をどうかよろしくお願い致します▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2021年03月25日
※前編「バックヤードで生きる猫たち」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/202008190000/▼case3 全盲の猫たちこの仔達は兄妹で収容されてました。猫風邪が原因でしょうか…白い猫は右目が生き残りましたが、キジ猫は両目とも…。全盲ではなく光は感じてるようです。片目だけなら譲渡の可能性もあるのに…同じ兄弟なのに…この仔達も兄弟で収容されました。やはり猫風邪が原因でしょう…みんな片目が潰れていましたが、酷い状態ではありませんでした。ただ…この仔だけが…。愛護センター獣医師チームが目のケアを続けて下さってます。だけど…これ以上の完治はありません。少し触れただけでも水晶体が破ける…これが何度も続いてるそうです。この仔の前に座ったとき眼球が左右に大きく動きだしました。まだ「光」は感じてるのでしょうね…目の前に何があるのか誰がいるのかを「目」で確認しようとするのです。機能(目)は失われてるというのに…この仔にとって「痛み」しかないのであれば両眼球摘出手術を受けさせたい…▼case4 老犬犬舎に収容されてた寝たきりの老犬…立ち上がる事も寝返りもできないため床ずれができていました。愛護センター獣医師さん達の頑張りには本当に感謝してますが…苦しくて泣き叫んでも、防音室が消してしまいます。異変に気付いてもらえるのは「運」でしかありません。愛護センターは人間のペースで時間が流れてるから仕方ないんです。それが愛護センターの「お仕事」だから…。愛護センター業務は17時15分で終了です。お水が飲みたくても、おしっこまみれになっても、体がコンクリートに落ちても、発作が起きても、ひとりなんです…。壁しか見えない部屋で24時間…「生きる気力」を失った老犬はいのちを落とします。こんな最期は「老衰」「自然死」なんかじゃありません!だから…私はレスキューしたいんだと思います。守りたいんだと思います…私の中にある「尊厳」と「いのち」は同じ意味なんです…レスキューを必要とする犬猫の頭数が多く医療を必要とする猫が多くいます。様子見ながら優先順位を決めて1匹ずつレスキューすべきことも頭では分かっていますが…もう段階ではないと直感的に感じてます。どうか、お願いがあります。厚かましくて大変申し訳ございません…レスキューへのご支援を呼びかけさせて下さい。どうか、皆様のお力を貸して頂けないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月20日
▼case1 左手変形の猫愛護センターバックヤード収容のこの仔…保護当初は左腕がボロボロで「左腕切断」も視野に入れてたそう…。それ程の大ケガだったのにここまで回復できたのは、愛護センター獣医師チームの頑張りとこの仔自身が頑張った結果なのです。ただただ頭が下がる思いです。この仔…サビ猫は手の治療が完治すれば指の変形は歩行に問題もないし、譲渡の可能性もあるだろうし私がレスキューしなくても大丈夫!そう思っていたのですが…上向きの爪がずっと出ていることに事故への危険性を感じました。以前、同じような猫がいました。布に爪がひっかかり宙吊りになった結果自分の指を食いちぎってしまったんです。私の管理不足が原因でした。当時の私には想像力が足りなかったんです。自分が犯した罪は絶対に消えません…だけど!「失敗」の経験を経ての想像力はあります。二度と痛い思いをさせたくない!この仔をレスキューしたい!…そう考えるようになりました。▼case2 白血病の猫この仔は「白血病」でした。愛護センターは諦めませんでした。「陰性に変わるかもしれない!」インターフェロンを続けて下さいましたが…陰性になる日は来ませんでした。白血病ネコ専門保護の副代表が白血病子猫4匹レスキューしたばかりなのに…副代表が現状と感情の狭間に苦しみ涙しながらのレスキュー決意だったのに。それなのに…この仔を前にした副代表は言葉を発しませんでしたが、「この仔もレスキューしたい!」副代表の心の叫び声が聞こえました。「泣くなよ!」副代表に声かけました。何度も言い続けました。「泣くなよ!」…その後に続く言葉を副代表も気付いてたと思います。「泣くなよ!…この仔も見捨てないから」バックヤードの猫たちは想像を絶する時間を経てココにいる。だけど…なぜだろう…バックヤードの猫たちは私の想像力すら奪うかのように普通の猫であり、普通に人懐っこい猫なのです。弱い人間の私は…この仔達の「強さ」に幾度となく助けられてきました。私から「弱さ」を忘れさせてくれるんです。「私は弱くない!」…と、錯覚させてくれるんです。私が何度も這い上がってこれたのはこの仔達のおかげなんです。そして…ボランティアさん達の力と、手を差し伸べて下さる全国の皆様のお力です。だから…私も頑張ります!前だけ見続けます!この仔達と向き合いたいです!何があっても…。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年08月19日
愛護センターに収容された白血病の兄弟子猫。愛護センターは諦めませんでした。治療と検査をくりかえしてきました。陰性にかわってくれる事を信じながら…検査三回目…陰性になる日は来ませんでした。エイズや白血病でもあっても、すぐすぐに「殺処分」ではありません。愛護センターは、収容頭数限界ギリギリまで命を繋げようと頑張ってくれます。そんな愛護センターから…白血病兄妹のレスキュー要請。その背景にあったのは…やはり新型コロナウィルスでした。宮崎県もコロナ感染者が増加してます。当たり前の生活を失った飼主さん達も多くいます。手離すしかなかった「ペット」達を愛護センターがどれだけ受入れ、どれだけの頭数を守りきるのか…今、愛護センターも窮地に立ってるのでしょうね。でも…保護家の猫達はワクチンしてますが、感染率0%ではありません。病気や高齢でワクチン未接種の子もいます。「いのちのはうす保護家」施設内では白血病の猫は受入れられません。そうして誕生したのが…いのちのはうす保護家支所「白血病猫専用 フジイ保護家」支所といっても藤井副代表のお家…副代表の家族も巻き込んだただの自宅です。愛護センターからの4匹レスキュー要請に私は即答できませんでした。藤井副代表と副代表の家族に丸投げするしかない今の現状に代表として無責任だと思ったから…。レスキュー要請を許可して欲しいと涙を流しながら相談する藤井副代表に私はこう言いました。「白血病猫の通院頻度と高額医療費、副代表が一番わかってるよね?私が日常触れてない子達の情報発信はできんことも知ってるよね?藤井副代表は定期的に情報発信できると?カワイソウとか感情だけで動かんでね!」私から意地悪な問いがくることも私の言葉の裏にある真意も藤井副代表は想定内だったようです。だからこそ…藤井副代表は既に覚悟を決めてました。4匹の一生涯を背負っていきたい…と。愛護センターとの打ち合わせやレスキュー日時も私には全て事後報告でした。「事後報告でごめんなさい…」という藤井副代表の前置きも「私が全責任持つから山下はダマットレ!」という覚悟の表れだと感じました。私自身も、事後報告に「おいっ!(# ゚Д゚)!」と、ツッコミながらも藤井副代表の強い信念に嬉しく感じてました。この子達の「一生涯」はどれだけのものだろう…他の子猫と何ら変わらない子猫他の子猫と何ら変わらない可愛さ他の子猫と何ら変わらないいのちそれなのになんで、与えられた時間が違うんだろう…。藤井副代表宅でいっぱい暴れてきなさい!藤井副代表宅でいっぱい悪んぼしなさい!藤井副代表宅でいっぱい好き勝手してきなさい!そして…藤井副代表ファミリーにいっぱい甘えなさい…。一年でも長く一ヶ月でも長く一日でも長く…。おいっ!藤井まちゃこ!あとは頼んだぞ!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年07月31日
12月のレスキューを見送った強面さん。譲渡室に移動できそう…とのことで、すっかり安心してましたが…愛護センターのバックヤードから脱出できそうにありませんでした。小さなケージでの生活は、3ヶ月になろうとしてます。この仔は…7ヶ月間です!小さなケージ生活が7ヶ月も続いてるんです。それなのに、ひねくれることもなくこんなに良い仔…。最低な環境の中だからこそ、愛護センター職員さんたちが一生懸命手をかけて下さるから…。右目眼球衰退で、視力を失ってます。この仔は、2名の方が譲渡希望を申し出てくれたのに…「白血病陽性」2名の譲渡希望者さんは譲渡を辞退されましたが、間違った判断ではないと思います。白血病は感染率も高いため、うちのような保護施設でも保護は難しいんです。この仔の場合、非常に悪い状態でした。食べても直ぐに吐いてしまうため、一日置きに点滴してるとの事でしたが…のどの動きが「食道拡張症」の症状に似てる気がしました。ド素人私の診断なので分からないけど、白血病以外に病気を抱えてることは間違いないと思いました。体はキツイだろうに、ケージの扉を開けると甘えてくるんです。健気に、一生懸命に…。この仔は、ずっとクルクル歩き回るので写真が撮れませんでした。乳飲み子のときに愛護センターに収容され、兄妹は次々に亡くなったと聞きました。何らかの感染症による脳炎(脊髄)とのこと。真っ直ぐ歩くことも、ジャンプをすることも、この仔は全て奪われたんです…。この子達のレスキューを考えてます。正直、今の段階ではどの部屋も満杯です。レスキューを考えてる…と言いながらも未だ、部屋の確保ができてませんが、愛護センターの小さなケージからこの子達が出れる事が今は一番の先決だと思ってます。場所の確保、なんとしても頑張りますので、レスキューのご支援とご協力をお願いできないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ厚かましくてごめんなさい。どうか、宜しくお願い致します。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2020年01月24日
「動物愛護センター」が開設した2017年、旧・動物保護管理所付近で捕獲された「ハチ」という犬がいました。ハチに次々と病が襲いかかり、ハチが「譲渡犬」になれる日はとうとう来ませんでした。最後に襲いかかったのがフィラリア末期…。愛護センターから出されたハチのレスキュー要請に対し、私が出した答えは「レスキューしません」初めてハチと対面したとき、「あんた誰?僕の家に何か用?」それがハチとの出会いでした。愛護センターという場所は、ハチにとっての「我家」でした。愛護センター職員さん達が、ハチにとっての「家族」でした。愛護センターから離れることを、ハチ自身、望んでいなかったのです。2年という長い期間、ハチの病を取りのぞいてくれた獣医師さん達。2年という長い時間、愛護センターで過ごしてきたハチにとってここに居ることが「当たり前」になってしまったんです。フィラリア末期…。苦痛の中で迎える最期の時…。愛護センターが出した決断は、「ハチに苦痛が襲いかかったときに安楽死」・・・でした。「ハチをレスキューしない!」ハチの気持ちを尊重した私なりの決断でしたが…大好きな家族(獣医師さん)の腕に抱かれ、安楽死されるハチの気持ち。2年間ハチをお世話してきた獣医師さん自身が、ハチを安楽死しなければいけない。ハチと獣医師さんにとってどんなに苦しく悲しい結末か…1人の職員さんにこう伝えました。「ハチの安楽死を決行する日が決まったとき、ハチをレスキューします」愛護センターから離れたくないハチを、ギリギリまで尊重したいと思ったんです。そして、とうとうやってきた「安楽死」決行の日私達のことを、保護家を、ハチは受け入れてくれるだろうか…不安な気持ちを抱えながら12月25日、レスキュー完了!「ハチ」から「キヨシ」へ改名。「あっ!僕んち(愛護センター)に来た人だ!」と、言っているかのようにキヨシの表情が変わりました。「受け入れてもらえるだろうか…」そんな心配は無駄だったようです。逆に「伝えたいことが山ほどあるんだけど!」というようなオーラを出しまくるキヨシ。何を言いたいのか分からないけど、自分を守ってくれた獣医師さん達の話を私たちに聞かせたいのかも…ですね!■ 果 た せ た 約 束先日レスキューした「ミサ」と共に「必ずお迎えに来るから待っててね」そう約束した老犬がいました。飼主さんから愛情うけてたと思います。ただ、迷子になってしまった…ただ、飼主さんが探し方を知らないだけ…きっと、棄てられた仔ではありません。12月25日、ミサとキヨシと一緒にレスキューした「ルン」。「ルンルンっ♪」そんな気持ちが伝わってくるように楽しそうに歩き回る「ルン」柴特有、老犬特有のガンコさはありますが、わが道を行く!そんなカワイイおばあちゃんです。キヨシとルンの新しい人生、新しい時間の幕開けです!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年12月29日
愛護センターからレスキュー要請がきたのは、11月初旬のことでしたが、資金と人手…保護できるスペース…あの時期が一番、全て不足している状態だったので、緊急性の高い犬猫を優先しながらのレスキュー方法しかありませんでした。早急にレスキューできなかった内の1匹が、「しの」という名の犬でした。「乳腺腫瘍」の摘出手術を受けていましたが…右前脚、左後脚にも腫瘍の転移。腫瘍を完全に摘出するには「断脚」右前脚と左後脚、足2本を失う…ということです。ただ…他の場所にも転移していた場合、二本足が奪われた上に「死」を待つだけの日々となります。「しの」と対面したときに、「しの」の力強さを感じると同時に「しのから足を奪ってはいけない!」直感的にそう感じました。仮に他に転移もなく、二本脚を切断して癌に打ち勝ったとしても、それは、「しの」にとっての「勝ち」ではないんだろうな…「しの」が勝つ意味はそこじゃナイ!そう感じたんです。「しの」の足を奪うのは、「今」じゃない!「しの」の足を奪うのは、「痛み」が襲いかかったそのときだと…。その時期には、もう手遅れの状態だけど、それが「しの」という犬なんだと、確かにそう感じたんです。「しの」自身が、与えられた時間と命を、どう生き抜こうとしているのか、どう生きたいのかを、尊重してあげたい。私は従うだけ…「しの」という犬に。11月12日「しの」と約束を交わしました。「必ず迎えにくるから待っててね」…と。12月25日「しの」との約束を果たせました!「しの」は「ミサ」という名前で新たな人生を歩み始めました。ミサのご報告はまた後程あらためて…。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年12月25日
・ヘルニアのМダックス・腫瘍のシーズー・緑内障のクロネコ先日のブログ記事でレスキューサポートをお願いした3匹のご報告です。あのブログを書いた7時間後…副代表が愛護センターに飛びました。医療費の壁を越えられない状態での見切り発車…。無謀な決断でしたが痛みから解放させることを一番に優先しようと決断しました。■ 緑内障のクロネコ「メオト」♂は、痛みの峠を越えていました。人間に例えるならば…虫歯の痛み?痛みの時期を越えたら神経が死んで痛みがなくなるということでしょうね…。長い時間「痛み」と戦っていたなんて…メオトの存在に気付くこともできず苦痛を与え続けてきたことにただただ「ごめんね…」しか出てきません。■ 会陰ヘルニア Мダックス3匹の中では、状態が軽いと思ってたМダックス「ルック」♂ですが…会陰ヘルニアは重症レベルでした。便も自力で出せない状態なので、圧迫排便が必要です。会陰ヘルニアは、手術をしないと命にかかわる危険な病気です。ルックのヘルニアは、すでに重症化し、危険な状態でした。早期に手術を!と思いましたが、大手術になるので、早くても12/4…。手術費用は、低価ギリギリでも20万円とのことでしたが、手術費を最低限まで低くしたい…と、かかりつけの獣医師さんも、一生懸命考えて下さってます。ルックは…飼い主の「持込み」だそうです。飼主さんは重い病に侵され、ルックを手放すしかなかったと…。「ルックは大丈夫!生きてますよ!」飼主さんが生きてたらルックの無事を伝えたいです。4ヶ月もの時間、ルックは待ち続けました。感情を表にださず、声を出すことなく、檻の中からずっと…。檻の中では、そんなルックでしたが…今ではすっかり自分を主張する仔に!甘えん坊で、側に誰もいないとずーーーっと吠えて呼び続けます。ルックは、いつも笑顔です。ルックは、毎日楽しそうです。人見知りも全くありません。誰にでも素直に甘えられる子です。こんなに良い子に育ててくれた飼主さんに感謝です…。飼主さんのためにも、ルックのためにも、1日でも早く「家庭犬」にさせてあげたい。愛情をひとり占めさせてあげたい。ルックの手術費用にと、ご支援下さった支援者様…本当にありがとうございます。手術が終わったら、第二の人生幕開けです!■ 腫瘍 シーズー「プルン」♀は、今は痛みがないとのことでした。プルンは、驚く程の「優しい心」を持つ仔…。ルックは甘え上手なので、真っ先に膝の上を陣取りますが、ルックの邪魔をしないようにと、プルンは黙って私の前に座り、ジーッと目を見つめるのです。シッポをフリフリさせながら…。ルックの要求吠えに便乗することなく、吠える姿もほとんどみたことありません。プルンは…叩かれながら育った仔です。飼い主からすれば、軽く小突く程度だったかもしれませんが、この小さな体で受けとめるにはあまりにも…「体を撫でてる「心地良い手」は、どの瞬間で「凶器の手」に変わるのだろう…」甘えながらもビクビクしているそんなプルンの心に触れました。「心地良い」から「恐怖心」への感情の切り替わりが、ふとした瞬間に現れるのです。恐怖心からの威嚇や咬む行為は、一切ありません。あくまでも憶測ですが、反発すると叩かれていたのでしょう…。ルックの手術や、保護家の子達、緊急性のある犬猫を優先して手術を入れているため、プルンの腫瘍摘出手術はまだ未定ですが、もちろん、プルンの腫瘍摘出手術を入れる予定です。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年11月26日
早期レスキューが必要な子達。この仔は10才前後だと思います。陰部に大きな腫瘍があり、オシッコもなかなか出せないようで、何度も腰をかがめ辛そうでした…。何度もお産したであろう体…捕獲当初の写真を見ると、一般家庭で飼われてた仔では…?避妊手術していれば、避けられてたはずの病気。「腫瘍だから棄てたの…?」飼い主への疑いしか出てこない。どうか、良性腫瘍でありますように…一日も早い手術を受けさせたい…。4ヶ月前に捕獲されたМダックス。本来ならば「譲渡犬」になり、ご縁が見つかるはずだったのに…ヘルニアのため、「譲渡犬」になれませんでした。「どうしてこんなに良い仔なんだろう…」一度も声を出すことなく、鼻を鳴らすこともなく、職員さんの目を見つめる続ける目…。あまりの健気な姿に胸が痛みました。ずっと、ずっと、職員さんの姿を目で追い続けました。その可愛い目は、ずっと、ずっと、飼主に向けられてたはずなのにね…。なんで人間は、ここまで残酷なんだろうね…。現段階でのヘルニアは、まだ重度ではありません。今のうちに治療に入れたら…と思います。この仔は、両目緑内障だそうです。片目はかろうじて視力は残ってますが、もうこの段階まできてたら…眼球摘出しかないと思いました。緑内障は白内障と違って「痛み」を伴います。現に、この仔は痛みを訴えてます。眼球を失うことのカワイソウさは、私にとってはどうでも良いことです。この仔が何を望み、何を求め、どうすれば楽しく生きれるか…それだけはブレないようにこの仔の決断を受入れなければ…いつも呼びかけてばかりでごめんなさい…●陰部腫瘍のシーズー、●ヘルニアのМダックス、●緑内障のクロネコ、この子達は、檻の中で「痛み」を抱えてるため、早期のレスキューを考えてます。一日でも早い手術で痛みを取ってあげることを、一番の目的にしたレスキューです。この子達のレスキューにお力添えを頂けないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ厚かましくてごめんなさい。それぞれの手術費用が高額なため今の私たちの力だけでは…どうか、宜しくお願い致します。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年11月22日
「これは…生き地獄やわ!」愛護センター収容猫たちを見て、正直、そう感じました。収容猫たちに「飢え」はありません。清潔なトイレや毛布もあります。湿度も温度も管理されてます。ですが…各部屋面積の許容範囲超えの保護とは、免疫力低下↓病気↓ピンポン感染長期間に渡る薬の服用は、体をジワジワと破壊していきます。こんな環境は「生き地獄」だと、職員さんたちが一番分かってます。分かってるけど、どうしようもできないんです。ただ、自分たちにできる事を一生懸命にやるしか…ただただ、猫たちのために…。↓ここは、宮崎県管轄の保護猫室です。ここ一年位前からでしょうか?宮崎県内、各保健所の収容猫の、保護期限切れ→殺処分の流れを減らそうと愛護センターに来れるようになりました。その結果が「押し込み」です。狭い保護室を、職員さんが手分けしてお世話にあたってました。「どの子に一番手がかかりますか?」「ん~…どの子だろう…」ヤボな質問でしたね…。手がかからない仔なんているはずもない! (※宮崎県管轄の猫)こんな風に、現場で一生懸命、命と向き合ってる職員さんたちに「生き地獄」発言がどんなに失礼極まりないか重々承知しております。ですが…聞いて下さい!過去の「いのちのはうす保護家」は、同じ道を歩んでいました。愛護センターが開設されるもっと前、収容猫は「殺処分」の運命でした。「死なせるくらいなら!」次から次へ猫のレスキューした結果、100匹の猫を抱えた時期もありました。100匹のお世話は、毎日ほぼ1人でした。時々ボランティアに来る人から「小さなケージに閉じ込めて、小さな部屋に何十匹も…。もうレスキューしないで!猫たちがかわいそうだから!」そう泣かれたこともありました。陰口言われ続けたこともありました。虐待だとも言われましたが、腹は立ちませんでした。カワイソウだと涙を流せる人は、それだけ心に余裕があるんだな…と、うらやましく感じるだけでした。「この生き地獄から抜け出そうね!」そう信じ続けながらの病気治療、管理の日々でした。100匹の子猫大半、譲渡が決まり生き地獄から抜け出せましたが…多頭飼育での押し込み式は、免疫力を奪ってしまいます…。病気に勝てず亡くなった子猫もいました。なんのための保護だったんだろう…そう思わずにいられませんでした。今でも、生き地獄の環境が引き金となり、死なせてしまった子達は忘れられません。今の愛護センターの猫たちを見ていると、昔の「いのちのはうす保護家」と重なるんです。 (※宮崎市管轄の猫)「命があるだけで良い」果たしてそうなの? (※宮崎市管轄の猫)「殺処分ゼロ」その結果、生き地獄の猫たち誕生。職員さんも猫も苦しんでいる。 (※宮崎県管轄の猫)現在、宮崎市管轄だけで、約100匹の猫が収容されてます。 (※宮崎県管轄の猫)病気治療中の猫もたくさんいますが、1匹でも生き地獄から抜け出せたら…1つでもケージが空けば… (※宮崎市管轄の3本足の猫)その思いで収容されてる猫たちの写真を今日のブログに貼りました。 (※宮崎市管轄の猫)この記事に掲載してる猫たちは現在、愛護センターに収容されてますが、みんなバックヤードにいる猫です。 (※宮崎市管轄の猫)少しでも気になる猫がいたら、この写真を愛護センターに持参して「譲渡面談希望」お申し出下さい。 (※宮崎市管轄の猫)電話でのお問合せや申し出はしないでください。 (※宮崎市管轄の猫)100匹以上の猫が収容されてるため、写真を確認しないと職員さんもどの子か分からないので。 (※宮崎市管轄の猫)各写真、右斜め下に、「宮崎県管轄の猫」「宮崎市管轄の猫」記入しました。 (※宮崎県管轄の猫)愛護センターは、受付窓口が「宮崎県」「宮崎市」異なります。愛護センター現地にて、ご確認お願いします。 (※宮崎市管轄の猫)すでに譲渡予約が入ってたり、病気治療の関係上、直ぐに譲渡できない仔もいるかもしれません。 (※宮崎市管轄の猫)↓この仔は、あご骨折です。これ以上の完治はありませんが、食べたり飲んだりに問題はありません。 (※宮崎市管轄の猫)顔が強面だから譲渡は厳しいだろうと、レスキュー対象にしてましたが、この強面に一目惚れした私と同様、そんな人もいるのでは…?と思い、写真を掲載しました。職員さんのお話では、自己主張する性格…とのことです。1匹でも多くの猫に、ご縁がありますように…1匹でも多くの猫が、「生き地獄」から出ることを祈り…。写真の仔以外にも、病気やケガの犬猫が収容されていました。私たちは、病気やケガや高齢犬のレスキューに向けての準備が始まりましたが…現在下記の物が不足しております。ご支援いただけると大変助かります。↓ ↓ ↓※Amazon緊急リストいつもお願い事ばかりで申し訳ございません。ホットカーペット フローリング調ホットカーペット 1畳 YZC-101FL 防水ホットカーペット 電気カーペット 足元暖房 1畳タイプ山善(YAMAZEN) 【送料無料】価格:9990円(税込、送料無料) (2019/11/14時点)花王 ニャンとも 清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ大きめの粒(2.5L)【d_nyantomo】【ニャンとも】価格:609円(税込、送料別) (2019/11/14時点)ファーストチョイス 成犬 1歳以上 おいしい低脂肪 中粒 チキン(6.7kg)【1909_pf01】【ファーストチョイス(1ST CHOICE)】価格:2778円(税込、送料無料) (2019/11/14時点)ピュリナワン キャット 美味しさを求める成猫用 1歳以上 サーモン(2.2kg)【d_one】【dalc_purinaone】【ピュリナワン(PURINA ONE)】[爽快ペットストア]価格:1609円(税込、送料別) (2019/11/14時点)レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年11月13日
愛護センターに収容された柴犬。おそらく交通事故でしょう…下半身不随でした。愛護センター職員さん総出でお世話にあたったようですが…威嚇と咬む行為があるため、お世話にかなり苦戦したようです。この仔の性格は、もともとが気難しいうえに色々なショックが重なったことで激しさが増してるのかな…と感じました。そして…とうとう、「自傷行為」が始まったんです。感覚を失った後足は、もう自分の体ではありません。体にくっついて回る邪魔な異物…そう思ったのかもしれません。狭い檻の中でストレスを抱え、自分の足を食べてしまいました。自傷行為を止めさせるためと、咬まれずに治療していくために、カラーを装着。私たちの受入れ体制が整うまでの期間、愛護センター職員さんたちは一生懸命頑張って下さいました。咬まれないよう必死の給餌…。ほんとにまぁ~…怒る怒る!これでもかというくらい、雄叫びあげての全身での怒り。愛護センター職員さんには、本当にもう…感謝です。ただ…一番難関「圧迫排尿排便」。びっくりするほどの上半身の力と神速さ!くるっと回って「ガブッ!」手を攻撃してくるので圧迫排尿排便はできないとのこと…。ようやく私たちの受入れ体制が整い…レスキュー完了!ですが…レスキューはハッピーエンドではありません。レスキュー後が、本当のスタート…命名「モミ」モミは、これまでずっと自分の思うままに生きてきた仔だと思います。いわゆる「王様」でしょうか。甘やかしがいけないとは言いません!思いません!だって…私自身も、「群れ」では仁王立ちのくせに、「群れ」から離れると…普通の甘々な飼い主に戻ってしまうから。世間でいう「ダメ飼い主」?ダメ飼い主でもいいもーん♪そう開き直ってます。だけど…可愛いが故に、全て受け入れてしまうとその子は、頼れる人を失ってしまいます。怖いとき、不安なとき、悲しいとき、誰にも頼れない…自分が頑張らなきゃいけない…安息の時間も場所もないんです。飼い主が奪ってしまうんです。レスキューした柴犬「モミ」は…怒っても思い通りに動かない人間、怒っても怒り返される扱いは、初めて受ける経験なのでしょう…戸惑いを隠せませんでしたが、ココで生きて行くためには、王様から失脚させないといけません。スタッフとボランティアさんにケガをさせないためにもですが、モミにとって一番大切なことは…モミ自身に、気負う必要のない安息できる時間を与えるため…。「おいっ!カラーに手がはいったから取れ!」王様失脚まで…先が長そうだなぁ~。と、しばらく放置しました。心のケアは長期戦になりそうですが、それと同時に、医療も必要でした…。肛門筋が事故で切れたのか、ウンコが常に漏れている状態なんです。モミの、譲渡の可能性を広げるためにモミと私たち、できる限り頑張ります!怒りんぼの部分は、長期戦になりますが、ある程度おさえていきます!車椅子を用意して、お散歩できるまでにします!そして…体に問題をいくつも抱えてるモミに手術を受けさせてあげたい…。無駄かどうかは分かりませんが、少しでも可能性を信じたいんです。どうか…ご賛同いただけないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために 代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤちなみに…心配してた「圧迫排尿」は、モミの咬む攻撃から避ける動きをマスターし、なんとかクリアしました。お1人でも多くの方と一緒に、モミの可能性を広げていけたら…と、厚かましいと反省しながらも、今日のブログを書きました。ごめんなさい・・・レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年11月11日
先ずは…支援者様へご説明させていただきます。●保護場所のご支援願い補強工事を予定してた保護場所は…廃材やベニヤ板造りの壁を壊し、ゼロからの、大がかりな工事が必要。(ドッグラン側からの写真です)↓元の造りは…↓壁や柱もない縁側だったので…(2012年撮影)↓DIYできるボランティア3人で、約半年かけ↓「いのちのはうす保護家」を造りました。↑写真の通り、基礎となる土台や柱にも、良い材質の木を、使えませんでした。7年目にガタがきて当然ですが、当時の私たちには、これが精いっぱいの「できること」だったんです。そして、もうひとつ重要だったのが、↓保護場所からドッグランへの通路↓犬が離合できない幅なので、青の矢印から幅を広げる必要性を強く感じはじめました。↑犬同士がかち合ったとき↑どちらかにバックさせるため人間が誘導に入りますが、(放置してたらケンカになる場合もあり)怖がり犬はパニック状態になります。事故が起きないためには、離合できる幅が必要でした。この仔をレスキューするには、環境を整えることは必須。これまでの自分自身を含め、客観的な視点から見たとき、「安全性の低い場所で保護するということは…命への責任感が欠けている」これが、自分への評価です。ブログでの呼びかけで、「保護場所の補強工事費用に」と、手を差し伸べて下さった支援者様へ…大変申し訳ございません。工事の見積もり額が出たのですが…予想額をはるかに上回っており、不足分の費用を捻出する力すら、私にはありませんでした。補強工事ができなかったのは、完全に私の力不足です。本当に申し訳ございません。補強工事なしでも、安全に保護できる方法を模索していたときに…想定外のことが!肺炎を長期患ってたベンティーが、驚異のスビートで回復期に突入し、ベンティーが療養してた個室が、予定より早く空いたんです!あそこなら、補強も最小限に抑えられる!早急に費用と日程を!と思った翌日…藤井副代表が「藤井板金」連れて出勤!本業がただでさえ忙しいのに、嫁にかりだされた旦那さん…朝~夕方黙々と修繕作業m(__)m夕方には無事、完成してました!ご支援下さった支援者様、藤井板金様、本当にありがとうございます!レスキューできる…!あの子を連れて帰れる!いよいよこの日が来た!あれ?なんか私らしくない!ひとつの不安がよぎったんです。長文になるので、次回ブログにて…※後半に続きますレスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年10月15日
50才、女性、専業主婦、山下由美です!今日のブログは、「いのちのはうす保護家」代表ではなく、動物愛護関係者でもなく、1人の人間、山下由美として書きます。 ■頭から離れない犬 その犬は、犬ではありません。犬だけど、犬ではありません。その犬は、昔の私でした。愛護センター檻のすみっこでガタガタ小さく震えてる犬…この犬が収容された経緯を職員さんが説明してくれました。この犬は、ある家で飼われていた4匹の1匹でした。「この犬は、他の3匹と違ってバカなんだ!」一番のデキソコナイ!一番のヤクタタズ!一番のヤッカイモノ!4匹の中、この犬だけがすみっこに繋がれてたそう…。飼い主の視界にはいることすら許してもらえなかったのかな…?デキソコナイのバカ犬だから? ■生きるため 食べる姿すら、飼い主には目障りだった?《働かざる者食うべからず》《タダ飯食い》罵られながら食べるゴハンは、何を食べてるのかすら分からなくなるよね。かと言って…少しでも言い返したら、罵られてる言葉が大音量に変わるだけだからね。最悪の場合、「食う資格ない!」お皿を取り上げられるから、下を向いて食べ続けるしかないよね。生きるために…。 ■嫌いは難しい 飼い主が、自分以外の3匹と、笑顔で接してる姿…いつもどんな気持ちで見てたのか痛いほど伝わりました。それは…悲しさよりも期待感。淋しさよりもワクワク感。「自分にも同じように接してくれるかも…?」だけど…いつも空振り。だけど、なぜだろう…飼い主が上機嫌だと、自分も嬉しくなるよね。どんな飼い主でも、やっぱり自分の飼い主だからね…。嫌いになることは、好きになることよりもずっとずーっと、難しい。 ■過去の私に会えた 私、山下由美は、たまーに失敗はあるけど、愛護センターでは、涙を流しません。だけど、この犬の背景を聞かされたとき、心臓をギューッと、誰かに握られてるような苦しみと、涙腺が誤作動したかのようにボロボロと泣いてしまいました。この犬は、過去の私だったから。私自身、この犬と同じような境遇にあってきたからこそ、この犬がどんな犬で、どんな思いで生きてきたのか、伝えきれると思いました。そのために、私自身のカミングアウトが必要だと思いました。この犬の「声」は、感情論からではない…と、お伝えしたかったんです。※父には育ててくれた感謝の気持ち、返しきれない程の恩があるし、大好きな父を傷つけたくないので、詳しいことは話せませんが… ■見えてるからね この犬の「心」は…重傷です。手術が必要なほどボロボロなのに、「心」の傷は、目には見えません。だからこそ、苦しい…と思う。「レスキューしたい!」責任を背負った組織代表として?1人のにんげん山下由美として?何度も自分に問いかけました。「この犬は、私を求めているのか?」何も答えられませんでした。いつもと違う感情が起きてることに、自分でも気付いてるから…。新入り犬を不安な気持ちにさせ、事故の引き金を引いたこの私に、心に重傷負ってるこの仔の傷を完治させることができるんだろうか…自信のなさでしょうね…。考えて考えての10日間でしたが、「もうこれ以上、待たせてはいけない!」自分自身を奮い立たせるつもりでパソコンの前に座りました。この仔の存在を、書きつづりました。 ■二度目の壁にぶつかる この仔の場合…このままレスキューするのは厳しいと思いました。壁、床、扉…強化する必要性を感じました。「プレハブ部屋」「隔離部屋」「縁側」「玄関」予定してたどのスペースも、この仔の手にかかればあっという間に破壊しての脱走です。助ける目的のレスキューが、逆に不幸にさせてしまう結果じゃダメ!この仔の安全を保障できない限り、保護スペース補強工事なしでレスキューはするべきではない…そう判断しました。どこをどのように補強工事するのか?予算はあるのか?副代表を中心に、会議が続きます。私から全国の皆さんにお願いを呼びかけさせて下さい!保護スペース有力場所は、縁側ですが、床、壁、の工事が必要になります。実は、窓ガラスも1枚割れたままで、地震の影響か、窓枠もズレてます。1日でも早くレスキューできたら…と私の感情がジャマをしていることは重々承知しています。ですが…やっぱり…1日でも早くレスキューしたいです!安全に迎え入れるための補強工事にご支援とご協力をお願いできないでしょうか…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ厚かましくてごめんなさい。どうか、宜しくお願い致します。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年10月08日
■ 安 楽 死愛護センターで、1匹の老犬をめぐる殺処分議論が交わされていました。殺処分すべきだとの意見。それも「尊重」があるからこそだと、思えてなりませんでした。「排除」という意味ではないことも、職員さん達が奮闘してた様子も、ボードの記録から伝わりました。殺処分すべきだと申し出た職員さんは、回復の見込みがないのならば、痛みや苦しみを、ただ与え続けるだけ!生き地獄から解放させてあげたい…老犬を想うからこその判断だったんです。何が正しいのか、何が間違いなのか、老犬に携わってない私には、ジャッジする権利も資格もない。私がやるべきことは、自分だけの正義を貫くこと。自分の気持ちに従って動くだけ。この老犬と向き合ってくれた愛護センター職員さんたちに「ありがとうございます」老犬の尊重を訴えた副代表に「率先して動いてくれてありがとう」そして…この老犬に、真っ先に伝えたかった。「生きててくれてありがとう」タモさん(仮)■ 命のカウントダウンレスキュー後、動物病院へ。腎臓、肝臓、脾臓…驚くほど悪く、そのまま緊急入院。三日間治療を続けましたが、回復の見込みはないとのことでした。看取りしか残されてない…それならば、タモさんらしい最期を迎えさせよう!タモさんは、退院しました。保護家のお部屋が足りず、24時間介助が必要な老犬は、廊下に集合。臨時で用意した「介護ルーム」なんてお粗末な施設なんだろう…首に大きな腫瘍を抱えてるタモさん。もう手術はできない身体でした。ひんぱんに多量の出血があり、その都度、血を拭うことしか方法はありませんでした。本来ならば、立ち上がる力も残ってないはず。それでも、タモさんは何度も立ち上がります。気力だけで生きている…そんな気がしてなりませんでした。飼主さんを待っているんだろうか…お家に帰れると信じているんだろうか…そんなの無理なのに…絶対ムリだよ!タモさんは…日に日に衰弱していきました。どんなに頑張っても、余命一週間だろうと…体が最期を迎える準備に入ったな…そう感じました。この写真の時のような力強い目が、タモさんから消えていたんです。飼主さんに会えないことも、お家に帰れないことも…全部知ってしまったのかもしれません。■ 奇 跡タモさんが、下り坂に足を踏み入れた2日後…飼主さんがタモさんを探し出してくれたんです!お庭を自由に過ごしてきたタモさん。扉が少し開いてしまってたようで、少し目を離したすきに、お外に出てしまったとのことでした。飲まず食わず放浪してたのでしょう…「こんなに痩せて…」ガリガリにやせ細ったタモさんを涙しながら抱きしめた飼い主さん。死に向かってたタモさんの目は、「希望」を見出したような力強さを一瞬にして取り戻しました。生きる気力が湧いてきたのでしょう…タモさんが赤ちゃんの頃からずっと一緒だったそうです。飼い主さんにとって、タモさんはおばあちゃんではなく、赤ちゃんのままなのでしょう。いいえ、タモさんは15年ぶりに赤ちゃん期に戻ったのでしょう…。これが、老犬の魅力の一つでもあります。ちなみに・・・タモさんは「チビちゃん」でした。チビちゃんと飼主さんには「温かい記憶」かけがえのない贈り物を頂きました。■ 卑 屈 な 自 分実は、タモさんのレスキュー前、タモさんの捕獲時の状況を愛護センター職員さんから聞いてました。首の腫瘍から出血しており、止血のためか、首にはタオルが巻かれていたとのことでした。真新しいピンク色の首輪も付いていたと…。「だから…捨てられた子じゃないと思う!飼い主さんが探してるかもしれない!」愛護センター職員さんの言葉に私は賛同できませんでした。「腫瘍?衰弱したから?多分、捨てられたはず!新しい首輪も、止血のタオルも、最後の罪ほろぼしだったのでは?」そんな気持ちしか持てませんでした。卑屈な考えしか持てなかった自分に恥ずかしくなりました。情けなくなりました。私と同様、愛護センター職員さんも、これまで多くの無責任な飼主を見てきたであろうはずなのに、どうして、人を信じられたんだろう。どうして、最後まで諦めてなかったんだろう。私は、人として大事な部分を失ってしまったのかな…心から反省しなければいけない。そして…自分が変わってしまうのでは…?そんな危機感を抱き始めました。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年09月06日
■ 持 込 み 老 犬 の 背 景実は…ワカコ、ちはる母子、子猫達、8/9のレスキューは、始まりに過ぎませんでした。宮崎県の愛護センターは、宮崎県と宮崎市、別々に運営管理しています。8/9のレスキューは、19匹全頭、宮崎県管轄の犬猫でした。宮崎市管轄の犬猫レスキューは、後回しにするしかない…そんな現状でした。この仔は、室内で大事にされてた老犬。それなのに「持込み」飼主さんが、癌で入院したとのことでした。それ以上は聞きませんでしたが、どんな思いでこの仔を手放したのか…手放すしかなかったのか…犬がかわいそうとか、犬の命をどうのこうのとか、それ以前の問題に、胸が痛みました。家族や身内はなぜ、飼主さんの気持ちに、少しでも寄り添えなかったのか…と。もし、飼主さんが生きているならば、「あの子は大丈夫ですよ」そう声をかけたいです。大事にされてたこの仔を、飼主さんから引き継いで守りたいです。ご賛同いただけたらで構いません。私たちと一緒に、レスキューする方向でご協力頂けないでしょうか…。お願い事ばかりで申し訳ございません。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ■ 変 化 し た 保 護 施 設いのちのはうす保護家は、譲渡に向かうための、犬猫の仮住まい。「未来ある保護施設」…だったはずなのに。時代の流れに沿うように、いのちのはうす保護家も変化していきました。「こういう施設にしよう!」誰が決めたわけでも、ないのだけど…ケガや病気を抱えてる犬猫、ハンデを抱えた犬猫、介護や介助が必要な犬猫、余命短い犬猫、恐怖心が拭えない犬、老犬、いのちのはうす保護家は、譲渡できない犬猫中心の保護施設へ、変わっていました。もちろん、病気やケガの子達は、譲渡の可能性がありますが…「譲渡」できる状態に持っていくには、相当な時間、高額な医療費、大きくのしかかってきます。毎週、通院治療を必要とする仔、糖尿病、関節、心臓、腎臓、脳腫瘍、放置されてた時期が長かった老犬たちは、体に爆弾を抱えている状態です。病気悪化で、倒れる老犬も多くいます。甲状腺機能低下症の仔は、薬の種類、量を確認しながらの毎日です。何度も入退院を繰り返します。血液を作る機能が低下してるため、何度も貧血で倒れる子は、輸血しても、輸血しても、その場しのぎにしかなりません。その度に、検査と薬の服用が必要となります。治療やケアを必要とする犬猫が多く、1~2日置きのペースで、数匹一緒に、病院に走ってる状態です。レスキューする頭数が限られているのは、「いのちのはうす保護家」が、このような現状にある施設だから。いいえ!…だったから。■ 過 去 の 自 分かわいそうと言われる犬猫全員に、手を差し伸べることはできない。レスキュー要請があっても、キャパを超えてるときは、手を差し伸べる力もない。だけど、自分がたずさわった犬猫、わずかな時間の中で、ほんの少しでも、何か感じるものがあったのならば、どんな状況であっても、どんな方法であっても、手を差し伸べる以外に選択肢はない…「一度失った命は、二度と戻ってこない」昔、管理所で聞いた職員さんの言葉を鮮明に思い出せました。だからこそ、どうすべきなのか!愛護センター設立に伴い、2年半前に、閉鎖した「動物保護管理所」今も、柵越しに手を合わせに通ってます。11年間「動物保護管理所」に通い続けました。今よりもっとひどい状況の中で、命と向き合っていた時代でした。当時の私が、今の私を見たら怒るでしょうね。いいえ、情けなくて涙を流すでしょうね。未来の自分に失望するでしょうね。ラクするな!ナマケるな!もっと頑張れ!山下っ!レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月21日
■ 譲 渡 猫 室「ここ数週間、猫の譲渡(県管轄)がゼロなんですよ…譲渡室の猫たちがあふれかえってるんです」県管轄獣医師さんから相談を受けました。譲渡猫室に入ると…「あせり」の意味が分かりました。譲渡室猫たちは、生後2ヶ月以上。走り回りたい時期、甘えたい時期、五感のフル活用は、成長過程でも大事な時期。このままケージの中で成猫になると、この仔達自身「生きる」ことがただ辛いものだけになってしまいます。譲渡室の猫4匹、レスキューを決めたのは、このような理由からでした。ワクチン接種2回、ウィルス検査済み。保護猫カフェHOGOYA・オレンジルームへ。「タカ」と「ナベ」が、1週間のトライアルに入りました。どうか、譲渡決定となりますように…。茶トラの男の子と女の子、「オチャ」「チャメ」にも、良縁がありますように…愛護センター譲渡室には、同じような仔達が、まだまだたくさんいるから…今回、レスキューできなかった愛護センター譲渡室の猫たちにも、譲渡への道、チャンスを作りたいんです。■ 凛 と し た 子 猫バックヤードにも、まだ譲渡猫室に行けない小さな子猫達がたくさんいました。ミルクと離乳食混合の子猫6匹。この子達のレスキューを決めました。6匹みんなカワイイ子猫なのですが…今、なんとなく気になるのがブチの仔。大きな黒い箱が、目の前に向けられる。「カシャッ、カシャッ、カシャッ!」変な音を鳴らす奇妙な黒い箱。↑初めて見るカメラの印象だと思います。みんな目をまん丸く驚いてる中、堂々とカメラを見据える姿。控えめでおとなしいけど、なんだろう…「強さ」を感じる子です。茶トラが後ろに下がると同時に、「黒い箱」の確認でしょうか?カメラにゆっくりと近づくブチ。兄妹の中で、一番声も小さく、前に出れず、ひ弱そうな印象だったのに、「勇敢な仔」なのかもしれませんね。大きい子猫に見えますが、生後1ヶ月半の小さな子猫です。いつも不思議に思います。肉眼で見てるものと、カメラを通して見るものは、印象や感じ方が異なるんです。撮ってる私も、撮られてる犬猫も…。同じものを見ているはずなのにな~。■ 使 命 感ポツンと1匹入ってた子猫。一声もあげることなく、動くこともなく、ただ、ただ、ジーっと目を見つめます。この仔は、生後わずかな時期に、3匹兄妹で、愛護センターにきたそうです。この仔は、何度も危篤状態になりながらも、何度も生還した仔だそうです。この仔より元気だった兄弟2匹は、成長することなく、亡くなったそうです。なぜ、この仔だけが、生き残れたのか…なぜ、危篤状態から、何度も生還できたのか…なにか、生かされた理由があるのだろうな…なにか、使命を背負っているんだろうな…このような仔達に出会う度にそう感じずにいられないんです。この仔をレスキューしたのも、自然の流れだったのかもしれません。上記でも書きましたが、肉眼で見てるときは、「カワイイ子猫」にしか映らないのに、カメラを通して見ると…「カワイイ」という感情は一切なく、「力強さ」を感じさせられます。こっちが動揺してしまうくらいに…。■ 感 謝私の判断ミスからはじまり、犬猫19匹のレスキュー劇。泣きわめいたと思ったら、愛護センターに向かう始末。それなのに・・・支援者さん、スタッフ、ボランティアさん、なんでみんな、こんなに良い人なんだろう…なんでみんな、優しい人ばかりなんだろう…この子達を助けてくれたみなさんに「感謝」と「ありがとう」しかありません。感情を言葉で表現しきれなくてごめんなさい。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月18日
8月9日「昨日、亡くなりました」を書き終え、愛護センターに向かいました。愛護センターの道中約1時間。ずっと、ずーっと、あの子が頭から離れませんでした。この日、この時間、本当ならば、あの子のレスキューに車を走らせていたはずなのに。この日、この時間、本当ならば、あの子に遺された時間と、どう向き合っていくか未来を考えながら車を走らせていたはずなのに。愛護センターが近づくにつれ、「なんでこんな結果にしてしまったんだろう…」悔しさ、悲しみ、申し訳なさ、どの感情のスイッチだろう。涙を拭いながら、車を走らせていました。医療費がないからと、レスキューの決意ができなかった…?ならば、なぜ!早く出稼ぎに行かなったのか。(出稼ぎの件は後日ご報告します)ならば、なぜ!旦那に頭を下げなかったのか。101番。あの子が横たわっていた「檻」いいえ、あの子が横たわってた「部屋」あの子が、最初から存在していなかったかのようないつもの空間に戻っていました。一生、忘れてはいけないと、一生、罪を背負っていこうと、空っぽになった101番の部屋を写真に収めました。わずか1日2日という時間は、何もないからこそ「わずか」と言える。「わずか」な時間…そう口に出してた私には、それだけ余裕があったということでしょう。「大変」「疲れた」「苦労」「場所がない」「時間がない」「お金がない」よくもまぁ、いけしゃあしゃあと言えたものだ。24時間ずっと起きて作業してるわけでもなく、額から血を流すくらいの土下座もせず、歯を食いしばって耐えることもせず、出稼ぎに行く日を前倒しもせず、よくもまぁ、いけしゃあしゃあと言えたものだ。行動しない結果は、「命」への犠牲だと言うのに…。もう、同じあやまちをくり返したくない!心が奮い立たされました。愛護センターに収容されてるワカコ。ワカコと会ったとき、「愛護センターにいても幸せなのでは?」そう思っていた自分がいました。冷暖房完備。自分だけのスペースもある。飢えはない。優しい職員さんがついてくれてる。今思えば…レスキューできない罪悪感を拭うために必死に「正当化」してたように思えます。「資金がないからレスキューが怖い」これが、本音だったくせに!ワカコは、死ぬまで、土を歩くことができない。ワカコは、死ぬまで、草木に触れることができない。ワカコは、死ぬまで、壁に囲まれた中しか歩けない。愛護センターは、安住の地ではない。譲渡犬になれない犬達に待ってる未来は、「命」か「尊厳」必ず、どちらかを捨てなければいけない。それが、「動物愛護センター」なのです。「いつか」レスキューしようと思ってたワカコを連れて帰る決心をしていました。「いつか」は「いま」だと…。斜頸や、体のあちこちに腫瘍がありますが、認知症は軽度です。自分の足でしっかり歩き、ときに、おばあちゃん犬同士で口げんかもできる位、元気です。「ワカコ!」名前を呼ぶと、しっかりと目を合わせ、くっついてきます。愛護センター職員さんが、どれだけワカコの名前を呼んでいたのか、限られた環境の中で懸命に、ワカコと向き合ってくれてたかワカコと接していると、強く伝わりました。3ヶ月ぶりの大地!3ヶ月ぶりの木々の匂い!ワカコのワクワクした気持ちが、伝わるようでした。3ヶ月間、ワカコと向き合ってくれてた愛護センター職員さんは、映画「ひまわりと子犬の7日間」(2013年松竹映画)モデル職員の上野さんでした。九州沖縄のNHKニュース、ご覧になった方なら、ワカコに見覚えあるかもしれません。ワカコを殺処分せずに、3ヶ月命をつないでくれた愛護センターに感謝しながら、これからは、私たちの責任だと、ワカコの犬生と向き合っていきます。亡くなったあの子への医療費にと、数名の有志から、温かいご支援を頂きました。本当にありがとうございます。そして…レスキューが間に合わず、申し訳ございませんでした。勝手な判断で申し訳ございませんが、ワカコの医療費と、ワカコと同日にレスキューした母子犬7匹、子猫11匹の医療費の一部に、遣わせて頂きます。この日、18匹の「命」がつながったのは、あの子を助けようとご支援下さった有志の方々の優しいお力です。そして・・・亡くなったあの子から託された18の「命」だと感じました。本当にありがとうございます。 どうか、ご協力をお願い致します…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月15日
申し訳ございません。昨日、亡くなりました。愛護センターで、最期を迎えさせてしまいました。「なんとかなる」そう決心し、先日書いたブログは、私とこの仔の時系列、ひとつの物語でした。「■レスキューできない言い訳」を下書きしてる途中、愛護センター所長に、一報を入れました。「9日の午後、レスキューに向かいます」8月7日 19時のことでした。正直に書きます。私が、直ぐにレスキューできなかったのは、「残金1万8千円」という現実の壁にぶつかっていたから。(この話は、また後日説明します)その結果から生まれたものは・・・「犠牲」でした。この子の命が「犠牲」になったんです。保護期限が切れた8月5日、レスキューしてれば…6日、7日、レスキューさえしてれば…資金のことばかり考えて、怖くて直ぐに動けませんでした。なぜ、あのとき、旦那に土下座してでも医療費を借りに行かなかったのか。私のプライドだったのか。つまらないクソみたいなプライドのために、この仔が「犠牲」になりました。私のせいで、この仔が「犠牲」になりました。愛護センター職員さんから亡くなる前日のあの子の写真をもらいました。愛護センターの保護犬室には、入りきらない程の犬が収容されました。8月7日夕方の時点で、檻が足りなくなり、あの子を簡易ケージに入れるしかなかったとのことでした。愛護センター職員さんは、つらい胸の内を話してくれました。「小さなケージに移動させたのがいけなかったのかもしれない。ステロイドの服用がいけなかったのかもしれない」きっと、死因はそこじゃなかったと思います。頭を強く打っていたから…心臓が弱っていたから…それでも、愛護センター職員さんたちは、自分たちにミスがあったのでは…と、自分を責めているのだと感じました。私のもたついた行動により、あの子だけではなく、職員さんたちをも、傷つけました。今までどれだけの犬猫を、どれだけの人たちを、私は傷つけてきたんだろう…。あの子を早急にレスキューしてたとしても、あの子の死は、避けられなかったと思う。でも、最期をどう迎えるか、最期をどう迎えさせるか、いちばん大切なことだったのに…。あの子のために…と、数人の方から届いた優しいご支援金。「かわいそう」で止まらずに、あの子のために動いて下さった方々さえも、私は裏切ってしまいました。あの子に、愛護センター職員さんたちに、ご支援下さった方に、どうお詫びして良いのか、言葉にどう変換してお伝えすれば良いのか、まだ何もでてきません。ただ、「本当にごめんなさい」としかありきたりの言葉しか思いつきません。本当にごめんなさい。このブログを書き終わったら、愛護センターに向かいます。愛護センター職員さんたちに、謝罪をしたいです。私が直ぐにレスキューさえしてれば…そう謝りたいです。謝りに行ってきます。資金があればレスキューしたい…この老犬も、そう思っていた1匹でした。愛護センターで「ワカコ」と名付けられ、愛護センター職員さんたちが、約3ヶ月、介助してくれてる収容犬でした。介助がなければ、生きていけないワカコは、譲渡犬になれません。それでも、愛護センター職員誰一人、「殺処分」という言葉を発しませんでした。保護犬室の檻がいっぱいになるまでは…と、愛護センター職員さんたちのワカコへの、「命」への尊重だったと思います。ですが・・・ワカコは・・・愛護センターのバックヤードから出られません。1日の大半を、檻の中で過ごすしかありません。ときどき出してもらえる中庭は、コンクリートの床、囲まれた壁。ここが、ワカコの最期の場所でした。あの子を直ぐにレスキューできなかったあの子を愛護センターで死なせてしまったあの子への後悔が、私の心を奮い立たせました。ワカコを直ぐにレスキューするべきだと。どうか、ご協力をお願い致します…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月09日
■ ひ き 逃 げ7月31日 19:00、1匹の犬が、車にはねられました。頭と口から血を流し、立ち上がることすら、できない。逃げることすら、できない。どんなに怖かったことか…7月31日 21:00、この仔は、愛護センター「収容犬」に…。「脊髄損傷」4本足で立ち上がることも、歩くことも、走ることも、交通事故で、一瞬にして奪われたのです。■ レ ス キ ュ ー で き な い 言 い 訳レスキューする方向で動き出そうとしたのですが、「資金難」という大きな壁を越えられませんでした。いいえ、理論的に考えると、越えてはいけないことは、分かってます。レスキューするのは簡単だけど、大変なのは、レスキュー後にかかる医療費、時間、人手…。今、全てがマイナスの状態であるのに、適切な治療やケアをできるのか?資金と時間、どこに残ってる?けずっても、けずっても、けずっても…どこからも出せない。愛護センターの獣医師さんが、「もうひとつ、深刻なことがあるんですよ…」レントゲン写真を見せてくれました。「心臓肥大」詳しい検査は、愛護センターではできませんが、永くは生きれないことが分かりました。だからこそ、レスキューへの気持ちが強くなっていったのかもしれません。普通に考えたら、レスキューするべきではない。・・・という「できない言い訳」ばかりが頭の中でグルグルまわっていましたが、その一方で、違う動きをしてる自分もいました。あの子を迎え入れるお部屋を作りはじめた自分。頭と体は、正反対に動いてるんです。「理論的に…」は、私らしくない。「数字化的に…」は、私らしくない。レスキューできない言い訳をやめました。悪あがきたいです。まだまだ、頑張ってみたいです。この仔と一緒に…ご賛同いただける自信はありませんが、この仔をレスキューするお力を貸して下さい。私たちと一緒に、この仔を守って頂けないでしょうか…どうか、ご協力をお願い致します…。~交通事故の子レスキュー基金~▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ■ 事 故 の 目 撃 者実は・・・この仔が、車にはねられた瞬間を目撃した女性がいました。はねた車は、そのまま走り去ったそう…彼女は、愛護センター職員が来るまで、ずっとこの仔に寄り添っていました。この写真は、事故直後に撮ったそうです。優しく声をかけ、優しく体に触れる人がいた。この仔にとって、どんなに心強かったか…。もし、彼女がいなければ、暗くて硬いアスファルトの上で何時間も、何時間も、痛みと恐怖の中、怯えていたと思います。ショック死の可能性も高かったと思います。事故にあったあの日、あの時間から、犬生が大きく変わってしまったけど、これからどう生きるかが、いちばん大切なんだろうな…と思いました。歩けなくても、自力でオシッコできなくても、残された時間がわずかでも、「今」を幸せだと感じてもらえるよう今度は、私たちが寄り添っていきたいです。もし、ご賛同いただけましたら、どうか、ご協力をお願いします…~交通事故の子レスキュー基金~▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月07日
■ 奪 わ れ た 脚なにかの恐怖から逃げるように車のボンネット中へ、身を隠したのでしょうか。恐怖から逃げきり、ホッとしたのもつかの間子ネコに待っていたのはさらなる恐怖だった。大きな音と振動に、逃げる間もなく、エンジンに巻きこまれた右後脚はスパンっと、一瞬で斬れた。胴体に残された骨の処置と、皮膚の縫合手術が行われた。一命はとりとめたが、左後脚も、神経(青矢印先から)が奪われてた。■ レ ス キ ュ ー 後レスキューしたのは、ごく普通の流れだった。トイレにこもったまま、怯える子ネコ。やっと、「手」を受入れてくれたけど…私の顔を見ると、怯えた目になり、動きが停止する。どうやら「手」と「手の持ち主」は、別モノだと思ってるらしい。トイレから引っぱりだして、早く抱きしめたい!~鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス~今は、まだ、その段階。はやる気持ちを、必死に抑えこむ。出てきたー!一歩一歩、確かめながら前進してくる。「手」にスリスリ甘えながら、顔を上げて、「手」と「顔」関係性の確認作業。ようやく、「手」と「手の持ち主」同じであると認識できた様子。次は、お部屋の確認作業。ここから、次のステップへ。~鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス~少しずつ、自分をだせるようになり、喉のゴロゴロ、音量が上がってきた。お腹だしてくつろいだり、甘えたり。■ 終 わ ら な い 試 練命名「カッキー」カッキーの物語は、ここで The end ではない。カッキーの物語は、ここからが start となる。ボランティアさん達と、顔合わせ。たくさんの人とふれあい、たくさんの人を好きになって、保護猫カフェにデビューして、良縁がありますように…。生き残った左後脚は、関節から神経がない。「コレ、いつもくっついてくるな~」「コレ、いつもジャマな場所にいるな~」「コレ、カミカミ触感がおもしろいな~」左後脚の指4本を、自分で食べていた。自分の体の一部だと、認識してないから。これから、カッキーの行動範囲は広くなる。感染症などのリスクが高そうであれば、残された左後脚も「断脚手術」決断の日が、来るのかもしれない…。どうか、ご協力をお願い致します…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月06日
■ 頭 が 割 れ た 子 ネ コ なんども、なんども、立たされる情景がある。私だったら、死んでるだろうな…痛み、恐怖、絶望に、耐えれず。交通事故で、頭が割れた子ネコ。左眼球も、つぶれていた。穴をのぞくと、奥まで見えた。目、鼻、口につながっていた。鼻腔が狭くなり、呼吸も苦しそう。脚も骨折していたけど、自然に繋がりつつあった。多少のいびつさはあるものの、ちゃんと歩けてる。■ バ カ な の か?私、バカなんだろうか?とうとう、奇人にまで達したのか?疑ってしまう出来事があった。「肺」が、持てる全ての力を使いながら、一生懸命、子ネコに呼吸させていると思うと、「肺」に触れてた手のひらが、急に震えだした。「肺」へ感じた、敬いの気持ち?よく分からないけど、「肺」に特別な感情が生まれたことは確かだった。子ネコの体、ひとつひとつの機能へ尊い敬う感情が生まれる?意味分からない。ひとつひとつの機能が、ぞれぞれの役割を果たそうと、持てる全ての力をだしていることに、生命力を感じたってこと?どの視点で、どの角度で、そう感じたの?またはじまったなぁ~、自問自答が。いつか、ちゃんと、答えがでるのかなぁ?■ レ ス キ ュ ー そ の 後この仔は、レスキューしました。割れている頭の、奥をのぞいたら、皮膚の中が化膿していました。レスキュー前よりも、顔が汚れてるのは、穴の膿を洗浄しているからです。来週、穴の縫合手術予定ですが、ケガから時間が経過しすぎてて、皮膚が、内側に巻きこんでいました。このままでも、危険な状態ですが、縫合したとしても、皮膚が弱っているため、糸が裂ける可能性が、大きいとのことでした。今、私たちができる事は、手術の日まで、膿を洗い流すことしかありません。穴が鼻涙管につながっているため、使用できる消毒薬も、限られてます。ひとつだけ「良かった」と言えるのは・・・洗浄をくり返してたことで、鼻腔が広がり、呼吸が楽になったということです。けんめいに呼吸をさせてくれてた「肺」は、おだやかな動きに変わりました。さまざまな機能に「ありがとう」の想いです。手術が成功しますように…どうか、ご協力をお願い致します…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年08月04日
Instagramに載せた胸椎骨折の子猫。呼吸するだけでも辛そうな状態でした。状態を聞いたときに「看取り」覚悟していました。愛護センターに運ばれたとき、骨折部分に穴が二ヵ所開いてたとの事…何かに咬まれた圧で骨折したのでは?かかりつけ獣医師さんが、皮膚内側の異変に気付きました。切開したら凄い量の膿…命名「南ちゃん」譲渡への道は諦めていましたが…「南ちゃんを家族として迎え入れたい!」そう申し出て下さったのは、保護家のハンデのある仔を2匹、幸せにしてくれた方でした。「状態が良くなったときに…」と、提案したのですが、「大変な時期だからこそ携わっていきたい」その言葉を聞いて、涙が出る思いでした…。本当にありがとう…南ちゃん、幸せにね!南ちゃん、生きるんだよ!あなたの猫生はここからがスタートなんだよ…愛護センターには、エイズ陽性の子猫達がいました。母猫からの移行抗体かもしれませんが、それが明らかにできるのは、生後半年の再検査でしかありません。それまでずっとこの仔達は愛護センターのバックヤードから一歩も出ることが出来ません…。それが…レスキューを決意した理由でした。1日でも早くこの仔達にも譲渡への道を!チャンスを与えたい!「遺伝子検査」に賭けてみました。結果は「エイズ陰性」でした!検査費用は高額でしたが、検査に踏み切って本当に良かったです!白キジ「フレーム」白「コメメ」「フレームとコメメが陰性で良かった!」そう喜べたのはほんの数秒でした。実は…フレームとコメメは「先陣」。私たちはそう呼んでいました。それは・・・「後陣」がいるということなんです。残してきたエイズ陽性の子猫達…連れて帰れなかったエイズ陽性の子達…まだまだ終わりではないんです…。人間に全く興味がなかった「ハニ先生」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201905080000/「環境や関わり方で変わると思います。ハニ先生には色んな可能性があります!」↑以前のブログでこう書いたのはハニ先生にある「特性」を感じたからでした。同じ特性を抱えている方、ご家族の方々に誤解がないよう、あえて病名は伏せます。あのとき愛護センターでハニ先生から感じた特性は確信へと変わりました。ハニ先生は環境の変化が苦手です。それは普通の猫が抱えているもの以上にハニ先生にとっては深刻な事態なんです。レスキュー後・・・ハニ先生が新しい環境に慣れるまであの手この手と知恵を絞ってきました。「声をかけ続ける」↓「声のトーンを変えていく」↓「目が合ったら話しかける」「障害物を増やす」「水の位置を変える」このリハビリの意味は、「変化」→「考える」→「動く」脳に刺激を与え続けることに大きな意味があると感じたんです。ハニ先生にとっての人間は、<<ご飯を運ぶ機械>><<ケージから出してくれる機械>>そんな認識しかなかったけど、今では目をしっかり見てくれる!「ハニ?」声をかけると「ニャー」返事を返してくれる!ハニ先生は劇的に変わっていきました。スリスリと甘えるようにもなりました。私の相棒犬に「ギャーッ」と威嚇してたのに今では顔を見てゴロゴロ喉を鳴らしてご機嫌取りもするようになりました。脳の影響で猫らしからぬ「どしんどしん」と派手な音出しながらの歩行だし、トイレも9割垂れ流しだし、予測不可能なことをされると発狂したり、なかなかの強者ですが、「障害がある」イコール、かわいそう、諦める、過保護にするのではなく、その子の可能性を閉じ込めないことが「障害のある仔と向き合う」だと、私は感じてなりません。同じ特性を抱えている方、ご家族の方々に誤解がないよう、あえて病名は伏せましたが、私も、軽度ではありますが、ハニ先生と同じ特性を持って生まれた一人です。偏見でないことだけは分かって頂きたく、「自分も」とあえてカミングアウトしました。★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年06月07日
愛護センターの母子犬、無事、レスキューしました。奥さん(藤井副代表)がレスキューに走ってる間に、旦那さんは母子犬部屋の屋根修繕工事。夫婦で奮闘した1日でした。雨漏りで腐りかけてた床もこんなに立派にしてくれました!人間が好きすぎるあまり甘えることに夢中になり過ぎて育児放棄しちゃう母犬「トメ」育児の邪魔しないようあまり顔を出さないようにしました。ひとまず子犬達の体重は増えてるようで安心です。左手先を失ったこの仔は…出血するようになり、医大で手術をしてくれるとの事で、レスキューは延期しました。先にレスキューしてた「ゴトー君」は、無事、群れデビューしました。後ほど記事をアップします。★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年05月31日
トラバサミにかかり左手がグチャグチャの状態で愛護センターに来たビビりさん。センター獣医師さんが毎日手当をして下さり、ここまで回復しましたが失った指は・・・譲渡犬には回れないであろうビビりさん…レスキューを決意しました。そして・・・まだ目も開いてない仔犬たちを懸命に育ててる母犬。資金難、人手不足…それに加え、私が現在2頭の老犬介護中で日中、日常業務では役に立たない日々。母子犬をレスキューしてもスタッフに負担をかけてしまうのでは…?ですが・・・「母犬には安心できる環境が必要では?」「愛護センターには毎日のように外から犬が入ってくるとに、まだワクチン打てない母子犬が感染症になったら…」そんな私の背中を押してくれたのはスタッフ達でした。愛護センターの母子犬と「八千代さん」が重なったのでしょう…八千代さんは…感染症を抱えながら愛護センターで子犬を守り抜きました。仔犬達は無事だった!生きている!八千代がそう確認した翌朝…八千代は静かに息を引き取りました。八千代は小さな姿になって、子犬達の元に帰ってきました。あれから一年半…スタッフ達は、愛護センターの母子犬と八千代が重なった瞬間だったのでしょう…母子犬のレスキューを決意しました。皆様にお願いがあります。右手先を失ったビビりさん、母子犬のレスキューへのお力添えを頂けないでしょうか…力不足で申し訳ございません…▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年05月29日
猟犬は、無事レスキュー完了です!「この犬もレスキューします」職員さんにそう告げたとき「ありがとう…ありがとう!」声をあげて泣いた職員さん。愛護センター卒業の日。お世話になった職員さんとお別れの日。そして・・・今までお世話になった右足と…お別れの日。何の抵抗も無く、自ら車に乗ってきたとのこと…「ごめん…猟に行くんじゃないんだよ…」レスキューに向かった副代表は、色んな話を聞かせながら病院へ直行したとの事でした。長い時間苦しめられた「痛み」からようやく解放されました。その代償はとても大きなものでしたが、私が出した答え「断脚」は決して間違いではなかった…と思う。命名「ゴトー君」優秀な猟犬だったはず…それはあくまでも私の憶測。これまで携わってきた猟犬達との経験上でしかありませんが、ゴトー君の優れた洞察力は「優秀な猟犬」と繋がるんです。療養中のゴトー君がいるスペースは竹やぶのすぐ近く。目を輝かせ竹やぶに入りたがるゴトー君。山中を走り回っていたのでしょうね…喜びの毎日だったのでしょうね…ゴトー君は私には甘えません。私に合わせようと近づいたもののその鋭い洞察力から察したものは「この人から見抜かれてる!」だと、私もゴトー君から感じました。「この人とどう接して良いのか分からない…」ゴトー君から一気に緊張感が伝わりました。それは・・・私も同じこと。「一筋縄ではいかない」「どう接していけば良いのか」私とゴトー君は全く同じ戸惑いを持っています。似たもの同士!悪く言えば…お互い曲者なんだろうな!完治したら群れデビューですが、今はここで静養中です。ボランティアさんの旦那さんたちが丸一日かけて修繕してくれたミニドッグランです。夜はフリーにしてるのですが、ドッグランの隣にある雨風しのげるはずの寝床が雨漏りします。スタッフが隣の物置部屋に寝床を用意してくれたので、雨が強い夜だけここで寝泊まりするゴトー君。「部屋の中」が初めての経験なのか戸惑いを隠せないゴトー君なのです(^^)※5/17のオカザキK様…心より深く感謝いたします。本当にありがとうございました。★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年05月21日
前回のブログで最後に書いた痛みと戦っていた仔とは…猟犬でした。首には広い範囲で縫った後があり、治療してもらったということは、猟犬の中でもトップクラス、優秀な猟犬だったのでしょう。子犬のように無邪気に甘える姿私は「可愛い」と思えませんでした。それは・・・この仔が内に秘めているものがあまりにも偉大すぎて。「この仔」という呼び方に私自身違和感があるので呼び方を変えます。この犬の「強さ」とどう向き合っていくべきか…そればかり考えていました。この犬は過去、右足にも大けがを負いました。手術をした形跡がありました。愛護センター獣医師さんからレントゲン写真を見せて頂きましたが…高額な外科手術だったと思います。直ぐに回復させたかったのでしょう。ですが・・・素人目ではありますがこれまでの経験上、かなりの名医か、相当なヤブなのか、痛みを与えるピンの充て方!そう思いました。飼い主は、直ぐ歩けると思ったのでしょう。骨は繋がってますが、ピン先が皮膚を刺し続けます。痛みで歩けるはずがありません。飼い主は、もう猟犬として使えない…そう見切りをつけたのでしょうか。この犬は・・・家に帰れなくなりました。愛護センター獣医師さんに、この犬には相当な痛みがあるから直ぐにピンを抜いて欲しいとお願いしましたが…長期間放置してた事でピンに肉が絡まり、センターでの手術は難しいとの事でした。職員さん達も辛かったでしょうね…この犬が・・・痛み続ける体から解放できるには、レスキューという方法以外ありませんでした。資金の事はそれから考えようとレスキューを決意しました。この犬にとって何が最善なのか…かかりつけの獣医師さんと相談し、私が選択した答えは…「断脚」でした。★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年05月20日
1匹のレスキューすら踏み切れず書いてしまったブログ。書き終えた後冷静に読み返してみると「情けない人間だなぁ」それなのに、手を差し伸べてくれた支援者様の温かな存在…。どれ程の力をもらえたか・・・どれ程の勇気をもらえたか・・・どう御礼を申し上げて良いのか分からず、「ありがとうございます」・・そんな言葉しか出せず、申し訳ございません。支援者様のお力添えは、2匹の猫へと繋げさせて頂きました。下半身麻痺のミケ命名「マーコ」レスキューした日の夜は新しい環境に緊張してましたが、今はもう大丈夫です。3本足のブチ命名「タラちゃん」人見知り君ですが、数分一緒に居たらゴロゴロくんへ。「捕獲されて良かった」それは・・・2月22日~猫の日~タラちゃんは、左脚ぐちゃぐちゃで衰弱してたところを愛護センターに保護されました。これが、捕獲された直後のタラちゃんです。こういう状態の仔でも、心身のケアを続けて下さった職員さん達の存在。本当に頭が下がる思いでした。タラちゃんとマーコのレスキューのとき一緒に連れて帰ることのできなかった子達…連休中に状況が良い方向に流れてれば良いのですが…あごが割れて手術した仔、エイズ陽性の仔、生きる気力を失ってる仔、(まだ保護期限が残ってたので)4本足が少しおぼつかない仔。今の段階では「歩行が少しおかしい」それだけです。過去にも、同じ症状の猫たちを、レスキューしてきた経験上、「後遺症」が出てくる仔もいました。三半規管の異常、痙攣、急死…等。馬鹿正直に話すことに迷いもありましたが・・・軽い気持ちで譲り受け、捨てる時も軽い気持ち「医療費がない」「通院の時間がない」「こんなはずじゃなかった」そんな犬猫たちを、スタッフ皆、思いを寄せ合いながら抱きしめてきました。何匹も何匹も…だから、ハードルを上げたい!そう強く思いました。このような症状の仔達が、避けて通れない「後遺症」を覚悟と理解の上、家族として迎え入れて下さる方じゃないと、また辛い目に合わせてしまうから…。私がこの話を書いたことにより、この仔の譲渡への道を結果的に狭めたかもしれませんが、腹を括って書きました。この仔にご縁がなかったときには、レスキューしよう…と。「譲渡」=「不幸」…この過ちを、私は二度と繰り返してはいけないから…。この仔は「ハニ先生」愛護センターでそう呼ばれていました。子猫のときに愛護センターに保護され、大事な子猫期でもある10ヶ月間を小さなケージの中で、殺伐としたこの空間で育ちました。もし、ハニ先生と会話が出来たなら…「辛かったでしょうに…」の言葉に対し「え?なんで?」ハニ先生は逆に聞き返すでしょうね不思議そうに…。だって、ハニ先生は何も知らないから。ハニ先生は「愛護センター」が全てだから…だけど、ハニ先生が抱えているものは、それだけではありませんでした。ハニ先生が成長する度に職員さん達は違和感を感じるようになりました。なぜ、真っ直ぐ歩けないの?なぜ、高い所に登れないの?なぜ、低い高さから降りれないの?なぜ、おもちゃで遊べないの?なぜ、距離感がつかめないの?なぜ…私たちに興味持ってくれないの…?声をかけてくれる職員さんも優しくなでてくれる職員さんもハニ先生にとっては…<<ご飯を運ぶ機械>><<ケージから出してくれる機械>>そんな認識しかありませんでした。愛護センター獣医師さんはハニ先生の未来を案じていました。<<先天性脳障害>>ちょっとした高さからでも顔から落下します。トイレも出来ません。でも・・・!!トイレを見ながら排尿していると聞きました。ということは・・・ハニ先生はちゃんと「トイレ」の認識をしてます!ハニ先生には色んな可能性があります!ハニ先生は、人間に興味がありません。人間と寄り添うことも甘えることもないようです。でも・・・あくまでも「今」のハニ先生です。環境や関わり方で変わると思います。ハニ先生には色んな可能性があります!うちのような施設ではなく、温かな家庭の仔になれたら…愛護センターには、外科手術を必要とする犬もいました。今、痛みと戦っています。ずっと戦い続けた仔です。後ほどブログにその子の事をご報告とご相談で書き綴りたいと思います。★~・皆様のお力添えを頂けないでしょうか…・~★▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/※お問合せは、HP内の「お問合せフォーム」から お願い致します。
2019年05月08日
私の「病」が原因で、止まってしまったこのブログ。そこから招いたものは、「いのちのはうす保護家」資金難への始まりでした。「この仔達を全頭レスキューしたい」分不相応だと分かっています。痛いほど分かっていますが、1匹でも多くの仔を助けることができたら…この仔達のレスキューにお力添え頂けたら…その思いで、書かせて頂きます。宮崎銀行 加納支店 普通口座104601動物たちの未来のために代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤこの仔は、4本足に力が入りません。頭を強打したのか、原因は不明ですが、後遺症等理解した上で、迎え入れて下さる方との良縁…そう願うばかりです。左後足を切断した子。この仔の背景に何があったのか、分かりませんが、私に向いた、強い緊張感。今、この仔に必要なのは、「安心できる場所」そう感じました。この仔は下半身麻痺でした。後足には、痛覚があります。神経は生きていますが、自分で排尿コントロールはできません。お漏らししてる感じなので、圧迫排尿で飼主さんのコントロールが必要です。お尻を引きずって歩きながら、職員さんたち一人一人に挨拶して回り、体にそっと寄り添い甘えます。「下半身麻痺でなければ、絶対譲渡のできる子なのに…」職員さん達は、肩を落としてました。脱水症状が出てるように見えたこの仔、職員さんに確認したら、あごの骨折で手術、ワイヤーが入ってるとの事。口内炎もあり、完治まで時間がかかりそうです。交通事故でしょうか…きっと、壮絶な経験を経て、「今」があるのだと思います。回復に向けて頑張ってる、この仔の姿を見ながら、自分がいかに情けない人間か…恥ずかしく感じました。この仔は、エイズ陽性でしたが…気になるところは多々ありました。「譲渡猫室に行けそう?」職員さんに確認してしまいました。返答に困らせてしまいました。だって・・・だって・・・「譲渡猫室を目標に頑張れ!」この仔には、そんな言葉しか出ませんでした。ほんとに・・・本当に・・・次のステージに行って欲しい。ただそれだけ…。収容されたばかりだったと思います。右手がパンパンに腫れ、皮膚から膿が出ていたので、膿を出す治療をしたとの事でした。このような子に会う度に、強く思います。「捕獲されて良かったね」…と。気になるのは、瞳から「生気」が出てなかった事…。生きる気力、生きる希望、全てが「無」でした。「保護期限が切れたら迎えに来る!だから、だから!あまり言いたくない言葉だけど…頑張れ!それまで頑張れ!」こころを伝えることしかできませんでした。どうか、伝わりますように…どうか、伝わっていますように…どうか、生き抜いてくれますように…一般の方が保護し、しばらく病院に通ってくれてたそう。高齢のМダックス。検査結果、ヘルニアだったようです。まだ軽いうちに、手術をしてあげれたらと…正直に書きます。手術費用の目途は立っていません。今の私…、保護家には…。だけど・・・書かずにいられませんでした。後日ご報告しますが、早急なレスキューを必要とする猟犬も、愛護センターにいます…。今、私の出来る事とは?「レスキューSTOP」それが妥当な答えでしょう…。ですが、私のスイッチをONに切り替えてくれた仔達、それは、未来の仔達へと繋がる大事なスイッチでもあったからこそ、今、私に出来る事とは…?「レスキューSTOP」ではなく、この仔達の「いのち」と向き合う事、そう思ったんです。私達には、動ける体があります。保護する場所も確保できました。ですが・・・1匹1匹に必要とする大きな医療費。その資金を工面する力が、もう残っていません。分不相応だと分かっています。厚かましいお願い事だと分かっています。ですが、1匹のいのちが繋がることを願わせてください…どうか、どうか、医療費のご支援ご協力をお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座104601動物たちの未来のために代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年04月13日
嘘、ごまかし、強がり、そんな自分に嫌気がさした。だから、もうやめた!完全復帰に向かう道のり、本当は・・・「大丈夫」じゃなかった!苦しみしかなかった!「みんなに迷惑かけたくない」そんな想いをあざ笑うかのように、体はついてきてくれなかった。施設に引きこもりの状態が、ほぼ3ヶ月続いた。「長期休暇を取って欲しい」スタッフみんなが、私の体調を心配してくれた。でも、私の居場所は、ここしかないから。私がここを離れるときは、使命を全うした時。だから、まだ離れるわけにはいかない!だから、復帰に向け、荒療治に入った。視察、勉強会、一ヶ月かけて、少しずつ、少しずつ動き出し、自分を奮い立たせていった。いよいよ、ラスボス!!残るは「愛護センター」復帰のみ。4月11日、やっと・・・やっと!私が、一番の目標にしてた復帰の場所。私が、一番に帰りたかった場所。ここに辿り着くまでに、4ヶ月もかかってしまった。愛護センターの扉をくぐったとき、職員さんが、思い切り抱きしめてくれた。私も泣いた。この4ヶ月、愛護センターでは、どんな生死があったのか、私は知らない。知る権利すらなかった。だけど、職員さんのその涙が、全てを物語っている気がした。だから、何も聞かなかった。過去は変えられないから。「ずっと来れなくてごめんね」職員さんに謝ることしかできなかった。愛護センターの奥に進むと、完全復帰に向けたスイッチがonに切り替わった。…大事なことだから、愛護センターのことは、正確に伝えたいです。今から少し、部屋を出ます。外で深呼吸した後、書きたいと思います。本日4/12、23:00位、更新できると思います。
2019年04月12日
なかなかレスキューのめどが立たず、愛護センターに待ってもらってた白血病の「美月」。白血病なので、同じ猫舎の仔達への感染リスクをが少しでもないよう、ずっとケージの中だったのでしょう…成長期の「美月」は、筋肉がほぼついていません。これから、「白血病専門預かり」の副代表のお家で、ノビノビと歩き、走り、成長していくと思います。そして・・・まるで自分の存在に気付かれないようにと身を潜めている成猫がいました。外猫出身の仔で、左右後脚の骨折でした。愛護センターに来た時には、左右後脚、ウジまみれだったそうです。右後脚の骨折が酷く、愛護センターでピンを入れて手術したものの、一向に良くならないとの事でした。AIDS陽性の仔は、普通の仔より免疫力は低いですが、ケガへのショック、痛み、環境からの「免疫力低下」・・・?いいえ!今は免疫力が云々と、そんな思考を抜かなきゃいけない位のもっと大変なものがある気がする!? ? ?・・・でも、なんだろう…?それは、何やと?答えが自分でも見つけられなかったけど、この子から「あるべき物がない」という違和感だけが、ハッキリしてました。それは・・・どんなに瀕死の状態の仔でも伝わる「生命力」の「気」でした。それすら感じれない位の「弱さ」だったんです。「今、連れて帰らなきゃ、数日後に死んじゃう…」そう感じてしまったんです。霊感がある人なら、この子の身体が半分透けて視えるのかなぁ?私には霊感がないので分かりませんが、言葉に表現して説明するならばのあくまでもたとえ話…です。ケガ自体は、命に別状があるものではないのですが…緊急レスキューし、病院に連れて行くと、まだ軽傷だと思ってた左後ろ足は、骨がめり込んで化膿し、関節が完全に変形していました。手術ではもう治せるレベルではないと…化膿しているため、皮膚を繋げることも出来ません…。問題の右後脚、テーピングを外すと…感染症を起こし、骨が大きく剥き出しの状態でした。ピンの先端も出て来てて、皮膚と骨を痛めていたようでした。(ボカシましたが、白い部分は全部骨です)応急処置でピンを引っ張り出して抜きましたが、その際に、骨がボロボロ崩れ出し…これがボロボロ崩れ落ちた骨の一部と、ピンです。感染症を起こし、ものすごい悪臭でした。私がこの子と会った瞬間、なぜか感じた「今、連れて帰らなきゃ、数日後に死んじゃう…」この答えは、感染症で死ぬ…という意味だったのでしょうか?もちろん、愛護センター獣医師さんは一生懸命頑張って下さいましたが、センターに来た時点で、酷い状態でしたから…きっと、あまり人間と接してきた事の無い子。それでも、私たち人間を信じて、診察台で耐えてくれました。頑張ってくれていました。治療が終わった瞬間、本人も分かったのでしょうか?ずっと保定しながら、励まし続けた看護師さんにスリスリ甘えはじめました。この看護師さんに、名付け親をお願いし…命名「ボーン」♀残念ながら・・・右後脚は「切断」しか選択肢はありませんでした。今は、抗生剤の注射で、これ以上悪化しないようとめていますが、今週半ばに、なんとか手術日を入れてもらいました。ボーンは、右後脚切断が「終わり」ではありません。切断してからが、本当のスタートになります。うちの施設には、3本足の猫は4匹いますが、何不自由なく、動き回れます。ですが、ポーンの場合は…残せる左後脚も、関節が変形している為、普通の三本足の子達よりも、歩行の負担が大きくなります。右後脚に神経が残っている為、体を支えようとして、変形した関節に負担がかかってしまうんです。「ボーン」が痛みや不快を感じる事ないように今後の環境、接し方を考えていきます。賛助会員制度を作りました。また後日、ブログにて書きたいと思います。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年12月25日
~「限界なんです」続き~ですが・・・「5匹しかレスキュー出来なかった」という後悔。まだまだ緊急性のある子達に、背を向けて帰れた自分の行動への「違和感」。今の私にはそれしかありませんでした。エイズ陽性で、酷い口内炎。痛くて痛くて鳴き声をあげながら、生きるために必死にご飯を口に運ぶしかないこの子達・・・痩せ細った体で、子猫を必死に守ってる母猫の姿…下半身麻痺で、感覚があまりないハンデの中、懸命にイキんで命がけのお産をした母猫…残念ながら、下半身の感覚があまりなかったため、可愛い我が子を押しつぶしてしまいました…。なんで我が子達が死んだのか…この子には理由を知る事も出来ません。あまりに哀しい事故でした…。衰弱の激しい成猫も沢山います。乳飲み子猫でセンターに来て、エイズ陽性が判明し、ケージの中しか知らずに育った兄妹…。もし、また、エイズ陽性の子が収容されたら…殺処分の対象になる兄妹です…。もちろん、愛護センターのフロアにポスターを張ったり、エイズ陽性でも引き取り先があればと職員さん達も一生懸命考えて下さいましたが、収容されもうすぐ一年・・・もう限界なんです。この子達も、愛護センターも…どうか、あと一歩動き出すための力をお借りできないでしょうか…ご支援、サポート、よろしくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年06月22日
愛護センターには、猫だけで120匹収容されています。どの部屋もいっぱいになり、隔離室、手術室にも、簡易ケージを置いている状態でした。「限界ギリギリまで殺処分はしたくない!」という職員さん達の想いなのだと感じました。「劣悪な環境」一言で言えばそうなのかもしれません。コクシ、カビの仔、健康な子、風邪の仔、病状の違う子ごとに部屋を分ける余裕すら今の愛護センターでは不可能です。通常服薬とトライキル消毒セットであれば、三日で落ちるコクシも、一ヶ月で完治するカビも、風邪ひきさんも、ピンポン感染が続いているようです。コクシの仔の隣ケージ、下段には、健康な子や異なる病気の仔…止まないピンポン感染。でも、場所が無いんです!本来ならば、コクシだけの子達を全員預かり、一気に3日で仕上げて、センターにお返ししたい。それが理想なのですが、当施設も空き部屋がありません…。今、なんとか出来ないか…協力できないか…それを考えているところです。狭い猫舎にギュウギュウに詰められた子達…職員さん達も、温度調整や湿度を一生懸命、頑張って管理されておりましたが、部屋の大きさに対して、あまりに多い猫の数で、なかなかうまくいかない様子でした。早く病気を完治して、譲渡猫室に移動させてあげたい…早く飼主さんとの出会いの場を作ってあげたい…職員さん達の想いが、痛いくらい伝わります。先の見えない仔、譲渡猫に回れない仔…この子達を中心にレスキューすることを決めました。1つでもケージが空けば…1匹でも治療や管理の職員さんの手が空けば…スタッフに申し出ました。会計担当スタッフに、スッと印刷された用紙を渡されました…「今の保護家の現状だよ」…と。銀行口座には、残金184,404円、ゆうちょ口座には、残金68,753円、これが、「いのちのはうす保護家」の現状でした。「今月の施設維持費の支払い、医療費その他諸々、7月1日…会の資金はゼロになります。それでも・・・?」「うん…それでも行く。行かせてください」数年前、主人と大喧嘩した事を思い出しました。キツイ、辛い、資金がない、そう弱音を吐いたときに「頑張りが足りてない!好きな事をしてるんだから、睡眠時間を削ってでも頑張れ」そう言われたときに、私はキレました。「はぁ?睡眠時間4時間やとよ?それでも頑張りが足りんってや!私に死ねって事や!」でも、今になって主人の言葉は正論だと気付きました。ひとつの命を守るためには、何か一つ捨てなきゃいけない。ひとつ犠牲にしなきゃいけない。死ぬ気で守れなきゃ、死ぬ覚悟で守らなきゃ、命を背負う資格なんかないんだと…。愛護センターに向かう道中、涙しか出てきませんでしたが、センターに到着して、この子達の姿を見たときに、モタモタ、メソメソ、堕ちていた自分をすっかり忘れていました。エイズと白血病の成猫。左目は見えていません。交通事故でしょうか…あごの骨が口の中に飛び出ていました。事故の衝撃で骨盤辺りの骨折もあり、真っ直ぐ歩行する事ができません。この仔をレスキューしました…。白血病預かり専門の藤井副代表自宅にて、預かりをお願いしました。副代表の自宅も、預かり犬猫だけでキャパを超えております…。この仔も、エイズ白血病の成猫です。身体中毛玉だらけで、ボロボロでした…。そして・・・腎不全末期・・・残された時間は僅かしかありません。この仔には、介護と看取りしか残されていません。外猫として、エサやりさんから命を繋いでもらっていたのでしょうか…身体中の傷跡…過酷な年月だったと思います。残りの時間、何かに怯える事無く、穏やかで優しい時間を過ごせればと、レスキューしました。白血病なので、この子のお世話や点滴等、触れる人間もスタッフのみと決めて、私のパソコン部屋に連れてきました。この子は、体の大きな成猫。かなり脱水症状が出てて、フラフラとしか歩けない状態だったので、レスキューしました。即入院となり、点滴を250入れても、直ぐに吸収してしまう位との事でした…。この子も腎不全末期です…。「猫ホスピスルーム」にて、この子の居場所を確保しました。残りの時間を大切にして、向き合っていきたいと思いました。1日でも長く生きれますように…この子は、まだ子猫ですが、下半身麻痺でした。ビビりさんですが、麻痺が無ければ確実に譲渡猫に回れた仔なのに…自力でトイレができません。圧迫排尿が必要なため、レスキューしました。この子も、下半身麻痺でした。こんなに小さいのに…生後1ヶ月位だと思います。この子も、圧迫排尿で人間の手が要るので、レスキューしました。完全な麻痺ではなく、多少の痛覚は残っているようなので、もしかしたら、自力で立ち上がり、トイレも出来るようになるかもしれません。最近、骨には異常が無く神経から来る下半身麻痺の仔が多いように思いますが・・・毒性の物を口にしてしまったとか…?会の資金が一週間で底をつく状態だと分かっていながら、5匹レスキューした判断は、間違っていたのかもしれませんが・・・※長くなるので次記事にて・・・お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年06月22日
レスキューご報告していない子達のご紹介です。フー太は、左眼球の損傷で愛護センターに確認したところ、譲渡猫に回せないとの事でレスキューしました。一時は衰退していったのですが、また飛び出したりの繰り返し。飛び出した時に、痛みを伴うようだったので、眼球摘出手術を決断しました。フー太、本当によく頑張りました!現在は傷口も完治して、保護猫カフェの「いちごルーム」に移動しました。先輩猫達ともあっという間に仲良しになり、甘えん坊でヤンチャなフー太、猫カフェ生活を満喫しています。手術費用は「フー太足長基金」達成額に届きませんでしたが、保護猫カフェのお客様のご支援金で、なんとか手術費用を集める事ができました。フー太のご支援、本当にありがとうございました。愛護センターで、エイズ陽性だった子。この仔もレスキューしました。人間が大好きな凄い甘えん坊な男の子。検疫を経て、すでに保護猫カフェデビューしています。エイズの子達のお部屋「ラムネルーム」に居ます。愛護センターでは、なかなか顔を見せてくれなかった子。左眼球が無く、右目も見えていない状態でした。外の音が声が怖かったのでしょう…この仔もエイズ陽性でした。この仔も検疫を経て、保護猫カフェの「ラムネルーム」にデビューしています。左の眼球も、徐々に見えるようになってきたようです。真っ白の長毛な綺麗な子…「サララ」体が小さく、子猫のように見えますが、年齢は5歳前後。お産経験もあるようでした。この子と初めて会ったのは、昨年の11月。後両脚の付け根の皮膚が裂けてて、11月からずっと、腰に包帯を巻いてて、包帯を取らないようカラーを着けていました。会う度に着けていました。毎日毎日獣医師さん達が消毒を繰り返していましたが、一向に良くならないそうで…人間が大好きで甘えん坊な子。譲渡室に行ければ、直ぐに飼主さんが決まりそうな子。だけど・・・いつ完治するんだろう?いつ譲渡室に行けるんだろうと、いつもこの仔が気になっていました。包帯とカラーの生活が約半年続き…レスキューする決意をしました。完治する保証はないけど、かかりつけの獣医師さんと、違う方法を試してみたいと思ったんです。最終的に、包帯と薬を止めて、自然治癒力に任せる事にしました。命名「ビックリン」。ビックリンの自然治癒力は最強でした!すごいスピードで皮膚が再生していき…一ヶ月もしないうちに、保護猫カフェデビューも!ビックリンは、保護猫カフェ「オレンジルーム」にて、一番の甘えん坊さんです。愛護センターで、「自分に気付くな、見るな!」と、強いオーラを出していたこの仔。約4ヶ月間、愛護センターで会ってきましたが、その都度、自分の気配を消そうと必死さが伝わっていました。口内炎も酷く、シャーシャー威嚇もあり、譲渡猫に回るのは不可能…チャンスはゼロでした。ガリガリにやせ細り衰弱していましたが、治療は困難。もう看取りしか残されていないような気がしたので、レスキューしました。名前は「ミトちゃん」。スタッフが毎日毎日、ミトちゃんに声をかけて抱っこして、なんとか警戒心をとってあげようと頑張ってますが、抱かれているミトちゃんから聞こえるのは…「今、抱かれているのは私じゃない!私じゃない…」ミトちゃんは、いつも心を無にするのです。抱かれているミトちゃんからすれば、自分じゃないから、大人しく抱かれます。攻撃する事も、威嚇する事も一切ありません。「だって、これは私じゃないもん」…と。ミトちゃんの警戒心、恐怖心は相当なものなのです。なので・・・降ろした瞬間、我に返り「シャーっ」と威嚇します。スタッフの愛が、ミトちゃんに伝わる日が来ますように…。ミトちゃん・・・あんたはこんなにもスタッフに愛されてるんだよ…愛おしい存在だと思われているんだよ…。先日、レスキューへのお力添えを、厚かましくも呼びかけてお願いしたこの子達、結果的に厳しい状況ではありましたが、取り急ぎ、3匹をレスキューしました。エイズ白血病の仔、命名「ドロップ」。スタッフが自宅預かりを申し出てくれました。命名「ミンミン」1歳位の女の子です。耳の腫瘍は、想像以上に大きなものでした。腐敗臭もすごく、どうなるかと心配でしたが、無事、腫瘍摘出手術を受ける事ができました。ポリープの可能性も高いとの事で、今、病理検査の結果待ちです。まだ斜頸はあるので(斜頸は完治しないかも)、お水も自分で飲ません。歩く事もあまり出来ませんが、必ず奇跡が起きる…そんな気がするのです。検査結果、この子は皮膚ガンでした。しかも、進行の早い皮膚ガン…。命名「うらら」。由来は「麗らか」です。残り僅かな時間、麗らかな時を過ごせますようにと…。一日一日、皮膚が溶けていくのが分かります。この写真は、数日前に撮ったものですが、今現在、すでに眼球も溶け始めました…。「うらら」は、猫のホスピスルームに居ます。「うらら」は何を望んでいるんだろう…「猫ホスピスルーム」では、みんなが生きようと頑張っています。日々、口にできる物も違い、一日置きの点滴を必要としている子達。ノンちゃんは、首と後足付け根のリンパが腫れ、検査入院を経て、病理検査の結果待ちです。どうか…リンパ腫ではありませんように…お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月18日
お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ愛護センターには、負傷猫や持込み猫達が増えていました…。けが?鼻がありませんでした…。呼吸はズーズーいいながらちゃんとできています。ご飯も水もちゃんと口にできるようです。白いのは軟膏だと思います。顔も晴れ上がり、痛々しさを感じましたが、そんな状態でも、この子は人間が大好きでこの仔から不安や恐怖心は一切感じられませんでした。この仔は、左耳に大きな腫瘍を抱えていました。耳の穴が全部塞がるくらい…。手術はとても難しいレベルだそうです。愛護センターでは手術が出来ないとの事でした。取り急ぎ、かかりつけの獣医師さんにこの子の写真を見せて、レスキュー出来た際には、是非この仔をお願いしますとすぐに連絡を入れました。なんとか、腫瘍を取って頂きたい・・・なんとか、生き延びて欲しい・・・この仔を見たときに、冷静さを失ってしまいました。先日看取った「トランプ」にそっくりで・・・目つき、口元…まるでトランプが目の前に帰ってきたようで、申し訳ないのですが、涙が出てしまいました。トランプに会えたような気がして…。愛護センターでは「スペード」という仮名がついてました。トランプにそっくりだったから、スペードという名前を付けてくれたそうです。性格もトランプにそっくり…もちろん、この子はトランプではない!正論を言えばそうなのですが・・・でも、正直な気持ちを出すと、トランプに似てるから連れて帰りたいと思ったのかもしれません。人間は身勝手ですね…。ごめんなさい。ですが、スペードは「AIDS・白血病」でした。白血病の子は、私達には連れて帰る事ができません。エイズよりも感染率も高く、人が出入りしている当施設では自信がないのです。ちょっとした油断、ミス、絶対にあってはいけないから。だけど・・・(昨年4月に愛護センター内で撮ったトランプ)トランプ・・・私も鳥越店長もどうしたら良いと・・・?分からない・・・私達には分からない・・・この子達ではなく、愛護センターの1室は、「持込猫」でいっぱいでした・・・。10匹、同じ飼主からの引取りです。飼い主を批判するつもりはありません。最初は、私達と同じ志だったと思うから。だから、不妊去勢手術もちゃんとしていたんだと思います。ですが、どんな事情があったとしても、犠牲になるのはいつも犬猫なんですよね…。10匹中、6匹が猫エイズでした。保護した時にエイズだったのか、自宅でエイズに感染していったのかは分かりません。エイズ陰性の4匹は、毛ヅヤも悪くないし、まだ若いので、判定に合格して譲渡猫に回れる可能性もありますが、100%ではないけど、エイズの子達が譲渡猫室に回れるのは厳しいかもしれません。1匹ではない、6匹ですから。エイズ陽性の子達をなんとかレスキュー出来たらと思うのですが・・・当会のエイズ陽性のお部屋は6畳しかなく、その中に6匹います。迷ってる場合じゃないと分かっていながらも…躊躇している自分に、ただただ腹が立ちます。白くん オス(去勢済み) エイズ陽性 8歳。10匹の中で、一番人懐っこい子でした。チャオくん オス(去勢済み) エイズ陽性 6歳。少しだけ人見知りさんでしたが、直ぐに馴れる子だと思います。ミミちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 15歳。慢性鼻炎気味との事でした。ミミちゃんも人懐っこい子でした。15歳と高齢です…ママちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 6歳。酷い口内炎です。二週間に一回、炎症を抑える注射が必要かと思います。マユちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 15歳この仔が一番口内炎が酷かったです。いつも口元を自分で拭いてようで、手もよだれで荒れていました。この仔も炎症を抑える2週間毎の注射管理が必要です。花ちゃん メス(避妊済み) エイズ陽性 16歳。この仔が一番の高齢です。ずっと寝ていて性格は分かりませんが、人見知りも無く穏やかなおばあちゃん猫だそうです。この仔も口内炎のため、管理が必要な子です。エイズ陽性でも家族として迎えられる環境の方、どうか、1匹だけでもご協力頂けないでしょうか…高齢の子達の空輸は厳しいかと思いますが、なんとか陸路で行ける所まで連れて行きたいと思っています。どうか、どうか、よろしくお願い致します。そして・・・ケガの子達の手術費用が全部でいくらかかるのかまだ全く分からない状態ですが、私達に、ケガの子達、エイズ陽性の子達をレスキューするお力を貸して頂けないでしょうか…お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月11日
この前まで、「いのちのはうす保護家」老犬ホスピスには、多くの老犬や、ハンデのある子達で溢れかえり、Maxの時期は、ケージを二段重ねたり、真ん中の通路にもケージを置いたりもありました。介助、介護に疲れ果て、いつの間にか行き倒れのように、このお部屋で眠ってしまう事も多々ありました。この写真に写っている子達、しろじぃも、チャージも、トミーも、ハクも…もういません。介護をしたのち看取りました。この子達の匂い、重み、手の平から感じた体温や毛ヅヤ、今でも鮮明に体が覚えています。どんなに時間が経過しても、一緒に過ごした時間は、ついこの間のように感じます。現在、ケンジの24時間介護の真っ最中で、三時間置きの授乳中の子猫達も居ます。私自身も、立て続けに介護と看取りが続き、精神面でも、これ以上の事をしてはいけない…いいえ、現実的に考えると、キャパはこれが限界だろうなと分かってはいるのですが、どうしても頭から離れない子がいるんです。愛護センターに収容されている「ギンジィ」という老犬です。ギンジィとの出会いは、昨年の7月23日。ギンジィは、その後無事判定に合格し、愛護センターの「譲渡犬室」に移動出来ました。ギンジィが譲渡犬室に移動し、新しい飼主さんとの出会いを待つだけとなった日以降、私とギンジィは、ほとんど顔を合わせなくなりました。私の役目は、その前の段階の子達、バックヤードから出れない仔達と向き合う事だから。職員さんと一緒に、愛護センターの芝生の上、陽を浴びながら楽しそうにお散歩しているギンジィにバッタリ会うと、微笑ましさしかありませんでした。早くお家が決まると良いね…って。だけど・・・ギンジィの後から「譲渡犬室」に来た犬達には、次々に新しいお家が決まっていく中、一年近く経っても、ギンジィにだけはお声がかかりません。やはり、老犬を家族に迎え入れたいという方は、なかなかいらっしゃらない…というのが現実です。去年の夏に初めて会ったギンジィよりも、足取り、顔つき、背骨の角度、斜頸…老化は確実に進んでいました。譲渡犬室で老いたギンジィを見たときに、ギンジィがバックヤードに居た頃を思い出しました。いいえ・・・正確には、あのときの自分の判断と行動を思い出したのです。ギンジィではなく、緊急性を感じた他の子達を優先的にレスキューしてた自分を…。ミヤマン(7月レスキュー後永眠しました)キューちゃん(8月レスキュー後永眠しました)コッシー(7月レスキュー後永眠しました)サラ(8月レスキュー後譲渡しました)くぅ(8月レスキュー後保護猫カフェ在籍)バトン(8月レスキュー後譲渡)あの時、ギンジィもレスキューしてたら!あと1匹だと頑張っていたら!いいえ、なぜ私はあのとき頑張らなかったのか…老いが進行したギンジィとの再会で、そんな後悔が出て来るようになりました。ギンジィを、室内で体温調整に気を付けながら、大切に飼って下さる方はいるのか…?不安はどんどん膨らむ一方でしたが、冷暖房完備の愛護センターで最期の時まで過ごすのがギンジィの身体にも負担はかからないんじゃないか…?頭の中は、論理的に向かせようと必死で動いてたようでしたが、いつまでたっても、心が納得する日は訪れませんでした。保護家に来ることが「幸せ」だと、自信もっては言えない…。だけど、昼はドッグランでギンジィの好きなように自由に過ごしてもらい、夜は冷暖房完備の室内で、ゆっくりして欲しい…。もし可能であれば、私に、保護家に、ギンジィに、レスキューするお力を貸して頂けないでしょうか…日中は、スタッフとボランティアさんの力を借りながら、24時間体制でギンジィも看ていきたい…お願い事ばかりで申し訳ございません…医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月02日
愛護センターに収容され、保護期限の切れた子。この子のレスキューに向かいました。結膜炎が悪化したのでは?との事でした。右眼球は、衰退したのではなく、おそらくポロっと落ちたのでしょうとの事。左眼球もいつ落ちてもおかしくない状態でした。当施設には、内臓系の悪い子も多くて、その子達管理だけでも、人手と資金が不足がちで、正直レスキューに迷いがありました。ですが、今、ここに居る子達は、同じように大病や大けがを乗り越えての「今」があり、こうして生きている…「生きている」事は、決して当たり前の事ではない。色んな人の優しさを借りて、手を借りて、こうして生きている。生き延びる事ができた!この子達と接していた時に、恐れる事をやめようと思えました。だから・・・愛護センターに向かいました。ですが・・・この子同様に、重体の仔が2匹収容されていたのです。愛護センターにて疥癬の治療も終わり、「譲渡猫」となる準備をした矢先、「横隔膜ヘルニア」だと診断を受けました。呼吸も荒く、早急に手術が必要なレベルでした。そして・・・白猫に多いと言われている皮膚がんにかかった子。左目は溶けてしまい、右目眼球も色が変色していました。両耳も溶けています。進行がかなり進んでいる事と、手術に耐えられる身体なのか分かりませんが…この子達もレスキューしました。出来る限りの治療をしていけたらと…この子達にも奇跡が起きますように…今、スタッフがこの子達を病院に連れて行きました。無事、手術に耐えられる身体でありますように…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年02月16日
年末に宮崎県愛護センターからレスキューした二匹。「ベコ」ちゃん。べこは、骨盤骨折でセンターに収容され、骨盤骨折は完治したのですが、頭を強く打ったようで、平衡感覚がなくなってしまいました。常に頭が揺れ、真っ直ぐ歩く事ができません。ですが、食欲もあり、トイレの失敗もありません。生後3ヶ月位の女の子です。性格もすごく良い子です。エイズ陽性の片目の「キナコ」さんは、茶トラの長毛で、女の子です。生後3ヶ月位だと思います。人にも猫にも犬にもとてもフレンドリーで…フレンドリーすぎて…犬達もタジタジにさせてしまうキナコさんです。愛護センター隔離室に、1匹の老犬がいました。隔離室は写真がNGとの事なので、載せれませんが、その老犬に会った瞬間、「久しぶりだね!」という感情がその子から伝わってきました。申し訳ないけど、これまで多くの子達に会っているので私には身に覚えがありませんでした。ですが、「久しぶり」と伝わってくる感情がずっと抜けないのです…。この子がセンターに来た経緯を職員さんに聞きながら、ひとつの特徴を見つけ、思い出したんです!確かに、私とこの子は、5か月前に会っていたのです。↑写真は、5ヶ月前に撮ったあの子です。5ヶ月前と比べると、顔が真っ白になり、ガリガリにやせ細り別犬のようですが、確かに、5ヶ月前に管轄保健所で会ったあの子でした!私はあの日、「ごめんね」そうこの子に言いました。「連れて帰れなくてごめんね」…って。隔離室でフラフラになりながらも、「久しぶり」と伝えて来たこの子に、私は、二回目の「ごめんね」を言いました。「お迎えが遅くなってごめんね」…と。「連れて帰れなくてごめんね」という言葉をもう出したくなかったのです。5ヶ月の間に老化が進んでしまってたけど、ひとつひとつ確認するかのように、室内やドッグランを楽しそうに探索しています。私は、これまで「アニマルコミュニケーション」に関して公の場で詳しく話したことはありませんでした。感情を伝える力の強い子しか分からないし、相談者を傷つけるのが怖くて、相談者が望んでいる答えをつい言ってしまうんです。ストレートに言えば「嘘」を伝えてしまうんです。とても難しい世界なので、アニマルコミュニケーションに関しては、もう黙っておこうと決めていたのです。私はなぜ、この子が私の事を覚えていたのか理由までは分かりませんでした。5ヶ月前に初めて会った時も、5分も顔を合わせてなかったのに…人間の私が覚えていない事も、犬達は覚えている…。匂いなのか、波長なのか、オーラなのか、犬達がどう記憶してるのかは分かりませんが…「かわいい」「かわいそう」で私達が動いているのではなく、犬達に動かされているような…そんな気がするんです。今回なぜ、この老犬の事を書いたのか…それは、犬の魂はそれだけ強いんだという事を皆さんにお伝えしたかったから…。それさえも・・・動かされて書かされているのかもしれませんけどね…私は。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2018年01月03日
隔離室には、「エン」と「エナリ」だけでなく、先日レスキューした8匹の子犬達の母も居ました。母犬は、大きなお腹を抱え、11月15日に愛護センターに収容され、翌日、檻の中で出産しました。お産から13日後…センター職員が母犬の異変に気付き、病院に運んでくれましたが、母犬は、レプトスピラに感染していました。瀕死の状態で、点滴で命を繋いでいました。骨と皮になりながらも、必死に感染症と戦っている母犬に私は、背を向けました…。感染症の母犬をレスキューするという事が、どんなに危険な事なのか分かっていたから…。私自身、免疫力が落ちている事を分かってたので、自分が感染する可能性、スタッフに感染させる可能性、保護家の子達に感染させる可能性、レプトスピラの母犬をレスキューするという事は、あまりにリスクが高すぎる…。無理だと判断し、背を向けたのです。だけど・・・母犬があのまま隔離室で死んでしまったら、私自身が後悔するだろうと思いました。「かわいそう」という感情ではなく、最期は尊厳のある最期をと、一緒に戦っていきたいと、そういう気持ちでした。だから…母犬をレスキューしました。よくこの状態で生きてたねと、獣医師さんは驚いていました。そして、ここまで頑張ってきたことに敬意…という言葉以外、何も見つかりません。検査の結果、レプトスピラはピークを越えたとの事。色んな合併症を引き起こした事が原因で、瀕死の状態が続いているのでしょう…と。母犬は、とても危険な状態だったので、緊急入院となりました。生きれる確率は…とても低いとの事でした。私の事務部屋を潰すことにしました。ここで母犬と一緒に、病気と戦っていこうと決めました。お母ちゃん・・・準備して待ってるからね。あなたが孤独な中で必死になって産んだ8匹の子犬達も、待ってるからね。奇跡が起きますように・・・いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年12月08日
どんなに苦しい状態であっても、今、動くべき、今、動きたい!そう心を奮い立たせたのは、愛護センターの隔離室に居た「エン」と「エナリ」という犬でした。エンは、日南保健所で捕獲され、5月12日に愛護センターに移動してきました。捕獲された当時のエンは、体のほとんどの毛が抜け落ち、殺処分対象になる仔だと思っていましたが、日南保健所も愛護センターも、エンを見捨てる事はしませんでした。いつか譲渡対象犬になれるようエンの治療をスタートしたのです。そして・・・二ヶ月間、エンは地獄の「隔離室」で頑張った結果、次のステージ、「保護犬室」に移動できたのです。ここ「保護犬室」を出れたら、次は「譲渡観察室」に移動して、さらに次は「譲渡犬室」へと移動し、新しい飼主さんとの出会いを待つことが出来るのです。ここで毛が生えそろうのを待っていたのですが…エンは、これ以上完治することが出来なかったのです。完治する見込みはないと判断されたのでしょうか…エンは、また地獄の隔離室に戻されたのです。「エナリ」は、9月1日に高鍋保健所から愛護センターに移動してきました。皮膚病の原因が分からず、エナリもまた隔離室に…。エナリは、愛護センターで「エナ」という名前でした。性別がメスだと間違われていたのです。三ヶ月間愛護センターに居て愛護センター職員全員が、エナリがオスだという事を、誰一人気付けなかったのです。決して、職員批判ではありません。隔離室に居る犬猫達は、それだけ人と接する時間すらないのです。この写真が、隔離室にあるケージです。(写真はセンター開所前に撮影したものです)この小さな檻の中に、エンとエナリは隣同士で入っていました。皮膚治療を受けてないエンとエナリは、当然、悪化していく一方で、完治する事は絶対ありません。殺処分もしない…じゃあ、いつまでこの小さい檻なの?いつまで地獄の隔離室にいなきゃいけないの?・・・もうそこには「命」としての尊厳もありませんでした。ただ生かされてるだけ…隔離室を見たときに、生き地獄だと感じた…。「見なきゃ良かった」「知らないままでいたかった」一瞬でもそう思ってしまった私自身に、腹が立ってしかたなかった。「愛護センター」は、保護施設ではありません。愛護センターは、多くの人員、多額な予算、素晴らしい設備、私達が欲している「物」を全て持っていますが、犬猫にとって本当に必要な「物」は、愛護センターにはありません。それが、「行政のやりたくても出来ない事」のひとつだと思います。未来が見えず、尊厳を失った隔離室に居る子達を外に出してあげたい…そう決心したのです。「行政の出来ない部分をサポートする」これに徹していこうと。ただ・・・エンとエナリをレスキューするときに、レプトスピラの母犬に背を向けた自分がどうしても許せなかった。エンとエナリを、心からの笑顔で接していれてるのか…今の私には自信がなかった。続きは後日書きたいと思います。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年12月07日
何やってんの?時々、自分が分からなくなる。良いはずがないよ。その決断。頭では分かっている。全て分かっている。でも、良かったと思う自分も居る。可哀想だからではない。愛護だからではない。ただ、命を尊重したいだけ。同じ命として…。生きてるから、当たり前の環境に置いてあげたい。生き地獄の中、ただ生かされるのは違うと思うから。先が見えない中、ただ生かされるのは許せない。誰がではなく、どこがではなく、自分が許せない。背を向ける自分が許せない。だから、生き地獄ではない環境を作り、そこに連れて帰る事が私のやるべき事。昨晩、ゆったり過ごし、軽いいびきをかいて寝ているこの子達を見て自分がとった行動は良かったと、心はそう思った。かわいそうだからではない…。同じ命として、尊厳を守りたいだけ。だから、今から向かいます。尊厳を守りたいから。・・・行ってきます!いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年12月05日
生後二週間の乳飲み子犬8匹、緊急レスキューしました。この子達の母犬は、愛護センターに収容された翌日に、檻の中で、出産をしました。きっと、離乳したら母犬もこの子達も、「譲渡犬」として、新しい犬生を歩んでいくはずだったのでしょう…我子の目が開くまで、母犬は頑張ってお乳を与え続けましたが、母犬は…愛護センターで倒れました。職員さんが直ぐに病院に運んで下さいましたが、レプトスピラだろうと診断されたそうです。なぜ、愛護センターにはあんなに沢山の職員と獣医師がいるのに、誰一人、レプトスピラの初期症状に気付けなかったのか…?それは、職員さん達の怠慢ではなく、授乳中は、軟便になる事も多く、お腹にはいつも子犬たちが居たのでしょう…母犬は、目も合わせる事無くいつも子犬達を見つめていたのでしょう…一生懸命だった母犬だったからこそ、発見が遅れたのだと思います。体調が悪い中、それでも一生懸命子供達に授乳を続けていたのかと思うと…翌日に母犬をレスキューする事を告げて、母犬に面会させて頂きましたが…瀕死の状態で、とても連れて帰れる状態ではありませんでした。子犬達にも、感染している確率はとても高いです。保護家の子達を守るためには、レプトスピラ疑いの高い子犬達をレスキューすることは、決して正しかったとは思えません。お世話する私自身、免疫力が低下している今、感染する危険性は高いです。自分の身を守るためにも、正しい選択ではなかったと思います。↓2015年10月10日記事より↓管理所からレスキューした犬がレプトスピラレプトスピラの経験も、この子達でまだ三回目です。決して、経験値が高いとは言えません。でも、私が、頭でちゃんと考えれるまともな人だったら…「いのちのはうす保護家」は存在しません。逆にバカで良かったな~…位思えてくる。どうか・・・母犬が完治しますように…。生きれますように…。一日でも早くレスキュー出来る日が来ますように…。この姉妹は、9月に愛護センターに収容され、三ヶ月もセンターに居ました。この子達の他姉妹は、みんな譲渡が決まったそうなのですが…両目に異常のある仔、左目眼球が衰退してる仔、この二匹には、譲渡希望者がずっと現れませんでした。「可哀想」とは違う、何かの感情が動き、この子達に会った翌日、レスキューする決意をしました。腫瘍摘出したおじいちゃん犬「バモス」も、認知症があり、肛門周囲膿瘍が再発する事も考え、保護家でレスキューしました。我が道を行く!元気で頑固なバモスじぃちゃん。毎日ドックランをグルグル探索しています。どうか…再発しませんように。どうか…1年でも2年でも長生きできますように。レスキューした子猫達が、そろそろ不妊去勢手術出来る多きさになったものの…15匹の子猫達が、手術の順番待ちをしています。そして…レスキューした子犬達も、このまま無事育てば、8匹のワクチン接種も、同時期に重なってしまいます。猫部屋や老犬デイサービスのご支援を頂いておきながら厚かましいお願い事だと重々承知しておりますが、医療費のご支援を呼びかけさせてください…どうか、ご協力ご支援をよろしくお願いいたします。申し訳ございません・・・いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年12月02日
宮崎愛護センターには、70匹位の猫達が収容されています。あえて、「保護」ではなく「収容」という言葉にしました。私がいつも入る部屋は、収容されたばかりの仔と、病気や怪我を抱えている子達の部屋です。ピークがなんとか落ち着いてきた時期ですが、それでも、猫舎には猫が沢山収容されています。猫の譲渡判定の基準も、愛護センターではかなり緩くなってきてて、譲渡猫に回れる子も増えて来たのですが…長い子は数ヶ月、愛護センターの小さなケージの中で一日の大半を過ごしています。殺処分がなくなって良かった(この件に関しては後日記事にします)センターは殺処分ゼロに向けて動いているから!・・・生きてさえいれば良いのかと、自分に問いかけました。答えは分からない、出せないけど、身体が愛護センターに向かっていたときに、それがきっと、答えなんだろうな…と、自分でそう感じました。今、愛護センターには、目の悪い子とエイズ陽性の仔が多いなと感じました。この子達…成猫2匹、子猫2匹を取り急ぎレスキューしました。↑この子達3匹は、エイズ陽性です。↓この子は、エイズ陰性でしたが、両目がほとんど見えていません。レスキューしたこの子達の事は、また後日、状態をご報告しますが・・・私がレスキュー出来たのは、70匹の中のたった4匹です。下記の写真は、保護家の「猫が苦手な猫の部屋」。この部屋の成猫達は、みんな子猫には優しいので、不妊去勢手術する前の子猫達が、社会性を学びながら、いったんこの部屋で待機して、不妊去勢手術後は、大部屋にデビューします。・・・もう、どこの部屋もいっぱいです。手術の順番待ちの仔が10匹います。頭ではもうレスキューしたらダメだと分かってはいるのですが・・・この子は老犬「肛門周囲膿瘍」です。大きな腫瘍は、センターで手術をして去勢もしたのですが、小さな腫瘍がまだ残っていて、取り切れなかったとの事でした。管理所に住んでいたメタルは、この子と同じ病気で亡くなりました。メタルの事が重なり、複雑な思いでこの子と接してきました。再発する可能性は高いと思います。再発した時に、この子の体力は残っているだろうか…いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年11月30日
愛護センターに行くと、受付に年配の男性が座っていました。その足元には、ミニチュアダックス…どうやら持込のようでしたが、長い時間、職員さんとお話をされている様子でした。その間、飼主さんの足元から離れる事無く、静かに待っているМダックス…。その姿は、全てを悟っているかのようでした。バックヤードで猫達を見ていると、とうとう、そのМダックスが檻の中に連れて来られました…。声を上げる事無く、小さな唸り声を出してブルブルと震えていました…。14年間、信頼していた飼主さんに捨てられ、この場所に連れて来られたのですから当然です。14歳・・・譲渡犬に回る事は難しいだろう…その前に、生きる気力を無くし、ここで力尽きてしまうかもしれない…そう思うと、連れて帰るという選択肢以外はありませんでした。トリマーのボランティアさんが、きれいにトリミングして下さいました。「リック」男の子。14年間、呼ばれてきた名前のままです。「持込みなんて飼い主は酷い!」ですが、皆が皆そうではないんだという事を、私は、この活動の中で知りました。リックの飼主さんも、自分が生きて行くために、どうしてもリックを連れていけなかったのです…。新しい飼主さんを探す力も、精神力もなかった場合、「遺棄」「持込み」しか選択方法が分からないのです。センターの職員さんには、飼主さんに伝えて欲しいとお願いしました。リックが無事だという事を…。新しい犬生を歩もうとしている事を…。前庭疾患で倒れてた「ケンジ」は、その後、回復しましたが…老犬ホスピス棟にお引越ししました。これからは、余生をゆっくりここで過ごします。ホスピスルームの小型犬達や老犬達とも上手に馴染んでいます。完全回復ではありませんが、穏やかな時間を楽しそうに過ごしています。保護家の猫達の方は・・・なかなか厳しい状況が続いております。また後日猫達のご報告をします。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年10月26日
現在の宮崎県愛護センターは、京都と同じ方式、都道府県と政令都市が、共同で運営しているセンターですが、京都の愛護センターと違うところは、県と市が全て別々で運営している…という所です。以前、京都のセンター長にお話ししたところ、「え?分ける必要性が分かりません」との事でした。県民からしたら、同じセンターなのに窓口が二つあるし、わけが分からないシステムなので、いずれ本当の意味での共働センターになれば良いなと思います。今は、愛護センターが設立されただけでも「ありがたい」ので、そこは追い追いと…で良いかなとは思いますが…宮崎市側の愛護センター収容施設では、収容犬で溢れかえっています。宮崎市の犬舎は、「経過観察室」「保護室」12犬舎が満杯となり、「譲渡犬室」を閉鎖してそこに入れているという状況でした。宮崎県側の愛護センターでは、犬舎にはまだ空きはありましたが、少ないわけではありません。センターの管轄は、宮崎県全般ですから。日向市の管理所も、都城の管理所も、犬は沢山収容されています。管轄の高鍋保健所は、酷い状態でした。この小さなケージの中に、ほぼ24時間…なのです。センターが出来た事で、高鍋保健所が犬舎を作ったのですが、6畳ほどの広さでしょうか…少しでも良くしたいと、冷暖房付けたりと、一生懸命されていましたが、詰め込み…生き地獄ですが、一番胸を痛めているのは、高鍋保健所職員さん達です。一日でも早く、愛護センターに連れて行きたいのに、愛護センターでは、空き状況を見ながら受入れていかなきゃ、直ぐに満杯になってしまうので、仕方がないというのが現状です。この子は老犬です。この床が滑りやすく、立つ事すら出来ません。メス 推定16キロ位。この子はまだ若いと思います。凄く人慣れしてて元気の良い子です。メス 推定8キロ位凄く人慣れしている子です。多分、5歳以上だと思います。オス 推定16キロ位老犬だと思います。もう一ヶ月位ここに居るので、精神的に弱っている感じがしました。オス 推定30キロ位もうかなり長い期間、高鍋保健所に居るそうです。人間の事が大好きで、凄く元気の良い子です。なんとか譲渡出来たらと、高鍋保健所職員さん達が、一生懸命されていましたが、やはり大型ということで、飼いきれそうな方でないと難しい…との事でした。「殺処分」はギリギリまでしたくない…と、宮崎県の愛護センターも、高鍋保健所も、頑張っています。ただ、その頑張りは本当に正しい選択なのか…小さなケージに1ヶ月も2ヶ月も入るしかない子達を見て命さえあれば良いのか…そう感じているのが、行政側と私の本心です。きっと、本年度の殺処分頭数は激減しているでしょう。その数字を見て、またマスコミは躍り、県民は躍らされるのか…根本的な所は全然変わっていないのに…。~お知らせ~↓クラウドファンディング8/21新着記事↓「お金の格差が命の格差と繋がらないよう」クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月21日
先日のブログ記事で書いた子達…半身不随の白猫と、右前脚麻痺の子、金曜日、レスキューしてきました。環境が変わり、緊張しまくりです。白猫は、ヘルニアの手術で傷口が開いてしまったようで、少し縫い直してもらいました。保護期間中で、状態がかなり悪かったため、ボカシをかけて掲載してたこの子は…保護期間過ぎたので、レスキューしました。正直、飼主が名乗り出て来ないでホッとしました。家に帰ったら、また生き地獄の始まりだから…床の黒い斑点は、全部ダニと糞です。斜頸のあるこの子は、そんなに長期間放浪してたとは思えません。明らかなネグレクトだと感じました。よく逃げ出してきたね!良かったね!長い期間、こんな目に遭いながらも、この子は、きっと、飼主を恨むこともないんです。むしろそれでも大好きなんだろうな…と感じました。だって、この子はこんなにも人間の事が大好きでいてくれてるから…これから皮膚病の治療に入ります。みやざきの愛護センターには、犬舎に入りきれないほどの犬が収容されています。それなのに、「譲渡犬」として表に出ているのは宮崎県0匹、宮崎市4匹しかいません。愛護センターも今、うまく回らない現状に、頭を抱えていると思いますが、私達レスキュー活動をしてきた側からすれば、予想ついていた事態でした。数字と現場の現状は違いますから…熊本県愛護センターボランティアさんのブログです。↓ ↓ ↓殺処分ゼロと愛護はイコールではない。熊本県動物愛護センターの現場から。今の宮崎県も、熊本県と同じ状況にあります。宮崎県の愛護センター内では、殺処分は行われていません。ですが、いつまでもバックヤードに居る子達は、「良かった」とは言い難い環境です。詰め込みはありませんが、1日23時間くらいを、畳2枚分でしょうか、その位の範囲でしか動けない何も見えない感じない…そんな中にずっと閉じ込められているのですから…。1頭でも多くの子達が収容できるようにと、1頭分の犬舎の広さを削るしかなかったので、それが悪いとは言えないし、言いたくないのですが…なんとか収容頭数を減らし、どうすれば譲渡犬にまわせるのか、愛護センターと私達の課題かな…と思いました。~お知らせ~↓クラウドファンディング8/19新着記事↓「二日分の薬」クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月20日
宮崎愛護センターの負傷猫達です。この子は、右手麻痺してます。今まで色んなタイプの麻痺を保護してきましたが、この子の場合、もしかしたら切断した方が、生きやすいのかもしれません…。まだ子猫なのに…。この子は、確か骨盤骨折だったと思います。まだ人間が怖くてシャーシャー言いますが、直ぐに心開いてくれそうな子です。こんな小さな体で、大手術を頑張りました。この子は、上の写真の事兄弟では?との事でした。同じ場所で同じ日に、ケガで保護されました。この子は、下半身に神経が残っていると思いますが、四本足で立つのは、もしかしたら厳しいのかもしれません。ですが、この状態でもトイレでおしっこできるそうです。この子は成猫です。以前ブログに載せた顎の骨折で、首からチューブで流動食を流していた子、チューブも取れて、口から食べれるようになっていました。凄く人慣れした甘えん坊な子です。この子は、以前ブログに載せたこの子、右目の酷い子でしたが、ここまで回復していました。毛並みもフワフワ綺麗になっていました。凄く人慣れしてて、とてもやんちゃさんだとの事です。愛護センターには、可愛い子猫達がたくさん保護されてます。うちの施設にも、可愛い子猫達がたくさんいます。ですが、その子達は無条件に可愛く、幸せになる道はいくつも持っています。譲渡のチャンスはあります。ですが、ハンデのある子達には、当たり前に幸せになれる道、当たり前の道すら、とても険しいのです。切に願います・・・。ほんの少し、人間の手、サポートがあるだけで普通に笑顔で生きていける子達です。普通の猫となんら変わりないと思っています。この子達にも小さくても良いです…健康な猫達と同じように、スポットが当たりますように…以前ブログに載せたこの子、猫風邪も酷く、腰の皮膚が壊死して骨まで出て来てたくらい、大けがしていましたが、レスキュー後、ここまで回復しました。皮膚も再生され、やっと皮膚を縫うことが出来ました。皮膚が裂けないように、リハビリも出来なかったので、残念ながら、麻痺してた左後ろ足の関節が、固まってしまいました。左後ろ足の麻痺の完治は、厳しいのかもしれません。トイレはちゃんと自分で出来ます。あと・・・保護期限がまだ切れてないので、写真は出さないで欲しいとセンターに言われました。なぜなのか…それは、誰が見ても明らかに酷いネグレクト。この子の姿を見た人から、飼主は非難されるでしょう。もし、飼主が現れた場合大変だからと…。飼主の事まで配慮しなきゃいけない日本の動物愛護法はおかしいという事ですよね。本当に・・・馬鹿げてる!この子は、皮膚はボロボロ、大量のダニ。斜頸の老犬。係留のフックが外れて、脱走したようでした。この子は、生きるために脱走した。そんな風に感じました。どうか、どうか・・・飼主がみつかりませんように・・・お迎えなんて来ませんように・・・お家に帰ったら、また生き地獄の始まりです。せっかく脱走できたのに。保護期限が切れるのが待ち遠しいです。保護期限が切れたら、直ぐに写真アップします。新しい犬生がはじまりますように…。~御 礼~先日からブログにて呼びかけておりました「子猫用システムトイレ」「システムトイレ砂」「ケージ」全国の温かい皆様のおかげで、無事、ピンチを乗り越えることが出来ました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございます。スタッフが順次、お礼のお葉書をお送りしております。クラウドファンディングご協力お願いしますいっしょに介護し殺処分を未然に防ぐ、老犬デイサービス開設へ!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年08月09日
私が知っている限りですが(先週の情報なので)、愛護センターの譲渡犬は、現在3頭のみ。内1頭が、リターンした子らしき犬が居たような…。凄いね!譲渡犬が3頭しかいないなんて!いえいえ…バックヤードにはその数倍もの収容犬達が隠れているだけなんです。先日、UMKニュースで放送されたスクショです。(顔と名前は私の判断で隠しました)賛否両論あるかと思いますが、私は、宮崎市センター所長の勇気に拍手を送りました。こんな事言ったら「悪者」になると分かっていながら、自分が悪者になってでも、真実を伝えるべきだと所長は覚悟を決めての発言だったと思います。そう確信しているのは、私は約8年間、この所長を見てきたから。とにかく「いのち」を諦めない所長なんです。どんなに大けがを負っている犬猫でも、どんなに寝たきりの老犬であっても、ハンデを抱えて収容された犬猫であっても、殺処分ギリギリまで、殺処分の延期長を繰り返してまでも、いのちを繋げようと奮闘していた所長でした。数時間後には殺処分になる老犬なのに、丁寧に床擦れの消毒をしてた…それが所長でした。最後まで、生きれる事を信じて、奇跡を信じて、懸命に命と向き合ってきた所長ですから。(この老犬の実話は「王子・尊厳死」書籍にあります)政治家や議員のように、綺麗な言葉を並び立てるのは簡単です。「殺処分ゼロ」「命を大切に」人に好かれよう、賛同されようと思えば、実に簡単な魔法の言葉です。逆に、カメラの前であの言葉を出した所長の真実、あの言葉の裏にある心の声は、私の魂が震える程でした。殺処分せざる得ない状況になったとき、本当につらいのは、センター職員さん達、そのセンター職員さん達を守り切れなかった上司、誰よりも辛いのは犬猫はもちろん、所長なのですから。あんな事を言わせてしまってごめんなさい…所長には、いち県民として申し訳ないと感じました。所長がおっしゃってたように、今、愛護センターは大変な状況になっています。現在、バックヤードに居る子達です。この子達の他にも、まだまだ収容されている子が居ますが、長くセンターに居る子の順から写真掲載します。一度は判定に合格して、旧・ひまわりの家に行けたのに、センターが出来てそのまま戻されてしまいました。網膜変性で、センターにいる間に全盲になりました。この子は、管理所からセンターに移送されました。スイッチが入ると咬みそうになるとの事で、トレーニングしているとの事。もう4ヶ月になりますが…四国犬(ミックス?)なので、日本犬をよく知っている方、飼育経験のある方とご縁が繋がれば…ハスキーのミックスでは?と言われています。まだ人間が怖いようです。攻撃性や激しさはないように思いました。少し年齢は高そうですが、まだまだ元気のある子です。皮膚が悪かったのですが、少しずつ良くなっているようです。少し吠えがあります。天真爛漫で人間が大好きな子です。老犬です。まだ自分の足で歩けます。白内障で、あまり目も見えていないのかもしれません。嫌な事をされるとカプッと口が出そうになるそうです。中型のテリア系です。この子も、嫌な事をされると口が出そうなるそうですが、嫌な事をされて怒るのは人間も同じですから。まだトレーニング中なので、一般譲渡が出来るのはまだ時間がかかるそうです。飼主の持込です。子犬の頃から室内飼育で、ほとんど外に出る事もなく、飼い主以外の人をほとんど知らずに育ちました。見るもの全てが怖くて仕方ない…そんな子でした。ひきつけを起こすようになり、判定に合格する確率がゼロになった老犬・・・先日レスキューしました。レスキューして初めて歩いた土の上!二ヶ月ぶりの外!病院や私の自宅に寄り、保護家に戻れたのがすっかり夜遅くなったのですが、真っ暗な中、とても嬉しそうに長時間外を探索してました。その姿を見て、ウルッときました(´;ω;`)良かったね…楽しいね…嬉しいね…って。愛護センターで呼ばれてた「ミヤマン」という名前、そのままミヤマンになりました。ミヤマン オス フィラリア陽性心臓もかなり悪くなっているようでした。6/21の記事 虐待犬メメタの家族レスキューメメタ、仁、テイ、の他にも、あと2頭その飼主から虐待を受けている子がいましたが、進展がないまま一ヶ月…。やっと、所有権放棄すると連絡があったとの事で、保護家で受け入れるという約束をして、その方にレスキューに向かってもらいました。柴mix ユウ君 オス 生後7ヶ月ユウは、最初はビクビクしていましたが、その日の夜には、すっかり馴染みました。ひと月ぶりに再会したテイとユウ…お互い覚えてるのかな?ユウは、生後7ヶ月という事で、虐待を受けてた時期も短かった事で、心の傷も深くはありませんでした。誰にでも尻尾フリフリで子犬らしさがまだ残ってますが、両手で顔を包まれたり、拘束されるのを怖がります。柴mix 礼ちゃん メス 成齢礼は、マンソンが出たので別室で隔離中です。メメタ、仁、テイ、ユウの中で、一番心の傷が深く、心のケアにまだまだ時間がかかりそうです。二度と、二度と犬を飼わないで欲しい!犬嫌いの人間よりも、中途半端な犬好きが、このような「殺処分」という状況を作っている事に気が付いて欲しい。犬嫌いの人間をつくるのも、中途半端な犬好き。先日ブログに載せた腰の皮膚が裂けているこの子、レスキューしました。壊死してる皮膚が多すぎて、骨まで見えています。皮膚を縫えるほどのレベルではないので、皮膚の再生から治療をスタートしました。皮膚が再生したら、麻痺している後足を切断しなければいけません。歩行の際、傷つけてしまうから…。この子は、これから生きて行きます!生きるために、治療をスタートしました!その一方では・・・おそらく事故で半身不随になった成猫が愛護センターに収容されました。人馴れはしていません。圧迫排尿が必要な子にとって、一日でも早く人に馴れてもらえないと、とても厳しい状況です。なんとか・・・なんとか助かる道を・・・。▼▼▼ご支援のお願いです▼▼▼お願い事ばかりで申し訳ございません。猫のシステムトイレ用の砂が、在庫がゼロになってしまいました。ご支援頂けると大変助かります。隔離している子猫もいるので、子猫用のシステムトイレの数が不足しております。花王の「ニャンとも清潔トイレ」の大きさが大きく場所を取らずピッタリなので、ご支援頂けると助かります。猫の隔離に使用したり、譲渡会に使用したり、このような折り畳みケージが老朽化して今、三つしか在庫がありません。このメーカーのМサイズとLサイズが不足してます。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月29日
全66件 (66件中 1-50件目)