あるけみすた・らんげりす

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カテゴリ: VISION


手を伸ばして指の先に触れた橙色
見上げる夜空に月が懸かる

歩きながらすり減ってゆく心
探し求める本は手から滑り落ちてゆく
手にした写真は燃え尽きてしまう

哲学と魔法と科学の各々の道が
別々の神を見つけたような悲しい現実の中で
自分の自由になるのは声を出さずに歌う事だけだった
自分の自由になるのは涙を流さずに泣く事だけだった

左肩を抱いて右の眼にキスをする
街の中でヘルメスの徴を探して歩く
暗い視界の半分は認識をしていない

ああ、僕はまた抜け殻のような日々に
帰ってゆくのだろうか

冬のオリオン座を見上げながら
僕はまた歌を歌うのだ
狼の遠吠えのように
世界で一番悲しい歌を






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最終更新日  2004.12.11 01:03:51


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