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綾辻行人さんの作品
その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれたー。
1998年、春。
夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、
何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。
不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、
接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!
この"世界"ではいったい、何が起こっているのか?
秘密を探るべく動きはじめた恒一を、
さらなる謎と恐怖が待ち受ける...。
既に
漫画化、アニメ化して
大ヒットしている作品ですが
この度
2012年8月公開の実写劇場版の撮影が
三重県伊賀市で全て行われたということで
初めて興味を持ちました
ホラー作品なので
いきなり映画を見て恐ろしい目に合うことは
なんとしても避けたい怖がりの私
で
とりあえず
原作を読みました
確かにホラー
これを映像化・・・
考えただけで恐ろしく感じますが
小説を読んでいる分には
恐ろしさよりも
「謎」の方に気持ちが向いていきます
分厚い本だけのことはあって
もの凄く丁寧に細かなことまで描写されています
それでいて
結構
淡々と物語が進んでいくような印象を持ちました
そのおかげで
確かにホラー作品なのですが
小説を読んでいる分には
恐ろしさよりも
「謎」の方に気持ちが向いていきます
あちらこちらにちりばめられた
違和感や謎
なんだかよくわからない現象や行動
そんな様々なピースたちが
ピタリと合わさっていく
これは快感です!!
とはいえ
劇場版は
PG12(小学生には助言・指導が必要です)作品
その辺りもとっても納得できました
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