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不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット
空井大祐29歳が転勤した先は
防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室。
待ち受けるのは、
ミーハー室長の鷺坂(またの名を詐欺師鷺坂)をはじめ、
尻を掻く紅一点のべらんめえ美人・柚木や、
鷺坂ファンクラブ1号で「風紀委員by柚木」の槙博己、
鷺坂ファンクラブ2号の気儘なオレ様・片山、
ベテラン広報官で空井の指導役・比嘉など、
ひと癖もふた癖もある先輩たちだった......。
我が家は
自衛隊のイベントに何回も出掛け
自衛隊員の方々の
もれなく
やさしくて
礼儀正しくて
親切
こどものちょっとしたチャレンジに寄り添ってくださる時には
「守る」の姿勢がにじみ出て...
ってな姿に接しているので
自衛隊に対して嫌悪感なんてものは皆無
ところが
世の中には
「自衛隊」って聞くだけで
汚らわしいもののように感じる方がいらっしゃるようで
この作品にも
自衛隊に対する一方的な偏見に
悩み苦しみ傷つき
また
そんなもんだと受け止めている
自衛隊員の方々が登場
もう
泣けます
読みながら泣き
読み終わって泣き
しばらくして思い出して泣き
今までで
一番泣いた作品かもしれません
その上
一般には知られていない自衛隊のあれこれが
いろいろ綴られていて
興味深々
東日本大震災前に
一旦完成していたこの作品
しかし発行を延長し
震災での
自衛隊の活動に関するエピソードが
付け加えられています
しつこく泣けます
ちなみに
航空自衛隊 航空幕僚監部 総務部の広報室
本当に
「 空飛ぶ広報室 」という名のサイトを
立ち上げています
いいノリです
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