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黒瀬裕二(33歳)、映画プロデューサー。
自らの才能によって若くして芸能界でのしあがった男。
ある日、
映画のプレ・オーディションの席で会った女優の姿を見て、
突如、「あの日の記憶」が蘇る。
15年前、 「緑」とともに駆け抜けた
無茶苦茶な、しかし熱く、激しい、青春の記憶。
サークルの新歓コンパの帰り道、
新宿の路上で、裕二は大学のクラスメイト・菊池緑に出会った。
緑はクラスの女の子に誘われ、
初めてコンパとホストクラブに行ったこと、
そこでいかに惨めな思いをしたかを切々と語る。
それを聞きながら次第にイライラしてきた裕二は言い放つ。
「お前、こうありたいって自分になるために、努力しているのかよ!?
本気で変わりたいのなら、できるだけ早く、まずは50万を用意しろ。
それがスタートだ。約束する。俺が、なりたいお前にしてやるよ」
2週間後
裕二の前に、
50万円を握りしめた緑が立っていた。
目指すは11月に大学で開催される学園祭のミスコン。
過去を思い出す形式でえがかれた作品
こまめに
今までの出来事を振り返る感じの記述が多かったのですが
連載物だったのかな?
続けて読んでいると少々違和感ですが
細切れに読んでいると記憶を呼び覚ましてくれます。
結論は想像通りだったのですが
それでも
どんどん読めていきました。
読みやすく、且つ
で?で?と先を急いでしまうのでありました。
面白い。
読んでいて思い出した作品
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