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【楽天ブックスならいつでも送料無料】我が心の底の光 [ 貫井徳郎 ]
峰岸晄は五歳で伯父夫婦に引き取られ、
空腹を抱えながら育った。
母は死に、父は人を殺したからだった。
学校では、椅子に画鋲が置いてあったり、いじめに遭った。
幼なじみの木下怜菜は
万引きまでさせられる晄を ただ一人、案じてくれる存在だった。
十四歳
十六歳
十九歳
二十一歳
二十五歳
二十九歳
主人公 晄 を感じられるエピソードが綴られています。
全編通して
もの凄く冷めています。
回想で
晄の過去も明かされていきます。
とんでもない過去ですが
とんでもなく「クール」に綴られていきます。
そこにはまるで
感情などないような・・・
そしてこの作品
だから読める、とも言えます。
苦しみ悲しみ全面に出ていたら
きっと読破できなかったような気が・・・
それがあのラスト
全然予想できませんでした。
最近
呼んでいる最中に犯人が分かったり
ラストのネタが想像出来たりしていましたが
全く、全然、ちっとも
予想できませんでした!
鳥肌…
さすが貫井徳郎さんです。
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