靖国問題:「 遺族会でA級戦犯分祀の勉強会」…古賀会長
日本遺族会会長の古賀誠自民党選対委員長は6日、津市で行われた三重県遺族会の会合で講演し、靖国神社問題について「(敗戦で) 国の指導者が責任をとるのは一つの考え方ではないか 」と述べ、A級戦犯の分祀に向け議論を進めたいとの考えを示した。分祀論者の古賀氏はこれまで、勉強会について「結論ありきではない」と述べていたが、 その方向性について一歩踏み込んだ形だ。
さらに、古賀氏は「靖国神社が戦没者追悼の唯一の施設だ。天皇を含む国民のすべてが、わだかまりなく参拝できる施設として残すべきだ」と語り、分祀によって天皇が参拝できる環境を整えたいとの考えも示した。【野口武則】
毎日新聞 2007年10月6日 12時39分
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