山の旅人のつぶやき アプローチ、温泉の紹介
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昨日のブログでは触れなかったが、久慈男体山に着くとオジサンが、三角点の上に座り、保護石の周りにザックを置き独占していた。一等三角点は18cmあり、座り心地は良いのだろうが、これはダメ。当グループの先頭がやんわり注意したが、移動する気配はない。そこで「この三角点に座ってはいけないし、皆、写真を撮りたいのだから、移動してください」と言うと、逆キレされた。いわく「そんなことはだれが決めた。失礼な奴だ。」だと。完全に頭にきた。「ここは測量法で決められていて、三角点を破損などしたら10麻円の罰金だ」というと、ようやくどく気配。だが、いじわるのつもりか、写真を撮っている振りしてなかなかどかない。完全に切れたので、「どくのかどかないのか、どっちだ」いい、あとは即発の雰囲気になったが、引くつもりはない。相手の無知を見逃すつもりはない。ようやくどいたと思ったら、どこかに行ってしまった。この三角点は、三角点の中でも歴史ある一等三角点だ。土の中に深く埋まっているのが普通だが、大勢の登山者が来るから、半分くらい露出、かつ少し傾いている。座るなどして、さらに傾きがひどくなる可能性もあり、言語道断の所業だ。知らないなら、知っている方の忠告に素直に従うべきだ。それに三角点は、明治大正期に苦労して設置された文化遺産の側面もある。GPS測量で代替されているが、地盤の変動などでまだまだ使われている税金を払っている国民全員の貴重な財産でもあるのだ。ましてや山屋にとって大事な地形図を作る素になるもの。若い山ガール、山ボーイの方も注意してほしい。山のことを勉強してください。同じ行為を見かけたら、旅人は躊躇なく注意する。怒られたら相手は、なぜこの人は怒っているのは少しは考えてください。三角点などの基準点に座るの絶対にやめてほしい。ちなみに後で再チェックすると、測量法の罰則は、もっと重く「2年以下の懲役、又は100万円以下の罰金」となっていた。楽しんで頂けたならポチッとお願いします。人気ブログが見れます。
November 25, 2013
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