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2018/11/27

マンションリフォーム記録（トイレのフロアタイルで痛恨の大失敗！）

テーマ：暮らしを楽しむ(388567)

カテゴリ：マンションリフォーム（トラブル&失敗談）

今回のリフォームで、痛恨のミスをしたのが、トイレのフロアタイル。
結果的にやり直しで、追加費用10万円のムダを出してしまった手痛い判断ミス。
しかも、二次災害と呼べるトラブル（これはまた別の機会に）まで誘発した今回1番のミスでした。

【フロアタイルを選んだ経緯】
工務店さんにトイレ床を最初に依頼した際に、私は清掃性や清潔さを最優先で、床が1枚のパネルタイプで継ぎ目が無い物を指定していました。
工事全体の見積りが出た際、予算から大幅にオーバーしており、それを減らしていく過程で『（私が希望している）トイレのパネルは、私が思ってる以上に高いですよ。フロアタイルという業務用にも使われている素材は耐久性も良いしいいですよ。継ぎ目もピッタリ密着して線程度しかないです！』
これだけのやり取りで、あまり深く考えずにフロアタイルに変更してしまいました。
継ぎ目の【線】についても、フロアタイルのサンプル品を持ってきて実演して下さり、【線】で隙間はない事を確認したので、『その程度なら気にならないから問題ありません』と伝えました。

【施工方法の確認ミス（私の指示不足）】

トイレ床が汚れやすいのは、画像の便器前の黄色の部分。
便器から運悪くはみ出した尿なんかが、便器を伝って床が汚れます。
あと、男性で立って用を足す人だと、この付近が汚れます。
たとえ家族にいなくても、来客がそんな方だったら防ぎようがありません。

各メーカーから、この部分周辺を継ぎ目の無い状態にするパネルが売っている位になので、一般的にそのように汚れやすい箇所なのは、世間一般の常識だと思っていました。
なので、当たり前に継ぎ目がこないようにしてくれるだろうと思ってしまいました。

フロアタイルが継ぎ目があったとしても、（○）のように施工してくれていれば問題にはなりません。隙間あっても何とかなったかも。

しかし、実際に我が家に貼られたフロアタイルは（☓）の貼り方。

フロアタイル施工後に現場確認に行き、本当に愕然としました。
この時のショックさは、今回のリフォーム最大でした。
貼り方で、1番汚れる場所に十字の継ぎ目がある。
しかも！線ではなく【隙間】であった事！
この場所に隙間って、漏れ伝ったら一発で隙間に流れこんで不衛生です。

この問題点2つで、完全にアウトでした。

すぐに担当さんに連絡を取り伝えましたが、
回答は『フロアタイルは均等割（真ん中に中心として貼る）が基本なので施工不良ではないのでやり直しは出来ない。隙間もリフォームは床に不陸（床のレベルが悪い）があるので仕方ない』というものでした。

貼り方については、私が『○のように貼ってくれるもの』と思い込みの期待値があったので仕方ない。高すぎる期待だったのでしょう。
しかし、線でなく隙間になっているのは、聞いてた話と違ーう！そんなリスクあるなら最初に言ってくれよ！とかなり不満に思いましたが、これ以上やりとりしても、関係悪化していくだけで解決は見込めないので、費用を負担して、当初の全面パネルにやり直しする事になりました。

【追加工事は金額がかさむ】
追加工事として提示されたのが、タカラスタンダードの材料（27000円）＋工賃（48000円）で、75000円。
それに便器取付を延期する為に、職人さんを再度手配する日当が22000円。
合計約10万円。

ここでかなりショックだったのが、
当初からやっておけば、キッチンと同時施工だったので、4万円でフロアパネルにできたこと。
フロアタイルは15000円だったらしく、たったの25000円しか違わなかったこと。
なぜ『思ってる以上に高いですよ』と言われた時に明細を確認して、金額を見なかったのか。
勝手に7〜8万は違うと思い込んで、明細を確認すらしなかった自分の痛恨のミスです。

★最初からやってれば4万円。
★無駄にしたフロアタイル15000円＋フロアパネルやり直し75000円＋便器設置延期22000円＝112000円。

差額72000円。

金額以上に、自分と担当さんにかかった多大なストレス、プライスレス。

特に担当さんは、職人さんの手配とか工事日の調整とか、本当に大変だったと思います。

【教訓】
★金額明細など、自分で確認を怠らない。
★言葉に出して具体的に指示しなければ伝わらない。自分の思う常識で、こうやってくれるだろう…と期待してはいけない。
★追加工事は高い。自分の強い希望で無理してスケジュールを抑えるわけだから、言い値になってしまうだろうし、交渉の余地なし。
★施工中の急な変更は、担当さんに多大な迷惑がかかる。

以上でした。