230829
Cool Position 星山耕太郎・加藤奈々誉・岡部清香・鈴木宏信・峰岡 順・斉藤英恵・渡辺紅月 @ Gallery Q (銀座一丁目)
(きょうは8点購入した。昭和54年生まれ、多摩美日本画卒のアーティストにしてデザイナー・星山耕太郎さんをぼくは応援している。これまでの作品をみて、「タロットカードからテーマを得たらどうか」 と持ち掛けたら、ばっちりこれに乗ってくれた。21枚の連作が仕上がり、今回展示された。そのなかから選んだ8点は、「皇帝」 「戦車」 「愚者」 「正義」 「力」 「審判」 「吊るされた男」 「悪魔」。それぞれに、星山耕太郎にしかない世界が展開している。Ok po dek mil + i, sume okdek kvar mil. Tro malkaraj! 星山さんには、あらためて慰労のご一献を差し上げようと思う。 あと、渡辺紅月さんの作品も、素描の線と色づかいが別々にも楽しめ、渾然としても愉しめ、深みあり。)
230827
上海現代抽象絵画展 都市抽象 @ Art Front Gallery (猿楽町)
(8人展。色彩がヴィヴィッドさに欠け、シルクスクリーン作品もピンボケ。わたしの評価は低い。唯一、李磊さんの 「無題032」 にはヴィリジアンと黒の混色に美しい波動を感じた。)
230827
石川文子写真展 僕には光が見えはじめている @ neutron tokyo 3階 (南青山二丁目)
(過剰ぎみの露光、赤色を消却して淡く仕上げた画面。水彩画のタッチが生まれた。)
230825
"three is a magic number" vol.3 @ トーキョーワンダーサイト本郷2階 (本郷二丁目)
(アーティスト名 three さんがフィギュアをミニマルアートにした。フィギュアの形は、影として台座にのこるだけ。本体は鋳潰されて、カラフルな直方体として立つ。ここまでやられても、ぼくは評価しないよ。だけど忘れられないね。)
230815
第2回 HAN 版画三人展 増井和人・宮口拓也・渡辺政光 @ roid works gallery (湯島四丁目)
(roid works は、はじめて。健全なるアジト! 増井さんの任侠めく男と龍は、重ね刷りでキレと深み。宮口さんの巨大な電気スイッチ、40万円。丹 伸巨さんが来訪、ワンピース倶楽部展のことを教えてくれた。)
230812
Ki Yoon Ko + Igor Maier: Vale tudo @ hiromart gallery tokyo (文京区関口一丁目)
(ドイツで活躍する韓国人とキルギス人のコラボ作品。前回は兎がテーマだったそうですが、今回は格闘技。ベニヤ板上に様々の手法をとりまぜて。画廊オーナーの西山博美さんと、フェイスブックについてお喋りしました。)
230722
MY duo 2011 海野 (うんの)
良太 山科理絵 @ Shonandai MY Gallery (六本木七丁目)
(昭和52年生まれの日本画2人展。海野さんのは、日本的素材をはちゃめちゃコミカルポップに料理。岩絵具を使ってあるが、フェルトペン彩色のタッチ。日本でより海外でウケるみたい。山科さんのは、骸骨に蝶・女と、よくありそうな素材だが、兎の骸骨に装束と面をつけて踊らせたのはおもしろい。)
230715
IFAA (International Fantastic Art Association) 幻想藝術展 ―東京― 2011 @ 東京交通会館2階ギャラリー (有楽町二丁目)
(50人+ゲスト作家2名展。ゲストの Luigi La Speranza 氏の "La Reine du jour" に魅せられた。描きすぎず、直截。あと、麻子さんのペン画もよかった。全体的には素人習作多く、やや失望。)