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宮崎で3日間通ったおばちゃんの居酒屋は、なんとも居心地のいいところだった。常に常連さんがいる(3日で3回会った人多数)のだが、この人たちがとっても雰囲気がいい。酔っている上に語尾が伸びる宮崎弁、とっても人なつっこい話し方で、常連も一見も関係なしに話しかけてくる。店のおばちゃんもはじめでこそ警戒していたようだが、私が一杯、二杯・・と飲みすすめてなんじゃかんじゃと話しかけているうちに、いろいろ話してくれるようになった。実は出張2日目の宿は旅行会社にも断られ、まったくアテなしで現地まで来てしまったのだが、その話をすると、「店の小上がりで泊まってもいいよ」とのことだ。そうか、いざとなればお願いすることにして、これで一段落だ、とおもいきや、「おれ、ホテルに聞いてやるよ」と常連さんが携帯でホテルに電話。即予約。鮮やかな居酒屋ネットワークで、あれだけ難儀した宿探しが一発で決まってしまった。ありがたや、ありがたや。さて、そうと決まれば腰を落ち着けて飲むことにしよう。ここは焼酎が340円。普通はグラスに入ってきたりするわけだが、ここは違う。お湯割りならグラスとお湯、水割りならグラスと氷と水、セットはセットで出てきて、焼酎様は徳利に満タンでご登場。340円で1合強出てくるのだ。せっかくの芋焼酎なので、わたしゃロックでいただくことにした。1杯目はおばちゃんにおまかせ。すると、黒霧島がやってきた。「んー、これは近くのジャスコでも売ってるしなあ・・」と思ったが言えるはずもなく。アテはおでん。九州特有のあの甘ーい醤油での味付けだ。でもこれが、とってもおいしい。いいねー、このダイコン、すっごいおダシがしみてるよー。たまごなんてもう、煮玉子状態。この黄身とカラシを絡めて食べて・・おおおおー!うめー!あっという間に黒霧島を飲み終え、次は霧島を。おでんもなくなってきたので、おばちゃんに聞く。「おばちゃん、宮崎って何がおいしいの?」「そりゃ、地鶏の炭火焼きだねぇ。」地鶏炭火焼き。なんと魅力的な。よっしゃ、おばちゃん、それしてよ、と言おうと思った瞬間、「あ、でも、うち地鶏はやってないけどね。」残念そうにした私の様子を察してか、「そこのスーパーで買った鶏肉ならあるけど、焼こうか?」うん。それもらうわ。3杯目、木挽。この焼酎はなかなかいい。芋焼酎らしい芋焼酎だ。このころ、常連のおっちゃんと野球談義になる。さすがキャンプ地、巨人の熱狂的ファンが多いらしい。私は阪神ファンなので、まったく話は平行線であるが、昨年の原監督解任、堀内監督就任、そして先の原監督再就任の流れに見られるフロント(というかあの方)の身勝手さについてでは意気投合。せっかく阪神が強くなったんだから、巨人も強くならなあかん(ほんとは思ってないけど)と元気づけた。店のおばちゃん交代。これまた気だてのよいおばちゃん。あれやこれやと話すうち、醤油の話へ。九州の醤油が甘いのは先述の通りだが、宮崎にはさらに甘い醤油があるという。おばちゃんが出してきたのは本当に甘い日南の醤油。これで刺身を食べたらやめられないんだそうな。4杯目、黒木挽とともに、マグロの刺身を頼む。マグロの刺身にたっぷりわさびをのせ、甘い醤油につけて食べてみる。ほほーっ!ほほほほほほほほほーっっっ!これは美味だ。なんて言うんだろう、口の中に色々な味が広がっていく。からい醤油だと刺身の味がとんじゃったりするけど、甘い醤油だとうまみが広がる感じ。そしてそこに黒木挽のロックを流し込む。一気にスッとして、これまたおいしい。ああ。しあわせだなあ。そのあと、自分がどれだけ飲んだかわからない私は、調子に乗って飫肥杉を。これは爽やか系で、私にはちょっと合わなかったなあ。そっか。私この日、都合5合も飲んでたのね。いまになっておそろしくなってきたわい。黒霧島霧島木挽黒木挽飫肥杉
2005.12.03
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関西空港からひとっとび宮崎空港に着くと、冬とはいえそこは南国ムード漂う景観が広がる。明るい海、シュロの木。それに何といっても暖かい。数時間前、寒い寒いと震えながらリムジンバスを待っていたはずなのに、いまや上着さえもうっとうしいくらいに暖かいのだ。----誰だ、日本は狭いなどと言ったのは。こんだけ気候差があるんだから広いとワシは思うぞ。------宮崎空港から町に出るには、目の前にある駅からJRか、バスである。イメージとすれば、空港は市街地からかなり遠いところ。広島なんか笑っちゃうもんね。市街からいきなり高速にのって1時間だもんよ。ところがこの宮崎空港、市街までバスで20分、電車なら数分である。あー、びっくりした。さて、一人で数日間の出張となると、空いた時間をどうすごすか、誰かと話す機会をどこで作るか、というのが問題になる。これを一度に解決する方法はただひとつ。「一人で行ける飲み屋へいくこと」だ。「一人で行ける飲み屋」といっても、ただカウンターがありゃいいってもんじゃない。雰囲気だ。雰囲気。できれば少し古びた感じで、気だての良さそうなおばちゃんがやってて、ポスターの裏紙かなにかにマジックでメニューを書いて貼ってあるような居酒屋。お客さんが一組と一人。ナツメロが有線で流れている、もしくは誰も見ないけどテレビがついている。こういう店なら、気にせずゆっくり一人で飲める。たまにおばちゃんとしゃべったりしてね。そんな店を探して、繁華街から少しはずれた通りを探し回る。んー、ここはきれいすぎる。あかん、店員が若い。だめだめ、そんなしゃれた料理があるのは・・・・。一本おかしな道に入り込み、ポン引きのおっちゃん(おばちゃんもいた)のしつこい誘い攻撃を受け、また違う道では和服姿のおばちゃん(いや、あれはおっちゃんだったかもしれぬ)に力ずくで店に引き込まれそうになりながらも、私は「一人で行ける飲み屋」を探し続けた。1時間も歩いただろうか。なんと、すべての条件にビンゴの店を発見した。きれいではない。おばちゃんがやってる。メニューはポスターの裏紙、お客さんは2人組とお一人さんの3人。おばちゃんの後ろにはBGM代わりのテレビ。完璧ではないか。「おばちゃん、一人やけどいい?」「どーぞー」このひとことをきっかけに、私はこの店に3日間通うことになった。宮崎駅中央で売っていたお菓子がこの「きみまろ」。「『みなさんのおかげです』でも紹介されました。そして綾小路きみまろ氏も絶賛です~」と連呼していた。
2005.12.02
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先月末、4日ほど九州は宮崎へ行ってきた。もちろん、プライベートでそんなところへいく余裕はなく、仕事である。宮崎・・・・・一時は新婚旅行のメッカともいわれ、さぞ交通の便もいいのでは、と思った私が甘かった。陸路は新幹線で小倉→在来線に乗り換えて小倉から5時間。いかん。これではいかん。フェリーもいいけど、出発日が1日早まるしなあ。やっぱり空路か。すぐに飛行機をチェック。すると満席ばかり。どうやらゴルフやらなにやらいろいろイベントが重なった時期らしく、ほとんどアキがない。わずかに空席の残る少し不便な時間の便を予約。そしてホテルをネットで予約・・・・・・・・・・しようとしたが、すべて満室。JTBに連絡しても、答は同じ。イベントがらみで、旅行会社がすべて押さえているらしい。ま、いいや。いけばどっかあるわい。それでもなけりゃ都城でも延岡でもいきゃあいいねん。いつもの「なんとかなるわ」という無計画な考えで、出発した。全日空関西空港発宮崎行き。飛行機嫌いの私は、いつものように離陸時合掌し、足を床に突っ張っていた。(突っ張ったところでどうしようもないのだが)これと同型機。
2005.12.01
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