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ゲゲゲの鬼太郎は、髪の毛から針を飛ばしたり、ゲタで反撃したりと、いろいろと技をもっていて、しかもストイックで、カッコよかった。

ゲゲゲの鬼太郎、原作の劇画は、アニメとはだいぶ漂う空気が違っている。

どうして森のなかで畑を耕す図が出てくるのかなと思っていたら、
これは水木しげるさんの実体験が反映しているらしい。

水木さんは、先の大戦で、ラバウル戦線で九死に一生を得た生き残り。
ショッキングなことも、たくさん目にされた。

誰にも言えないこと。口にできないことも、それを見た目は残る。
目玉親父はそのメタファーなんだそうです。

ところで、ゲゲゲの鬼太郎くん。
異色でかっこいいヒーローものだと思っていたら、じつは、
学校で人間に相手にされなくて、家で布団をかぶってゴロゴロ寝ていたのです。

ふて寝?している鬼太郎に向かって、目玉親父が言うのです。
「お前は妖怪なんだから、お前の仲間である妖怪がいっぱいいる外に出よう」と。

へえ、物語の最初がそうだなんて、知らなかった。
ここには、戦争で仲間を失った水木さんが社会に向けて言いたかったことが秘められているのかもしれません。

ラバウルといったら、「ラバウル小唄」という軍歌くらいしか知らない私としては……現実逃避や否定の言い訳になってはうまくないですが、「水が合わない」と感じている人でも、その人に合った活躍の場は用意されているんだよ、というふうに解釈することもできると思いました。

「鬼太郎」であっているのか、スペルチェックのために検索かけてみたら、東映アニメサイトが出てきましたが、映画もテレビも、以前の鬼太郎と人相が違うんですよね。。。以前の鬼太郎のほうがいいな。。,(´・ω・`) 

ちなみに……ゲゲゲの鬼太郎が布団に寝ている姿と
諭す目玉親父のシーンは、創作やガセではありません。^^; 

こちらの 日本人のこころを映画や漫画などの文化から考える本
に転載されていたものです。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/1/0017410.html

平井 瑛子
http://hiraiyoko.com/





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最終更新日  2006年03月08日 18時11分58秒


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