全169件 (169件中 1-50件目)
両親,兄夫婦,姪っ子につき合って2泊3日のキャンプに行ってきました。飛騨高山。とっても涼しくて最高でした。装具をいつもより多めに持参。オートキャンプ場はとっても整備されていて綺麗なトイレでちょちょいと装具の交換も。高山のオートキャンプ場付近には温泉もたくさんあって,ひとっ風呂。漂う湯ノ花を眺めながらぷーんと香る温泉のいいにおい。。ん?い。。硫黄泉。。たしかストマ(人工肛門)は硫黄泉NGだったような。。でもこれといって肌にも身体にも異常なし。2日ともはいったけどどこにも異常はなかった。どなたかなんで硫黄泉ダメなのかご存じの方いますか?
2008年09月06日
コメント(28)
毎度ご無沙汰しております。先日半年ぶりの装具補充を終え今のとこ余裕です。昨日・本日は何故かわが社は公休日。今日は炎天下の中自慢の自転車で出かけてきました。行き先は事もあろうに初の箱根峠。いつかは!と思っていましたがせっかくの休みなので思い切って挑戦してきました。いやーやられた。用意していた黒酢+水はあっという間に亡くなる始末。いけどもいけども登りの超難関になんども引き返そうかと考えました。『強飯坂』。。昔のひとがこの坂を炎天下で登り,背中に担いだコメがあまりの熱気と背中からの汗の蒸気でコメがこわめしの様に蒸されたととか。。この看板を見たときは卒倒しそうになりました。しかし最終的にとうとうゴールとしていた箱根峠道の駅に到着。帰りはしゅーーーっっと下りでとっても最高でした!帰ってシャワーを浴びようとおもったら,出る前に交換したばっかりのおなかの装具(フランジ;台紙のほう)が汗で蒸されてふやけ,おもしろいくらいぷくぷくにふくらんでおりました。教訓:箱根を攻めるときは使い捨てのワンピースにするべし。
2008年07月29日
コメント(5)
仕事ばっかし気味の今日この頃,これではだめだと思い切って欲しかった愛車を購入しました。ガソリン価格高騰の折に,CO2排出ゼロ!まさしく21世紀の乗り物です。結局1ヶ月以上検討し,スポーツデポで10%商品券還元セール最終日に決断しました。おかげでスピードメーターとLEDライトに鍵まで買えちゃいました!このスピードメーターがまた優れもの。積算走行距離もはかれます。先ほどこんな時間ですがざーっと近くを走ってみたところ,音もなく軽く30km/h以上で走れます。うー早くも夏休みが待ち遠しくなってきた。おしり?いやいや全然へいきですよ?人工肛門でも,元気になればサイクリングだって出来ちゃいます!
2008年06月03日
コメント(6)
会社の健康診断。今年からメタボ対策?かなんかで胴回りを測る項目が増えた。装具が見えるのはあまりいい気はしないから,そろそろっと上着をたくし上げる。間髪入れず測定のお医者が『細いですねー。。ん?』『おや?ホカロンですか?』。。。。おまえほんとに医療関係者か!!
2008年05月22日
コメント(4)
たくさんのご心配のメッセージ大変恐縮です。ついでにたくさんのエロサイトの広告,やめてくれっていってもやめないんだろな。おかげさまで,元気にしております。静岡での生活もはや1年以上たち,すっかり仕事にも慣れてきました。この地での装具の公的補助は半年周期になっており,業者さんから前回と同様の発注を前提とした見積もりが届きました。今回は在庫,どういうワケか超余裕。ですが,せっかくなので早めに注文しようと思っています。ウチの会社には福利厚生の一環で年間○万円相当のポイントが付与されます。内容は自分で自由に選べ,ツアー代金や通信教育費,スポーツ施設代金や健康器具,介護サービス利用など領収書を総務に申請すればその代金が内容に応じて支給されるというもの。その中に生活必需品という選択肢もあり,詳細にみると排泄補助具の文字を発見した。要するにストマ装具の自己負担分をその数万円のポイントで100%利用できる可能性が高い。これは使うしかない。。この会社にいる限りは装具に出費を強いられることが無くなるかもしれない。。うーんサラリーマンもなかなか悪くないな。
2008年04月15日
コメント(9)
先日急きょ取り入れたワンセットに続いて残りの分が入荷した。なんとこの地は半年分単位で交付券が発行されるのでものすごい量だ。一応半年分あることになっているが、上手く管理しないとまた大変なことになりそう。自己負担分がなんだか高かった。前の名古屋では二ヶ月単位でこっちは6ヶ月分だからか?ちょっと前の伝票と比較してみよう。こればっかりは役所の計算になるからどうなっているのか分からないからな。申し訳ないけど役所もちかごろあてにならないからな(笑)他の土地とも比較してみたいところです。
2007年11月11日
コメント(4)
皆様! 私の使いますか?亡き母のが余ってますけど。。とかとあちこちから打診がきてとても感激しました。ご安心ください。パウチのかわ一枚でつながりました。。。なんとか業者さんに計らっていただき、パウチとフランジ1箱ずつを先に入手することが出来ました。しかも納税証明も上がってきたし一安心です。明日手続きをして近々、手配完了です。 お心遣い誠に有り難うございました。一時はどうなるかと思いました。もうこの際袋でもなんでも。。とか、使用済みを洗って使おうかとか色んな知恵が沸くものです。。しかしこれに懲りて在庫切れの対策を講じたい物です。しかし、そうか。。実はかような状況になったとき、我々がよくとる手は業者さんに駆け込み、何でもいいから在庫のあるのを譲ってください!というやつだ。しかし業者さんは、肌の相性を気にしてトラブルをおそれ、実績の無い物を売ることを渋るのです。無理もありません。業者さんはトラブってからではおそいですからね。今回の私のお馬鹿な事例では、まさに自業自得(←厳密にいうと日本語の使い方が違うよなんてこの際言わないでくださいね。。)以外の何者でもないのですが、、、在庫不足を一時的に援助するという考えは、たとえば災害時なんかにこんな風に助け合いが出来れば素晴らしい!!みなさん、こういう輪を大切にしてもしもの時はお互い助け合いましょう!このたびの皆様のご厚情のごとく、災害時のためにあらかじめ連携を取っておくってのはどうでしょう?何ならワタクシ取りまとめしましょうか?
2007年10月18日
コメント(1)
最大のピンチです。ここまでやばいのはいくら何でも初めてだ!またしても、在庫なし!もう一箱あるとばっかり思ってたのに。。じつはこっちに来て初めての注文。ここでお世話になる業者さんは手配がかなり速くて3日くらいではいるとか。。まえの名古屋のところははやくて1週間くらいはかかったな。新しく購入先に決めた業者さんと連絡をとり、役所にも連絡すると、、なんと初めてなので前の住所で所得証明をとれとか。。名古屋に行く時間はないし郵送か。。あー何日かかるか。。もうほとんど在庫がない。しょうがない。。なしで暮らすわけには行かないのだ!!打てる手は一つ。今つけてる物を長持ちさせるしかない。1)潤滑剤をたっぷりいれる。2)防臭パウダーを入れる(こんなものはなぜか在庫有り)3)なるべく中にためずに頻繁に排出する。4)かえったらパウチだけを外して、中を丁寧に洗う。。しかしこんなことで、結構ながもちするもんだ。そろそろ所得証明があがってくるだろう。あいかわらずおばかなわたしです。。。
2007年10月16日
コメント(3)
仕事で遅くなって途中からしか見ることが出来なかったが、今日テレビでやっていた同タイトルの番組を見た。余命一ヶ月を宣告された乳ガン患者さん『知恵さん』の1ヶ月が実写で残されたドキュメンタリー番組。彼女がカメラに向かって言っていた言葉の一つ一つがなまなましく、私の入院時代の出来事を思い起こさせた。そとの風は気持ちがいい。都会の空気はきたないというけど、それでも外の風を感じるととっても元気になる。外の風ってとってもきもちいいんだよ?しってる? 術後の点滴を引きずりながら初めて屋上にいって、そとでひなたぼっこしていたときの気持ちよさを思い出した。いつの間にか当たり前になってしまっている。風がきもちいいと言うのはだれでも言えることだが、病室から初めて出て再び外の空気に触れることが出来たときの喜びは語り尽くすことが出来ない。彼女が『しってる?』と最後に念を押したときの気持ちは私にはよく分かった。本当にあの気持ちよさを教えてあげたいのだ。いきているのって奇蹟だよねぇ。みんなに支えられていきているんだよね。こんなに色んな人に支えられて。わたし元気になったらきっとすごい人間になれるような気がする。 私も知恵さんと同じことを病室で思っていた。理由もなにもかも彼女が言っているのとおなじだ。まわりの人々に本当に支えられていることを実感できる(へんなはなしだが)とっても幸せな時間を病室で経験出来たことをおもえば、あらゆる事のありがたみを本当に理解したものすごい人間になれると本気で思っていたのだ。 紛れもなく奇蹟がかなって、現にこうして生存している私は、ほんとにあのガンを乗り越えて生存しているすごい人間になれているのか。。。身近な人に感謝し、困っている人に手を貸し、つらい思いをしている人に優しく出来ているのか。健康のありがたみを本当に理解しているか。。かなしいことにこのところの私はそんなことすっかり忘れて、あたりまえのようにふつうに暮らしているのではないのか。。 知恵さんが言っているように、すごい人間にならなくてはいけない!。。と言うわけでは決してないだろう。なにもガンを患ったからって、特別なことを出来るようになるわけではない。しかし、わたしだからこそ人に伝えられる本当に生きていて大切なことがある。きっとあの病気とその結果私が一生背負うことになったハンデは、この先あらゆる場面でその体験を人に伝えだれかのささえになったり、励みになったり、ということがあるはずだ。そのためにも私がしてきた体験を絶対に絶対に忘れてはいけない。感謝。感謝。それしか言葉がみつからない。もっと文才があればってほんとに最近そのことをよくおもう。これも同感。。これしか言葉がみあたらない。。(笑)ご冥福をお祈りします。
2007年07月18日
コメント(1)
毎月送られてくるオストミーメール。海外のサイトで見つけたメールマガジンでこんなのを発見した。これはほんとに可愛らしい。是非見てみてください!http://www.myheartties.com/index.php隠すことばかり考えて自由になれなかったEmilyは悩んだ末自分の身体に合った下着をつくる感じでこのパウチカバーを一生懸命製作したのだとか。。隠すためだけではないパウチカバー。女性がこういう事で自分の身体に自信が持てるようになり、前向きになれるなら素晴らしい。女性らしい素敵なアイデアでちょっと感動した。。
2007年07月09日
コメント(4)
静岡に引っ越して、しばらく滞っていた3ヶ月おきの京都の病院での検診。これも先週の話。。。さいわい異常なしとの嬉しい結果だった。じつは排便感についてかいたとき、密かに再発を心配していたのだ。ちょうどその頃いろいろ環境が変わったせいもあったのか、腸がごろごろ言うようになったり便秘が続いたりお尻の縫い目がちくちくしたりということがあった。不思議なもんで検査異常なしと聞くと、最近そう言うことがなくなって体調がとてもいいような気がする。保険金未払い問題の書類も主治医に書いてもらった。手術の日付と先生のサインと”人工肛門造設手術”の明記。今となってはそれだけのことですむものをあの時は無理の一点張りだった。なんとか払わないでおこうと思ってたとしか考えられない。当時の担当者によると『どこもそうなんです』だった。今度は9月に検診でそのときに満2歳をむかえる。5年を迎えるまでは、気を抜かずにからだ気をつけてがんばろう。。。。っていってもからだに気をつけるって具体的に何をしたらいいんだろ。。
2007年07月08日
コメント(0)
一年以上前になるが、ガン保険の特定手術特約の事について書いたことがあった。http://plaza.rakuten.co.jp/yoo321yoo/diary/200604260000/先日の保険金未払いの件で新しい保険担当者と会ったときに、あの疑問をもう一度ぶつけてみたのだ。そもそもガン保険の特約なのに悪性でない場合に適用されるとか、日にちが異なる場合とかがおかしすぎる。前の担当者の説明では私は全く納得してませんよ?新しい担当者(沼津の事業所の所長らしい)は早速調べてくれて、電話がかかってきた。『おっしゃってることが確かなら、おそらくこれは該当すると思います。お医者さんに手術の日付と手術の内容を明記、捺印があればおそらく認められることになると思います。』とのことだ。あーやったー! 疑問に思ったことはなんでも追求してみるものだ。ついにこの問題も決着しそうな雲行きになってきた。
2007年06月05日
コメント(2)
棚ぼたの臨時収入の知らせが入った。私の直腸ガン入院後の通院手当が、6日分1.8万円が未払いになっていたという。最寄りの営業所の所長から電話があった。お詫びをかねて書類上の手続にうかがいたいとか。。気づかなかった私もどうかと思うが、向こうから申し出てきてくれるとは助かった。昨今の行政指導に懲りて、ある程度念入りに調査をしているようだ。払ったのなら領収書を持ってきやがれ!とのたまう公的年金とは大違いだ。ちょっとは見習えよ社会保険庁!いっそ民営化したらどうだ?
2007年05月23日
コメント(3)
最近どうも無くなったはずのお尻が復活してくるような感覚をおぼえる。普通の人にはまったく意味が分からないだろうが、人工肛門をお持ちの方にはとても身近な話だ。4月から転職のために生活ががらっと(よい方に)変わり、排便つまり人工肛門から便が出てくる時間がかなり規則的になった。私の場合は11時頃だ。朝一でまずルーチンになっている実験の作業を終えて、10時頃には事務所に戻ってメールの返信をする。それからしばらくは文献を読んだり情報収集の時間にしているのだが、その時間帯がだいたい排便タイムだ。近頃ではそろそろかな?と予知が出来るようになってきた。それ自体には何の不便も無いのだが、排便の時に無いはずの肛門括約筋が我慢しているような感じを感じるのだ。我々人工肛門保有者は、排便感があっても我慢することが出来ないし、その必要もない。だけどなにか我慢しているような感じがするのだ。もう忘れかけていたこの感覚を最近妙にリアルに感じる。
2007年05月22日
コメント(5)
連休前に車検を完了させたが、そのための必要書類として納税証明書がある。先日の引っ越しのバタバタでどこに行ったか分からなくなって、仕方なく帰省のついでに大阪まで出向いて再交付を受けに行った。納税証明再交付一枚のためにわざわざとはあまりにもバカバカしい気もしたが、そのわざわざのおかげでとんでもない大発見をした。再交付の書類を書いているときに、隣でなにやら女の人が説明を受けている。『・・ですから奥さんね?この制度は本来障害者のかたが病院に通ったり、社会参加のために。。(中略)。。これは申請して初めて減免をうけられるんですよ。。ですからお宅の場合は。。(以下略)』なにーーーそう!なんと大阪府の場合障害者手帳を所持する本人が自動車を運転する場合、自動車税の減免があったのだ!係の人に詳しくたずねてみると、なんと私の車の場合は全額。。なんと言うことか、、結構調べまくったつもりだったのに、こんな重大なことに気が付いていなかったとは。。所得控除はきちんと申請していたが。。上の例のようにこの減免制度は申請をしない限り減免を受けることは出来ない。免除されるはずの税金を1年半も払い続けていたと言うことだ。自治体にもよるようですので是非調べてみてください。ちなみに大阪府の場合2000ccまでは全額免除でした!!!知らなかったのは私だけか。。
2007年05月06日
コメント(5)
先日、新しい職場の総務からメールが来た。『先日所得控除の書類に書いていただいた、お持ちの障害についてお尋ねします。。会社や職場としてなにか配慮出来ることはありますか?(たとえば定期的な通院が必要とか。。)お手数ですが特に無いようでしたらその旨返信ください。』なんてやさしい配慮なんだろう。。咄嗟に思いつかず業務に支障を来すものではありません。とか、たしかにケアが必要でこれまでは月に一度30分程度の診察を受けています。とかつまらないことを書いて送ってしまった。せっかくなので、なにか考えてみた。よく使い方も分からないオストメイト用トイレなんてどう考えても要らない。急きょ装具を交換しなければならなくなったときのために、トイレの個室に汚物入れをおいといてもらえると有り難いかな。。いつかアメリカで見かけた公衆トイレではトイレの個室に大きなゴミ箱がドカッと置いてあった。好きに使ってください!っていうかんじ。。ああいうさりげない配慮が一番有り難いんでしょうね。アイデア募集
2007年04月27日
コメント(4)
この連休、サラリーマンになって連休のすごさを痛感する夢の10連休となる。車で帰って行きに名古屋に寄り、知人と飲んで1泊。翌日は平日名古屋での用件をすませて京都に帰省。連休を京都で過ごして4日に名古屋入りしてバーベキュー。一泊するかどうかはそのとき次第でまた静岡に帰る。往復で名古屋に寄るわけだ。名古屋は沼津と京都のちょうど中間地点になるので便利です。間一日が平日名古屋の役所関係の仕事を片づけるチャンス。役所関係の仕事といえば住民登録のこと。転出を届けると14日以内にフレックスを初めて活用して、静岡の住民登録をしてようやく静岡県民になる。これをやっておかないと、ストマ関係の手続きで業者手配などに着手できない。幸い在庫はまだまだあるので当面は心配いらないが、この際最後の手配を名古屋で済ませておくのもてかもしれないな。障害者手帳は、住所変更の手続きがいるのだろうか。。これも調べてみたが謎のままだ。
2007年04月26日
コメント(4)
土日に久しぶり?に名古屋に行って来た。バタバタして免許の更新が出来ず、誕生日一ヶ月が経過したからだ。幸い一ヶ月後が土曜日だったので、土曜に名古屋入りして日曜に更新が出来た。名古屋は日曜も受け付けているのです。ついでに前の職場にも顔を出してきた。学生がわざわざ土曜日に出てきてくれてまた顔を合わすことが出来た。ここ数週間の出来事をいろいろ話してくれた。ついでに栄に出かけて服をたっぷり買い込んでかえってきた。名古屋は相変わらず景気がいい。自宅はまだまだ引っ越しの余韻で散らかりっぱなしだが、職場生活は順調。6月にははやくも立ち上げたテーマの技術報告をやらなければいけなくなった。おいおい。まだ私は入ったとこですよ。。
2007年04月23日
コメント(4)
数ヶ月前に『とりあえず捨てる生活』と言う本を本屋で見かけて買った。引っ越しの時にあまりにモノが多すぎて思いだしてその本を引っ張り出し、使ってなかったモノは極力捨てるようにしたつもりだが、結局一緒に連れてきてしまった使っていないモノが未だに多すぎることに気付かされる。名古屋の研究室を出る前に3年間格闘した装置の回りの大掃除をしてから出てきた。自分の満足のためだったが、学生達が手伝わせてくれと言って集まってきた。しかし。。いや、やはり彼等は何から初めていいか解らないらしい。それで、いろいろ指示をだしてみた。マニュアルや図面のファイルが並んだ机の上をどうするか。。まず全部段ボールにぶちまけてもう一回必要な書類だけを整理しろ。はいわかりました。。床に散らばったネジや断熱材の端切れは迷わず捨てろ、床の汚れはこうして掃除しろ。モップはこうして洗ってこうやって使え。モップで床を拭くときに邪魔な床に散らばっているようなモノは、要らないモノかどうか1秒で判断して捨てろ。。。はいわかりました。。ここに散らばっていた乾電池はどうしますか?まだ使えるかもしれないけど。。。すてろ。今現在使っている乾電池は何らかの形で役に立っているけど、使っていない乾電池は役に立っていないから、リサイクルに回してまた違う形で役に立つ方がいいに決まってるよ。使えるかも知れないからとモノをそこらに散らばらしておくのは、不良在庫を抱えてるのと一緒だよ。こいつ等は、なぜこんな事を私に言われないとできないのか。。そのときはそう思った。今日、自分の家を掃除しているときに自分が先週言った言葉を思い出した。どうして人にならもっともらしいことを言えるのに,自分の家の事となると余計なモノの多いこと。。モノに思い入れがあって、捨てられないモノがたくさんありすぎる。人にならかんたんに言えるが自分で捨てるとなると、心が痛む。彼等が出来ないのは無理もない。『とりあえず捨てる生活』にはこんなことが書いてあった。捨てるときに心が痛むのは誰でも同じですが、だからといって無駄にタンスの奥に放って置いてモノに対して悪いとはおもわないのですか?引き出しに突っ込まれてあなたに使ってももらえずに長年放置されているのをかわいそうだとおもいませんか?以前処方してもらったクスリ、次に風邪を引いたときにまた引き出しから出して飲みますか?1シーズン着なかった洋服をまた次に流行が回ってくるまで持っておくつもりですか?捨てるときに心がいたむなら、もうこれに懲りて無駄な買い物をしないようにしましょう。心を痛めながら捨てるのもあなたの責任です。それでももったいないと思うなら、資源としてリサイクルにするなり、オークションで引き取ってくれる人を捜すなり苦労してでもあなたの元を離れるようにするべきです。・・・そうはいうけど。。やっぱりモノを捨てるのはむつかしい。。
2007年04月08日
コメント(4)
皆様お久しぶりです。とうとうわたくし静岡県沼津市に引っ越してきました。3年間勤務した名古屋の大学での研究生活を終え、ここ静岡の某会社に転職したのです。3月は研究成果のまとめ→学生の卒論指導→引っ越し準備→最後の学会発表とバタバタの日々を送った。中でも思い出に残ったのは最後の学会発表で、宿泊先の某ホテルの私の部屋に毎晩毎晩学生が酒持参でやってきて朝まで彼等と一緒に飲んだことだ。一緒に研究をすることが出来て良かったとか、叱ってくれたことを今もおぼえているとか、目標にさせてください!とか本当に嬉しいことをいっぱい言ってもらった。これだけ惜しまれて次の土地に向かうことが出来、一生懸命やってきて本当に良かったと感じた。4月1日に移動をなんとか完了し、2日から初出社。配属先で紹介される。なんといきなり『主任』の肩書きがついている。博士の学位を持っての入社だからしょうがないのかも知れないが、右も左もわからない私にいったい何を任せようというのか。。 さいわい、新しい職場のみなさんはとても親切でいろいろ教えてくれる。残業も少ないらしく、無理なく仕事を出来そうだ。残念なのはマイカー通勤が却下されたことだ!会社-自宅間の距離があと200メートル足りなくて、社内規定により、、とのこと。急遽自転車を購入して通勤することにした。これまで深夜まで研究室にこもって夜型の暮らしをしてきた私は、朝6時半におきて支度をして自転車で8時に出勤。16:45に終業で帰宅という、信じられない生活を送ることになる。ストマ関係の準備については問題が山積みだ。まず住民登録が完了していない。従って障害者手続きを終えることが出来なかったのだ。近々名古屋にまた行かなければならないだろう。近くの装具販売業者も手配が出来ていない。幸い出る前に在庫をたくさん確保してきたからしばらくは大丈夫。ただ、これまでの反省から初めにきちっとシステムを作っておかないと、なくなってきた頃にバタバタすることになる。早めに役所に行って完了したい。これまでとちがって、少しは時間にゆとりが出来そうなのでまたちょくちょく更新しよう!。。。。と思っています。ので よろしくお願いします。
2007年04月07日
コメント(1)
前回の日記更新から1ヶ月以上。久しぶりにひらいてみると、初めましての再発治療中さんからコメントがありました。ずいぶん日が経ってしまって申し訳ありません。元気になられましたか? 再発。。たしかにその言葉は怖くないといったらウソになります。できればもう忘れてしまいたい。というかもうすっかりもとの生活に翻弄されて、病院でのことなど忘れてしまいそうなくらいです。 元気にしていると見えなくなるものが、いっぱいあります。病院で過ごしたたった1ヶ月の間、一日の長いこと長いこと。その中で本を読んだり、勉強してみたり、DVDを借りてきてもらってじっくり映画鑑賞にひたったり。不謹慎かもしれませんが今思えばあんなに贅沢な時間は他の生活では考えられない。その中で私が一番心にのこっているのは、お見舞いに来てくれる家族や知人のことです。 お見舞いさんに囲まれて、談話室をほとんど占拠してさわいでいたことなんか、ときどきふっと思い出します。退屈しているだろうからこんなもの持って言ってやろうだとか、内緒でこそっと食料を持ってきてくれる人。遠方から本を送ってきてくれる友人。何科に入院しているのかわからず、届くかどうかも分からないのに病院にはがきをくれた上司。病院で知り合って、仲良くなり一緒に阪神の優勝を観戦した人、病院食を内緒で交換したりした同じ病棟の患者さん。それから、病院でインターネット環境がなく、読めないのがわかっていながら応援の言葉を書き込んでくださる方々。。。近いところから遠いところから、私の復活を本当に応援してくれる人がこんなにもいるのかと毎晩毎晩考えました。 そんな大切な人たちのために、なにがなんでも元気になってください。
2007年02月28日
コメント(1)
来春からの新生活に備えて新しいアジトを探すために昨晩から静岡に来た。ネットで物件を検索してても全くイメージがわかなかったのでずっと来たかったのだ。今日はちょっと長くなるが旅の記録を一部始終のこす。 出かけたのが遅かったので昨夜は静岡市内のホテルで一泊。静岡市内は夜遅くまでにぎやかなので、じっとしていられず夜の街に出ていった。土地を知るにはジモティーと話をするに限る。。。ホテルのちょうど向かいに2時までやってるBarをみつけたので、ここで来春から住むことになる沼津について現地聞き込み調査をすることにした。 さっそくバーテンのにいちゃんに『来春から転職で沼津にくるんですけど、どんなとこですか?』と聞いてみた。にいちゃんは沼津はよく知らないらしい。そこへ素敵なタイミングで二人組の綺麗なおねえちゃん登場。おねえちゃん達は20代半ばくらいでワイン輸入・卸売りの仕事をしてるらしい。気が利くバーテンのにいちゃんはすかさずナイスパスをしてくれた。おねえちゃん達はこの店たまに来るらしく、沼津地区の店も担当でちょくちょく行くとか。。 おねえちゃん達がいうには、あのあたりは意外に街が便利で、それなりの物はそろうし感じのいいバーもいくつかあるとか。。漁港のほうにいくとおいしい魚を食べられる店がたくさんあるよとか、川沿いが景色がよい、とかいろいろ教えてくれた。京都話・名古屋話もすこし披露しつつ楽しくバーテンのにいちゃんも交えて4人で2時過ぎまでのんでホテルにおとなしく戻った。ええ感じで情報収集ができた。 翌朝、電車で1時間くらいかけて沼津に向かった。途中車窓から、『頭を雲のうえに出し』た綺麗な富士山が見えた。名古屋にはじめて来たときもそうだったけどこれから住むことになる新しい土地につくと何とも言えないわくわくした気持ちになる。まずはあたりを散策して、昨日おねえちゃん達が教えてくれた川沿いのマンションなど見て回った。街のひとは気軽に声をかけてくれてとても良い印象だった。 ひる頃におばちゃんがやってる喫茶店に入りさらに聞き込み。おばちゃんは川沿いのほうは確かにいいけど賃貸ではいれるかな?入れたとしてもあの辺は家賃が高いと思うよ?港のほう?そりゃ~魚が好きならいいかもね。ちょっと魚くさいけどねとこれまたコアな情報をくれた。ここまでわかったらもう充分!不動産屋さん回りを開始した。 ところが大阪や名古屋ではおなじみのエイブルやアパマンショップなどがなかなかみつからない。。○○不動産とか老眼鏡の上からこちらをじろっとにらむ難しい顔のじいさんがやってるおっかない不動産屋。2~3回店の前をいったり来たりしたがこわくて入れなかった。すでにあたりは日が暮れ始め何となく不安になってきた。時間がやばい。。 そう思って再度電車にのり込み、次の候補地である隣の駅の大岡に向かった。地図で見る限りその辺もそこそこコンビニやスーパーなどがあって、便利そうに思っていたからだ。しかし電車を降りると沼津のまちからはずれたあまりに寒々とした駅だった。自動改札機もなし。。コンビニも見あたらない。すっかり暗くなってきて寒くなってきて、急にさみしくなってきた。 あかん、ここには住めない。。戻ろ。。5分で決断して折り返しの電車で沼津に戻った。時間がない。。 さっきとは逆に駅の北側を攻めることにした。こっち側は街の中心部からはずれるが、不動産屋はあるかも知れない。お!あった!! 名古屋でも大阪でもなじみのあるミニミニを見つけた。ミニミニには大阪でお世話になったが良い思い出がない。他のあやしい不動産屋2軒で相場をチェックしたあと結局ミニミニに駆け込んだ。 やはり川沿いの手頃な賃貸物件はなし、これはカネが貯まった暁にマンション購入の目標にしよう。街からそう離れない便利そうでそこそこ手頃な2DKを2軒に絞って、部屋を見に連れて行ってもらった。うち1軒はとっても気に入った。2DKで築年数はそれなりだが間取りもよく、屋内洗濯機だし何よりダイニングにはカウンターキッチンらしい物がついていた。しかも駐車場付き。これで家賃6万とは完璧に近い。 不動産やに戻って担当の兄さん安心したように『じゃあ。きまりですよね?とりあえず見積りですか?』。かなり気に入ったので決めようかとも一瞬思った。でもちょっとまて、気になる漁港周辺がのこっとる。さっきの漁港近くもみせてくれと駄々をこねると、『いまからっすか???帰れなくなりますよ?』一瞬考えたがひるまず『はい。もう今日はこちらに泊まります。外観だけでも見せてください。』と頑張ったら担当兄さん仕方なく連れて行ってくれた。 入居中ということなので外観だけだったが街の雰囲気がみれてよかったし、おねえちゃん達がいってたように感じのいい魚料理屋がたくさん軒を連ねている。喫茶店のおばちゃんがいってたさかなくさい。は私にとっては新鮮な刺身の香りにしか感じられなかった。あたり一帯にマグロの香りがぷ~んとしているのだ。しかし、さかな好きだからってなんもそこに住まんでもええかもな。。室内を見ることが出来るようになってからでも遅くはない。。 冷静に考える意味もあって、この2軒をキープとして見積もりを作ってもらった。駅北側のカウンターキッチンのマンションと駅南側だいぶ離れた漁港近くの格安物件(室内みれず)。なんだかんだ込み込みで入居費用はだいたい同じくらい。 今日はこんなもんにしといたろ。。 当然名古屋帰りの新幹線は終わり、急遽ネットカフェに駆け込みホテルを予約して今夜の寝床を確保した。これから住む町を一日中自分の足で歩いてみてほんとによかった。
2007年01月21日
コメント(6)
大変ご無沙汰しています。いかがお過ごしでしょうか。 ことしは12月に入ってから計6回の飲み会日程をこなし、無事終了することが出来た。研究室の飲み会は昨日行われた。学生が相手の忘年会はとてもうるさく落ち着いて話をする雰囲気には成らない。おいしいものを期待することもできず、おまけにどうしてもカネを多めに払わざるを得ない。 わが研究室はお坊ちゃんお嬢ちゃんが多いので、大半が1次会で帰ってしまう。しかしこのところ実験や論文などで大学に寝泊まりするのに慣れてきたのか、昨日は2次会3次会という懐かしい展開になった。 3次会は恐れていたカラオケだ。決して嫌いなほうではないが、22~24才に混じってカラオケに行くのはこっちのテンションを保つのに特別な努力を要するのだ。学生どもは、私の気を引こうと少し古めの歌をチョイスしてきたりする。俺は『通』だからこんなのも対応できるんだぜ!といわんばかりに。。得意げに披露する。これが意外に私を微妙に傷つけているのをもちろん彼等は知らない。学生1:『こんなのどうですか?石原裕次郎』 。。。それは私の世代でもない。いったい幾つだとおもってんの?学生2:『これはこれは?贈る言葉とか翼をください。。』 その歌の扱いは、むしろ君たちと一緒くらいだ。。合唱コンクールソングだよ学生3:『これならいいっしょ?。。尾崎豊』学生4:『げーーなつかしい!』 懐かしいってそのときあんたたちは3才くらいだったんじゃないの?学生5:『プリンセスプリンセスやレベッカ、TMネットワークは?』学生6:『うわ~!マニアックだね~』 おまえらええかげんにしとけよ!私も思案して、そこそこ彼等にもわかるしギャップを感じさせないSMAPやスガシカオ、コブクロなんかをけなげに選曲するのだ。。意外にウケがいいのは開き直って選曲する関西弁ソングだ。BORO 『大阪でうまれたおんな』やしきたかじん『あんた』上田正樹 『かなしい色やね』学生ども:『。。シ。シブっ!』ちょっとおっさんくさいくらいのほうがよいみたいだ。
2006年12月23日
コメント(4)
今週の土曜日に学内で行われるシンポジウムで講演を行う。自分の研究だけでなくチームの研究成果についての講演なのでいつもの学会発表とは勝手が違う。今日、その予行演習があった。とても満足な内容ではなく恥ずかしかった。。昨夜はもちろん徹夜で準備をしたがとうとう朝までかかっても結論が出なかった。仕方がないのでよく理解できないところは予行演習の中でボスの助言をもらうことにした。だれも文句を言わないが、準備が中途半端な状態で人前で話をするのは本当に嫌なものだ。練習を甘く見てちょっと余裕をかましすぎた。ああ反省。。。おそらく学生達に自分の講演を見てもらうのはこれが最後になる。当日まで3日ほどあるのでなんとか頭をひねっていい発表に仕上げたい。
2006年11月22日
コメント(2)
本日装具を購入しに行った。微妙なモデルチェンジがなされていた。先日、楽楽4649さんの日記に装具交換の際の知恵がでてたので早速入浴時に試してみることにした。入浴時にあらかじめ次に使う装具を暖房の出口に置いて暖めておくのだとか。。たしかに冬場は皮膚保護材が硬化しやすく、貼ったときに身体になじまないことがおおい。だから使用する前に暖めて柔らかくしておけばいいに違いない。残念ながら我が家の暖房は昔ながらのストーブ(お湯割りをするのに便利だから)なのでかわりにドライヤーを使うことにした。少し暖めるとこんなにも柔らかくなるものかと驚くほどだった。その後はぺたっとはりつき端のほうからはがれる気配はない。モデルチェンジされた装具はホ○スターのフランジの方だ。従来品では貼り付け面と裏側に不織布が貼られていたのだが、それが取っ払われて肌色の樹脂状のもので覆われている。皮膚のいろととても似ているので違和感が無くてよい。また、水を含むことがないのでプールやお風呂にはこのほうが都合が良さそうだし、暖めても柔らかくなっていい感じだ。
2006年11月18日
コメント(3)
とってもかわいがっていた学生どもが、どうも最近ミクシーをにわかに流行らせて、怪しげな団結をはかろうとしている。私にとってもはや目新しさは全く無いのだけれどいったい彼等がどんなことを書いているのか。。きょう叱りつけた学生に恨み辛みを書かれているのではないか。。気になってしょうがなかった私は、手下の一人の学生からミクシーに『私を招待しろ!』と指示をした。素直な彼はあっさり送ってくれたおかげで、いともかんたんに侵入することに成功した。こっちのブログはなかなか辛辣な内容まで書いているので当然学生達には非公開。だから新たにIDを作る必要があったのだ。さて、中身だが はいってみるとなんてことなかった。今日は売店で豚チゲまんをかって食っただの、明日はレポートの締め切りだから今日は徹夜だの、取るに足らない内容ばかりだ。こんな内容を情報交換していったい何になるのか。。こんなことなら大学でいつも話しているじゃないの。。しかし、かれらはそれで一応つながっている安心感を得ているらしい。スパイにでもなったつもりで疑心暗鬼に学生のところをのぞき回っていると、マイミク登録(お友達登録みたいなもの)のリクエストがぽろぽろと来だした。。目ざとい学生が私がミクシー内を徘徊しているのを見つけたのだ。『おつかれさまです。まだしごとですか?いつもたいへんですねーがんばってください。』スパイの私は不覚にもちょっと嬉しくなって、マイミク登録を承諾した。『そっちこそ大変だね。れぽーとがんばって!』
2006年11月16日
コメント(2)
この3連休、学内はうるさくてちょこっと出て仕事を片づけたかったがどうも外が気になって仕方がない。ナンパしに行って帰ってきた学生が、またダメだったと次の作戦会議をしている。目をつけた吹奏楽の女の子(焼きそば販売中)にちょっかいをだしに勇ましく通い詰める男子はもう焼きそばを3杯も食ったとか。。昨晩は案の定、打ち上げで飲み過ぎた学生君達が街のあちこちでゲロゲロやっている。毎年のパターンだ。今日は3連休がおわり、学内の後かたづけだそうだ。昨日まで浮かれていた学生達がゴミだらけの学内を綺麗に片づけている姿はそれなりにしゃんとしている。ストマ(人工肛門)のほうは問題なし。ちょこっとかゆみがあるくらいだ。たばこをやめたことも手伝ってか体調もよい。このところいろいろ考えるところがあって日記をつけることがままならないが、なんとか元気にやっています。
2006年11月06日
コメント(0)
昨年の直腸ガン手術。。退院から明日で1年になる。ちょうど昨年の体育の日に退院だったからよく覚えている。退院して一ヶ月ぶりに病院の外に出たとき、人の歩く速さについてゆけず焦ったのを思い出す。まるで仮免許で路上運転するような感覚だった。病院を後にするとき、なぜか妙な名残惜しさも感じた。一年がたち、ほんとに問題なく暮らせている。とりあえずクスリ(抗ガン剤)も卒業した。転移もないと主治医からは今のところ言われている。そうそう。。来年度からの新しい働き口が決まった。長かった大学も今年で最後。7年ぶりくらいに会社勤めとなる。
2006年10月09日
コメント(2)
先日も出てきた話。。大学院に入ったはいいものの意味が見いだせない。。。これは意外と良くあるケースだ。大学院というとよほどお勉強が好きなの?と言う反応が返ってくることがあるが、彼等の中の何割かは単に就職したくないから大学院にのこるというものもいる。はっきりそう明言しながら入ってくるものすらいる。最近、私はこういった動機にたいして肯定的な見方をするようになってきた。世の中に出たくない。これは言い返せばまだ勉強が足りないということを本人が自覚しているということだ。4年制の大学教育ではいわゆる幅広いものの見方を講義で、いくつかの実習科目で専門的な作業の入り口を体験することが出来る。しかしこのように大学で得た知識や技術が、社会に出たときに実践という意味で活用されたことがどのくらいあるのだろう。実社会でそれらを使おうとすれば必ずもう一度徹底的に勉強し直さなければならないはずだ。大学院生達は確かに授業もあるが、ほとんどが研究室にいる。研究というものにどっぷりと浸かればそれなりの経験と知識を得ることが出来る。ある種のカンが働くようにもなってくる。こうした体感をして初めて、社会に出て何かできるかもしれないと感じることができるということは少なくない。ならば、今は就職したくないからといって大学院に行くのも決して悪くない様な気がする。
2006年09月12日
コメント(0)
今日は久しぶりにストマ話に戻したい。先週金曜日に京都の病院で3ヶ月に1度の診察だった。なんとこのころでちょうどあの手術から1年。ガンの手術は5年で完治といわれるから、やっと1/5が終わったことになる。事前にCTとレントゲンの検査をうけていたが、それらと当日の採血、超音波エコーの結果をあわせて、問題なしの判定を頂いた。クスリも今回から無くなった。また完治までワンステップだ。とはいえ、クスリのほうはかなりさぼっていたけど。。昨年の今頃はまだようやくお粥を食べさせてもらえるようになったところだ。くず湯からはじまって、3ぶがゆ、5ぶがゆ。。だんだんとコメらしきものがはいったお粥が出てくるようになって、嬉しくてしょうがなかったのを思い出す。絶食後初めて出てきたみそ汁の味は今も忘れられない。 ところがちかごろの私と来たら、また不摂生な生活。食事できるありがたさを、忘れている。そろそろ生活を修正してゆかねば、、、
2006年09月11日
コメント(3)
学会ツアーに出かけると必ずホテルの部屋にある程度の酒を用意しておく。学生が部屋に来たときにふるまうためだ。先日の学会ツアー。今回も案の定、迷い込んできたやつを捕まえて少し飲ませた。この日のお客は”けんじ君”。人一倍がんばっているが研究の成果が一向に出ず、同級生の”みどり”や”としあき”の様に学会発表するチャンスがない。それでも今回自腹をきって、学会を見学に来たのだ。発表者には大学から旅費と滞在費、学会参加費が支給される。彼はバイトで貯めたカネを全日程4泊のホテル滞在費につぎ込んだ。他の研究者の研究を見聞きして勉強し、来るべき自分の出番の日に備えたいのだという。iPodから音楽が流れる私のホテルの部屋は修学旅行の夜のような雰囲気に包まれた。普段クールな振りをしているワカモノ達は酒の力も借りてぽつぽつと口を開き始める。『あの手この手を尽くして実験しているが、何をどうがんばっていいのか分からなくなってきた。』(23才男子)『研究室生活は勉強に手応えがみえ、楽しくてしょうがない。でもここを出て社会に出るのがとても怖い。』(22才女子)『何を基準に就職を決めていいか分からない。そもそも自分がなぜ大学院に入ったのか分からない。』(24才男子)『会社の面接で大学生活で何を得たか聞かれたらなんて答えたらいいか、自分には誇れるものは何もない。』(22才女子)NHKのしゃべり場並のとてつもなく、青臭い雰囲気がドンドン盛り上がってくる。。でも悩みをかかえて苦悩するワカモノの姿はかわいい。会話がふととぎれ、BGMにスピッツの歌が流れたとき、けんじ君が『あー。ぼくも。空をとべますかねぇ。。』とつぶやいた。あまりのクサいセリフにとうとう我慢できず私はビールを吹き出してしまった。しかし、このときのけんじ君の言葉は、クールなワカモノが迂闊にも口を滑らせた美しいホンネだったに違いない。いとおしくて何ともいえない気持ちになった。けんじ君の良いところは、自分のことだけでなく私や他の学生のことにも協力的なところだ。人のために協力することで自分の見聞も広がる。そういう考えを持っているようだ。しかし、このところ同級生との差がどんどん開くような気がして焦っている。彼にとっては、同級生が学会で立派に発表する姿が、まるで空を自由に飛んでいるようにうらやましく見えたのだろう。彼の研究が実を結んで出番がまわってきたら、私は自分の力を全て出し切って彼に協力してあげたい。スピッツ”空も飛べるはず”も収録!
2006年09月06日
コメント(2)
なんだかこう毎日夏の思い出を書きつづっていると、子供の頃に夏休みの宿題の日記をまとめて9月に書いていたのを思い出す。夏の初めに比較的気楽な4年生の後輩達はどんどん海に行く約束などを決めてきている、ウインドサーフィンにいくのだとか。。日に日に真っ黒に日焼けしてゆく後輩をみて大学院生のひろあきくんは、学会準備をひかえて『こんなスケジュールじゃぜんぜん夏休みも何もないなー』インターネットで海の景色をクリクリ見ていた。『ボクはネットサーフィンでがまんしときます。。』などとつぶやいた。あまりにも不憫になり、わたしは研究室が電気設備のメンテナンスで使用できない2日間を利用して泳ぎに行くか?と提案した。彼は目を輝かせて『いきたいっす!ハンモックに揺られてビールとか飲みたいっす。。』と賛同した。しかし、いっこうに音頭をとって計画しようとしない。私が学生の頃は群れる学生達だったので大人数で行動することが結構多かった。今の学生は比較的少人数で行動するので、『仕切り屋』がいないのだ。言い出しっぺのひろあきくんにあの話はどうなった?と聞くと忙しい。。。ともじもじしている。学生達の食いつきに既に気分がすっかり盛り上がってしまっていた私は腕を振るうことにした。まず行き先を昔よく釣りにいった琵琶湖北部に設定し、カネの無い学生のために10人乗りのハイエースをレンタルし、実家からキャンプ道具一式を取り寄せて、バーベキューの準備の買い物だけを皆で手分けする。一日で全て準備が整った。ホームセンターで見つけた1000円のハンモックも奮発して購入した。これで一人あたり2500円!どうだ! またちょっとやりすぎた。。。なんとか当日になり、研究室の停電対策作業をおえて皆で銭湯に行った後、出発して明け方に到着。目の覚めるような満月が琵琶湖にうつってとてもきれいだった。22-25才の大学生のお兄さん達8人がサルのようにはしゃいでいるすがたはとてもかわいくて、頼もしかった。彼等は指図をうけて行動するのが嫌ではないらしい。バーベキュウコンロをくみたてろと図面を渡せばやるし、タープをたてるからおまえとおまえはここでポールをもっていいというまで立っていろ。おまえはロープを引っ張る係だ!おまえは火をおこせ!と細かく指示をだせばはりきってやってくれる。全員が別のことを手分けしてやっている。作業を小分けにすれば結構器用に責任をもってはりきってやってくれるのだ。わたしもガキ大将気分で気分が良かった。彼等は、なにもやる気がない覇気がない若者では無いのだ。ただ単に手持ちぶさたなだけだ。暇そうにしているやつを見つけたらどんどん使ってやれば、嫌な顔一つせず張り切って動いてくれる。ご褒美でもあればもう夢中になって仕事をする。
2006年09月05日
コメント(5)
昨日から話題に挙げているこの本、実はまだ読んでいない。とってもおもしろそうだがあえて買わずにいる。まず自分の身の回りにいる学生達をよく観察して、自分なりの見方を持ってから改めて読んでみたほうがおもしろそうだからだ。。(。。昨日の続き)結果からいうと、みどりはまたしても大方の予想を裏切り、見事な出来栄えのプレゼンテーションを披露した。質疑応答には緊張からか上手く答えられなかったものの、想定していた質問が出た。これは伝えるべきことがきちんと聴衆に伝わっていたことになる。学会デビュー戦としては85点だ。本人はどう思っているか分からないが私はとっても満足した。彼女が『若者代表』と言うわけではないけれど、かなりの典型例といえよう。今回のこの仕事のなかで私なりに気がついたことがある。その1『プレゼンが終わったらありがとうございましたって言ったほうがいいんですか?』言ったほうがいいくらいのことは本人も分かっているらしい。しかしこんなことも確認をとらないといけないようだ。そのくらい常識や人目にたいして自身がない。あえてこちらから『おわったらありがとうございましたといいなさい』と指図をしてやるほうが安心するらしい。その2『無理。いっぱいいっぱい』やつらはすぐにこれをいう。そのわりにじつは本当にいっぱいいっぱいまでやって、やり遂げたときにはなんともすがすがしい満足そうな顔をする。何かをやり遂げる前にはさんざん『他人を見下す』のだが、無理・いっぱいいっぱいを乗り越えた後は批判をやめ、一転して『賞賛』の態度にでる。ここらへんは素直でかわいげがある。その3昼飯は近くのうどん屋でいいか?→『はい。大丈夫です。』このやりとりの不自然さを感じているのは私だけか。男女問わずこの『はい大丈夫です。』をよく使うのだ。理由は分からないがどうも違和感を感じる。あらゆる不自然なシチュエーションでこの言葉が出てくるのだ。わたしが出会った最もひどい例は、、『○○さんのお宅ですか?→はい。大丈夫です』 。。。さっぱり意味が分からない
2006年09月04日
コメント(0)
『他人を見下す若者たち』。。この本のタイトルは刺激的で、たしかに本質をついている。彼等はバブルに翻弄された親の姿をみて育ち、将来に希望を持てないままいわゆる『失われた10年』に青春時代を送ってきた。しかしいざ自分の就職にかかるとウソのように景気が良くなり『何?シューカツ(注1)なんて楽勝?』と余裕かましているのだから、苦労してきた大人たちが見下したくなるのも当然だ。私もその一人。しかし、、(注1)就職活動のこと。。なんでも縮めたがるのは我々の世代から始まった。しかし日々彼等の生態を目の当たりにしていると、実は様々な悩みを抱えていてまるで『失われた10年』をさかのぼって昔の自分をみているような錯覚に陥ることがある。タイムマシンに乗って過去の自分に会うことが出来れば忠告をしてやりたいことが誰しも山ほどあるに違いないが、私の日常はそんなことの連続だ。私が日頃相手にしているのはある私立大学の研究室の4年生~大学院生で、22才から25才の『若者』だ。幸せなことに彼等と共に生活を送っている。私はポスドクと呼ばれる期間採用の研究員(35才)で、彼等にとってどう考えても同年代でもなければ『先生』という立場でもない。ある学生は私を”サークルの年長者のような存在だ”と言ってくれた。この立場はおそらく教授や助教授の様なセンセー方が垣間見ることのできない学生の生態を視ることのできる、唯一の特権階級だと思っている。今日からこの『ちかごろの若いもん』についても書いてみたい。昨年は直腸がんの発見に始まり入院・手術で終わり、退院してきたらすっかり秋になっていた。この夏は昨年の夏とは大違いで、とってもいい夏になった。日々の記録を残すと言うことは大切なことで、今思い起こしてもなかなかこの夏の端々を書きたくてもかけないものだ。思いつく限り忘れないうちに残しておきたい話がある。この夏の学生たちとの思い出だ。実はこの1週間学会のため京都に滞在していた。弟子の一人みどりさんがとうとう学会デビューを果たしたのだ。彼女は昨年の卒業研究発表で、かなり私をいらいらさせた問題娘。こいつが私の研究の一部をネタに学会で発表するという。ここ1ヶ月はかなりこの仕事に時間を割いた。。。続く----------------------------------------------------------------------しばらくアップがされなくて、ご心配もおかけしたみたいです。。。やっと一息ついたのでようやく更新を復活します。この数ヶ月、書きたいネタは豊富にあったはず。しかし切れ目がなかなか現れずとうとう今日にまでなってしまった。履歴をみるとかなりマメにチェックしていただいている方も。。申し訳ありません。
2006年09月03日
コメント(4)
先日ストマ外来でもらった試供品便のニオイをさわやかなクールミントに変えてしまう粉末。これは確かにすごいです。再三お話ししているように、夏はほんとに装具の持ちがわるい。数日経つと少しのニオイがすごく気になる。おそらく周りの人々には分からないかもしれないけれど、何しろ自分のおなかからなので自分自身が気になる。また、(夏に限ったことではないが)ガスがたまってくると人知れずパウチを少し開けてプシュッとガス抜きをするのだけれど、そのときにでるニオイもこれまた嫌になる。そんなときに嫌なニオイを感じなくて良いというのは、思った以上に嬉しいものだ。ニオイを別の香りでごまかしているだけとはいえ、気分的にかなり違う。ただしニオイがしないからといって交換をさぼるのは×。また、固形粉末なので、トイレでパウチをからにするときに一緒にすこし出てしまうのも残念。ここぞ!というときは安心できるので持っておいてもいいかも。
2006年07月27日
コメント(2)
あまりにもご無沙汰しすぎて何から話していいのやら。懲りもせずちょくちょくチェックしてくださっている方がいるのに。。どうも申し訳ありません。夏はどうも持ちが悪く、結局1~2日で交換になってしまう。そこへきて最近じめじめとしかも暑いのでジムに頻繁に行くとなると、プールに入るときにどうしてもフランジ部分の劣化が激しい。フランジが劣化してくると隙間からすこーしニオイが漏れ始める。これならいっそワンピースで十分!(毎日交換するならワンピースのほうが1日あたりのコストが安くつく)そこで、併用して使用するサイクルに切り替えた。しばらくジムに行けない日は数日持たせるツーピースを使用。ジムに行く前には入浴用のものに取り替え、プール→シャワールームでワンピースを装着。先週金曜日に、久しぶりのストマ外来に行ってきた。上のような近況を、担当の看護士に伝えると役立つ試供品を二つくれた。一つはニオイ除去剤の粉末。装具の中に少量入れておくと気になるニオイをさわやかなクールミントに変えてくれるという。もう一つはプールの時にフランジ周りの保護に役立つ防水テープ。薄くて紙の様な素材で出来ているのに完璧な防水になっているため使用している人もおおいとか。。使用感はまた後日。。禁煙は未だ破れず今日で1ヶ月を達成した。
2006年07月23日
コメント(3)
明日から静岡県の伊豆に行く。またしてもプレゼンの準備をぎりぎりまでやってこの時間になってしまった。旅支度をして速く寝ないと。。納得のいくまで準備をして、さあそろそろ帰るか!と思ったところで、スーツのポケットから煙草のハコが出てきた。禁煙を始める前に吸い残してそのままにしていたものだ。ひとしきり仕事を片づけて、さあ帰るかと思ったときに見つけてしまったたばこ。。魔がさして口に。。しかしライターがポケットに無かったところで我に返った。いかんいかん!思い切ってそのたばこの箱をハサミでぶった切ってやった。そんなにまでしないとやめられなくなってるのか。。とおもうとちょっとはずかしい。だれがみてるわけでもないけどな。。
2006年07月04日
コメント(0)
入院中も禁を破って屋上で隠れて吸っていたが、、今になってどうしてこんなにうまくいっているのか不思議でしょうがない。ニコレットのおかげか。こんなもので煙草を吸った気にはならないが、それなりに気が紛れるから不思議なもんだ。禁煙1週間で気がついたこと。体調的にはたいして自覚はないけど。。1.この熱いのに食欲が異常に旺盛になった。2.車がクサくなくなってきた。3.細々したことをささっと片づける様になった。(手持ちぶさただから)4.いまいち仕事がはかどらない。(禁煙と関係ないかも)
2006年06月30日
コメント(2)
禁煙をはじめ、平日に入り1週間が終わろうとしている。。やはりストレスがたまるとついふと席を立ち、ポケットをさぐり。。。屋外に出る。長い間の習慣はなかなか消えるものではない。しかし、未だ禁を保ったままだ。今回の禁煙にはこれと行って意味がない。何か願をかけているわけでもなければだれに強制されたわけでもない。だからいいのか。誰かのために我慢しているとかこんなに我慢しているのにとか、そういうふうにおもわなくっていいからだ。この禁煙が失敗しようがせいこうしようが、誰かに落胆されるわけでもない。じぶんの問題以外なにものでもない。しかし、私が禁煙し始めたという話をきいた周りの反応は、それなりに見ていておもしろい。喫煙組は、もれなく複雑な顔をする。嫌煙組は、大半が歓迎の色をみせ、あわよくば私の禁煙が他の人にまで伝染することを望む。明後日から煙草は値上がりする。ここで引き返したら何の意味もない。むしろおとなしく買いだめしておく方がましなくらいだ。
2006年06月29日
コメント(5)
今日のニコレット使用:5個レット たばこ:0禁煙をし始めて二日目に入った。朝起きて何となく煙草をさがしている。買ってないからもう無いのだよ!朝からニコレットのお世話になった。 不思議なもんで、少し噛むと煙草がどうしても欲しいわけでは無くなってくる。一日に一箱近く吸っていたが今のところこのガムの助けを借りれば乗り切れそうな気がしてきた。朝おきて寝ぼけながらのいっぷく。ご飯のあとのいっぷく。職場に着いてからのいっぷく。仕事が一段落したときのいっぷく。帰宅して、とりあえずのいっぷく。これらの時間の価値は喫煙者にしかわかるまい。同時に、ここから抜け出すつらさも喫煙者にしかわからない。昨日のニコレット衝動買いから、突如始めることになった禁煙。ニコレットのホームページを見てみるとおもしろい。http://www.nicorette-j.com/shientai/index.html私が20歳でたばこを吸い始め今日までいったいいくら使ってきたか。。計算結果をみて唖然とした。。なんと\1,478,250なにー!
2006年06月25日
コメント(2)
仕事的には少し落ち着きが出てきた。弟子も学会のエントリーをすませたし、私もまた冬の米国学会行きの原稿を送った。このところ少し無理をしすぎて生活がむちゃくちゃになっていたが、サッカーを朝に見るためにへんな朝型生活が始まった。 朝のうちに洗濯をして、部屋を少し片づけてと毎日少しずつしているうちに生活がちょっと落ち着いてきた。久々に気楽な天気の良い土曜日で、ついでにすこし気分を変えたくなった。まずは散髪にいこう。近くのコンビニに『たばこの買いだめはお早めに!予約承り中』の張り紙が。。黄色い紙に墨汁で殴り書きされている。なんの恨みがあるのか借金取りのような勢いで、コンビニのガラス戸に下品な張り紙がされているのだ。そしてライターのプレゼントまでついてくるとか。。馬鹿にしてるなあ。。なんとなく思いながら過ごしていた。近くのジャスコ内の1000円スピード散髪にいってさっぱりした後、一服しようかとおもったがたばこが無いのに気がついた。たばこの自動販売機は下の階にあるはず。ここでたばこを買ってもポケットにライターがない。車まで戻ってライターを取ってきてそれからにしよか。。でも買い物もまだしたい。うろうろいったりきたり無駄な時間を楽しんでいた。なぜかここで、薬局のニコレットが目に入り買っちゃった。これがきっかけです。。。。よし 気分を変えるために今日から禁煙する!カネもたまるし、生活習慣も改善されるに違いない。よし!やる。きめた!禁煙する。今日のニコレット使用数 → 夕方に 決めてから 2こ
2006年06月24日
コメント(1)
5時に起床して後半から観戦。あのまま寝てたらひょっとして。。とか思ってしまう。一昨日に装具を手に入れた。ぎりぎりセーフで。。当面大丈夫!なんて思っていたらまた管理が曖昧になってくるので、きっちり在庫管理をしよう。夏はやはりフランジの持ちが悪いみたいだ。うっかり長持ちさせようとケチると臭い漏れが起こる。また、かぶれも少しあった。夏は装具をケチらず早めに交換したほうが無難なようだ。1年間は飲み続けることになっている抗ガン剤(UFT)も3ヶ月分を確保した。こいつは少々過剰在庫で高くついたけど処方箋が3ヶ月分だからしょうがない。3万以上かかった。
2006年06月23日
コメント(2)
ボスが1週間のスウェーデン海外出張から帰ってきた。日曜だが少し研究室で私用をかたづけていたら出くわして学会のエントリーはどうなっているかと訪ねられたついでに土産話に捕まった。まじめなのか、スウェーデンのご当地話はぜんぜん出てこず学会の会場に入り浸りで、ちっとも観光話が出てこない。せっかく行ったんだから遊んで帰ってくればいいのに。学会エントリーは2人の学生が無事提出。もちろん弟子のみどりさんも提出して、これに味をしめたのかこんどはアメリカの学会にも出すと言い出した。えらいもんで、修士の学生ともなると1年でものすごく成長する。昨日、装具交換。とうとう在庫がラス1になった。ピンチ。。明日は業者に出かけて買い付けてこよう。
2006年06月11日
コメント(4)
弟子のみどりさんが学会デビューをする。卒業論文発表の時のようによい結果を出して欲しいばかりに、つい手を出してしまう。ここ数日それに手を取られて生活がひっくり返ってしまった。ようやく明日の締め切りに間に合うように筋だけ考えたのであとはほったらかそう。そんな中を縫って、今日は3ヶ月に1回の京都の病院での検診の日だった。朝まで仕事をしたまま新幹線に乗って、10時に京都に着き無事診察を終え、実家に顔を出して姪の『もと』ちゃんとたわむれて、すぐに戻ってきた。担当医に言われて気がついたのだが、次の3ヶ月後の検診であの手術から1年になる。いまのところ幸い転移の兆候なし。採血検査の後診察を待っている間にカルテ類を渡され、ナースに渡すように言われたが、そっと中を見てみた。いまはもう取り去った直腸がんの詳細な記録が残されていて忌まわしい内視鏡写真もなかに添付されていた。私の知らないところで名古屋のETナース(ストマケア専門のナース)と京都の執刀医は互いに連絡を取り合って経過を報告してくれているらしい。そのやりとりのFAXも全てなかに保管されていた。これから初めての夏に入る。海外のストマ関連のサイトから届くメールに夏に向けての対策について書かれていた。やはり夏は皮膚保護材の溶けるスピードが速いのでこまめに装具を交換する必要があるらしい。秋冬春と同じタイミングでの交換を期待するな!と書かれている。また、水泳の際には防水テープを装具の周りに貼ると持ちがよいという。"pink tape"と書かれていたが、何のことだかわからない。ジムでプールに入るときに使えそうなのでいいのを探してみたい。
2006年06月10日
コメント(1)
いつまでももやもや悩んでてもしょうがないので、とりあえず今の職場の教授に転職の話を思い切ってうち明けてみた。土曜日からボスは海外出張に出かけるので、今のチャンスを逃すとまたしばらく相談でき無いことになるからだ。はなしてみて少しすっきりした。学生の理工系離れが進んでいるので、これから大学でパーマネントのポストをつかむのはますます難しくなってくる。だから企業で研究するという選択も貴方にとって悪くないとの見解のようだ。大学と言うところはとてもいい環境だけど、企業の環境がいいかわるいかなんて会社によっても違うし、入ってみないとわからない。よりよい行き先をさがしつつ、ひとまずいまのこの話を固めることにした。いろいろなことがあるが、その間もストマ装具はどんどん在庫を減らしてくる。もう残り少なくなってきた。明日こそは注文を。。これから初めての夏を迎える。夏は皮膚のかぶれが起こりやすいのですこし頻繁に装具を取り替える必要がある。たしかに最近ストマ周りの皮膚にかゆい時がある。夏はなつでまた適した装具を選ぶ必要もあるのかな
2006年06月04日
コメント(2)
金曜日、上京してある会社の研究部門の部長さんに会ってきた。先日も少し触れた転職の話。そもそも名古屋の研究所に所属する飲み友達からの流れで、私のところに舞い込んできた話だ。今年度(来年3月まで)で今の大学との契約が一区切りとなるので乗り換えるなら年齢的にも今のうちといったところだ。誰かセラミックス関連の実務経験がある研究者はいないかと探していたところに私の名前が浮上し、食いついて来てくれたというもの。持つべきものは飲み友達だ。面談ではこれからやろうとしている事業について丁寧に説明してもらい、どういう環境で研究をできるかなどいろんな話を伺うことができた。なんと私が以前いた研究室と共同研究をしていた経緯があるという。いまの大学での研究もある程度キリをつけたいのでどちらにしても3月までは動けないといったが、かまわないと言う。初めの話ではまず契約で1年の後に本採用ということだったが、初めから本採用できるといってきた。大学というところは、発見が多くとても楽しい職場だ。かわいい学生達にかこまれてガキ大将気分でチームを引き連れ、日々研究を続けるのはほんとうに幸せだ。しかし大学を取り巻く環境は、年々変化してきている。特定の研究分野・組織にだけ莫大な研究費が国から投入され、選ばれなかったところにはかなり厳しい。教授・助教授たちは学生そっちのけで予算を取ってくることに躍起になる。40歳50歳60歳を過ぎても、夜中の12時1時までパソコンに向かっている。そして出世すれば出世しただけ学生との距離がひろがる。ちょっとかわいそうだ。そうすれば一番いいのは私のような研究員か。。今の立場は会議にも出なくていいし、雑用も少ないし、ほぼ100%研究にどっぷり浸かっていればいい。学会となれば色んなところにいける。ずっと今の立場で食っていければとっても幸せだ。しかし契約で雇われている以上、常にクビがかかっている。生き残ってゆくためには不安定な雇用条件で下等競争に参加し続けなければいけないのだ。もうしばらくここにいたいししがみつこうと思って出来ないこともなさそうだけど、そんなことをしている間にどんどん歳をとってゆき、安定したポストに就くチャンスはどんどん無くなってくる。会社に入れば現実的で大きな仕事ができ、安定した条件で研究を続けてゆける。ガラッと環境をかえて、一からやり直してみようか。。やるからにはそろそろ腰を落ち着けて、もうこれ以上転職は出来ないな。。これから体調がどうなるとも限らないしな。。
2006年05月28日
コメント(2)
あまりにもご無沙汰でした。にもかかわらず毎日一定数の方が確実にのぞいてみてくださっています。連休以降忙しさやらなにやらで日記記入率が激減。いつの間にか50%を切ってきた。連休明けて学生どもの就職がどんどん決まってきた。名古屋地区は確実に今の景気を反映しているためか、数年前とは見違えるような好成績を達成している。何人かが複数の内定をとり、どっちにしようか迷っているような状態だ。さいきんの子達はなんでもかんでもぐーぐるで調べる。次に調べるのは2ちゃんねるだ。就職にかんしてすらそんなもので調べようとするのだからびっくりだ。ある学生が『○○○○株式会社は有名だけど株価が下落しているらしいからもう一社のほうにするー』。。とか。。はっきり言ってびっくりするくらいのいい会社のはずなのに。。わたしは自分のノートパソコンでそっと調べてみた。なるほど確かに下がっているがここ2~3ヶ月の話だ。。。あーあー。。まったくどこで聞いたのかしらんけどどう考えても自分でよく調べた結論とは思えない。掲示板やランキングで全て決めてしまったみたいだ。情報が多すぎて何を調べて決定していいのかがわからないのだろう。。 とはいえその学生が決めたことなのだからわたしが口を挟む問題ではない。さて、実はわたしも今年でいよいよ今の大学との契約がひとまず区切りとなる。次の食いぶちを探す時期に差しかかってきた。今の研究室はとっても居心地がいいし、ようやく良い環境になってきたところなのでしがみついていたい気もする。なにより性に合っている。一方でいつまでもこんな暮らしをしていたのではからだにも良くないし、そろそろもう少しまともな暮らしを。。という気もある。そこへひょっこり ちょっとした誘いの声がかかってきた。。。このことについてはおいおい詳しく書いていきます。
2006年05月20日
コメント(0)
連休に入り生活がある意味不規則になったせいか、ストマの動きがおとなしい。飲み会の時に食べたコーンサラダが原因か、単に不規則になっているだけか?ちょっとしたことが気になったりする。腸の動きに人格があるわけはないが、狙いすかしたようにここぞと言うとき(人を車に乗せたとき、面と向かってひとと話しているとき。。)に不意に動き出すくせにこういうどうでもいい休み中にはおとなしいのだ。われわれが思っている以上に腸や内臓は敏感に緊張感を感じているのかもしれないな。。自分で気がつく前にストマが緊張感を教えてくれる。渋滞をうまく避けて実家にでもかえってみる。。ウーロン茶の懸賞で当たったiPodが早くも送られてきた。帰省の前に装具交換 現在の在庫 パウチ12 フランジ11
2006年05月04日
コメント(4)
この春からわたしのもとにやってきた新入生がこんなことを聞いてきた。『入ってからいまいちピンと来ないままに機械の使い方を覚えろと先輩からいわれ、ただただやっているのは正直つらいんです。大まかにでいいのでどんな風にこれがなんの役に立つのかわかるようなかんたんな本があったら貸してもらえませんか?』ざんねんながら、そんなものはない。本にまとめて書いてあるようなことなら今更研究をする必要はないからだ。研究を始めるにあたって全容を理解するためには、現状と問題点を学会誌の記事で読み、最先端の研究を論文で読み、それに必要な知識を教科書で得るしかない。そう伝えると彼は、ある程度納得したらしく『じゃあこれが実現すれば、世界がどう変わるんですか?ぼくたち大学4年生が何をできるんでしょう?』この言葉をきいて思わずいとおしくなった。かれはいままで研究にたいして熱心な様子を見せず孤立していて、装置の説明を先輩から教わっても退屈そうにしていた。先輩からはあの子はやる気がないと不満も出ていたのだが、実はそうやって悩んでいたのだ。たいていの学生はそこに疑問を抱かずとりあえず何かはじめたいから、先輩のいう『すごい機械』をありがたそうにいじってみてそれなりの研究をやってみる。今回の彼のように出発点で疑問を抱くことは実はとても大事なことの様に思われた。新入生からはいつもこうやって何かを教えられるような気がする。世界がどう変わるかと言うことについてはわたしなりの考えを簡単に話した。それから、たぶん彼にできる一番のことは、まずこうやって研究の意味付けや意義について悩んでもらうことだ。ほかの学生には出来ないことだ。そうすることでマンネリ化してきたわたしのプレゼンに新しい意味づけが出来てくるにちがいない。交換後の在庫(4月末まで) パウチ13 フランジ12 余裕で次の2ヶ月分を明日発注
2006年04月30日
コメント(0)
あえて保険会社名は伏せますが。。あの手術から半年以上が過ぎ、これまでの通院に対して保険料が支払われるその請求のついでにずっと疑問を抱いていたことを担当者にぶつけてみた。私は直腸がんの手術で人工肛門造設手術に該当するのですが特定手術(胃を全摘、乳房切除、膀胱、人工肛門造設)の分は加算されていますか?驚いたことに、ガンの手術として計上されているのでそちらには入っていません。との回答だった。ガンの手術と人工肛門の造設、別の日にやっておられたら入るんですが。。??????わけがわからない。そんなの別の日にやる分けないじゃないですか、直腸を切除してその切れ端を対外に出す手術なのに、どうやって別の日にやるんです!ちゃんと調べてくださいと文句をいったら、調べてくれた。しかし、こんどはうちだけじゃなくてみんなそうなんですが、ガンと人工肛門造設重いほうを優先して計上されるのだとか。。話にならないので、これはもう興味本位で聴くんですが、いったいどういうときに適用されるんですか?この特約は。。と訪ねたところ、たとえばがんではなくて直腸腫瘍で人工肛門になった場合は適用されるとか、がんでも別の日なら適用されるとか、、この人のいうことはさっぱりわからない。もしこの人の言うのがただしければ、あきらかにこれはがん特定手術特約とはいわない。商品名に問題がある。この人の言うのがまちがっていればいわゆる保険料未払いに限りなく近いものだ。。入院、手術、通院。。たくさん受けたので大変経済的には助かった。でも。。がんを売り物にして儲けようなどと思っているわけではないが、どうにも釈然としない。もしもの時のために、保険料を毎年支払ってきたのだ。よーく納得のいくまで調べてみることにした。このままではどうひいき目に考えても理解できない。一度がんにかかった以上、ほかには入っても仕方ない。この会社とこれからもいい関係でつき合っていかなければいけないのだから。
2006年04月26日
コメント(4)
全169件 (169件中 1-50件目)