徒然

徒然

2011.05.13
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派遣社員の方の教育係をやったことがあります。

20代の女性2人でしたが、

何を言っても

「面倒くさい」
「だるい」
「これって何の意味があるんですか?」
「30分くらい休んでいいですか?」

と言いまくっていました。
そして、1週間で辞めていきました。

心の中では
「このクソガキマジで…」
と思ってましたが。。。

ただ、最後に辞めるときに

「他の会社のどの人よりもきちんと教えてくれました。ありがとうございました。」

と言われました。

そう言われて
きちんと辞めずに残ってもらえるくらいの、力量が自分になかったんだなぁと反省したのを覚えてます。

この出来事を、近頃よく思い出します。


4,000年もの前にピラミッドに書かれた「難解な文字の解読」という壮大な試みが、数十年前に成功したそうです。4,000年前の古代人のメッセージは、悠久の時の流れを経て、現代人に届けられました。

そこに書いてあった言葉とは

「全く、近頃の若者はなっとらん!」

でした。



古今東西、年長者が感じるものと同じなんですね。

戦中派世代も、明治の人々には「軽佻浮薄」「礼儀知らず」「西洋かぶれ」「皇国の恥」「明治はいずこ」と、それこそ「けちょんけちょん」にこきおろされています。

天保から昭和を生きた大実業家・渋沢栄一は、著書『論語と算盤』(国書刊行会)で、

「御一新(明治維新)ののち、若者を見ては、勉強が足りぬと痛切に感じるのである。未来を担う若者がこれでは、日本が未来に背負う重荷は、いかばかりであろうか。我々も修練が足りぬと反省し、いやましにも修養を積まねばならぬ」

と書いてあります。

「我々の姿がいけないのだ」と言うあたりは、さすがに産業界に数々の人材を輩出した人材育成の名手です。

「おじいちゃんは明治生まれだった」と言うと、その一言だけで「厳格な家庭で育てられたんだろうなぁ」と誰もが思ったものでしたが、その「明治生まれ」も、渋沢栄一にかかっては、「勉強が足りぬ」と説教されていました。


思い返すと、私の新卒時の態度もかなりひどかったと思います。

敬語は使えない。
言葉遣いはできない。
言い訳はする。
暴言は吐く。

時間を割いて叱ってもらったことや、怒られたことは鮮明に覚えています。
まあ、当時はむかついてましたけどね(笑)
ただ、認め反省する習慣をつけてからは、少し後輩に伝えられることがあるのかなと思います。

そして、現在は就業支援(主に年下ですが)を行っています。

約束は守らない
連絡をしてきたらまず言い訳を言う
連絡をしなかったことは悪いと思わない
自分のことを諭されると文句を言う

まるで自分を見てるみたいです。

自分もそうでしたから、

私は「今どきの若者は…」と言えません。

言う資格はないと思っています。
言うならば、自分のように変な苦労はしてほしくないなと思います。

また、これまでの人生で多くの年長者の方とお会いしてきて、私自身がそういうことをあまり言われたことがないというのも理由です。

「君たちの世代はすばらしい」
「君たちは頑張れば絶対いい人生を開ける」

と営業をしながら多くの年長者に言われました。

そういうことを言ってくださる方に出会う度に

「この人は本当にすごいな」

と思いました。

フリーターだろうがなんだろうが、耐え、認め、許すことで、心を開いてくれるなぁと、この頃つくづく感じます。

自分も20代の時には、相当な迷惑をかけていたんだなと思います。
今思い出すと、顔から火が出そうですが、それがあって今の自分があると思っています。
そして、手を抜かずきちんと接して頂いた先輩に対し、本当に感謝しています。それをきちんと継承していくことが、自分の責務だと思っています。

私が大学卒業してから書いた日記を読み返すと我ながらこんなこと書いてたのかぁと感慨にふけってしまいました。

たぶん当時は意味わかってないですがね(笑)

初心者忘るるべからず

大学に入学するときの初心はなんでしたか?
就職するときの初心はなんでしたか?

後輩を通して自分を省みて、年長者に感謝するのも必要ですね。





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最終更新日  2011.05.13 22:47:05
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