徒然

徒然

2012.04.30
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何かをやろうとする時、
あるいはやめようとする時、

その行動がもたらす成果がどうであるかということよりも、人にどう思われるかを気にしてしまうことがあります。

実際、評価や「他人の目」は、強烈なモチベーションになることもあれば、決断を鈍らせる要因にもなり、やるべき時には一気にやってしまうのが重要です。

人は大抵、いつも自分のことしか考えていません。

『大きく考えることの魔術』(ダビッド・J・シュワルツ 実務教育出版)の中に、こんな話があります。

道行く人100人に、ランダムでいきなり質問し、

「今、何を考えていましたか?」

と時や場所、性別、年齢を変えて何度も聞いてみた結果は…。
なんと、90%以上の人が「自分のこと」を考えていたというのです。
確かに、日本の朝でも、全く同じ光景が見られるでしょう。例えば…。

「髪型を変えたけど、変化に気付いてもらえるだろうか」

「今日の遅刻、叱られないだろうか」

「昨日の失敗を笑われないだろうか」

「志望校に落ちて、バカだと思われないだろうか」

「今日のあのドラマを見るべきか」

などなど、ほとんどの人が「自分のこと」ばかり考えています。

つまり、これは裏を返せば「誰も人のことなど考えていない」ということ。要は、あなたが気にしていることの大半は、他人の関心事ではない、ということです。


「六次の隔たり」という法則があります。
これは、世界中で任意に2人を選び出したとき、知人の知人というような知り合いの連鎖の中で5人程度の仲介者によって間接的につながっているという考えです。

SNSの下地となる考え方です。
1997年にアメリカで創設されたSNSサイト「SixDegrees(6次の隔たり).com」は後に閉鎖されますが、それが2004年に開設された日本の「GREE」の名前の由来にもなっています。


実際の実験ではネブラスカ州オマハの住人160人を無作為に選び、

「同封した写真の人物はボストン在住の株式仲買人です。この顔と名前の人物をご存知でしたらその人の元へこの手紙をお送り下さい。この人を知らない場合は貴方の住所氏名を書き加えた上で、貴方の友人の中で知っていそうな人にこの手紙を送って下さい」

という文面の手紙をそれぞれ160人に送ったそうです。その結果42通が実際に届き、42通が届くまでに経た人数の平均は5.83人でした。

ということで、世間は多くて6人だと考えましょう。

人が自分のことをどう思っているか、も大事な時があります。
しかし、それよりも重要なのは何かを決断する時、自分が自分のことをどう思っているかです。

それがなけければ、情報を受け売りで処理し、決断をできない結果となります。

まず、決めること。
そして、周りが引き止めようと、チャレンジしてみましょう。
成功したり、何らかの結果を出したりすれば、その人は「そうなると思ってたよ」と必ず言ってくれます。

ということで、世間は6人です。

友達が言ったから
先輩が言ってたから
ニュースで言ってたから
雑誌で読んだから

やるのは他人ではなく、あなた本人だからです。
自分のために全力を尽くせる人が、人の役にも立てるのではいでしょうか?





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最終更新日  2012.04.30 21:18:22
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