虎魂悼罪

虎魂悼罪

PR

×

カレンダー

プロフィール

野村屋

野村屋

コメント新着

野村屋 @ Re[1]:久しぶりに時事ネタなんぞを(12/17) だいちさんへ 10年とは随分と長くこんな…
だいち@ Re:久しぶりに時事ネタなんぞを(12/17) 時事ネタ待ってました! 10年近くこのブロ…
野村屋 @ Re[1]:サボってました。(07/16) もみじさんへ 忙しいのもあるんですが、…
もみじ@ Re:サボってました。(07/16) ブログの更新、待ってましたー♫ しかも落…
野村屋 @ Re[1]:2ヶ月ぶりです。(11/27) Masukaさんへ 加齢を言い訳にはしたくな…

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2025年12月
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2019年12月30日
XML
カテゴリ: 戯言
いつもこの時期、年の暮れになると冬の噺なんぞを聴きに上野か新宿あたりに出て行き寄席に行き、大体もう歳末定番の芝浜とか時蕎麦なんぞを聞いて…ってのが、年末ルーチンワークなんだけど、今年は猛烈に忙しくてですね。
働き方改革?
働き方改革する前に俺の体を徹夜に耐えられる体に改造してくれと。

預かった修理車両を年内に全て納車しないとアカンので連日夜中までかけて休日返上で走りました。
まぁ、お客さんは「来年でもいいよ別に」とか言ってくれたんですが、オレ自身が年内に仕事を残すと正月中もずっと仕事の事を考えてしまいそうで気が休まらないので、休暇を謳歌する為にも全部終わらせようと。

…だもんで、今年の年末は寄席に行けてません。

落語は冬の名作が多いんでね…この時期ホントはバシッと一度くらい誰かの独演会で冬の噺を聴いとくとモチベーションも違うんですけどね。
で…昨日で仕事が終わったので、店の連中と麻雀でも打つかって事になる。
なんせ去年までは職場で麻雀打てる奴が4人いたのだけど、そのうち一人が転勤になってしまってからメンバーが3人しかいなくなった。
ところが今年は中途採用の元デパートマンが大の麻雀好きだそうなので、4人そろったって事で久しぶりにセットで打つ。

麻雀てのは性格が出ますね。
オレは麻雀は人生の縮図のような頭脳ゲームだと思ってますけど。
理不尽で情報も不完全で確率のゲームだけど確率で勝てないみたいな。
そこで徹夜して今朝返ってきて昼間で少し寝てから髪切りに行きましてね。
ホントは寄席行くかと思いつつも寄席行く前に大掃除もしなきゃだし、大晦日は帰省するし時間もない。

…でも落語は聞きたい。

というわけで、YouTubeでこの際我慢しようと。

さて、何聞くかな…
ありきたりな芝浜とかじゃ芸が無い。
ここはピリッとした江戸の風を感じる噺を何か一つ…
とりあえず候補として

「鼠穴」


大好きな根多だけど、談志の鼠穴を超えるのを今まで聴いたことないからなぁ。そもそも泣きたい気分でもねーし。


「鰍沢」


いや、ちょっと怖いしな…それにこの噺は音声じゃなく生で聴かないと魅力の20%くらいしか伝わらんし。



「夢金」


うん、悪くないね。でも、柳家三三の独演会で2年くらい前に聴いたしな。



「文七元結」
冬と言えば…な名作だけど、徹夜明けで寝ぼけた頭で真昼間から文七聴かされても変なテンションで泣き出すだけかもな。



「二番煎じ」

まぁこれくらいの軽い馬鹿話がちょうどいいかも?と思いつつ、冬の噺かといわれりゃ、確かに寒い冬の噺だけどさ…みたいな。

で、色々捜した挙句に「これかな?」とチョイスしたのが「蜆売り」
志の輔のがYouTubeにあったので、演者としても間違いないし、これで行こうと。
とりあえずヘッドフォンをして目を閉じて聞きはじめる。
この噺もね、聞くたびに考えさせられるんだけどさ。
多分ね、若い人が聞いたら、鼠小僧次郎吉の行動も「なんだよ~そんな話。そんな奴いないよ」が本音だと思うんだ。
実際オレも若い頃は、まぁ美談と言うか義賊として名を売るからにはそうなんだろな、程度の認識でしたよ。

でもね、この歳になるとちょっとわかってくる部分もあるような気がするんですな。

まぁ、通常じゃあり得ないようなことをする人間てのが落語にはよく出てきます。
それこそ文七元結じゃ見ず知らずの若者に自分の娘が身売りして作った50両の大金投げつけて去ってく左官屋の長兵衛とかさ。
「いるわけねーだろ、そんな親」と思うんだけど、以前に談春の文七聴いた時に「オメェは50両無きゃ死ぬって言う。オレの娘は死にゃしねぇ、恩だと思うなら娘が変な病気貰ったりしねぇように祈ってやってくれ、あばよ」のくだりを聞いて「あぁ、この人、金額の話なんかじゃねーんだ」と、愛すべき江戸のバカなだけだと。
んでカミさんに「50の借金返すために娘が工面した50を投げちゃったら100稼がなきゃならないじゃないか」と言われて気付くみたいな。

博打で着るモノも質に撮られてるような男が50両を他人に投げる心情を語らなきゃいけないんだから、落語家も大変だよ(笑)

正月の寄席の初席に行ってもいいんだけど、正月は顔見せで噺家入れ替わり多いから、マトモに根多なんかやらないしなぁ。
まぁ、あのお祭りムードは好きなんだけど、正月っぽくて。

そういえばオカンからメールが来ましてね。
LINE全盛のこの時代に、何故かオカンだけはメールである。
内容が…
「去年持ってきた干し芋美味しかったから今年もあれがいい」

どうやら帰省の土産のリクエストのようだ。
茨城は干し芋の産地なので去年買ってったのだけど、まぁ買う前から「これ絶対オカンにウケるやつだな」と確信してた。
わかりやすいくらい「ザ・昭和女子」なので、大福とかとりあえず甘い和菓子なら大体どれも射程範囲内だろうと。
完全体の農家血統なので、基本的に餡子、栗きんとん、みたらし団子、最中、なんてのは大体ハズレはない。
なんせケーキ屋でケーキ選ぶときすら、生クリームには見向きもせずモンブラン一択である。
ガキの頃からオカンがモンブラン以外のケーキを選ぶのを見たことが無い。
農家血統で甘いもの好きなんだから干し芋なんかストライクだろうと。
まぁ、安上がりな人ではある。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年12月31日 12時40分05秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


落語の  
もみじ さん
生々しくて人間臭く、それでいて人情味にあふれてる話って、歳を重ねるごとに沁みるものがありますね。

そして、お母さまのチョイス、渋くて良い…! (2020年01月06日 17時37分37秒)

Re:落語の(12/30)  
もみじさんへ

もみじさんへ

落語が年寄りの娯楽だというイメージついてるのって、きっと人生で色々な経験を刷り込んだ身で聞いた方が面白い演芸だからなんだと思うんですけどね。
寿限無だって子供が聞いたらただの面白い話だけど、子を持つ親で子供の名付けをしたことがある人が聞いたら「まぁ、わからんでもないよ」なんだと思いますし。

ウチのおふくろの好みは今でもよくわからんのですよ。
甘けりゃ何でもいいかと思いきや、多分お茶に合う茶受けになるかどうかが基準みたいな。 (2020年01月06日 21時25分52秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: