「やむを得ない、引き返そう」とはならず、
漆黒の深夜の山道を、二人で一つのヘッドライトで登る我ら。
僕の仕事の都合で極大日より二日遅れにはなったが、残り物のペルセウス流星群を見る為に。
いや、名目上は流星群を見る為だけれど、実際にはお互いの生存確認会だ。
薄曇り、時折りモヤっぽい星空。
悔しい事に僕がスマホの操作をしている間に、達人君が立て続けに流れ星を3つ見た。
最終成績は7対4くらいで彼の勝ち。
星空の様子は達人君のブログで
どうぞ。
僕らが勝手に別荘と称する中腹の展望小屋は今回も独占状態。
世界一、グラスキャンドルの似合うテーブル。。。
未明、まだ暗い山頂への登山道をまたもや二人で一つのヘッドライトで昇る。
山頂到着。
やがて東の空がうっすらと白み始め「そろそろ来るぞ。。。」と言った本当に1分後。
舞台の幕を開けた様に、森に潜む幾種もの鳥たちが一斉に囀り始める。
深夜~未明~薄明~朝ぼらけ~夜明け。
そこに明確なタイムテーブルなんて無いのだけど、本当に一斉に始まるのだ。
夜明けのシンフォニー
。ぜひ音入りでご視聴願います。
同時に堰を切ったように湧き上がる蚊の群れに襲われる。
それを狙うトンボが飛び舞い、トンボの数が増えるに連れて、心なしか蚊が減って行く。
トンボの朝ごはん。 僕らの皮膚を守る為にも、たっぷり食べて下さい。
明るくなりきった辺りで別荘まで下りる。
もうヘッドライトはポケットの中。
別荘で、ボケたんとパンを頬張る達人君
。生存確認した達人くんは、 毎度の事だが一年前から全く成長してなかった。
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