びっくりサウナ




イースターの休暇を利用して、先輩と「バーデンバーデン」という
ドイツでは有名な温泉保養地に出かけた。

おいらが行った所は、一階が巨大な温泉プールになっていた。
「うぃ~」とうなりながら熱い温泉に浸かることを想像していたおいら
にとってはいささか拍子抜け。なんだよ、ただのプールじゃん。

ただ、けっこう若い女の子もいたりして、水着姿をながめて
「ま・・・まぁ、こんなのも悪くないかな」と思っていた。

で、そそくさと2階の「サウナ」へ向かったのである。

2階には、これまたいろいろなタイプの、温度の違うサウナ室が
たくさん用意されていた。
これはかたっぱしから入るしかあるまい、と突入。
各サウナの入り口には棚があり、水着はそこで脱いで素っ裸で入ら
なければならない。

えー・・・この先、話は急激に下品になりますので、育ちのいい方、
お上品な方はご遠慮下さい。


まず、驚いた。
度肝を抜かれた。
目の前に座るドイツ人の「ちんこ」のでかさに!
「・・・それは大根ですか?」
頭のハゲた、腹もでっぷりと出たおっちゃんの股間から「ぐったり」といった
感じでぶら下がってるイチモツは、何かの冗談としか思えないほどの長さであった。
だって、もうすぐ床についちゃいそうなんだもの。

でもやっぱり、日本人サイズだからこそ、あれ「プルン♪」と張りがあるんですね。
あそこまで長いと、もう力なく垂れ下がってて、 まるで死体
だから全然うらやましくありませんでした。ええ、本当ですとも。


「デカさじゃない。ちんこの価値はデカさじゃない」
そんな事を思いながら、サウナを堪能していた時、衝撃のシーンが目に飛び込んできた。
一階のプールから上がってきた水着の若いお嬢さん数人。
サウナの前でぽんぽーん!っと水着を脱ぎ捨て、サウナに入ってくるではないですか!!
ワーーーーーーォ!!

なんと、ドイツのサウナは混浴なんです。
しかも、若い女の子たちもまったく恥ずかしがる様子もなく、普通に入ってくるんです。
うわ、うわ、うわ、どーしましょ。
動揺を隠せないおいらを尻目に、一人のお嬢さんはごろんと横になった。
しかも・・・・おいらに足を向けて、ひざを立てて・・・・。
まさか・・・と見てみると・・。
ワーヲ!
「お、お嬢さん!丸見えです!!!!」

ここで問題が一つ。
それはむこうからもおいらが丸見えってことだ。
当時まだまだ20代。
そんなものを見せ付けられれば、おいらのちんこもだまっちゃぁいない。
が、皆素っ裸でほのぼのしている雰囲気の中、一人だけ股間が
ハッスルプレー大賞ってわけにはいかない。
おいらは必死に今まであった辛い事、悲しい事を思い出し、クールダウンに努めた。
しかし、なんとか落ち着くとまた見たくなるのが悲しい男の性。
見る→ハッスルモード作動→悲しい思い出でクールダウン→見る
この繰り返し。
ドイツのサウナはとっても疲れるのだ。

それにしても、若い女性が素っ裸になるのに、あんなにあっけらかんとしてる所や、
それを見ても平然としているドイツ人中年オヤジには驚かされた。
文化の違いってのは不思議ですなぁ。

皆さんはドイツのサウナに入れますか?


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