アウトバーンでゴー

ドイツの高速道路、アウトバーン。
皆さん聞いた事くらいはあると思うが、基本的に
フリー！

何がフリーかとゆーと、まず無料！高速代？タダです。タダ！
これはとっても素晴らしい。
日本だともう、べらぼうに高いもんで、「電車で来たほうが安かった！」
なんて感覚ですもんね。
アウトバーンは無料！だから料金所なんてナシ！
だからつまらん料金所渋滞なんぞないのだ。
いいぞ！ドイツ！

そして、これも素晴らしい。
基本的に「速度制限ナシ！」
もう好きなだけ飛ばしなさいな、とドイツは言っているのだ。
そんな国だからこそ、「メルセデス」や「ＢＭＷ」、そして「ポルシェ」が
生まれたのだ。

おいらがアウトバーンを走る時は、だいたい１６０ｋｍ/ｈくらいが平均速度。
これでも気が付くと後ろに「ＢＭＷ」あたりが迫っていて、パッシングされたりする。
慌てて道を譲ると、すごい勢いで追い越して行く。
１６０キロで走ってる車をビュビューン！って抜いてくって
いったい何キロ出してるんじゃ？

しかしこの「スピード無制限」、日本では絶対に実現できないだろう。
ドイツ人たちはものすごく「ワカッテル」と感じた。
アウトバーンにも、ときおり「８０ｋｍ/ｈ」などの速度制限が設けられている
区間がある。
それにはちゃんとした理由があって、例えばカーブが一定以上きつかったり、
道幅が若干狭くなっていたり、又は路面状態が良くない、など。
そしてそれをドイツ人はしっかり守る。

車線にしてもそうだ。
一番右が遅い車。真ん中が普通の車。そして一番左が追い越し車線。
それを皆、きっちりと守っている。

そうして、自分の車の性能、自分の運転能力に応じたスピードを
ちゃんとわきまえた上で 走っているのだ。

要するに、皆大人なんだね。

もし日本の高速を「速度制限ナシ！」にしたとしたら・・・・。
ものすごい事になってしまうのは容易に想像できる。

悲しいかな、日本って国はまだまだ子供なのだ。

いつか日本でも、アウトバーンがつくれるような、そんな日が来て欲しいと
切に願うおいらであった・・・。

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