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でもこの 断崖絶壁
に立つと、大昔の人がこの海原の向こうに大陸があると信じて
航海の旅にでたという勇気が信じられません。
というのも、この辺りの土地はどこまでもゆるやかな丘が続いていて、とても穏やかな感じなんですけど、ここで急にどーんと断崖絶壁になって陸地が終わってるんです。
「ここに地終わり、海始まる」
この言葉がパーンとでてきました。
これは ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモイェス
が詠んだ詩で、
ユーラシア大陸最西端の地 「ロカ岬(もう少し北に行ったところでリスボンの西)」
のことを詠んだものだそうですが、
ここ 「サグレス」
にぴったり。
これは、サグレスの町の西端に伸びる岬で、 岬全体が要塞
のようなつくりになっています。
このサン・ビセンチ岬に造られた要塞を 「王子の村」
ともよんでいるそう。
ここは、15世紀初頭に エンリケ航海王子
が、 世界初の航海学校
を設立し、航海術や気象台、地図製作術などを教えたとされる場所で、大きな羅針盤跡も残っていました。
エンリケ王子は ポルトガルから始まる大航海時代の先駆者
とされていて、ポルトガルでは英雄として高く評価されています。
エンリケ王子のこの業績が、その後始まる、新航路開拓による海外進出と植民地獲得時代へと続いたのかと考えると感慨深いものがありました…。
そんな「王子の村」で今でも見られるすごい 海の男達
がいましたよっ!
断崖絶壁で一本つりですっ!!
人は彼らのことを
「カミカゼ・フィッシャーマン」
と呼ぶ←マジです。
何が釣れるのかは怖くて聞けませんでした。
海面から200メートル以上の崖の上から何を釣るつもりなんでしょうか…?
そこからずずず~と続く海岸線を北上していくと、
素敵なビーチ
がいっぱい。
こんなことや、
こんなこともしてました。
私達ぐうたらカップルは
ただトドみたいに日向ぼっこしてただけ。。。
まだまだいろいろみなさんにお話したい
旅の話&写真はいっぱいあるんですが、
「もうええやろ~」
という声も聞こえてきそうなので
この辺で…。
今回はじめて訪れた ポルトガル南部の街
。
ほんのちょっとしかポルトガルのことは分かりませんが
いろんな表情があってすてきな国でした。
とくにみんながとってもあたたかくて陽気で
太陽もキラキラしてるからか
なんだか肩の力も抜けて「ほけー」と2週間過ごせました。
驚いたのは夜中の12時過ぎでも
レストランやパブなんかも子供と一緒に楽しんでいる家族がいること。
地元の子供たちも10時暗いでも道で遊んでいたりしていたし
とっても治安がいいんだな~と実感。
機会があったらまた行きたいところナンバーワンです。
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