yukineko日記

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今週は疲れちゃいました。(ノω-｀ )

また、暗い話で申し訳ないです。ﾍﾟｺﾘ((｡´･ω･)｡´_ _))

それも、長々と続きます。

本当にゴメンネm(；ω；｀m≡m´；ω；)mゴメンネ

先月から、私は風邪を引いてしまい、

咳が止まらない日が続きました。

市販の薬を２週間ほど使い続け、だるさはなんとか

無くなった頃、今度は父が咳き込むようになりました。

同じ薬で様子を見ていたのですが、

便秘になったと嘆きます。

糖衣錠だったので便秘になる場合も偶にあります。

まあ、大したことはないだろうと整腸剤を飲ませることにしました。

それでも、１週間経ち、治らないので

お医者さんに行こうと言ったのですが、

父は元来、医者嫌い。

いくら言っても、行こうとしません。

腰も痛いというので、再三、促したのですが・・・。

そんな父が１０日経った頃には

やっと重い腰を上げ、朝一番に

総合病院に行くことにしました。

ちょうど、今週の月曜日のことでした。

内科で受診すると、すぐにＣＴを撮ると先生が。

検査が終わると再度、受診。

父一人診察室に呼ばれたのですが、

すぐに私も呼ばれました。

そうです。大きな病気が見つかりました。

腹部大動脈瘤。

心臓から下部に流れる大動脈が

普通は半径２０ｍｍなのに父は５０ｍｍにまで

膨らんでいたのです。

その内科の先生は、いつ破裂しても

おかしくないと説明してくれました。

破裂するということは、その場で死を意味するそうです。

早速、外科の先生に連絡を入れてくれて、

次は外科での受診です。

もう、頭の中はぐちゃぐちゃです。

でも、ちゃんとしなくちゃと

自分自身に言い聞かせ、

外科の先生の話を聞きました。

腹部大動脈瘤というのは

単独で発症する病気ではないこと、

考えられるのは、心臓に欠陥があるということ。

それが、わからないと手術しても、

心臓に負担がかかり助からないだろうということ、

どんどん、辛い話が続きました。

先ずは、検査入院で心臓カテーテルという

手術検査をするとのことでした。

１８日で、その予約を入れて、１泊２日の入院です。

翌日１６日には市役所、銀行、郵便局、その病院へと

バタバタとまわり、

午後からは入院承諾書にサイン、捺印を貰いに

叔父の家に向かいました。

徒歩で向かったのですが、その途中、

川沿いの遊歩道には、春の芽吹きが目に入りました。

いろんな花が可憐に咲いていました。

携帯で写真を撮りながら、

心を落ち着けてゆっくり歩くことにしました。

日差しは暖かいけれど、風の強い日でした。

３月も中旬に入り、午後ということもあるのでしょう、

向こうから中高生らしき年頃の男女が

何かから解放されたような晴れ晴れとした様子で

紅潮した頬をし、自転車で通り過ぎました。

なんだか、楽しそうで、ふと笑みがこぼれそうになりました。

叔父の家を後にして、入院に必要なものを買いに

駅前に出ると、人も多く、すれ違います。

少し、歩き疲れたのでスーパーでカップ入りのカフェオレを買い、

飲みながら歩いていると、どこからか

サックスの音が聴こえてきました。

それも、私が好きな曲です。

スターダスト。

随分、昔の曲ですが、中学生ぐらいの時、

そう、さっきすれ違った彼女たちと同じ頃

大人の振りして、ジャズや昔のポピュラーを

聴いていたことがありました。

その時からお気に入りの１曲です。

どこから聞こえてくるのだろうと、

探していたのですが、吹いている人は見つかりません。

もしかして、ＣＤ？近くで誰かが流しているのかな？

でも、何回も繰り返し流れてきます。

好きな曲が聴けて嬉しくて、少し肩の力が抜けていくようでした。

家に帰ろうと、バスに乗ると、

噴水の前の木陰に人影が。

大柄な男性の背中が見えました。

この人だ！！

動き出したバスの窓からずっと、

その人の後ろ姿を目で追っていました。

そうだ、今日は私のバースデイ。

素敵なプレゼントを貰った気持ちになれました。

ついでに甘い物でも買って帰ろう。

夕暮れのバスの中でちょっぴり楽しいことを考えました。

父も落ち込んでいるだろうし、

甘い物で元気づけてあげよう。

それに、落ち込んでばかりはいられない。

これから頑張らなくちゃいけないものね。

夕暮れのサックスに勇気と元気を貰って家に帰りました。