変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2012/12/01
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これが、鬼平の2作目ですねえ、岸井左馬の助登場の最初の作品ですなーあ、それに鬼平の生い立ちが紹介されまんがなーあ。

前作で取り逃がした、梅吉が本所辺りで見かけたという報告が、密偵の岩五郎から入った、さらに、佐嶋からも、旗本が岩五郎を匿っているらしとの報告が入った。
それで、平蔵は本所辺りを見回り、剣友の岸井左馬之助と再会するのである。平蔵の青春は本所にあったのだ、昔屋敷があり、高杉道場に通っていたのだ、

2人とも、桜屋敷のお嬢様に恋慕したのだ、そのお嬢様のふさは近江屋に嫁いでいった、そのときの岸井のショックは大きく、ずっと独り身のままで居るのだ。
ふさは、その後夫に死なれ子がなく、夫の弟が後を継いで、わずかの金を与えられて、店を追放されたのだ、そして、今は旗本の服部角之進の妻となっているのだった。

平蔵の生い立ちも悲しい、平蔵の父は次男で兄にやっかいの身、女中に手をつけて平蔵が生まれた、それで、平蔵は母の実家で育てられるのだ。
父の兄が死に、父が長谷川家を継いだ、そのとき姪の波津と結婚した、だが妾腹の子というので、平蔵は継母からひどい仕打ちを受けて、放蕩で家に寄りつかぬ身となった。本所の銕(てつ)と呼ばれるようになった。
やがて継母が死んで、家に戻り家督を継いだのだ、それからの平蔵は別人で、とんとん拍子に階段を上り、火付盗賊改めの大役を任されることになったのだ。悪の時代の思い出が、本所にあるのだ。

そして、服部の屋敷から悪の時代の仲間の相模の彦十が出てくるので、声をかける。そして、彦十に梅吉のことを話して、見つけたら知らせてくれと頼むのだ、

やがて、梅吉が中にいて、近江屋に押し込むという知らせを持ってきた、それで、梅吉達を一網打尽にしたということだ、近江屋を梅吉に持ちかけたのは、ふさだという、ふさはよほど恨みがあったのだろう。
そしてふさは梅吉とも情を通じたという・・・・梅吉の言葉からそれを鬼平は聞いたのだ。

岸井とともにあこがれた人の変貌にびっくりというお話ですがな~あ。





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最終更新日  2012/12/02 09:50:45 PM
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