変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2012/12/22
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鬼平も読み始めて、4冊目に入ったがなーあ。

平蔵は、左馬之助、粂八と舟にいた、船着き場で羽佐間の文蔵の配下の江口の音吉を見たのだ、それで、平蔵は後をつけろと粂八にいくが、左馬之助がその役を買って出た。そして、密偵の代わりを見事に務めたのだ。
音吉は女と逢い引きして、それから帰って行ったが、行き先は丹波屋という旅籠だった、なんと逢い引きの相手は丹波屋の女将のお吉だったのだ。

そして調べていくうちに、音吉は丹波屋に長逗留して、引き込みの役目をしているのだ。丹波屋はかなり貯め込んでいるというので、文蔵一味が狙いをつけていたのだ。
だが、女将と音吉の関係が解らないのだ、どうして2人が出来たというのが・・・

それは5年間のことだ、品川宿でお吉は女郎をしていた、暗い感じの女で、売れなかったのだ、だが不意と現れた客が音吉だった。金を持っているかと心配されたので、この通りと見せたのだ。
名古屋で仕事をして、駿河で分け前を貰った、その金が78両だーあ、それを持って江戸に出た、、そしてここまで来れば大丈夫と、品川でちょいと気を休めるために上がったのだ。
そして、お吉が追い埋められていた、その金を持って逃げたのだ。持って逃げた金は50両で、29両残っていたので、届けると詮議を受けるので、支払いをして立ち去ったのだ。
音吉は、もうすっかり忘れていた、そして、音吉が客として旅籠に現れたので、お吉は驚いたのだ。
それで、体を与えてというわけだ、音吉は全く気がついて居ずに、ただ、旦那に満足して居ず、オレが持ってるのだろうと錯覚していたのだ。女の方は、だんだんと追い詰められていたのだ、昔のことがばれたらーーーとなーあ。
そして、お吉は音吉を殺してしまうのだ。それが、文蔵一味の押し込みの当日だ~あ、一味は一網打尽で捕まった。

そして、平蔵は音吉は仲間割れで殺された、旅籠の女将が盗賊と関わりの会うはずがないとお目こぼしてしまう結末でんがな~あ。
女がシラを切っていれば、何でもなかったというお話ですがな~あ。
人間の心理を巧みに描いた作品でんがな~あ。・・・・、





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最終更新日  2012/12/23 08:56:51 PM
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