変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2014/10/29
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 大砲を巡るお話でんがなーあ、新選組の砲術師のな~あ・・・薩摩の大砲が最新式でな~あ。鳥羽伏見の戦いでは、大砲の差が勝負を分けたとな~あ

 大林兵庫というものが、永倉新八を尋ねてきた、永倉の少年時代通っていた山沢道場の道場主の弟だという、蛾、永倉には覚えがない。庄内藩で道場を開いていたが、今の時勢じっとしておれず、新選組に入りたい、よろしくというので、永倉は近藤に取り次ぎ採用となった。
近藤は大砲のことをよく知っているので、喜んだ、兵庫に試射をやらしてみたら、従来より五間も飛んだので、砲術師範と命じたのだ。
砲術師範の阿部十蔵は平隊士だったが、命で会津屋敷に行き、林権蔵に砲術の手ほどきを受け手、砲術師範となっている。あらたに、師範ができて、それが伍長かなので、阿部は面白くないのだ。そして、兵庫は威張り散らすのだ、それで、隊士の間に人気が悪いのだ。
土方は監察の山崎に、兵庫を調べさせることにしたのだ、スパイかもしれないのでな~あ。

 山崎は庄内藩の京都屋敷で兵庫のことを聞いたが、わからぬと言うことだった、山沢道場の事は知っているTが、弟が会ったかどうかはという。それで、報告を受けた土方が、それとなく聞くと、大村というのは美作の出で、道場にいたんですという。
近郷は立派な象牙の印籠を下げていた、大林からもらったという、その返礼に短刀を与えたが、大林はますます助長して、自慢しだしたのだ。
阿部は兵庫の火薬の調合仕方説明して師匠の林に聞いてみると、それは素人ただ、兵庫という砲術かは知らんが、兵庫の師の安野均なら知っていると言うことだ。安野は剣術家だった、斉藤弥九郎が師匠で、斉藤のところには長州のお歴々が通っていたのだ。

土方は兵庫の剣術を見て、阿部と立ち会わせたのだ、砲術家同志の立ち会いだ、だが阿部は兵庫にさんざん打ち負かされたのだ。それで、もう嫌だ、脱けてやると思った、ちょうど伊東が別行動するので、参加を申し出て承認されたのだ。そして、油小路の事件が起こった、ちょうど亥を撃ちに行っていて、戻ってみたら、仲間が殺されていたので、薩摩屋敷に駆け込んだのだ。

そして、薩摩で大砲を見て、新式なので唖然とした、これなら楽に的を合わせるとな~あ、新選組で砲術指南をやっていたので、薩摩でも同じ事になった。
そして、決戦の鳥羽伏見の戦いで、その真価を発揮したのだ。兵庫の撃った弾は、命中しないが、薩摩の弾は見事に新選組の立てこもる、伏見奉行所を攻撃したのだ。

時代の流れ、新しい武器を手に入れた方が、勝利するとな~あ、その模範は信長の桶狭間にありますな~あと思った次第でんがな~あ





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最終更新日  2014/10/31 07:26:46 PM
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